JP2006288010A - 振動モータ - Google Patents

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Masahito Nakamura
将人 中村
Yasushi Shirai
靖司 白井
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Sanyo Electric Co Ltd
Nidec Seimitsu Corp
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Sanyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

【課題】基板への実装の際の前倒れを防止できる振動モータの提供。
【解決手段】振動モータ1は、モータケース10の前端から突出したモータ軸21に偏心錘40を取着し、モータケース10の後端の開口を塞ぐ樹脂製の端蓋30を有する。端蓋30は端蓋本体32の真下に隙間Gを挟んで相対向し、基板2の矩形孔5に差し込むべき一対の掛り止め突起部33,34を一体的に有する。一対の掛り止め突起部33,34の先端外側部分は勾配状案内面33a,34aとなっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、偏心錘を有する振動モータに関する。
従来、振動モータは、ブラシ付モータ本体とこれから突出したモータ軸に取着した偏心錘とから成り、多くの場合、携帯電話機の本体器側に内蔵した基板の上に横臥姿勢で実装されている。
特開2004―88918
しかしながら、偏心錘の大型化(重量化)又はモータ本体の小型化の傾向により、一層、振動モータの重心が偏心錘寄りに位置することになり、リフロー炉を使用して振動モータを基板に半田固定する場合、振動モータを基板上に載置した際には、モータ本体がその後端側で基板から浮いて偏心錘側へ傾き、振動モータが前倒れ姿勢となってしまう。この前倒れ姿勢の振動モータではモータ端子と基板上の導電パターンとが密着せず、このままではリフロー炉に基板を送り込むことができない。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、基板への実装の際の前倒れを防止できる振動モータを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る振動モータは、モータケースの前端から突出したモータ軸に偏心錘を取着し、モータケースの後端の開口を塞ぐ樹脂製の端蓋を有し、端蓋は、端蓋本体の真下に隙間を挟んで相対向し、基板の孔に差し込むべき一対の突起部を一体的に有することを特徴する。
基板への実装の際、端蓋の一対の突起部を基板の孔に嵌めることにより、モータケースの前端側接触点を中心とする前倒れモーメントが発生しても、突起部と孔との圧入掛り止め又は摩擦抵抗や例えば孔壁に対する突起部の後端が回り止め作用を果し、また突起部の重量だけ重心が胴部後端側にやや移るため、振動モータの前倒れを防止することができる。
一対の突起部は隙間によって弾力的に撓曲するため、基板の孔への嵌め合いではスムーズな挿入が可能であってオートマウントの位置決め精度をラフにできると共に、挿入後もその弾力性によって締り嵌め状態となるので、リフロー炉への搬送中においても抜けやズレが生じ難い。なお、一対の突起部は端蓋本体の成形時に形成できるため、格別の製造工数を追加せずに済む。
基板の孔に対する一対の突起部の挿入を更に容易にするためには、一対の突起部のそれぞれは少なくとも先端側部分で反隙間側が先端に向かって次第に隙間側に近づく案内面となっていることが望ましい。突起部の断面形状により、その案内面は勾配,テーパー又は階段状となるため、一対の突起部の先端が基板の孔の開口内のいずれの位置にあっても、案内面と隙間による弾力性の相乗作用によって、一対の突起部をスムーズに挿入できる。オートマウントの位置決め精度をラフにでき、振動モータの小型化に対応できる。
リフロー実装型の振動モータにおいては、基板占有面積を抑制するため、端蓋本体の下面側にモータ端子の一対の接続面部が配置されるが、一対の突起部は一対の接続面部の間から下方へ延出して成ることが望ましい。一対の突起部の隙間に一対の接続面部が位置している場合、一対の接続面部間が狭くなり、リフロー時において一対の接続面部間の短絡が生じ易い。しかし、一対の突起部が一対の接続面部の間に位置している場合、一対の突起部が一対の接続面部のそれぞれを隔絶する絶縁部として機能するため、リフロー時における一対の接続面部間の短絡不具合を効果的に防止でき、しかも一対の接続面部がモータ幅寸法をはみ出さずに済む。
小型の振動モータにおいては、一対の突起部はモータ軸に対して直交する方向に相対峙して成ることが望ましい。即ち、一対の突起部がモータ幅方向に配置される場合とモータ長さ方向に配置される場合とがあるが、小型化の必要上、モータケース外に露出する端蓋本体の厚み(モータ長さ方向)が薄いため、一対の突起部をモータ長さ方向に配置する場合では隙間を挟む各突起部はその厚みが薄くなり、その強度が劣ることになる。しかし、一対の突起部をモータ幅方向に配置する場合では、適度な隙間と各突起部の適度な厚みを確保でき、各突起部は基板の孔に挿入する際に生じる衝撃にも耐え得るものとなる。
各突起部は円柱状でも良いが、基板の孔との接触面積を増やし掛り止め効果を得るには、各突起部を角柱状とし、基板の孔を矩形孔とするのが望ましい。
本発明では、端蓋において基板の孔に嵌合するべき一対の突起部を一体的に有しているため、一対の突起部と孔との圧入掛り止め又は摩擦抵抗や例えば孔壁に対する突起部の後端が回り止め作用を果し、また突起部の重量だけ重心が胴部後端側にやや移るため、振動モータの前倒れを防止することができる。更に、一対の突起部は隙間によって弾力的に撓曲するため、基板の孔への嵌め合いではスムーズな挿入が可能であってオートマウントの位置決め精度をラフにできると共に、挿入後もその弾力性によって締り嵌め状態となるので、リフロー炉への搬送中においても抜けやズレが生じ難くなる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る振動モータを示す組み立て斜視図、図2(a)は同振動モータに用いる端蓋を示す斜視図、図2(b)は同端蓋の背面図、図3は同振動モータを基板へ実装する態様を示す斜視図、図4(a)は同振動モータの実装状態を示す斜視図、図4(b)は同実装状態を別の角度から見た斜視図、図5(a)は同実装状態を示す断面側面図、図5(b)は図5(a)においてB―B線で切断した状態を示す断面図である。
本例の振動モータ1は、モータケース10と、モータ軸21を持つロータ20と、ブラシ対31等を保持しモータケース10の胴部11の後端開口(図示せず)を塞ぐ樹脂製の端蓋(エンドブラケット)30と、モータケース10の前端から突出したモータ軸21に取着した高比重金属から成る偏心錘40とを有する。モータケース10の胴部11は、平坦上面11aと平坦下面11bを有する。また、前端に圧入又は加締め固定したメタル軸受12を有し、後端は開口となっている。
端蓋30は絶縁樹脂製であって、胴部11の後端開口を塞ぐ端蓋本体32と、その下面から隙間(割り)Gを挟んで相対向した一対の掛り止め突起部33,34とを一体的に有する。端蓋30の背面には内蔵のブラシ対31に接続した一対のL形状のモータ端子35,36が取り付けられており、モータ端子35,36のうち、基板2の導電パターン3,4に接続すべき接続面部35a,36aは端蓋本体32の下面側に位置している。掛り止め突起部33,34はそれぞれ同じ長さの角柱状であって、一対の掛り止め突起部33,34のそれぞれは、先端外側部分で反隙間側が先端に向かって次第に隙間G側に近づく勾配状案内面33a,34aとなっている。一対の掛り止め突起部33,34は一対の接続面部35a,36aの間から下方へ延出し、モータ軸21に対して直交する方向(モータ幅方向)に相対峙している。
基板2は、掛り止め突起部33,34を差し込むための矩形孔5と、その対向辺に隣接した接続面部35a,36aをクリーム半田(図示せず)で固着接続するための導電パターン3,4と、胴部11の平坦下面11bをクリーム半田(図示せず)で固着接続するための独立パターン6とを有している。
基板2への実装の際、端蓋30の一対の掛り止め突起部33,34を基板2の矩形孔5に嵌めると、図5(a)に示す如く、モータケース10の前端側接触点Pを中心とする前倒れモーメントMが発生しても、掛り止め突起部33,34と矩形孔5との圧入掛り止め又は摩擦抵抗や例えば孔壁5aに対する掛り止め突起部33,34の後端Eが回り止め作用を果し、また掛り止め突起部33,34の重量だけ重心が胴部11の後端側にやや移るため、振動モータ1の前倒れを防止することができる。
本例では特に、一対の掛り止め突起部33,34は隙間Gによって相離接方向(モータ幅方向)に弾力的に撓曲するため、基板2の矩形孔5への嵌め合いではスムーズな挿入が可能であってオートマウントの位置決め精度をラフにできると共に、挿入後もその弾力性によって締り嵌め状態となるので、リフロー炉への搬送中においても抜けやズレが生じ難い。なお、一対の掛り止め突起部33,34は端蓋本体32の成形時に形成できるため、格別の製造工数を追加せずに済む。
また、一対の掛り止め突起部33,34は勾配状案内面33a,34aを有しているため、一対の掛り止め突起部33,34の先端が矩形孔5の開口内のいずれの位置にあっても、勾配状案内面33a,34aと隙間Gによる弾力性の相乗作用によって、一対の掛り止め突起部33,34をスムーズに挿入できるので、オートマウントの位置決め精度をラフにでき、振動モータ1の小型化に対応できる。
更に、一対の掛り止め突起部33,34が一対の接続面部35a,36aの間に位置しているため、一対の掛り止め突起部33,34が一対の接続面部35a,36aのそれぞれを隔絶する絶縁部として機能し、リフロー時において一対の接続面部間35a,36aの短絡の発生を効果的に防止でき、しかも、一対の接続面部35a,36aがモータ幅寸法をはみ出さずに済む。
加えて、一対の掛り止め突起部33,34がモータ幅方向に配置されているため、適度な隙間Gと各突起部33,34の適度な厚みを確保でき、各突起部33,34が矩形孔5に挿入する際に生じる衝撃にも耐え得る。
本発明の実施例に係る振動モータを示す組み立て斜視図である。 (a)は同振動モータに用いる端蓋を示す斜視図、(b)は同端蓋の背面図である。 同振動モータを基板へ実装する態様を示す斜視図である。 (a)は同振動モータの実装状態を示す斜視図、(b)は同実装状態を別の角度から見た斜視図である。 (a)は同実装状態を示す断面側面図、(b)は(a)においてB―B線で切断した状態を示す断面図である。
符号の説明
1…振動モータ
2…基板
3,4…導電パターン
5…矩形孔
5a…孔壁
6…独立パターン
10…モータケース
11…胴部
11a…平坦上面
11b…平坦下面
12…メタル軸受
20…ロータ
21…モータ軸
31…ブラシ対
30…端蓋(エンドブラケット)
32…端蓋本体
33,34…掛り止め突起部
33a,34a…勾配状案内面
35,36…モータ端子
35a,36a…接続面部
40…偏心錘
E…掛り止め突起部の後端
G…隙間(割り)
M…前倒れモーメント
P…前端側接触点

Claims (5)

  1. モータケースの前端から突出したモータ軸に偏心錘を取着し、モータケースの後端の開口を塞ぐ樹脂製の端蓋を有する振動モータであって、
    前記端蓋は、端蓋本体の真下に隙間を挟んで相対向し、基板の孔に差し込むべき一対の突起部を一体的に有することを特徴とする振動モータ。
  2. 請求項1において、前記一対の突起部のそれぞれは、少なくとも先端側部分で反隙間側が先端に向かって次第に隙間側に近づく案内面となっていることを特徴とする振動モータ。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記端蓋本体の下面側にモータ端子の一対の接続面部を配置し、前記一対の突起部は前記一対の接続面部の間から下方へ延出して成ることを特徴とする振動モータ。
  4. 請求項3において、前記一対の突起部は前記モータ軸に対して直交する方向に相対峙して成ることを特徴とする振動モータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、前記各突起部は角柱状であることを特徴とする振動モータ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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