JP2000303998A - ファンモータ - Google Patents
ファンモータInfo
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- JP2000303998A JP2000303998A JP11607599A JP11607599A JP2000303998A JP 2000303998 A JP2000303998 A JP 2000303998A JP 11607599 A JP11607599 A JP 11607599A JP 11607599 A JP11607599 A JP 11607599A JP 2000303998 A JP2000303998 A JP 2000303998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing member
- groove
- fan motor
- lead wire
- concave groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
- F04D25/0693—Details or arrangements of the wiring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 案内溝に案内されるリード線が浮き上がった
り外れたりしないように容易かつ確実に保持することが
できるファンモータを提供することにある。 【解決手段】 インペラを有するモータがハウジング1
により支持されると共に、モータに電流を供給するため
のリード線7,7がハウジング1に設けられた案内部9
にて外部へ案内されるファンモータであって、案内部9
はハウジング1に形成された凹溝10を封止部材11にて封
止して構成される。
り外れたりしないように容易かつ確実に保持することが
できるファンモータを提供することにある。 【解決手段】 インペラを有するモータがハウジング1
により支持されると共に、モータに電流を供給するため
のリード線7,7がハウジング1に設けられた案内部9
にて外部へ案内されるファンモータであって、案内部9
はハウジング1に形成された凹溝10を封止部材11にて封
止して構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器や家電機
器等に使用されるファンモータに関し、特にファンモー
タから引き出されるリード線の保持構造に関する。
器等に使用されるファンモータに関し、特にファンモー
タから引き出されるリード線の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ファンモータは、冷却、給紙、送
風用としてパソコン、プリンター、複写機、エアコン、
空気清浄機等の各種装置に使用されている。主としてイ
ンペラ形状によって軸流型、シロッコ型、クロスフロー
型に分類される。従来のファンモータについて軸流型を
例に説明すると、この軸流型ファンモータの場合、イン
ペラを有するモータがこれを取り囲むハウジングにより
支持されており、電流を供給するためのリード線は、モ
ータから(ファンモータが)装着される装置側に向けて
引き出される。このリード線は、ファンモータの装置へ
の組込み前及び組込み後に邪魔にならないように、ハウ
ジングに設けられた案内溝に収容されてハウジングから
突出しないようにされる。このとき、リード線が案内溝
から浮き上がってはみ出ないように案内溝の一部に突起
を設けている。特開平6−6951号公報に記載のファンモ
ータがその一例である。同公報に記載されたように、モ
ータからのリード線は、ハウジングのスポークに沿って
案内溝が形成され、この案内溝の途中にリード線が浮き
上がらないように突起が1個又は2個設けられて鍵型溝
が形成されている。これによって、リード線は案内溝に
おける鍵型溝の開口部から容易に挿入されかつ突起にて
外れ難くされている。
風用としてパソコン、プリンター、複写機、エアコン、
空気清浄機等の各種装置に使用されている。主としてイ
ンペラ形状によって軸流型、シロッコ型、クロスフロー
型に分類される。従来のファンモータについて軸流型を
例に説明すると、この軸流型ファンモータの場合、イン
ペラを有するモータがこれを取り囲むハウジングにより
支持されており、電流を供給するためのリード線は、モ
ータから(ファンモータが)装着される装置側に向けて
引き出される。このリード線は、ファンモータの装置へ
の組込み前及び組込み後に邪魔にならないように、ハウ
ジングに設けられた案内溝に収容されてハウジングから
突出しないようにされる。このとき、リード線が案内溝
から浮き上がってはみ出ないように案内溝の一部に突起
を設けている。特開平6−6951号公報に記載のファンモ
ータがその一例である。同公報に記載されたように、モ
ータからのリード線は、ハウジングのスポークに沿って
案内溝が形成され、この案内溝の途中にリード線が浮き
上がらないように突起が1個又は2個設けられて鍵型溝
が形成されている。これによって、リード線は案内溝に
おける鍵型溝の開口部から容易に挿入されかつ突起にて
外れ難くされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな案内溝では、下記の〜の問題点を生じていた。 リード線が外れないようにもともと鍵型溝の開口部
を狭くしていることが、リード線を挿入し難くしてい
た。また挿入の際、リード線をその開口部付近で無理に
押えつけてしまい、リード線が断線することがあった。 リード線の挿入後もその開口部は開口したままであ
るため、リード線が自然に鍵型溝から外れ案内溝から浮
き上ってしまうことがあった。 リード線を変更して線径(外径寸法)が変わると、
線径が大きすぎることによりリード線を案内溝に挿入で
きなかったり、逆に線径が小さすぎることによりリード
線が鍵型溝から容易に外れてしまうといった不都合があ
った。この問題は、リード線の線径に対応した案内溝を
有するハウジングを作製することで解決できるが、そう
するとハウジングの種類が増えてしまいコストがかさむ
という新たな問題が生ずる。 なお、以上のような問題は、軸流型に限ることなく他の
型のファンモータでも共通して生ずる問題である。
うな案内溝では、下記の〜の問題点を生じていた。 リード線が外れないようにもともと鍵型溝の開口部
を狭くしていることが、リード線を挿入し難くしてい
た。また挿入の際、リード線をその開口部付近で無理に
押えつけてしまい、リード線が断線することがあった。 リード線の挿入後もその開口部は開口したままであ
るため、リード線が自然に鍵型溝から外れ案内溝から浮
き上ってしまうことがあった。 リード線を変更して線径(外径寸法)が変わると、
線径が大きすぎることによりリード線を案内溝に挿入で
きなかったり、逆に線径が小さすぎることによりリード
線が鍵型溝から容易に外れてしまうといった不都合があ
った。この問題は、リード線の線径に対応した案内溝を
有するハウジングを作製することで解決できるが、そう
するとハウジングの種類が増えてしまいコストがかさむ
という新たな問題が生ずる。 なお、以上のような問題は、軸流型に限ることなく他の
型のファンモータでも共通して生ずる問題である。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記のような問
題を解決するものであり、案内溝に案内されるリード線
が浮き上がったり外れたりしないように容易かつ確実に
保持することができるファンモータを提供する点にあ
る。
題を解決するものであり、案内溝に案内されるリード線
が浮き上がったり外れたりしないように容易かつ確実に
保持することができるファンモータを提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るファンモータは、インペラを有する
モータがハウジングにより支持されると共に、上記モー
タに電流を供給するためのリード線が上記ハウジングに
設けられた案内部にて外部へ案内されるファンモータで
あって、上記案内部は上記ハウジングに形成された凹溝
を封止部材にて封止して構成され、上記リード線が該凹
溝と該封止部材との間に挿通されるものである。
めに、本発明に係るファンモータは、インペラを有する
モータがハウジングにより支持されると共に、上記モー
タに電流を供給するためのリード線が上記ハウジングに
設けられた案内部にて外部へ案内されるファンモータで
あって、上記案内部は上記ハウジングに形成された凹溝
を封止部材にて封止して構成され、上記リード線が該凹
溝と該封止部材との間に挿通されるものである。
【0006】このように構成することによって、一旦リ
ード線が案内部に挿通されれば、リード線が自然に案内
部から外れることが無い。また、案内部の孔の大きさ
を、挿通するリード線の最大径に合わせて大きく設定
し、その案内部に最小径のリード線を挿通案内したとし
ても、この最小径のリード線が外れることは無い。即
ち、線径の異なる各種リード線に対応することができ
る。
ード線が案内部に挿通されれば、リード線が自然に案内
部から外れることが無い。また、案内部の孔の大きさ
を、挿通するリード線の最大径に合わせて大きく設定
し、その案内部に最小径のリード線を挿通案内したとし
ても、この最小径のリード線が外れることは無い。即
ち、線径の異なる各種リード線に対応することができ
る。
【0007】また、本発明のファンモータに於て、封止
部材は、弾性を有し、凹溝に対して封止部材が弾性的に
押圧して装着されるものとするのも良い。これにより、
封止部材の凹溝への固定は、封止部材の弾性力(押圧
力)により行われるので、装着作業を一回の動作で迅速
に行うことができ、作業性が良好である。また、封止部
材の押圧力と反対の方向に力を加えれば、封止部材を凹
溝から容易に取外すことができる。
部材は、弾性を有し、凹溝に対して封止部材が弾性的に
押圧して装着されるものとするのも良い。これにより、
封止部材の凹溝への固定は、封止部材の弾性力(押圧
力)により行われるので、装着作業を一回の動作で迅速
に行うことができ、作業性が良好である。また、封止部
材の押圧力と反対の方向に力を加えれば、封止部材を凹
溝から容易に取外すことができる。
【0008】また、封止部材は、凹溝に対して接着剤に
より固着されるものであっても良い。このようにすれ
ば、封止部材を凹溝に強固に装着固定することができ
る。また、弾性を有しない材料から形成した封止部材で
あっても、接着剤にて容易に凹溝に固定することができ
る。
より固着されるものであっても良い。このようにすれ
ば、封止部材を凹溝に強固に装着固定することができ
る。また、弾性を有しない材料から形成した封止部材で
あっても、接着剤にて容易に凹溝に固定することができ
る。
【0009】また、凹溝から封止部材が外れないよう
に、該封止部材の装着方向の移動を規制する装着方向移
動規制手段が上記凹溝と封止部材とに設けることも可能
である。このようにすれば、封止部材が装着方向へ脱落
するのを確実に防止することができる。
に、該封止部材の装着方向の移動を規制する装着方向移
動規制手段が上記凹溝と封止部材とに設けることも可能
である。このようにすれば、封止部材が装着方向へ脱落
するのを確実に防止することができる。
【0010】また、凹溝から封止部材が外れないよう
に、該封止部材の装着方向に直交する方向の移動を規制
する装着直交方向移動規制手段が上記凹溝と封止部材と
に設けることもできる。このようにすれば、封止部材が
装着方向に直交する方向へ脱落するのを確実に防止する
ことができる。
に、該封止部材の装着方向に直交する方向の移動を規制
する装着直交方向移動規制手段が上記凹溝と封止部材と
に設けることもできる。このようにすれば、封止部材が
装着方向に直交する方向へ脱落するのを確実に防止する
ことができる。
【0011】また、封止部材がハウジングに一体に形成
されたものであっても良い。これによって、部品点数が
減少するという利点が生ずる。
されたものであっても良い。これによって、部品点数が
減少するという利点が生ずる。
【0012】また、封止部材は接着剤から成るものであ
っても良い。即ち、接着剤を封止部材とするも良く、こ
のようにすれば、案内部の構成が簡素化し、作製が容易
となる。なお、この接着剤とは、それ自体に接着性があ
り、少なくとも塗布時に流動性のある材料をいう。
っても良い。即ち、接着剤を封止部材とするも良く、こ
のようにすれば、案内部の構成が簡素化し、作製が容易
となる。なお、この接着剤とは、それ自体に接着性があ
り、少なくとも塗布時に流動性のある材料をいう。
【0013】また、凹溝は、矩形状に形成されてその両
側にかつ一端面側に薄肉部を残した係止凹部が形成さ
れ、封止部材は、一対の対向片部と一対の該対向片部の
一端を連結する連結片部とから成ると共に、上記対向片
部の先端外面に係止凸部が形成され、かつ、対向片部の
上記外面に突片部が形成され、上記係止凹部に上記係止
凸部が係合することで封止部材の装着方向の移動を規制
する装着方向移動規制手段を構成すると共に、上記薄肉
部を上記係止凸部と上記突片部とで挾持することで封止
部材の装着方向に直交する方向の移動を規制する装着直
交方向移動規制手段を構成して、凹溝に封止部材を装着
するようにしたものとすることもできる。
側にかつ一端面側に薄肉部を残した係止凹部が形成さ
れ、封止部材は、一対の対向片部と一対の該対向片部の
一端を連結する連結片部とから成ると共に、上記対向片
部の先端外面に係止凸部が形成され、かつ、対向片部の
上記外面に突片部が形成され、上記係止凹部に上記係止
凸部が係合することで封止部材の装着方向の移動を規制
する装着方向移動規制手段を構成すると共に、上記薄肉
部を上記係止凸部と上記突片部とで挾持することで封止
部材の装着方向に直交する方向の移動を規制する装着直
交方向移動規制手段を構成して、凹溝に封止部材を装着
するようにしたものとすることもできる。
【0014】このように構成することによって、封止部
材を容易に装着でき、かつ、封止部材を装着する方向及
び装着する方向に直交する方向に封止部材の移動が規制
され、外れ難くなる。
材を容易に装着でき、かつ、封止部材を装着する方向及
び装着する方向に直交する方向に封止部材の移動が規制
され、外れ難くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
づき、本発明を詳説する。
【0016】図1は、本発明に係るファンモータの実施
の一形態(第1の実施の形態)であって、軸流型ファン
モータを示している。即ち、1はモータを保持するプラ
スチック製のハウジングである。このハウジング1は、
矩形枠状の一対の端板部2,2と、一対の端板部2,2
の間に設けられた短円筒状の中間壁部3と、一方の端板
部2(2a)の中心部に脚部4…を介して連設された取
付板部5と、を有している。また、一方の端板部2aの
外周縁25には、(従来の)奥部が広く開口部が狭い案内
溝6が形成されると共に、取付板部5に設けられた孔部
5aから挿通されたリード線7,7(モータから引き出
されたリード線7,7)を上記案内溝6まで案内する凹
溝8aを有する脚部8が設けられており、リード線7,
7がモータ及びインペラの回転に巻き込まれないように
している。リード線7,7は、その一端が取付板部5内
に配置されている回路基盤(図示省略)に半田付けされ
他端はこのファンモータが装着される装置(図示省略)
の回路基盤にコネクタにより接続される。
の一形態(第1の実施の形態)であって、軸流型ファン
モータを示している。即ち、1はモータを保持するプラ
スチック製のハウジングである。このハウジング1は、
矩形枠状の一対の端板部2,2と、一対の端板部2,2
の間に設けられた短円筒状の中間壁部3と、一方の端板
部2(2a)の中心部に脚部4…を介して連設された取
付板部5と、を有している。また、一方の端板部2aの
外周縁25には、(従来の)奥部が広く開口部が狭い案内
溝6が形成されると共に、取付板部5に設けられた孔部
5aから挿通されたリード線7,7(モータから引き出
されたリード線7,7)を上記案内溝6まで案内する凹
溝8aを有する脚部8が設けられており、リード線7,
7がモータ及びインペラの回転に巻き込まれないように
している。リード線7,7は、その一端が取付板部5内
に配置されている回路基盤(図示省略)に半田付けされ
他端はこのファンモータが装着される装置(図示省略)
の回路基盤にコネクタにより接続される。
【0017】しかして、図1と図5に示すように、本発
明のファンモータは、上記取付板部5の孔部5aから上
記案内溝6に案内されたリード線7,7を、他方の端板
部2(2b)側へ案内する案内部9が設けられており、
リード線7,7をぶらつかせないよう保持することがで
きる。即ち、この案内部9は、他方の端板部2bに形成
された凹溝10と、凹溝10に装着される封止部材11と、か
ら構成される。なお図1は、封止部材11の装着前の状態
を示している。
明のファンモータは、上記取付板部5の孔部5aから上
記案内溝6に案内されたリード線7,7を、他方の端板
部2(2b)側へ案内する案内部9が設けられており、
リード線7,7をぶらつかせないよう保持することがで
きる。即ち、この案内部9は、他方の端板部2bに形成
された凹溝10と、凹溝10に装着される封止部材11と、か
ら構成される。なお図1は、封止部材11の装着前の状態
を示している。
【0018】この案内部9の凹溝10及び封止部材11の形
状・構造を詳しく説明すると、図2に示すように、凹溝
10は、ハウジング1の他方の端板部2bの外周縁25を所
定の開口幅寸法W1 に切欠くと共に、奥部の両側にかつ
端板部2bの外端面12側に薄肉部14,14を残して係止凹
部13,13を切欠形成し、さらに、開口部の両端縁に上記
薄肉部14,14を残して面取部15,15を設けて、面取部15
と係止凹部13との間に凸部16を形成した形状である。な
お、両方の凸部16,16の相互間隔は上記開口幅寸法W1
と略同一である。
状・構造を詳しく説明すると、図2に示すように、凹溝
10は、ハウジング1の他方の端板部2bの外周縁25を所
定の開口幅寸法W1 に切欠くと共に、奥部の両側にかつ
端板部2bの外端面12側に薄肉部14,14を残して係止凹
部13,13を切欠形成し、さらに、開口部の両端縁に上記
薄肉部14,14を残して面取部15,15を設けて、面取部15
と係止凹部13との間に凸部16を形成した形状である。な
お、両方の凸部16,16の相互間隔は上記開口幅寸法W1
と略同一である。
【0019】また、図3と図4に示すように、封止部材
11はプラスチック製であって、平行な一対の対向片部17
a,17a及び一対の対向片部17a,17aの基端を連結す
る連結片部17bから成るコの字型の本体部17と、各対向
片部17a,17aの先端外面に設けられた先端勾配面18,
18を有する係止凸部19,19と、係止凸部19,19から所定
間隙寸法Mをもって上記外面に設けられた突片部20,20
とから成る。また、図2と図3に於て、封止部材11の本
体部17の外幅寸法W2 は、凹溝10の開口幅寸法W1 より
も若干大きく設定されている。
11はプラスチック製であって、平行な一対の対向片部17
a,17a及び一対の対向片部17a,17aの基端を連結す
る連結片部17bから成るコの字型の本体部17と、各対向
片部17a,17aの先端外面に設けられた先端勾配面18,
18を有する係止凸部19,19と、係止凸部19,19から所定
間隙寸法Mをもって上記外面に設けられた突片部20,20
とから成る。また、図2と図3に於て、封止部材11の本
体部17の外幅寸法W2 は、凹溝10の開口幅寸法W1 より
も若干大きく設定されている。
【0020】さらに、図2〜図5に示すように、本発明
のファンモータは、凹溝10に装着した封止部材11が外れ
ないように、封止部材11の装着方向の移動を規制する装
着方向移動規制手段が凹溝10と封止部材11とに設けられ
ると共に、封止部材11の装着方向に直交する方向の移動
を規制する装着直交方向移動規制手段が、凹溝10と封止
部材11とに設けられている。即ち、装着方向移動規制手
段は、凹溝10に設けられた上記係止凹部13,13と、封止
部材11に設けられた上記係止凸部19,19とから成り、ま
た、装着直交方向移動規制手段は、凹溝10に設けられた
上記薄肉部14,14と、封止部材11に設けられた係止凸部
19,19及び突片部20,20とから成る。
のファンモータは、凹溝10に装着した封止部材11が外れ
ないように、封止部材11の装着方向の移動を規制する装
着方向移動規制手段が凹溝10と封止部材11とに設けられ
ると共に、封止部材11の装着方向に直交する方向の移動
を規制する装着直交方向移動規制手段が、凹溝10と封止
部材11とに設けられている。即ち、装着方向移動規制手
段は、凹溝10に設けられた上記係止凹部13,13と、封止
部材11に設けられた上記係止凸部19,19とから成り、ま
た、装着直交方向移動規制手段は、凹溝10に設けられた
上記薄肉部14,14と、封止部材11に設けられた係止凸部
19,19及び突片部20,20とから成る。
【0021】しかして、凹溝10にリード線7,7を挿入
し、凹溝10に封止部材11を装着する際は、封止部材11の
凸部19と突片部20との間に凹溝10の薄肉部14を差し込む
ようにして、封止部材11を凹溝10に装着方向(矢印Y方
向)に押し込む。これによって、封止部材11はプラスチ
ック弾性を有するため対向片部17a,17aの各先端が相
互に接近する方向に弾性変形し、封止部材11の係止凸部
19,19が凹溝10の凸部16,16を乗り越え、封止部材11が
凹溝10に対して弾性的に押圧して係止凸部19,19が係止
凹部13,13に係合する。即ち、封止部材11が凹溝10に装
着されて閉じた孔状の案内部9が形成される。このと
き、係止凸部19の先端勾配面18が凹溝10の面取部15に摺
接し、スムースに装着作業を行うことができる。
し、凹溝10に封止部材11を装着する際は、封止部材11の
凸部19と突片部20との間に凹溝10の薄肉部14を差し込む
ようにして、封止部材11を凹溝10に装着方向(矢印Y方
向)に押し込む。これによって、封止部材11はプラスチ
ック弾性を有するため対向片部17a,17aの各先端が相
互に接近する方向に弾性変形し、封止部材11の係止凸部
19,19が凹溝10の凸部16,16を乗り越え、封止部材11が
凹溝10に対して弾性的に押圧して係止凸部19,19が係止
凹部13,13に係合する。即ち、封止部材11が凹溝10に装
着されて閉じた孔状の案内部9が形成される。このと
き、係止凸部19の先端勾配面18が凹溝10の面取部15に摺
接し、スムースに装着作業を行うことができる。
【0022】また、一旦装着されると、封止部材11の係
止凸部19が凹溝10の係止凹部13に引掛かかることで装着
方向移動規制手段を構成し、封止部材11の装着方向(矢
印Y方向)への脱落が防止され、かつ、凹溝10の薄肉部
14を封止部材11の係止凸部19と突片部20とで挾持するこ
とで封止部材11の装着方向に直交する方向の移動を規制
する装着直交方向移動規制手段を構成し、封止部材11の
装着方向に直交する方向(矢印X方向)への脱落が防止
されるので、封止部材11は凹溝10から離脱せず、リード
線7,7が案内部9から外れることがない。つまり、装
着状態の封止部材11は、リード線7,7あるいは外部か
らいろいろな方向の外力を受ける可能性があるが、いか
なる方向からの外力が作用しても封止部材11が凹溝10か
ら離脱することは無い。
止凸部19が凹溝10の係止凹部13に引掛かかることで装着
方向移動規制手段を構成し、封止部材11の装着方向(矢
印Y方向)への脱落が防止され、かつ、凹溝10の薄肉部
14を封止部材11の係止凸部19と突片部20とで挾持するこ
とで封止部材11の装着方向に直交する方向の移動を規制
する装着直交方向移動規制手段を構成し、封止部材11の
装着方向に直交する方向(矢印X方向)への脱落が防止
されるので、封止部材11は凹溝10から離脱せず、リード
線7,7が案内部9から外れることがない。つまり、装
着状態の封止部材11は、リード線7,7あるいは外部か
らいろいろな方向の外力を受ける可能性があるが、いか
なる方向からの外力が作用しても封止部材11が凹溝10か
ら離脱することは無い。
【0023】ところで、封止部材11の装着状態に於て、
案内部9の孔幅寸法W3 (封止部材11の内幅寸法)は、
案内部9に挿通されるリード線7,7の外径寸法の和D
よりも十分に大きく設定されている。つまり、異なる線
径の各種リード線に対応可能、かつ、挿通案内するリー
ド線の本数の増減に対応可能としている。なお、封止部
材11を取外す際は、一対の係止凸部19,19を相互に接近
する方向に押圧して凹溝10の係止凹部13,13から離脱さ
せればよい。このとき、係止凸部19,19近傍に(仮想線
で示す)引掛け部21,21となる凹窪や突起を設けておけ
ば、この凹窪や突起を治具等で挾持することで取外しが
容易となる。
案内部9の孔幅寸法W3 (封止部材11の内幅寸法)は、
案内部9に挿通されるリード線7,7の外径寸法の和D
よりも十分に大きく設定されている。つまり、異なる線
径の各種リード線に対応可能、かつ、挿通案内するリー
ド線の本数の増減に対応可能としている。なお、封止部
材11を取外す際は、一対の係止凸部19,19を相互に接近
する方向に押圧して凹溝10の係止凹部13,13から離脱さ
せればよい。このとき、係止凸部19,19近傍に(仮想線
で示す)引掛け部21,21となる凹窪や突起を設けておけ
ば、この凹窪や突起を治具等で挾持することで取外しが
容易となる。
【0024】次に、図6と図7は、本発明のファンモー
タの第2の実施の形態を示し、このものは、ハウジング
1に設けた案内部9の凹溝10及び封止部材11の形状・構
造を簡素化したものである。具体的に説明すると、ハウ
ジング1の他方の端板部2(2b)の外周縁25に切欠形
成された凹溝10は、開口部の幅が奥部の幅よりも広くさ
れた台形型であり、その両側の内側面22,22には夫々係
止凹部13,13が形成されている。この係止凹部13は、開
口部側に深くなる勾配面を有している。
タの第2の実施の形態を示し、このものは、ハウジング
1に設けた案内部9の凹溝10及び封止部材11の形状・構
造を簡素化したものである。具体的に説明すると、ハウ
ジング1の他方の端板部2(2b)の外周縁25に切欠形
成された凹溝10は、開口部の幅が奥部の幅よりも広くさ
れた台形型であり、その両側の内側面22,22には夫々係
止凹部13,13が形成されている。この係止凹部13は、開
口部側に深くなる勾配面を有している。
【0025】また、凹溝10に装着される封止部材11は、
一対の対向片部17a,17aと、一対の対向片部17a,17
aの基端を相互に連結する連結片部17bとを有し、各対
向片部17a,17aの外面には、上記係止凹部13,13に係
合する係止凸部19,19が設けられている。この係止凸部
19には先端勾配面18が設けられている。また、一対の対
向片部17a,17aは、相互に平行乃至先端がやや内側へ
寄ったハの字状に設けられており、対向片部17aの連結
片部17bに対する角度θ2 は、凹溝10の内側面22の奥部
底面23に対する傾斜角度θ1 よりも若干小さく設定され
ている。
一対の対向片部17a,17aと、一対の対向片部17a,17
aの基端を相互に連結する連結片部17bとを有し、各対
向片部17a,17aの外面には、上記係止凹部13,13に係
合する係止凸部19,19が設けられている。この係止凸部
19には先端勾配面18が設けられている。また、一対の対
向片部17a,17aは、相互に平行乃至先端がやや内側へ
寄ったハの字状に設けられており、対向片部17aの連結
片部17bに対する角度θ2 は、凹溝10の内側面22の奥部
底面23に対する傾斜角度θ1 よりも若干小さく設定され
ている。
【0026】しかして、装着の際に封止部材11を凹溝10
へ押し込むことによって、封止部材11の対向片部17a,
17aの先端及び係止凸部19,19が凹溝10の内側面22,22
に沿って摺動すると共に、封止部材11が内側へ縮み、さ
らに押し込むことによって、封止部材11の弾性力(押圧
力)によって係止凸部19,19が係止凹部13,13に係合
し、封止部材11が凹溝10に装着されて案内部9が形成さ
れる。係止凸部19が係止凹部13に係合することにより、
封止部材11の装着方向の移動を規制する装着方向移動規
制手段と装着方向に直交する方向の移動を規制する装着
直交方向移動規制手段とを構成し、封止部材11の脱落が
防止される。なお、開口部と奥部の幅が同一なコの字型
の凹溝10とコの字型の封止部材11とで、案内部9を形成
するもよい。
へ押し込むことによって、封止部材11の対向片部17a,
17aの先端及び係止凸部19,19が凹溝10の内側面22,22
に沿って摺動すると共に、封止部材11が内側へ縮み、さ
らに押し込むことによって、封止部材11の弾性力(押圧
力)によって係止凸部19,19が係止凹部13,13に係合
し、封止部材11が凹溝10に装着されて案内部9が形成さ
れる。係止凸部19が係止凹部13に係合することにより、
封止部材11の装着方向の移動を規制する装着方向移動規
制手段と装着方向に直交する方向の移動を規制する装着
直交方向移動規制手段とを構成し、封止部材11の脱落が
防止される。なお、開口部と奥部の幅が同一なコの字型
の凹溝10とコの字型の封止部材11とで、案内部9を形成
するもよい。
【0027】このように、一対の端板部2,2を有する
ハウジング1に於て、一方の端板部2(2a)には従来
の案内溝6が設けられ、他方の端板部2(2b)には本
発明の案内部9が設けられた場合を第1、2の実施の形
態にて説明したが、両方の端板部2a,2bに案内部
9,9を設けるもよい。このように、両方の端板部2
a,2bに夫々案内部9,9を設ければ、リード線の保
持固定の信頼性がより向上する。
ハウジング1に於て、一方の端板部2(2a)には従来
の案内溝6が設けられ、他方の端板部2(2b)には本
発明の案内部9が設けられた場合を第1、2の実施の形
態にて説明したが、両方の端板部2a,2bに案内部
9,9を設けるもよい。このように、両方の端板部2
a,2bに夫々案内部9,9を設ければ、リード線の保
持固定の信頼性がより向上する。
【0028】また、ハウジング1には各種形状のものが
あるが、図8(第3の実施の形態)に示すように、ハウ
ジング1の端板部2が一方にのみある場合、この端板部
2の外周縁25に案内部9の凹溝10を設ければよい。な
お、封止部材11は図示省略している。
あるが、図8(第3の実施の形態)に示すように、ハウ
ジング1の端板部2が一方にのみある場合、この端板部
2の外周縁25に案内部9の凹溝10を設ければよい。な
お、封止部材11は図示省略している。
【0029】さらに、図9(第4の実施の形態)に示す
ように、ハウジング1に端板部が無い場合、即ち外周縁
25が連続面状である場合は、この外周縁25に軸方向(厚
み方向)の凹溝10を設け、この凹溝10に封止部材11を装
着して案内部9を形成するもよい。なお、図9では、図
6と図7で説明した案内部9を設けた場合を例示してい
る。この場合、凹溝10の外端面12,12寄りに係止凹部13
…を設け、この係止凹部13…に対応する係止凸部19…を
封止部材11に設け、1個の比較的長い封止部材11を凹溝
10に全体的に装着する。あるいは、(図6のような)短
い封止部材11を凹溝10の外端面12,12側に2箇所装着す
る。
ように、ハウジング1に端板部が無い場合、即ち外周縁
25が連続面状である場合は、この外周縁25に軸方向(厚
み方向)の凹溝10を設け、この凹溝10に封止部材11を装
着して案内部9を形成するもよい。なお、図9では、図
6と図7で説明した案内部9を設けた場合を例示してい
る。この場合、凹溝10の外端面12,12寄りに係止凹部13
…を設け、この係止凹部13…に対応する係止凸部19…を
封止部材11に設け、1個の比較的長い封止部材11を凹溝
10に全体的に装着する。あるいは、(図6のような)短
い封止部材11を凹溝10の外端面12,12側に2箇所装着す
る。
【0030】また、図10は第5の実施の形態を示し、こ
のものは、案内部9の封止部材11をL字型に形成してハ
ウジング1に一体状としたものである。即ち、封止部材
11の先端に凹溝10の係止凹部13に係合する係止凸部19を
設けると共に、薄肉のヒンジ部26を介して封止部材11の
基端を凹溝10の開口端縁(ハウジング1の外周縁25)に
一体状に揺動可能に取付けている。この場合、他の実施
形態と異なり封止部材11がハウジング1に一体状である
ので部品点数が少なくできる。また、封止部材11が一部
ハウジング1につながっているので取付作業性がよい。
なお、封止部材11をハウジング1と一体状に設けること
は、各種形状のハウジング1(端板部2を有するもの、
あるいは端板部を有さないもの)に適応可能である。
のものは、案内部9の封止部材11をL字型に形成してハ
ウジング1に一体状としたものである。即ち、封止部材
11の先端に凹溝10の係止凹部13に係合する係止凸部19を
設けると共に、薄肉のヒンジ部26を介して封止部材11の
基端を凹溝10の開口端縁(ハウジング1の外周縁25)に
一体状に揺動可能に取付けている。この場合、他の実施
形態と異なり封止部材11がハウジング1に一体状である
ので部品点数が少なくできる。また、封止部材11が一部
ハウジング1につながっているので取付作業性がよい。
なお、封止部材11をハウジング1と一体状に設けること
は、各種形状のハウジング1(端板部2を有するもの、
あるいは端板部を有さないもの)に適応可能である。
【0031】なお、本発明に於て、凹溝10と封止部材11
とから構成される案内部9は、その凹溝10及び封止部材
11の形状・構造は上述の実施の形態に限定されるもので
はなく、例えば、(図示省略するが)凹溝10の外周側に
切込みを形成し、この切込みにコの字型の封止部材11の
先端が差し込まれ係止して外嵌状に装着される構造とす
るもよい。また、封止部材11はバネ鋼であってもよい。
また、封止部材11の装着は、係止凸部や係止凹部による
ものではなく、接着剤にて固定するもよく、さらには、
接着剤そのものが固化することで封止部材のかわりとし
てもよい。
とから構成される案内部9は、その凹溝10及び封止部材
11の形状・構造は上述の実施の形態に限定されるもので
はなく、例えば、(図示省略するが)凹溝10の外周側に
切込みを形成し、この切込みにコの字型の封止部材11の
先端が差し込まれ係止して外嵌状に装着される構造とす
るもよい。また、封止部材11はバネ鋼であってもよい。
また、封止部材11の装着は、係止凸部や係止凹部による
ものではなく、接着剤にて固定するもよく、さらには、
接着剤そのものが固化することで封止部材のかわりとし
てもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、案内部9へのリード線
7の挿入作業が迅速かつ容易に行えると共に、(従来の
ように)挿入時にリード線7を傷めたり断線するような
ことが全くない。また、封止部材11の凹溝10への装着も
容易かつ確実に行え、案内部9から自然とリード線7が
外れることが無く、確実にリード線7を保持することが
できる。また、案内部9に挿通するリード線7の線径の
変更や本数の増減に対応することができる。つまり、1
種類のハウジング1をリード線7が異なる各種ファンモ
ータに使用することができる。
7の挿入作業が迅速かつ容易に行えると共に、(従来の
ように)挿入時にリード線7を傷めたり断線するような
ことが全くない。また、封止部材11の凹溝10への装着も
容易かつ確実に行え、案内部9から自然とリード線7が
外れることが無く、確実にリード線7を保持することが
できる。また、案内部9に挿通するリード線7の線径の
変更や本数の増減に対応することができる。つまり、1
種類のハウジング1をリード線7が異なる各種ファンモ
ータに使用することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】凹溝を示す要部斜視図である。
【図3】封止部材を示す要部斜視図である。
【図4】封止部材の外面側を示す説明図である。
【図5】封止部材が凹溝に装着された状態を示す要部斜
視図である。
視図である。
【図6】第2の実施の形態の凹溝及び封止部材を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図7】封止部材の外面側を示す説明図である。
【図8】第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】第4の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】第5の実施の形態の凹溝及び封止部材の構造を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
1 ハウジング 7 リード線 9 案内部 10 凹溝 11 封止部材 13 係止凹部 14 薄肉部 17a 対向片部 17b 連結片部 19 係止凸部 20 突片部
Claims (8)
- 【請求項1】 インペラを有するモータがハウジングに
より支持されると共に、該モータに電流を供給するため
のリード線が該ハウジングに設けられた案内部にて外部
へ案内されるファンモータであって、該案内部は該ハウ
ジングに形成された凹溝を封止部材にて封止して構成さ
れ、該リード線が該凹溝と該封止部材との間に挿通され
ることを特徴とするファンモータ。 - 【請求項2】 上記封止部材は、弾性を有し、上記凹溝
に対して該封止部材が弾性的に押圧して装着される請求
項1記載のファンモータ。 - 【請求項3】 上記封止部材は、上記凹溝に対して接着
剤により固着される請求項1記載のファンモータ。 - 【請求項4】 上記凹溝から上記封止部材が外れないよ
うに、該封止部材の装着方向の移動を規制する装着方向
移動規制手段が該凹溝と上記封止部材とに設けられた請
求項2又は3記載のファンモータ。 - 【請求項5】 上記凹溝から上記封止部材が外れないよ
うに、該封止部材の装着方向に直交する方向の移動を規
制する装着直交方向移動規制手段が該凹溝と該封止部材
とに設けられた請求項2,3又は4記載のファンモー
タ。 - 【請求項6】 上記封止部材が上記ハウジングに一体に
形成された請求項2記載のファンモータ。 - 【請求項7】 上記封止部材が接着剤から成る請求項1
記載のファンモータ。 - 【請求項8】 上記凹溝は、矩形状に形成されてその両
側にかつ一端面側に薄肉部を残した係止凹部が形成さ
れ、上記封止部材は、一対の対向片部と一対の該対向片
部の一端を連結する連結片部とから成ると共に、該対向
片部の先端外面に係止凸部が形成され、かつ、該対向片
部の該外面に突片部が形成され、該係止凹部に該係止凸
部が係合することで該封止部材の装着方向の移動を規制
する装着方向移動規制手段を構成すると共に、該薄肉部
を該係止凸部と該突片部とで挾持することで該封止部材
の装着方向に直交する方向の移動を規制する装着直交方
向移動規制手段を構成して、該凹溝に該封止部材を装着
するようにした請求項2又は3記載のファンモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11607599A JP2000303998A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | ファンモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11607599A JP2000303998A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | ファンモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303998A true JP2000303998A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14678102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11607599A Withdrawn JP2000303998A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | ファンモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000303998A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006082877A1 (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-10 | Sanyo Denki Co., Ltd. | 軸流送風機 |
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US7822323B2 (en) | 2006-05-31 | 2010-10-26 | Nidec Corporation | Fan |
US7866945B2 (en) | 2005-02-07 | 2011-01-11 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Axial flow fan |
CN102966581A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-03-13 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 冰箱及其风机组件 |
CN103075368A (zh) * | 2011-10-25 | 2013-05-01 | 建准电机工业股份有限公司 | 扇框 |
WO2014056671A1 (de) * | 2012-10-08 | 2014-04-17 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Ventilator sowie zugehöriges trägerelement |
CN103900185A (zh) * | 2009-08-03 | 2014-07-02 | 三菱电机株式会社 | 鼓风机 |
CN106704262A (zh) * | 2015-11-16 | 2017-05-24 | 建准电机工业股份有限公司 | 扇框 |
JP2020105973A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | ミネベアミツミ株式会社 | 軸流ファン |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11607599A patent/JP2000303998A/ja not_active Withdrawn
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103075368B (zh) * | 2011-10-25 | 2015-09-02 | 建准电机工业股份有限公司 | 扇框 |
CN104718379A (zh) * | 2012-10-08 | 2015-06-17 | 穆尔芬根依必派特股份有限公司 | 通风机及所属的支承件 |
WO2014056671A1 (de) * | 2012-10-08 | 2014-04-17 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Ventilator sowie zugehöriges trägerelement |
US10060448B2 (en) | 2012-10-08 | 2018-08-28 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Fan and associated support element |
CN102966581A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-03-13 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 冰箱及其风机组件 |
CN106704262A (zh) * | 2015-11-16 | 2017-05-24 | 建准电机工业股份有限公司 | 扇框 |
JP2020105973A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | ミネベアミツミ株式会社 | 軸流ファン |
JP7179608B2 (ja) | 2018-12-27 | 2022-11-29 | ミネベアミツミ株式会社 | 軸流ファン |
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