JPH075661Y2 - 着脱式プリント基板の固定構造 - Google Patents

着脱式プリント基板の固定構造

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JPH075661Y2
JPH075661Y2 JP12336090U JP12336090U JPH075661Y2 JP H075661 Y2 JPH075661 Y2 JP H075661Y2 JP 12336090 U JP12336090 U JP 12336090U JP 12336090 U JP12336090 U JP 12336090U JP H075661 Y2 JPH075661 Y2 JP H075661Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
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stopper
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孝之 浅野
明 岡田
昇 小池
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Yagi Antenna Co Ltd
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Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子機器に対して、その筐体外部から自在に
取付け,取外しが可能な着脱式プリント基板の固定構造
に関する。
[従来の技術] 第4図(A)及び(B)はそれぞれ着脱式プリント基板
の従来の固定構造を示すもので、同図(A)はその平面
図、同図(B)はその側断面図である。
第4図において、11は電子機器筐体、12a,12bは窓孔、1
3a〜13cはプリント基板、14a〜14cは基板差込み機構、1
5はストッパ、16a,16bはねじであり、すなわち、電子機
器筐体11の一側面に形成された窓孔12a,12bから着脱式
のプリント基板13a〜13cを挿入し、各基板13a〜13cの先
端部をそれぞれ対応する基板差込み機構14a〜14cに差込
むことで、電子機器筐体11のカバーや蓋等を開ける必要
なく、適宜プリント基板13a〜13cの取付け,取外しが行
なえる。そして、基板装着時には、平板状のストッパ15
を、上記各窓孔12a,12bを塞ぐようにして電子機器筐体1
1の一側面にねじ16a,16bを用いて固定することで、各プ
リント基板13a〜13cの端部が押えられ、基板差込み機構
14a〜14cからの緩みや抜けが防止される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記着脱式プリント基板の従来の固定構
造では、各プリント基板13a〜13cそれ自体の電子機器筐
体11に対する取付け,取外しは、それぞれの窓孔12a,12
bを通して容易に行なえるものの、ストッパ15をねじ16
a,16bを用いて固定する必要があるため、該ストッパ15
の装着に伴い作業能率が低下する問題がある。
本考案は上記課題に鑑みなされたもので、ストッパをね
じ等を用いて装着する必要なく、プリント基板着脱の際
の作業能率を向上することが可能になる着脱式プリント
基板の固定構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、本考案に係わる着脱式プリント基板の固定構
造は、電子機器筐体の側面に形成された窓孔と、この窓
孔を通して電子機器筐体内に挿入されるプリント基板
と、このプリント基板の挿入先端部が差込まれ該プリン
ト基板の後端部を上記窓孔の高さに略対応させて位置設
定する基板差込み機構と、上記窓孔の対向する孔縁に内
接し該内接対向方向への広がり弾性力を有すると共に上
記プリント基板後端部に当接する平板面が中央下げ底部
に形成されたM字状のストッパと、このストッパのM字
開放側両端部に形成され上記窓孔への内接状態において
その孔縁に係止される抜け止め片とを備えて構成したも
のである。
[作用] つまり、上記ストッパはそのM字開放間隙を圧縮させて
上記窓孔に装着され、そのM字中央部の下げ底平板面に
よりプリント基板端部を押えることになる。
[実施例] 以下図面により本考案の一実施例について説明する。
第1図は着脱式プリント基板の固定構造を示す部分断面
図であり、同図において、11は電子機器筐体、11aは筐
体カバー、12は窓孔、13a,13bはプリント基板、14a,14b
は基板差込み機構、17は電子基板、18a,18bは電子基板
固定用スペーサである。
つまり、電子機器筐体11の一側面に形成された窓孔12に
プリント基板13a,13bを挿入し、該プリント基板13a,13b
の先端部をそれぞれ対応する基板差込み機構14a,14bに
差込むことで、筐体カバー11aを開けることなく基板取
付けが行なわれる。この場合、プリント基板13a,13bの
後端部の位置は、基板差込み機構14a,14bが固定される
位置に応じて、上記窓孔12の高さに対応して設定され
る。
ここで、上記窓孔12にはM字状のストッパ21を装着して
プリント基板13a,13bの抜けや緩みを防止する。
上記M字状のストッパ21は、窓孔12の対向する孔縁に内
接し該内接対向方向への広がり弾性力を有するもので、
また、このストッパ21のM字中央下げ底部には、上記プ
リント基板13a,13bそれぞれの後端部に当接する平板面2
2が形成される。さらに、ストッパ21のM字開放側の両
端部には、上記窓孔12への内接状態においてその孔縁に
係止される抜け止め用の爪23a,23bが形成される。
第2図は上記着脱式プリント基板の固定構造を示す外観
斜視図、第3図は上記着脱式プリント基板の固定構造に
おけるストッパ21の装着過程を示す部分断面図である。
すなわち、上記ストッパ21は、そのM字状側部を矢印x
1,x2で示すように挟み付けることでM字開放間隔が圧縮
されるもので、このM字開放間隔を圧縮した状態でその
M字開放端部を窓孔12に挿入し手を離すことで、該窓孔
12に内接するストッパ21の装着が行なわれ、同時にスト
ッパ21の下げ底平板面22が各プリント基板13a,13bの後
端部を押える状態になる。この場合、ストッパ21のM字
開放側の両端部に形成した抜け止め用の爪23a,23bが、
窓孔12の孔縁に係止されるので、ストッパ21自体が窓孔
12から外れることはない。
したがって、上記着脱式プリント基板の固定構造によれ
ば、電子機器筐体11に対するプリント基板13a,13bの取
付けの際には、ドライバ等の工具を何等使用することな
く、片手で容易にストッパ21を装着することができ、プ
リント基板13a,13bの抜けや緩みを防止することができ
る。
また、ストッパ21は、その抜け止め用の爪23a,23bが作
用して、通常、窓孔12からは絶対に外れることがないの
で、輸送や取付けに伴う振動等に対しても、確実にプリ
ント基板13a,13bを固定保持することができる。
なお、上記実施例では、2枚の着脱式プリント基板13a,
13bの固定構造について示したが、プリント基板の取付
け枚数がさらに多い場合には、上記ストッパ21の下げ底
平板面22を該プリント基板の取付け範囲に対応する長さ
にして構成することで、容易に上記実施例同様の固定構
造を得ることができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、電子機器筐体の側面に形
成された窓孔と、この窓孔を通して電子機器筐体内に挿
入されるプリント基板と、このプリント基板の挿入先端
部が差込まれた該プリント基板の後端部を上記窓孔の高
さに略対応させて位置設定する基板差込み機構と、上記
窓孔の対向する孔縁に内接し該内接対向方向への広がり
弾性力を有すると共に上記プリント基板後端部に当接す
る平板面が中央下げ底部に形成されたM字状のストッパ
と、このストッパのM字開放側両端部に形成され上記窓
孔への内接状態においてその孔縁に係止される抜け止め
片とを備えて構成し、上記ストッパはそのM字開放間隔
を圧縮させて上記窓孔に装着されるので、ストッパをね
じ等を用いて装着する必要なく、プリント基板着脱の際
の作業能率を向上することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる着脱式プリント基板
の固定構造を示す部分断面図、第2図は上記着脱式プリ
ント基板の固定構造を示す外観斜視図、第3図は上記着
脱式プリント基板の固定構造におけるストッパの装着過
程を示す部分断面図、第4図(A)及び(B)はそれぞ
れ着脱式プリント基板の従来の固定構造を示す図であ
る。 11……電子機器筐体、11a……筐体カバー、12……窓
孔、13a,13b……プリント基板、14a,14b……基板差込み
機構、17……電子基板、18a,18b……電子基板固定用ス
ペーサ、21……M字状ストッパ、22……基板押え用平板
面、23a,23b……抜け止め用の爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器筐体の側面に形成された窓孔と、 この窓孔を通して電子機器筐体内に挿入されるプリント
    基板と、 このプリント基板の挿入先端部が差込まれ該プリント基
    板の後端部を上記窓孔の高さに略対応させて位置設定す
    る基板差込み機構と、 上記窓孔の対向する孔縁に内接し該内接対向方向への広
    がり弾性力を有すると共に上記プリント基板後端部に当
    接する平板面が中央下げ底部に形成されたM字状のスト
    ッパと、 このストッパのM字開放側両端部に形成され上記窓孔へ
    の内接状態においてその孔縁に係止される抜け止め片と
    を具備し、 上記ストッパはそのM字開放間隔を圧縮させて上記窓孔
    に装着されることを特徴とする着脱式プリント基板の固
    定構造。
JP12336090U 1990-11-21 1990-11-21 着脱式プリント基板の固定構造 Expired - Fee Related JPH075661Y2 (ja)

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JPH0479487U JPH0479487U (ja) 1992-07-10
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