JPH0349437Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349437Y2 JPH0349437Y2 JP1983096837U JP9683783U JPH0349437Y2 JP H0349437 Y2 JPH0349437 Y2 JP H0349437Y2 JP 1983096837 U JP1983096837 U JP 1983096837U JP 9683783 U JP9683783 U JP 9683783U JP H0349437 Y2 JPH0349437 Y2 JP H0349437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed board
- fitting
- bottom plate
- housing
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
本考案は電子機器筐体内の底板に近接し平行し
て取り付けるプリント板の実装機構に関する。
て取り付けるプリント板の実装機構に関する。
(b) 技術の背景
近年の電子機器は使用する電子部品の小型化と
高密度実装化に伴いプリント板を使用することが
一般になつており、小型電子機器の筐体ではスペ
ースフアクタを良くするためプリント板の上に更
にプリント板を配設するような場合もあり、この
場合の基礎のプリント板をマザーボードと通称す
る。本考案は該マザーボードの如きプリント板を
筐体底板に近接し平行して取り付けるプリント板
実装機構に係る。
高密度実装化に伴いプリント板を使用することが
一般になつており、小型電子機器の筐体ではスペ
ースフアクタを良くするためプリント板の上に更
にプリント板を配設するような場合もあり、この
場合の基礎のプリント板をマザーボードと通称す
る。本考案は該マザーボードの如きプリント板を
筐体底板に近接し平行して取り付けるプリント板
実装機構に係る。
(c) 従来技術と問題点
従来技術による電子機器用金属筐体のプリント
板実装機構を斜視図にて第1図に示し、第1図の
矢印A,Bの断面図を第2図に示す。
板実装機構を斜視図にて第1図に示し、第1図の
矢印A,Bの断面図を第2図に示す。
第1図に於て1は電子機器用金属筐体2を示し
筐体1は底板1−1,背面板1−2,側面板1−
4と一体になつた天板1−3及び前パネル1−5
より成る。底板1−1には4個のねじ3にてプリ
ント板2を取り付けてある。
筐体1は底板1−1,背面板1−2,側面板1−
4と一体になつた天板1−3及び前パネル1−5
より成る。底板1−1には4個のねじ3にてプリ
ント板2を取り付けてある。
第2図に於て、底板1−1に4個の筐体内に突
出した突出部1−6を設け、突出部1−6の中央
にねじの貫通孔を設け、ワツシヤ4とスペーサ5
を介してプリント板2をねじ3と突出部1−6の
裏面のナツト6で底板1−1に固定する。
出した突出部1−6を設け、突出部1−6の中央
にねじの貫通孔を設け、ワツシヤ4とスペーサ5
を介してプリント板2をねじ3と突出部1−6の
裏面のナツト6で底板1−1に固定する。
上述の従来技術によるとプリント板の組立て部
品点数が多くしたがつて組立て工数も多く必要と
なり、保守点検でプリント板を外したり交換する
場合にも工数を多く必要とし煩雑である。
品点数が多くしたがつて組立て工数も多く必要と
なり、保守点検でプリント板を外したり交換する
場合にも工数を多く必要とし煩雑である。
また筐体内で小さい組立部品を使用することは
該組立部品が組立て作業中や機器の動作中にねじ
の外れで筐体内を転動して小型電子機器を損傷す
る恐れがあり望ましくないという問題点があつ
た。
該組立部品が組立て作業中や機器の動作中にねじ
の外れで筐体内を転動して小型電子機器を損傷す
る恐れがあり望ましくないという問題点があつ
た。
(d) 考案の目的
本考案は電子機器筐体内の底板に近接し平行し
てプリント板を実装するに当たり、筐体内に該プ
リント板の嵌め込み機構を設けねじを使用せず簡
単に該プリント板を着脱でき安定して装着できる
ことを目的とする。
てプリント板を実装するに当たり、筐体内に該プ
リント板の嵌め込み機構を設けねじを使用せず簡
単に該プリント板を着脱でき安定して装着できる
ことを目的とする。
(e) 考案の構成
上記の目的は本考案により電子機器用金属筐体
の底板に垂直な壁板である背面板には突出部が設
けられ、該突出部は外側より内側へ押圧成形され
た台形状で、上面及び側面にはプリント板の保持
高さの位置で底板に平行にプリント板の厚さに対
応する嵌め込み溝を有し、一方底板には嵌め込み
金具が設けられ、該金具はばね材よりなり下端が
底板に固定され、プリント板の保持高さに対応す
る位置にプリント板の端部下面を載置しかつ端部
側面をプリント板面に平行な方向に弾性保持する
段差部を有し、プリント板のいづれか一端は突出
部の嵌め込み溝中に挿入され、他端部は嵌め込み
金具の段差部で弾性的に保持されてなることを特
徴とするプリント板実装機構によつて達成され
る。
の底板に垂直な壁板である背面板には突出部が設
けられ、該突出部は外側より内側へ押圧成形され
た台形状で、上面及び側面にはプリント板の保持
高さの位置で底板に平行にプリント板の厚さに対
応する嵌め込み溝を有し、一方底板には嵌め込み
金具が設けられ、該金具はばね材よりなり下端が
底板に固定され、プリント板の保持高さに対応す
る位置にプリント板の端部下面を載置しかつ端部
側面をプリント板面に平行な方向に弾性保持する
段差部を有し、プリント板のいづれか一端は突出
部の嵌め込み溝中に挿入され、他端部は嵌め込み
金具の段差部で弾性的に保持されてなることを特
徴とするプリント板実装機構によつて達成され
る。
(f) 考案の実施例
本考案によるプリント板実装機構の一実施例を
第3図a,第3図b及び第4図に示す。第3図及
び第4図にて第1図及び第2図と同一符号のもの
は同一対象物を示す。
第3図a,第3図b及び第4図に示す。第3図及
び第4図にて第1図及び第2図と同一符号のもの
は同一対象物を示す。
第3図aは本考案の実施例を斜視図にて示した
ものであり、第3図bに嵌め込み溝を拡大して斜
視図にて示す。第4図に第3図aの矢印C,Dの
断面図を示す。
ものであり、第3図bに嵌め込み溝を拡大して斜
視図にて示す。第4図に第3図aの矢印C,Dの
断面図を示す。
第3図及び第4図に於て、7は筐体1の底板1
−1にほぼ垂直な壁板である背面板1−2に設け
たプリント板側すなわち第3図a及び第4図では
筐体内側に押圧成形された台形状の突出部であ
り、第3図bの8は突出部7の上面及び側面に切
込みで形成された嵌め込み溝であり、この溝の高
さはプリント板の保持位置に選ばれ溝の幅はプリ
ント板の厚さに略等しくなつている。9は底板1
−1に立設せるプリント板2の他方の端を上方よ
り第4図矢印Eの如く押圧して嵌め込むばね材よ
りなる嵌め込み金具であり、図の如く下端は底板
に固定され、プリント板の保持高さに対応する位
置にプリント板の端部下面を載置しかつ端部側面
をプリント板面に平行な方向に弾性保持する段差
部を有す。10はプリント板2を上方より第4図
Fの如く押圧した場合のプリント板補強のための
スペーサである。
−1にほぼ垂直な壁板である背面板1−2に設け
たプリント板側すなわち第3図a及び第4図では
筐体内側に押圧成形された台形状の突出部であ
り、第3図bの8は突出部7の上面及び側面に切
込みで形成された嵌め込み溝であり、この溝の高
さはプリント板の保持位置に選ばれ溝の幅はプリ
ント板の厚さに略等しくなつている。9は底板1
−1に立設せるプリント板2の他方の端を上方よ
り第4図矢印Eの如く押圧して嵌め込むばね材よ
りなる嵌め込み金具であり、図の如く下端は底板
に固定され、プリント板の保持高さに対応する位
置にプリント板の端部下面を載置しかつ端部側面
をプリント板面に平行な方向に弾性保持する段差
部を有す。10はプリント板2を上方より第4図
Fの如く押圧した場合のプリント板補強のための
スペーサである。
本実施例によればプリント板2は筐体の天板1
−3を取り除きプリント板2のいずれか一方の端
を嵌め込み溝8に嵌入し他方の端を嵌め込み金具
9にプリント板2を上方より押圧して嵌め込むこ
とによりプリント板2は筐体1に実装され、実装
後プリント板2は嵌め込み金具9のばねの付勢力
により嵌め込み溝8に確保される。
−3を取り除きプリント板2のいずれか一方の端
を嵌め込み溝8に嵌入し他方の端を嵌め込み金具
9にプリント板2を上方より押圧して嵌め込むこ
とによりプリント板2は筐体1に実装され、実装
後プリント板2は嵌め込み金具9のばねの付勢力
により嵌め込み溝8に確保される。
プリント板2の嵌め込み金具9に嵌め込まれて
いる部分を該金具のばねの付勢力に抗して上方に
持ち上げればプリント板は該金具より離脱し嵌め
込み溝8より抜き出して取り出すことができる。
いる部分を該金具のばねの付勢力に抗して上方に
持ち上げればプリント板は該金具より離脱し嵌め
込み溝8より抜き出して取り出すことができる。
(g) 考案の効果
本考案によれば、電子機器筐体内の底板に近接
し平行して装着するプリント板をねじ等の止め用
部品を用いず容易に嵌め込みのみで実装でき、ま
た取り外しも該嵌め込み機構からプリント板を抜
脱することで容易にでき、実装中は嵌め込み機構
で確実に保持され、組立部品点数の軽減、組立て
工数の低減による機器の原価低減に効果があり、
プリント板保守点検が容易にでき、ねじ等組立て
小部品の筐体内の脱落も無くなり電子機器の信頼
性向上にも大きな効果がある。
し平行して装着するプリント板をねじ等の止め用
部品を用いず容易に嵌め込みのみで実装でき、ま
た取り外しも該嵌め込み機構からプリント板を抜
脱することで容易にでき、実装中は嵌め込み機構
で確実に保持され、組立部品点数の軽減、組立て
工数の低減による機器の原価低減に効果があり、
プリント板保守点検が容易にでき、ねじ等組立て
小部品の筐体内の脱落も無くなり電子機器の信頼
性向上にも大きな効果がある。
第1図に従来技術によるプリント板実装機構を
斜視図で示し、第2図は第1図の矢印A,Bの断
面図を示し、第3図aに本考案によるプリント板
実装機構の実施例を斜視図で示し、第3図bに本
考案による機構の1部である嵌め込み溝の拡大図
を斜視図で示し、第4図は第3図aの矢印C,D
の本考案によるプリント板実装機構の断面図を示
す。 全図を通じ同一符号のものは同一対象を示し1
は電子機器用金属筐体、1−1は筐体1の四辺形
の底板、2は四辺形のプリント板、1−2は底板
1−1にほぼ垂直なる壁板なる背面板、8は嵌め
込み溝、9は嵌め込み金具である。
斜視図で示し、第2図は第1図の矢印A,Bの断
面図を示し、第3図aに本考案によるプリント板
実装機構の実施例を斜視図で示し、第3図bに本
考案による機構の1部である嵌め込み溝の拡大図
を斜視図で示し、第4図は第3図aの矢印C,D
の本考案によるプリント板実装機構の断面図を示
す。 全図を通じ同一符号のものは同一対象を示し1
は電子機器用金属筐体、1−1は筐体1の四辺形
の底板、2は四辺形のプリント板、1−2は底板
1−1にほぼ垂直なる壁板なる背面板、8は嵌め
込み溝、9は嵌め込み金具である。
Claims (1)
- 電子機器用金属筐体の底板に垂直な壁板である
背面板には突出部が設けられ、該突出部は外側よ
り内側へ押圧成形された台形状で、上面及び側面
にはプリント板の保持高さの位置で底板に平行に
プリント板の厚さに対応する嵌め込み溝を有し、
一方底板には嵌め込み金具が設けられ、該金具は
ばね材よりなり下端が底板に固定され、プリント
板の保持高さに対応する位置にプリント板の端部
下面を載置し、かつ端部側面をプリント板面に平
行な方向に弾性保持する段差部を有し、プリント
板のいづれか一端は突出部の嵌め込み溝中に挿入
され、他端部は嵌め込み金具の段差部で弾性的に
保持されてなることを特徴とするプリント板実装
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9683783U JPS605194U (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | プリント板実装機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9683783U JPS605194U (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | プリント板実装機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605194U JPS605194U (ja) | 1985-01-14 |
JPH0349437Y2 true JPH0349437Y2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=30230604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9683783U Granted JPS605194U (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | プリント板実装機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605194U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248361U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-06 | ||
JPS5612392B2 (ja) * | 1977-09-02 | 1981-03-20 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5521358Y2 (ja) * | 1975-05-15 | 1980-05-22 | ||
JPS5927094Y2 (ja) * | 1979-07-09 | 1984-08-06 | マスプロ電工株式会社 | 共同受信用ケ−ス |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP9683783U patent/JPS605194U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248361U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-06 | ||
JPS5612392B2 (ja) * | 1977-09-02 | 1981-03-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS605194U (ja) | 1985-01-14 |
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