JP3274059B2 - 部品の取付構造およびそれを有する電装品箱 - Google Patents

部品の取付構造およびそれを有する電装品箱

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誠司 岡
和志 滝本
克巳 西川
浩之 大前
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレー、トラン
ス、センサ、コンデンサ等の部品を例えば電装品箱など
の所定箇所へ取り付けるための部品の取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、部品の取付構造としては、例えば
図5に示すものがある。この取付構造は、部品本体10
2とこの部品本体102の底部周縁から突出するととも
に取付用の貫通穴104を有するフランジ103とから
成る部品101を、上記フランジ103の貫通穴104
に挿入したねじ105によって図示しない所定箇所に固
定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の部品の取付構造では、部品101を固定するのに、ね
じ105の締付けに電動ねじ回し等の工具を必要とすると
ともに1箇所の締付けに2秒程度の時間を要するため、
組立能率が悪いうえ、工具の挿入,作業空間が必要なた
め省スペースが図りにくいという問題がある。また、工
具の回転軸や締付けられるねじで部品を傷つける虞れも
ある。
【0004】そこで、本発明の目的は、ねじに代わって
ワンタッチで部品を固定できるように工夫することによ
って、小さな取付スペースで部品を容易かつ迅速に固定
することのできる部品の取付構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、部品本体と、この部品本
体から両側に突出するとともに取付用の貫通穴を夫々有
する2つのフランジとから成る部品を所定箇所に取り付
ける部品の取付構造であって、上記2つのフランジの各
貫通穴に係合しうる2つの突起を有するとともに、上記
所定箇所との間に上記フランジが嵌脱しうる隙間を形成
して、上記フランジを所定箇所に向けて押圧して上記部
品を固定するコ字状の板ばねからなる取付板を備えたこ
とを特徴としている。
【0006】上記部品の取付構造において、部品が取付
られる上記所定箇所と、弾性材料からなる取付板との間
の隙間に、部品本体の周縁から突出するフランジを挿入
していき、このフランジの貫通穴に上記取付板の突起を
嵌合して、取付板の押圧力によって部品を所定箇所に固
定する。
【0007】このように、本発明の部品の取付構造は、
弾性材料からなる取付板でフランジを所定箇所に押圧し
て突起を部品のフランジの貫通穴に嵌合するだけで部品
を固定できる構造なので、ねじの締付作業や電動ねじ回
し等の工具がいらず、小さな取付スペースで、容易かつ
迅速しかも嵌脱自在に所定箇所に部品を固定することが
できるとともに、工具の回転軸などで部品を傷つける虞
れもなくなる。
【0008】請求項2に記載の発明は、側壁が上記所定
箇所をなす電装品箱本体と、この電装品箱本体の上記側
壁に取付けられる上記請求項1に記載の部品の取付構造
を有することを特徴としている。
【0009】つまり、上記取付板が電装品箱本体の側壁
に取付けられているので、ねじによる取付けが困難な狭
くて直接見えない電装品箱本体内などにも、電装品箱を
スライドさせるだけで容易に取付けることができ、電装
品箱内への部品の組込みを能率化し、電装品箱のコンパ
クト化を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
によって詳細に説明する。
【0011】図1(a),(b)は、この発明の部品の取付構
造の実施の一形態による部品の固定前の状態を示す平面
図と側面図であり、図1(c),(d)は部品の固定後の状態
を示す平面図と側面図である。部品1は、図1(a),(b)
に夫々示すように、リレー,トランス,センサ,コンデン
サ等の電気部品であり、部品本体2と部品取付用のフラ
ンジ3とから成り、このフランジ3は、部品本体2の両
側の周縁から底面と同一平面をなすように水平に突出す
るとともに、夫々取付用の貫通切欠き穴4を持有する。
一方、上記部品1を所定箇所である取付面5上に取付け
るための取付板6は、図1(c),(d)に示すように、例え
ばばね鋼板などの弾性材料でコ字状に形成され、取付面
5に接触して略中央部8をスポット溶接によって、取付
面5に接合される固定部7と、この固定部7の両端から
上記取付面5との間に隙間を形成するように拘状に立ち
上がり、さらに側方に突出する押え部9,9とから成
り、各押え部9は、長手方向略中央に上記部品1のフラ
ンジ3の貫通切欠き穴4に上方から係合しうる畦状の突
起10と、フランジ3の挿入を案内すべく図1(d)中に
おいて上方へ傾斜する先端の案内部11とを有する。こ
の案内部11は取付面5から離れる方向、つまり上記隙
間を拡大するように押え部9の基部に対して傾斜してい
ることになる。
【0012】上記部品の取付構造は、次のように作用す
る。図1(a),(b)に示すように、取付面5上に取付ける
べき部品1の底面を置き、部品1を図中の矢印Aの方向
にスライドさせる。次に、部品1の両端のフランジ3
を、上記取付面5とこの面上に固定された取付板6の両
端の押え部9との間に案内部11のガイドによって挿入
していき、上記フランジ3の貫通切欠き穴4に押え部9
の畦状の突起10とを嵌合して、弾性体である押え部9
の押圧力によって部品1を押圧固定する。かくて、部品
1は、図2の斜視図に示すように、取付板6の押え部9
の押圧力と、貫通切欠き穴4と、畦状の突起10との係
合によって所定箇所に正確かつ不動に固定される。
【0013】このように、上記部品の取付構造では、弾
性体の押え部9の畦状の突起10が、フランジ3の貫通
切欠き穴4に上方から押圧するように嵌合して部品1を
固定するので、部品1は、容易かつ迅速しかも嵌脱自在
に所定箇所に固定できるとともに、電動ねじ回し等の工
具がいらないので、小さな取付スペースでも作業がで
き、また工具の回転軸や締付時のねじで部品を傷つける
虞れもなくなる。
【0014】なお、上記実施の形態では、取付板6の押
え部9の先端の案内部11が図2において上方へ傾斜し
ているので、部品のフランジ3が挿入時に取付板6に引
っ掛かからずに円滑に案内され、部品1を一層容易かつ
迅速に取付けることができる。
【0015】図3は、部品の取付構造の他の実施の形態
を示す斜視図であり、この取付構造は、部品1のフラン
ジ3の貫通穴が、図1で述べた貫通切欠き穴4でなく、
貫通丸穴14である場合に適用される。上記取付構造
は、上記フランジ3が貫通丸穴14を有し、これに対応
して取付板16の両端の押え部19が上記貫通丸穴14
に嵌合しうる半球形の突起20を有する点を除いて、図
1で述べた実施の形態と同じ構成である。なお、上記貫
通丸穴14に係合しうる突起20は、円錐形であっても
よい。
【0016】上記部品の取付構造も、図1で述べたと同
様に作用する。すなわち、部品1の底面を取付面上に置
き、部品1を図3の矢印A'の方向にスライドさせ、部
品1の両端のフランジ3を押え部19の先端の案内部2
1でガイドさせつつ押え部19の下に挿入していき、フ
ランジ3の貫通丸穴14に押え部19の突起20を嵌合
して、所定箇所に正確かつ不動に固定する。なお、上記
実施の態様では、取付板16をコ字状の一体のものとし
たが、これを例えば左右に2分割してもよい。
【0017】図4は、本発明のもう1つの実施の形態で
ある電装品箱本体22を示す斜視図である。この実施の
形態では、電装品箱本体22の側壁25が部品を取付け
るべき所定箇所になっている。そして、図1で述べた弾
性材料からなる取付板6を、電装品箱本体22内の所定
の取付箇所である側壁25上にスポット溶接8で接合し
ている。
【0018】この実施の形態における作用は、図1で既
に述べたとおりである。すなわち、側壁25上の部品1
を図中の矢印A''の方向にスライドさせ、フランジ3を
上記側壁と取付板6の押え部9の間に挿入していき、フ
ランジ3の貫通切欠き穴4に押え部9の畦状の突起10
を嵌合し、側壁25上の所定箇所に正確かつ不動に部品
1を固定する。
【0019】こうして、作業スペースが狭くて、部品1
のねじ締めによる取付けや取外しが困難または不可能な
場合であっても、上記電装品箱によれば、部品1を矢印
A''の方向にスライドさせるだけで取付板6を介して容
易に側壁25に取付ることができる。従って、小さな取
付スペースで容易に部品1を固定することができ、電装
品箱本体22内への部品の組込みを能率化し、電装品箱
本体22のコンパクト化を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1の部品の取付構造は、所定箇所に固定されるば
ね鋼板からなる取付板が、部品の取付用フランジの貫通
穴に係合しうる突起を備えており、上記ばね鋼板の弾性
力で上記フランジを押圧して部品を固定するので、ねじ
回し等の工具を用いず、迅速かつ容易しかも嵌脱自在
に、小さな取付スペースでも所定の取付箇所に部品を固
定できるとともに、ねじ回しや回転するねじで部品を傷
つける虞れがなくなる。また、本発明請求項1の部品の
取付構造は、取付け板の突起を部品の貫通穴を嵌め込ん
で部品を固定するものなので、構造が簡単であり、製造
コストを低減できる。さらに、取付け板が部品の両側部
のフランジを押圧して部品を固定するので、部品を安定
して取付けることができる。
【0021】請求項2の電装品箱では、取付板が電装品
箱本体の側壁に取付けられているので、ねじ締めによる
取付けが困難な狭い取付スペースしかない場合にも、電
装品箱を所定箇所に容易かつ確実に取付けることができ
る。したがって、電装品箱内への部品の組込みを能率化
し、電装品箱のコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の部品の取付構造の実施の一形
態を示し、図1(a),(b)は部品の取付前の平面図,側面図
であり、図1(c),(d)は部品の取付後の平面図,側面図で
ある。
【図2】 図1(c),(d)に対応する斜視図である。
【図3】 本発明の部品の取付構造の他の実施の形態を
示す斜視図である。
【図4】 本発明のもう1つの実施の形態である電装品
箱を示す斜視図である。
【図5】 従来の部品の取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…部品、 2…部品本体、 3…フランジ、 4…貫
通切欠き穴、14…貫通丸穴、 5…取付面、 6,1
6…取付板、 7,17…固定部、9,19…押え部、
10…畦状の突起、 20…半球状の突起、11,21
…案内部、 22…電装品箱本体、 25…側壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 克巳 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 大前 浩之 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 内田 光陽 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (56)参考文献 実開 昭58−180684(JP,U) 実開 昭61−6242(JP,U) 実開 昭60−172384(JP,U) 実開 平3−79446(JP,U) 実開 平2−76204(JP,U) 実開 昭59−182969(JP,U) 実公 昭62−42553(JP,Y2) 実公 昭49−17950(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品本体(2)と、この部品本体(2)から
    両側に突出するとともに取付用の貫通穴(4)を夫々有す
    る2つのフランジ(3)とから成る部品(1)を所定箇所に
    取り付ける部品の取付構造であって、 上記2つのフランジ(3)の各貫通穴(4)に係合しうる2
    つの突起(10)を有するとともに、上記所定箇所との間
    に上記フランジ(3)が嵌脱しうる隙間を形成して、上記
    フランジ(3)を所定箇所に向けて押圧して上記部品(1)
    を固定するコ字状の板ばねからなる取付板(6)を備えた
    ことを特徴とする部品の取付構造。
  2. 【請求項2】 側壁(25)が上記所定箇所をなす電装品
    箱本体(22)と、この電装品箱本体(22)の上記側壁
    (25)に取り付けられる上記請求項1に記載の部品の取
    付構造を有することを特徴とする電装品箱。
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