JPH075662Y2 - 着脱式プリント基板の固定構造 - Google Patents
着脱式プリント基板の固定構造Info
- Publication number
- JPH075662Y2 JPH075662Y2 JP12336190U JP12336190U JPH075662Y2 JP H075662 Y2 JPH075662 Y2 JP H075662Y2 JP 12336190 U JP12336190 U JP 12336190U JP 12336190 U JP12336190 U JP 12336190U JP H075662 Y2 JPH075662 Y2 JP H075662Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- window hole
- stopper
- fixing structure
- Prior art date
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子機器に対して、その筐体外部から自在に
取付け,取外しが可能な着脱式プリント基板の固定構造
に関する。
取付け,取外しが可能な着脱式プリント基板の固定構造
に関する。
[従来の技術] 第4図(A)及び(B)はそれぞれ着脱式プリント基板
の従来の固定構造を示すもので、同図(A)はその平面
図、同図(B)はその側断面図である。
の従来の固定構造を示すもので、同図(A)はその平面
図、同図(B)はその側断面図である。
第4図において、11は電子機器筐体、12a,12bは窓孔、1
3a〜13cはプリント基板、14a〜14cは基板差込み機構、1
5はストッパ、16a,16bはねじであり、すなわち、電子機
器筐体11の一側面に形成された窓孔12a,12bから着脱式
のプリント基板13a〜13cを挿入し、各基板13a〜13cの先
端部をそれぞれ対応する基板差込み機構14a〜14cに差込
むことで、電子機器筐体11のカバーや蓋等を開ける必要
なく、適宜プリント基板13a〜13cの取付け,取外しが行
なえる。そして、基板装着時には、平板状のストッパ15
を、上記各窓孔12a,12bを塞ぐようにして電子機器筐体1
1の一側面にねじ16a,16bを用いて固定することで、各プ
リント基板13a〜13cの端部が押えられ、基板差込み機構
14a〜14cからの緩みや抜けが防止される。
3a〜13cはプリント基板、14a〜14cは基板差込み機構、1
5はストッパ、16a,16bはねじであり、すなわち、電子機
器筐体11の一側面に形成された窓孔12a,12bから着脱式
のプリント基板13a〜13cを挿入し、各基板13a〜13cの先
端部をそれぞれ対応する基板差込み機構14a〜14cに差込
むことで、電子機器筐体11のカバーや蓋等を開ける必要
なく、適宜プリント基板13a〜13cの取付け,取外しが行
なえる。そして、基板装着時には、平板状のストッパ15
を、上記各窓孔12a,12bを塞ぐようにして電子機器筐体1
1の一側面にねじ16a,16bを用いて固定することで、各プ
リント基板13a〜13cの端部が押えられ、基板差込み機構
14a〜14cからの緩みや抜けが防止される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記着脱式プリント基板の従来の固定構
造では、各プリント基板13a〜13cそれ自体の電子機器筐
体11に対する取付け,取外しは、それぞれの窓孔12a,12
bを通して容易に行なえるものの、ストッパ15をねじ16
a,16bを用いて固定する必要があるため、該ストッパ15
の装着に伴い作業能率が低下する問題がある。
造では、各プリント基板13a〜13cそれ自体の電子機器筐
体11に対する取付け,取外しは、それぞれの窓孔12a,12
bを通して容易に行なえるものの、ストッパ15をねじ16
a,16bを用いて固定する必要があるため、該ストッパ15
の装着に伴い作業能率が低下する問題がある。
本考案は上記課題に鑑みなされたもので、ストッパをね
じ等を用いて装着する必要なく、プリント基板着脱の際
の作業能率を向上することが可能になる着脱式プリント
基板の固定構造を提供することを目的とする。
じ等を用いて装着する必要なく、プリント基板着脱の際
の作業能率を向上することが可能になる着脱式プリント
基板の固定構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、本考案に係わる着脱式プリント基板の固定構
造は、電子機器筐体の側面に形成された窓孔と、この窓
孔を通して電子機器筐体内に挿入されるプリント基板
と、このプリント基板の挿入先端部が差込まれ該プリン
ト基板の後端部を上記窓孔の高さに略対応させて位置設
定する基板差込み機構と、上記窓孔の対向する孔縁に内
接し該内接対向方向への広がり弾性力を有すると共に上
記プリント基板後端部に当接する折曲げ部が形成された
変形U字状のストッパと、このストッパのU字開放端部
に形成され上記窓孔への内接状態においてその孔縁に係
止される抜け止め片とを備えて構成したものである。
造は、電子機器筐体の側面に形成された窓孔と、この窓
孔を通して電子機器筐体内に挿入されるプリント基板
と、このプリント基板の挿入先端部が差込まれ該プリン
ト基板の後端部を上記窓孔の高さに略対応させて位置設
定する基板差込み機構と、上記窓孔の対向する孔縁に内
接し該内接対向方向への広がり弾性力を有すると共に上
記プリント基板後端部に当接する折曲げ部が形成された
変形U字状のストッパと、このストッパのU字開放端部
に形成され上記窓孔への内接状態においてその孔縁に係
止される抜け止め片とを備えて構成したものである。
[作用] つまり、上記ストッパはそのU字開放間隙を圧縮させて
上記窓孔に装着され、プリント基板端部を押えることに
なる。
上記窓孔に装着され、プリント基板端部を押えることに
なる。
[実施例] 以下図面により本考案の一実施例について説明する。
第1図は着脱式プリント基板の固定構造を示す部分断面
図であり、同図において、11は電子機器筐体、11aは筐
体カバー、12は窓孔、13はプリント基板、14は基板差込
み機構である。
図であり、同図において、11は電子機器筐体、11aは筐
体カバー、12は窓孔、13はプリント基板、14は基板差込
み機構である。
つまり、電子機器筐体11の一側面に形成された窓孔12に
プリント基板13を挿入し、該プリント基板13の先端部を
基板差込み機構14に差込むことで、筐体カバー11aを開
けることなく基板取付けが行なわれる。この場合、プリ
ント基板13の後端部の位置は、基板差込み機構14が固定
される位置に応じて、上記窓孔12の高さに対応して設定
される。
プリント基板13を挿入し、該プリント基板13の先端部を
基板差込み機構14に差込むことで、筐体カバー11aを開
けることなく基板取付けが行なわれる。この場合、プリ
ント基板13の後端部の位置は、基板差込み機構14が固定
される位置に応じて、上記窓孔12の高さに対応して設定
される。
ここで、上記窓孔12には変形U字状のストッパ21を装着
してプリント基板13の抜けや緩みを防止する。
してプリント基板13の抜けや緩みを防止する。
上記変形U字状のストッパ21は、窓孔12の対向する孔縁
に内接し該内接対向方向への広がり弾性力を有するもの
で、また、このストッパ21には上記プリント基板13の後
端部に当接する折曲げ部22が形成される。さらに、スト
ッパ21のU字開放側の一端部には、上記窓孔12への内接
状態においてその孔縁に係止される抜け止め用の爪23が
形成される。
に内接し該内接対向方向への広がり弾性力を有するもの
で、また、このストッパ21には上記プリント基板13の後
端部に当接する折曲げ部22が形成される。さらに、スト
ッパ21のU字開放側の一端部には、上記窓孔12への内接
状態においてその孔縁に係止される抜け止め用の爪23が
形成される。
第2図は上記着脱式プリント基板の固定構造を示す外観
斜視図、第3図は上記着脱式プリント基板の固定構造に
おけるストッパ21の装着過程を示す部分断面図である。
斜視図、第3図は上記着脱式プリント基板の固定構造に
おけるストッパ21の装着過程を示す部分断面図である。
すなわち、上記ストッパ21は、そのU字状部を矢印x1,x
2で示すように挟み付けることでU字開放間隔が圧縮さ
れるもので、このU字開放間隔を圧縮した状態でそのU
字開放端部を窓孔12に挿入し手を離すことで、該窓孔12
に内接するストッパ21の装着が行なわれ、同時にストッ
パ21の折曲げ部22がプリント基板13の後端部を押える状
態になる。この場合、ストッパ21のU字開放側の一端部
に形成した抜け止め用の爪23が、窓孔12の孔縁に係止さ
れるので、ストッパ21自体が窓孔12から外れることはな
い。
2で示すように挟み付けることでU字開放間隔が圧縮さ
れるもので、このU字開放間隔を圧縮した状態でそのU
字開放端部を窓孔12に挿入し手を離すことで、該窓孔12
に内接するストッパ21の装着が行なわれ、同時にストッ
パ21の折曲げ部22がプリント基板13の後端部を押える状
態になる。この場合、ストッパ21のU字開放側の一端部
に形成した抜け止め用の爪23が、窓孔12の孔縁に係止さ
れるので、ストッパ21自体が窓孔12から外れることはな
い。
したがって、上記着脱式プリント基板の固定構造によれ
ば、電子機器筐体11に対するプリント基板13の取付けの
際には、ドライバ等の工具を何等使用することなく、片
手で容易にストッパ21を装着することができ、プリント
基板13の抜けや緩みを防止することができる。
ば、電子機器筐体11に対するプリント基板13の取付けの
際には、ドライバ等の工具を何等使用することなく、片
手で容易にストッパ21を装着することができ、プリント
基板13の抜けや緩みを防止することができる。
また、ストッパ21は、その抜け止め用の爪23が作用し
て、通常、窓孔12からは絶対に外れることがないので、
輸送や取付けに伴う振動等に対しても、確実にプリント
基板13を固定保持することができる。
て、通常、窓孔12からは絶対に外れることがないので、
輸送や取付けに伴う振動等に対しても、確実にプリント
基板13を固定保持することができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、電子機器筐体の側面に形
成された窓孔と、この窓孔を通して電子機器筐体内に挿
入されるプリント基板と、このプリント基板の挿入先端
部が差込まれ該プリント基板の後端部を上記窓孔の高さ
に略対応させて位置設定する基板差込み機構と、上記窓
孔の対向する孔縁に内接し該内接対向方向への広がり弾
性力を有すると共に上記プリント基板後端部に当接する
折曲げ部が形成された変形U字状のストッパと、このス
トッパのU字開放端部に形成され上記窓孔への内接状態
においてその孔縁に係止される抜け止め片とを備えて構
成し、上記ストッパはそのU字開放間隔を圧縮させて上
記窓孔に装着されるので、ストッパをねじ等を用いて装
着する必要なく、プリント基板着脱の際の作業能率を向
上することが可能になる。
成された窓孔と、この窓孔を通して電子機器筐体内に挿
入されるプリント基板と、このプリント基板の挿入先端
部が差込まれ該プリント基板の後端部を上記窓孔の高さ
に略対応させて位置設定する基板差込み機構と、上記窓
孔の対向する孔縁に内接し該内接対向方向への広がり弾
性力を有すると共に上記プリント基板後端部に当接する
折曲げ部が形成された変形U字状のストッパと、このス
トッパのU字開放端部に形成され上記窓孔への内接状態
においてその孔縁に係止される抜け止め片とを備えて構
成し、上記ストッパはそのU字開放間隔を圧縮させて上
記窓孔に装着されるので、ストッパをねじ等を用いて装
着する必要なく、プリント基板着脱の際の作業能率を向
上することが可能になる。
第1図は本考案の一実施例に係わる着脱式プリント基板
の固定構造を示す部分断面図、第2図は上記着脱式プリ
ント基板の固定構造を示す外観斜視図、第3図は上記着
脱式プリント基板の固定構造におけるストッパの装着過
程を示す部分断面図、第4図(A)及び(B)はそれぞ
れ着脱式プリント基板の従来の固定構造を示す図であ
る。 11……電子機器筐体、11a……筐体カバー、12……窓
孔、13……プリント基板、14……基板差込み機構、21…
…変形U字状ストッパ、22……基板押え用折曲げ部、23
……抜け止め用の爪。
の固定構造を示す部分断面図、第2図は上記着脱式プリ
ント基板の固定構造を示す外観斜視図、第3図は上記着
脱式プリント基板の固定構造におけるストッパの装着過
程を示す部分断面図、第4図(A)及び(B)はそれぞ
れ着脱式プリント基板の従来の固定構造を示す図であ
る。 11……電子機器筐体、11a……筐体カバー、12……窓
孔、13……プリント基板、14……基板差込み機構、21…
…変形U字状ストッパ、22……基板押え用折曲げ部、23
……抜け止め用の爪。
Claims (1)
- 【請求項1】電子機器筐体の側面に形成された窓孔と、 この窓孔を通して電子機器筐体内に挿入されるプリント
基板と、 このプリント基板の挿入先端部が差込まれ該プリント基
板の後端部を上記窓孔の高さに略対応させて位置設定す
る基板差込み機構と、 上記窓孔の対向する孔縁に内接し該内接対向方向への広
がり弾性力を有すると共に上記プリント基板後端部に当
接する折曲げ部が形成された変形U字状のストッパと、 このストッパのU字開放端部に形成され上記窓孔への内
接状態においてその孔縁に係止される抜け止め片とを具
備し、 上記ストッパはそのU字開放間隔を圧縮させて上記窓孔
に装着されることを特徴とする着脱式プリント基板の固
定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12336190U JPH075662Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 着脱式プリント基板の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12336190U JPH075662Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 着脱式プリント基板の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479488U JPH0479488U (ja) | 1992-07-10 |
JPH075662Y2 true JPH075662Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31871074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12336190U Expired - Fee Related JPH075662Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 着脱式プリント基板の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075662Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP12336190U patent/JPH075662Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0479488U (ja) | 1992-07-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |