JP2570289Y2 - 電子部品の放熱器 - Google Patents
電子部品の放熱器Info
- Publication number
- JP2570289Y2 JP2570289Y2 JP11036591U JP11036591U JP2570289Y2 JP 2570289 Y2 JP2570289 Y2 JP 2570289Y2 JP 11036591 U JP11036591 U JP 11036591U JP 11036591 U JP11036591 U JP 11036591U JP 2570289 Y2 JP2570289 Y2 JP 2570289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- electronic component
- view
- screw
- tongue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は整流ダイオード等の電
子部品の放熱器に係わり、特に、一本のねじで２つの電
子部品を固定することが可能な放熱器に関する。
子部品の放熱器に係わり、特に、一本のねじで２つの電
子部品を固定することが可能な放熱器に関する。
【０００２】
【従来の技術】２個の整流ダイオードが取付けられる従
来の放熱器の例を図３に示す。放熱器１には２個のねじ
穴が設けられており、そのねじ穴に２個の整流ダイオー
ド５，５がねじ４，４を介して締着される。
来の放熱器の例を図３に示す。放熱器１には２個のねじ
穴が設けられており、そのねじ穴に２個の整流ダイオー
ド５，５がねじ４，４を介して締着される。
【０００３】図４に示す従来の他の放熱器２は押出材で
作られ、両端部に整流ダイオードの位置を決めるリブ２
ａ，２ｂが設けられており、整流ダイオード５，５は放
熱器２の両面にねじ４，４を介して締着される。
作られ、両端部に整流ダイオードの位置を決めるリブ２
ａ，２ｂが設けられており、整流ダイオード５，５は放
熱器２の両面にねじ４，４を介して締着される。
【０００４】
【考案が解決しようとする問題点】上記した従来の放熱
器では、固定ねじが２本必要であり部品コストと組立て
コストが増大するという欠点があった。
器では、固定ねじが２本必要であり部品コストと組立て
コストが増大するという欠点があった。
【０００５】また、図３に示すものは、整流ダイオード
の回転止めのための治具が必要となり、さらに、整流ダ
イオードを２つ並べるため放熱器が大きくなり大きいス
ペースを占めるという欠点があった。
の回転止めのための治具が必要となり、さらに、整流ダ
イオードを２つ並べるため放熱器が大きくなり大きいス
ペースを占めるという欠点があった。
【０００６】図４に示すものは、さらに、ねじを表と裏
から締めるため放熱器の板厚が厚くなりコスト高となる
という欠点があった。
から締めるため放熱器の板厚が厚くなりコスト高となる
という欠点があった。
【０００７】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、電子部品の組付
けが容易であり、板厚を薄くすることができる電子部品
の放熱器を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、電子部品の組付
けが容易であり、板厚を薄くすることができる電子部品
の放熱器を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この考案の電子部品の放
熱器は、両面に位置決め突起を有する平板に、その一方
の面より略電子部品の厚みだけ高い下面を有する折曲げ
舌片を設け、前記折曲げ舌片に電子部品締着用の穴を設
けたものである。
熱器は、両面に位置決め突起を有する平板に、その一方
の面より略電子部品の厚みだけ高い下面を有する折曲げ
舌片を設け、前記折曲げ舌片に電子部品締着用の穴を設
けたものである。
【０００９】
【作用】この考案の電子部品の放熱器によれば、１つの
電子部品を放熱器の折曲げ舌片と平板の一方の面との間
に平板の突起で位置決めされるように挿入し、もう１つ
の電子部品を平板の他方の面に突起により位置決めし、
１本のねじを両方の電子部品の穴を通して舌片の穴に締
めつけることにより、２個の電子部品を同時に放熱器に
固定することができる。そして、舌片は弾性変形により
電子部品に密着して放熱効果が得られる。
電子部品を放熱器の折曲げ舌片と平板の一方の面との間
に平板の突起で位置決めされるように挿入し、もう１つ
の電子部品を平板の他方の面に突起により位置決めし、
１本のねじを両方の電子部品の穴を通して舌片の穴に締
めつけることにより、２個の電子部品を同時に放熱器に
固定することができる。そして、舌片は弾性変形により
電子部品に密着して放熱効果が得られる。
【００１０】
【実施例】この考案の実施例である電子部品の放熱器を
図面に基づいて説明する。図１に示すように、放熱器３
の面３ａにはハーフパンチにより突起３ｃ，３ｃ…が形
成され、面３ｂにはハーフパンチにより突起３ｄ，３ｄ
…が形成されている。
図面に基づいて説明する。図１に示すように、放熱器３
の面３ａにはハーフパンチにより突起３ｃ，３ｃ…が形
成され、面３ｂにはハーフパンチにより突起３ｄ，３ｄ
…が形成されている。
【００１１】さらに、面３ａの側にプレス加工により舌
片３ｅが形成されている。舌片３ｅと面３ａとの間隔ｔ
は取付けられる整流ダイオードの厚みに略等しい。舌片
３ｅにはねじ穴３ｆが設けられている。
片３ｅが形成されている。舌片３ｅと面３ａとの間隔ｔ
は取付けられる整流ダイオードの厚みに略等しい。舌片
３ｅにはねじ穴３ｆが設けられている。
【００１２】図２に放熱器３に整流ダイオードが２個取
付けられた状態を示す。図に示すように整流ダイオード
５は舌片３ｅと面３ａとの間に突起３ｃ，３ｃ…で位置
決めされるように挿入され、もう１つの整流ダイオード
５は面３ｂの突起３ｄ，３ｄ…により位置決めされる。
付けられた状態を示す。図に示すように整流ダイオード
５は舌片３ｅと面３ａとの間に突起３ｃ，３ｃ…で位置
決めされるように挿入され、もう１つの整流ダイオード
５は面３ｂの突起３ｄ，３ｄ…により位置決めされる。
【００１３】このように位置決めされた両方の整流ダイ
オード５，５の穴にねじ４を通して舌片３ｅのねじ穴３
ｆに締めつけ、２個の整流ダイオード５，５が同時に放
熱器３に固定される。
オード５，５の穴にねじ４を通して舌片３ｅのねじ穴３
ｆに締めつけ、２個の整流ダイオード５，５が同時に放
熱器３に固定される。
【００１４】舌片３ｅは弾性変形により整流ダイオード
５に密着し、また、面３ａおよび３ｂもねじ４の締着力
により整流ダイオード５に密着して放熱効果が得られ
る。
５に密着し、また、面３ａおよび３ｂもねじ４の締着力
により整流ダイオード５に密着して放熱効果が得られ
る。
【００１５】
【考案の効果】この考案の電子部品の放熱器によれば、
平板のプレス加工で作ることができるので製造コストが
安くなる。
平板のプレス加工で作ることができるので製造コストが
安くなる。
【００１６】２個の電子部品は放熱器の突起により位置
決めされ１本のねじ締着されるので組付け工程が著しく
削減される。
決めされ１本のねじ締着されるので組付け工程が著しく
削減される。
【００１７】また、電子部品は異なる面に固定されるの
で、リード端子が２列となり、プリント基板の半田付け
作業が容易となり、プリント基板に強固に取り付けられ
る。
で、リード端子が２列となり、プリント基板の半田付け
作業が容易となり、プリント基板に強固に取り付けられ
る。
【図１】図１（ａ）はこの考案の実施例である放熱器を
示す正面図、図１（ｂ）は同放熱器を示す側面図、図１
（ｃ）は図１（ａ）におけるＳ−Ｓ断面を示す断面図で
ある。
示す正面図、図１（ｂ）は同放熱器を示す側面図、図１
（ｃ）は図１（ａ）におけるＳ−Ｓ断面を示す断面図で
ある。
【図２】図２（ａ）は同放熱器の使用状態を示す斜視
図、図２（ｂ）は同状態を示す側面図である。
図、図２（ｂ）は同状態を示す側面図である。
【図３】従来の放熱器の例を示す斜視図である。
【図４】従来の放熱器の他の例を示す斜視図である。
１ 放熱器 ２ 放熱器 ３ 放熱器 ４ ねじ ５ 整流ダイオード
Claims (1)
- 【請求項１】 両面に位置決め突起を有する平板に、そ
の一方の面より略電子部品の厚みだけ高い下面を有する
折曲げ舌片を設け、前記折曲げ舌片に電子部品締着用の
穴を設けた電子部品の放熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11036591U JP2570289Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電子部品の放熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11036591U JP2570289Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電子部品の放熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553250U JPH0553250U (ja) | 1993-07-13 |
| JP2570289Y2 true JP2570289Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14533949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11036591U Expired - Lifetime JP2570289Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電子部品の放熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570289Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP11036591U patent/JP2570289Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0553250U (ja) | 1993-07-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2570289Y2 (ja) | 電子部品の放熱器 | |
| JP2579333Y2 (ja) | 電子部品の取り付け構造 | |
| JPH064635Y2 (ja) | 放熱器の取付け構造 | |
| JPH0760940B2 (ja) | 電子機器用プリント基板のケーシング装置 | |
| JPH0714684U (ja) | 発熱電子部品の実装構造 | |
| JPH0510393Y2 (ja) | ||
| JP2506808Y2 (ja) | 放熱板用半導体固定装置 | |
| JP2568003Y2 (ja) | 放熱器 | |
| JPH0617310Y2 (ja) | 放熱板の固定構造 | |
| JP3304919B2 (ja) | 回路基板の取付構造および方法 | |
| JPH0416440Y2 (ja) | ||
| JPS6023996Y2 (ja) | 発熱部品取付装置 | |
| JPH0638430Y2 (ja) | 発熱体取り付け構造 | |
| JPS6032397A (ja) | 発熱部品の取付装置 | |
| JPH0249750Y2 (ja) | ||
| JP2558396Y2 (ja) | 電子部品の取付構造 | |
| JPH037965Y2 (ja) | ||
| JPS6023984Y2 (ja) | Ｉｃ取付装置 | |
| JPS5911455Y2 (ja) | ヒ−トシンクに対する電子部品の取付機構 | |
| JP2551297Y2 (ja) | トランジスタ取付ホルダ | |
| JPH075662Y2 (ja) | 着脱式プリント基板の固定構造 | |
| JPH0727678Y2 (ja) | 放熱部品の固定構造 | |
| JPH05167285A (ja) | パワートランジスタが実装されたシールドケース | |
| JPH051285U (ja) | 放熱プレート | |
| JPH0573994U (ja) | 放熱板の取り付け構造 |