JP4326666B2 - 送風器固定構造及び送風器固定具 - Google Patents

送風器固定構造及び送風器固定具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源装置等の強制空冷が必要とされる装置おいて、送風器をケーシングの内部に固定するための送風器固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の送風器固定構造を図11ないし図13に示す。図11ないし図13は、それぞれ従来の送風器固定構造1aの正面図、側面図、背面図である。
【0003】
この従来の送風器固定構造1aでは、送風器10の四隅と、略箱型のケーシング20の送風器取付け面となる前板21の対応する位置にネジ挿通用の貫通孔を設け、ケーシング20と送風器10とを前記貫通孔を挿通するネジ40及び前記ネジ40に螺合するナット41等によってケーシング20の前面、送風器10の背面の両側からドライバーやレンチ等の工具を用いて締め付けることにより送風器10をケーシング20の内部に固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の送風器固定構造1aでは、送風器10をケーシング20に取り付ける際、ケーシング20及び送風器10に、それぞれネジ挿通用の貫通孔を設け、さらに、それらの貫通孔にネジ40を挿入し、ケーシング20の前面及び送風器10の背面の両面からドライバーやレンチ等の工具を用いて締め付けなくてはならないことから、取付けに工具が必要となり、作業工程が煩雑となる。
【0005】
そのうえ、取付けの際にネジ40やナット41、ワッシャー等の多くの結合部品が必要となることから、部品点数が多くなり、部品管理が煩雑となる。
【0006】
また、送風器の修理や点検等のため、ケーシング20から送風器10を取外す際も、取付けに使用したネジ40やナット41等をケーシング20の前面及び送風器10の背面の両面から工具を使用して緩めなくてはならないため、取付けの際と同様に、作業行程が煩雑となる。
【0007】
また、上記従来の送風器固定構造1aは、図11に示すように、ケーシング20の前面にネジ40が露出する構造であるため、ケーシングのデザインが限定されるとともに、ケーシングの前面に露出したネジによってケーシングの美観が損なわれるという欠点がある。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑み、部品点数が少なく、着脱作業が容易で、ケーシングの前面に結合部品が露出せず、ケーシングのデザインの自由度が高い送風器固定構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の送風器固定構造は、固定具を用いて、少なくとも一つの送風器を箱型のケーシングの内部に固定するための送風器固定構造であって、前記ケーシングは、前記ケーシングの送風器取付け面となる前板に垂直に設けられた対向する一対の側板に、少なくとも一対の係止突起を有しており、前記固定具は、前記ケーシングに設けられた前記一対の係止突起にそれぞれ係合する一対の係止孔と、前記送風器を前記前板に向かって弾性的に押圧固定するための複数の弾性片と、前記係止孔及び前記弾性片が設けられた基部とを有することを特徴とする。
【0010】
以上のような構成によれば、多数の結合部品や、ドライバーやレンチ等の工具を用いることなく、少ない部品点数で、送風器をケーシングに確実に取り付けることが可能であり、しかも、ケーシングの前面にネジ等の結合部品が露出することのない送風器固定構造が実現する。
【0011】
また、前記固定具は、所定間隔で配置された複数の送風器を前記前板に向かって弾性的に押圧固定する構造とすることが可能である。
【0013】
また、前記一対の係止孔が、前記基部の両端から延出する一対の係止片に設けられ、前記一対の係止片の各々が、前記ケーシングの前記側板に弾性的に当接するように、前記基部の両端から相互に離間する方向に傾斜して延出する構造とすることにより、固定具とケーシングの係合をより確実に行うことが可能となる。
【0014】
また、前記一対の係止片の先端部分が相互に近接する方向に傾斜している構造を用いることにより、固定具をケーシングに取り付ける際に前記係止片がこの先端部分に案内されるため、固定具のケーシングへの取り付け作業が容易になる。
【0015】
また、前記一対の係止片を前記基部の長手方向の両端にそれぞれ設け、前記複数の弾性片を前記基部の長手方向の両側にそれぞれ設けることが好ましい。
【0016】
また、前記前板と前記送風器との間に、前記前板上における前記送風器の摺動を防止する摺動防止手段を設け、前記摺動防止手段を前記前板及び前記送風器のうちの一方に設けられた凸部及び他方に設けられた凹部によって形成することにより、簡単な構造で、使用時の送風器の前記前板上での摺動を確実に防止することが可能となる。
【0017】
本発明の他の目的、作用及び効果は、図面を参照して行う以下の実施形態の説明から、より明らかとなるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の送風器固定構造の好適実施形態を図1ないし図10に基づいて詳述する。
【0019】
図1ないし図5は、それぞれ、本発明の送風器固定構造の好適実施形態に係る正面図、図1のA−A′線断面図、背面図、固定具とケーシングとの係合の過程を示す模式図、送風器とケーシングとの係合の過程を示す模式図である。また、図6ないし図10は、本発明の送風器固定構造に用いられる固定具の上面図、正面図、底面図、側面図、図6のD―D′線断面図である。なお、図11ないし図13に示した従来の送風器固定構造1aと同一の機能を有する構成要素には同一の符号を配する。
【0020】
本発明の送風器固定構造1は、図2及び図3に示すように、所定間隔をおいて配置された一対の送風器10、10と、金属板材等で形成された略箱型のケーシング20と、前記送風器10、10を前記ケーシング20の内側の送風器取付け面となる前板21に向かって弾性的に押圧固定する固定具30とによって構成されている。
【0021】
送風機10は、図2及び図3に示すように、所定間隔をおいて配置された略箱型の装置であり、自身の回転によってケーシング内に空気を送り込むためのファンや、前記ファンを駆動させるためのモーターが設けられている(図示せず)。
【0022】
前記ケーシング20は、図3に示すように、前記送風器10、10の取付け面となる略長方形の前板21と、この前板21の4辺にこの前板21とそれぞれ略垂直に設けられた上側板22、下側板23、左側板24、右側板25とを有する略箱型の形状となっている。
【0023】
前記前板21には、図1に示すように、送風器10によって外部からケーシング20の内部へ風を取り込むための通風口26が設けられている。また、前記前板21の送風機取付け面には、図5(a)に示すように、振動等により送風器10が前板21上を摺動することを防止するための摺動防止凸部27が設けられている。この摺動防止凸部27は、図5(b)に示すように、送風器10に設けられた摺動防止凹部11と係合することによって、送風器10が前板21上を摺動することを防止する機能を有している。なお、この摺動防止凸部27及び摺動防止凹部11は、送風器一つにつき2個以上設けることが好ましく、そのような構造を用いることにより、使用時における送風器10の前板21上における摺動をより確実に防止することが可能となる。
【0024】
前記上下側板22、23は、図3及び図4に示すように、前記前板21の長手方向の両側に、前記前板21とそれぞれ略垂直に設けられている。また、これらの上下側板22、23の対向する面には、図4に示すように、後述する固定具30の係止孔35と係合する被係止部となる係止突起28が上下側板22、23の一部を切り欠いて形成した突片を内側に折り曲げることにより設けられている。また、この係止突起28は、ケーシング20の内側に向かって突出しており、後述する固定具30をケーシング20の内部に係止する機能を有している。なお、この係止突起28の作用については後に詳述する。
【0025】
また、これら上下側板22、23には、前記係止突起28と前記係止片32との係合を解除することにより、ケーシング20から固定具30を取外すための係合解除用孔部29、29が設けられている(図4参照)。この係合解除用孔部29は、前記係止突起28を前記上下側板22、23の一部を切り欠いて形成する際に、前記係止突起28と同時に形成されるようになっており、この係合解除用孔部29にドライバー等の棒状体を挿入し、固定具30の係止片32の先端部分を図4(c)に示された矢印の向きに押圧することにより、固定具30とケーシング20との係合を解除し、ケーシング20から固定具30を取外すことが可能となっている。
【0026】
前記固定具30は、バネ用ステンレス鋼等の弾性の大きな金属板材を所定の形状に打ち抜いたものを曲げ加工することにより形成されており、図6ないし図10に示すように、固定具30のベースとなる略長方形の基部31と、この基部31の長手方向の両端に設けられた対向する一対の係止片32、32と、この基部31の長手方向の両側に設けられた一対の側面部33、33と、各側面部33の長手方向両端にそれぞれ設けられた一対の弾性片34、34とから構成されている。
【0027】
前記一対の係止片32、32は、図7に示すように、前記基部31の長手方向の両端に、これら一対の係止片32、32と、前記基部31とを含む縦断面が略コの字型となるように一体に設けられており、その先端付近には、図9に示すように、前記係止突起28と係合し、固定具30をケーシング20へと固定するための係止孔35が設けられている。
【0028】
また、前記一対の係止片32、32は、図7に示すように、基端から先端にかけて相互に離間する方向に傾斜して前記基部31から延出している。そして、このような形状とすることにより、固定具30をケーシング20の内部へと取り付ける際に、両係止片32、32が、図4(a)ないし(c)に示すように、ケーシング20の上下側板22、23の内側にそれぞれ弾性的に当接するようになっている。
【0029】
さらに、各係止片32の先端付近部は、図7に示すように、相互に近接する方向に傾斜するように曲げ加工され、それによって傾斜面36が形成されている。
【0030】
この傾斜面36は、図4(a)ないし(c)に示すように、この固定具30をケーシング20の前板21に向かって押し込む際、送風機10、10の間に位置するとともに、ケーシング20の係止突起28に当接するようになっている。そして、係止片32は、この傾斜面36に案内され、係止突起28の上を乗り越えるようになっており、係止突起28と、係止片32に設けられた係止孔35とが、固定具30をケーシング20の前板21側に押し込む作業のみによって係合するようになっている。
【0031】
前記一対の側面部33、33は、図7及び図10に示すように、前記基部31の長手方向の両側に、前記基部31と略垂直に設けられている。各側面部33の下縁の長手方向の中央部には、図8及び図10に示すように、固定具30の剛性を高めるための折り曲げ部37が設けられている。また、各側面部33の下縁の長手方向の両端には、図6及び図10に示すように、送風器10を前記前板21に向かって押圧するための一対の弾性片34、34がそれぞれ設けられている。
【0032】
各弾性片34は、図10に示すように、前記一対の側面部33、33の下端から、水平方向よりやや下方に向かって延出しており、基部31を挟んで対向する弾性片34、34が、略ハの字状に位置するように設けられている。そして、このように、各弾性片34が水平方向よりやや下方に向かって延出する構造を用いることにより、ケーシング20へ固定具30を取り付けた際に、送風器10へ弾性力が加わるようになっている。なお、これらの弾性片34の側面部33に対する曲げ角度を変化させることにより、送風器10に対する弾性片34の圧力を変化させることが可能である。
【0033】
また、これらの弾性片34は、図3に示すように、この固定具30を用いてケーシング20に送風器10、10を取り付けた際に、各送風器10の通風経路を阻害しないよう、各送風器10の背面のシャーシ部分のみを押圧する形状となっている。
【0034】
以下、本発明の送風器固定構造を用いて送風器を固定する際の手順及び各部材の作用等を説明する。
【0035】
まず、ケーシング20の前板21に一対の送風器10、10を所定間隔をおいて載置する。その際、図5(a)及び(b)に示すように、ケーシング20の前板21の摺動防止凸部27に、送風器10の摺動防止凹部11を係合させる。これにより、送風器10の前板21の面に平行な方向の摺動が防止される。
【0036】
次に、図4に示すように、2つの送風器10、10の背面から、前記ケーシング20の前板21に向かって固定具30を押し込む。
【0037】
この時、固定具30の係止片32の先端部の傾斜面36は、まず、図4(a)に示すように、ケーシング20の上下側板22、23に設けられた係止突起28、28に当接する。
【0038】
この位置から、さらに固定具30を前記前板21側に押し込むと、固定具30の係止片32は、傾斜面36に案内され、図4(b)に示すように、内側に撓み、係止突起28、28に乗り上げる。また、この時、傾斜面36は、図2に示すように、送風器10、10の間に位置するようになっている。
【0039】
この位置から、さらに固定具30を前板21側に押し込むと、係止片32に設けられた係止孔35(図9参照)と、ケーシング20に設けられた前記係止突起28とが係合し、それによって固定具30が、図2及び図4(c)に示すように、ケーシング20に係止される。また、この時、送風機10、10は、固定具30の弾性片34により、前板21側に押圧され、ケーシング20に固定される。
【0040】
なお、送風器の修理や点検等のために、ケーシング20から固定具30を取外す際には、ケーシング20の前記係合解除用孔部29にドライバー等の棒状体を挿入し、図4(c)の矢印に示す方向に固定具30の係止片32を押圧することにより、固定具30の係止孔35とケーシング20の係止突起28との係合を解除することができ、その作業のみによって、ケーシング20から固定具30を取外すことが可能となっている。
【0041】
このように、本発明の送風器固定構造1を用いることにより、複数の送風器をネジやナット等の多数の結合部品や工具を用いることなく、一つの固定具30で送風器の通風経路を阻害することなくケーシング20へと確実に押圧固定することが可能となり、しかも、従来の送風器固定構造1aより格段に取り付けや取り外しが容易な送風器固定構造1が実現する。
【0042】
なお、本実施形態において、固定具30は、バネ用ステンレス鋼等の金属板材によって形成されているが、本実施形態に限らず、固定具30は、樹脂等で形成することも可能である。また、本実施形態の固定具30は、ケーシング20の係止突起28と係合する係止片32を有する構造となっているが、本実施形態に限らず、固定具30とケーシング20とが係合し、送風器10を弾性的にケーシング20の前板21に向かって押圧固定する構造であれば、本発明の利点を享受することが可能であるため、ケーシング20の係止突起28の位置を送風機10の背面側に移動させ、固定具の基部31とケーシング20の係止突起28とが係合する構造とすることも可能である。その場合、本実施形態のような係止片32が不要となる。
【0043】
また、本実施形態の一対の送風器10、10のうちの一方を他の装置等に置き換えることにより、一つの送風機を固定することが可能である。
【0044】
最後に、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更及び改良等が可能であることは言うまでもない。 また、本実施形態の送風器固定構造は、電源装置や、PC等、送風器によるケーシング内の強制空冷が必要な装置の全てに応用が可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、多数の結合部品や、ドライバーやレンチ等の工具を用いることなく、少ない部品点数で、送風器をケーシングに確実に取り付けることが可能であり、しかも、ケーシングの前面にネジ等の結合部品が露出しない構造であり、ケーシングのデザインの自由度が高い送風器固定構造が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送風器取付け構造を示す正面図である。
【図2】本発明の送風器取付け構造の図1におけるA−A′線断面図である。
【図3】本発明の送風器取付け構造の背面図である。
【図4】図4(a)ないし(c)は、本発明の送風器取付け構造のケーシングと固定具との係合の過程を示す模式図である。
【図5】図5(a)及び(b)は、本発明の送風器取付け構造のケーシングに設けられた摺動防止凸部と送風器に設けられた摺動防止凹部との係合の過程を示す模式図である。
【図6】本発明の送風器固定構造に用いられている固定具の上面図である。
【図7】本発明の送風器固定構造に用いられている固定具の正面図である。
【図8】本発明の送風器固定構造に用いられている固定具の底面図である。
【図9】本発明の送風器固定構造に用いられている固定具の側面図である。
【図10】本発明の送風器固定構造に用いられている固定具の図6におけるB−B′線断面図である。
【図11】従来の送風器固定構造の正面図である。
【図12】従来の送風器固定構造の側面図である。
【図13】従来の送風器固定構造の背面図である。
【符号の説明】
1 送風器固定構造(本発明)
1a 送風器固定構造(従来)
10 送風器
11 摺動防止凹部
20 ケーシング
21 前板
22 上側板
23 下側板
24 左側板
25 右側板
26 通風口
27 摺動防止凸部
28 係止突起
29 係合解除用孔部
30 固定具
31 基部
32 係止片
33 側面部
34 弾性片
35 係止孔
36 傾斜面
37 折り曲げ部
40 ネジ
41 ナット

Claims (9)

  1. 固定具を用いて、少なくとも一つの送風器を箱型のケーシングの内部に固定するための送風器固定構造であって、
    前記ケーシングは、前記ケーシングの送風器取付け面となる前板に垂直に設けられた対向する一対の側板に、少なくとも一対の係止突起を有しており、
    前記固定具は、前記ケーシングに設けられた前記一対の係止突起にそれぞれ係合する一対の係止孔と、前記送風器を前記前板に向かって弾性的に押圧固定するための複数の弾性片と、前記係止孔及び前記弾性片が設けられた基部とを有することを特徴とする送風器固定構造。
  2. 前記固定具は、所定間隔に配置された複数の送風器を前記前板に向かって弾性的に押圧固定することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の送風器固定構造。
  3. 前記一対の係止孔は、前記基部の両端から延出する一対の係止片に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の送風器固定構造。
  4. 前記一対の係止片は、その各々が、前記ケーシングの前記側板に弾性的に当接するように、前記基部の両端から相互に離間する方向に傾斜して延出していることを特徴とする請求項3に記載の送風器固定構造。
  5. 前記一対の係止片の先端部分が相互に近接する方向に傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の送風器固定構造。
  6. 前記一対の係止片は、前記基部の長手方向の両端にそれぞれ設けられており、前記複数の弾性片は、前記基部の長手方向の両側に設けられていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の送風器固定構造。
  7. 前記前板と前記送風器との間に、前記前板上における前記送風器の摺動を防止する摺動防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の送風器固定構造。
  8. 前記摺動防止手段は、前記前板及び前記送風器のうちの一方に設けられた凸部及び他方に設けられた凹部であることを特徴とする請求項7に記載の送風器固定構造。
  9. 送風器を箱型のケーシングの内部に固定するための送風器固定具であって、前記ケーシングの対向する一対の側板に設けられた一対の被係止部と係合する係止部が設けられた一対の係止片と、送風器を前記一対の側板に垂直に設けられた前板に向かって弾性的に押圧固定するための複数の弾性片と、前記一対の係止片と前記弾性片とが設けられた基部とを有しており、前記一対の係止片は、前記基部の長手方向の両端にそれぞれ設けられており、前記複数の弾性片は、前記基部の長手方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする送風器固定具。
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