JPS59781Y2 - 被取付体の保持装置 - Google Patents
被取付体の保持装置Info
- Publication number
- JPS59781Y2 JPS59781Y2 JP13029982U JP13029982U JPS59781Y2 JP S59781 Y2 JPS59781 Y2 JP S59781Y2 JP 13029982 U JP13029982 U JP 13029982U JP 13029982 U JP13029982 U JP 13029982U JP S59781 Y2 JPS59781 Y2 JP S59781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding piece
- piece
- printed circuit
- mounting base
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は被取付体の保持装置に係り、特に小型の電子機
器等においてプリント基板、シャーシ板あるいは電気部
品等の部品を合成樹脂製取付基体に保持するようにした
保持装置に適用して好適なものである。
器等においてプリント基板、シャーシ板あるいは電気部
品等の部品を合成樹脂製取付基体に保持するようにした
保持装置に適用して好適なものである。
背景技術とその問題点
例えば小型のラジオ受信機において、プリント基板を合
成樹脂製取付基体に取付けて保持する場合には、例えば
この基体の表面にこの基体と直角に弾性変形可能な保持
片を一体に連設し、この保持片の先端のフック部をプリ
ント基板の周縁部に係合させ、プリント基板を保持する
ようにしていた。
成樹脂製取付基体に取付けて保持する場合には、例えば
この基体の表面にこの基体と直角に弾性変形可能な保持
片を一体に連設し、この保持片の先端のフック部をプリ
ント基板の周縁部に係合させ、プリント基板を保持する
ようにしていた。
従ってラジオ受信機の内部には、少なくとも基体の厚み
と保持片の高さとの和以上の巾の空間を設けなくてはな
らず、小型化が阻害されていた。
と保持片の高さとの和以上の巾の空間を設けなくてはな
らず、小型化が阻害されていた。
このような問題点に鑑みて保持片の高さを低くすること
も考案されるが、この保持片はプリント基板の取付けに
際して弾性変形させる必要があり、あまり低いと変形が
弾性限界を超えるために破損してしまう。
も考案されるが、この保持片はプリント基板の取付けに
際して弾性変形させる必要があり、あまり低いと変形が
弾性限界を超えるために破損してしまう。
考案の目的
本考案は、上述の点に鑑み、たとえ保持片の高さが低く
ても十分な弾性変位を達成することができる被取付体の
保持装置を提供するものである。
ても十分な弾性変位を達成することができる被取付体の
保持装置を提供するものである。
考案の概要
本考案は、合成樹脂製の取付基体に突設された植立部と
、その先端部に係合部が設けられた保持片と、前記植立
部と前記保持片とを連結し且つ弾性変形可能な連結片と
を具備し、前記保合部により被取付体を係合することに
よって、前記被取付体を前記取付基体に取付けるように
した被取付体の保持装置に係るものである。
、その先端部に係合部が設けられた保持片と、前記植立
部と前記保持片とを連結し且つ弾性変形可能な連結片と
を具備し、前記保合部により被取付体を係合することに
よって、前記被取付体を前記取付基体に取付けるように
した被取付体の保持装置に係るものである。
実施例
以下本考案をラジオ受信機におけるプリント基板の保持
装置に適用した一実施例を図面につき説明する。
装置に適用した一実施例を図面につき説明する。
第1図に示すように、このラジオ受信機のキャビネット
1は偏平な直方体状に構成されており、その上面にはボ
リウムつまみ2とチューニングつまみ3とが配設されて
おり、また側面にはダイヤル表示部4が設けられている
。
1は偏平な直方体状に構成されており、その上面にはボ
リウムつまみ2とチューニングつまみ3とが配設されて
おり、また側面にはダイヤル表示部4が設けられている
。
キャビネット1の内部には第2図に示すように、合成樹
脂製の取付基体5が配設されている。
脂製の取付基体5が配設されている。
この基体5はスチロール樹脂、ABS樹脂等の成形物で
あって、このラジオ受信機の内部においてその両方向の
ほぼ全面を覆うように構成されている。
あって、このラジオ受信機の内部においてその両方向の
ほぼ全面を覆うように構成されている。
そしてこの基体5によって電池6、プリント基板7等の
部品を保持するように構成されている。
部品を保持するように構成されている。
この合成樹脂製の取付基体5によるプリント基板7の保
持は、第2図に示すように、この基体5に一体に連設さ
れている保持片8と、これらの保持片8の近傍に於いて
基体5に一体に連設されている突出部12とによって行
われるようになっている。
持は、第2図に示すように、この基体5に一体に連設さ
れている保持片8と、これらの保持片8の近傍に於いて
基体5に一体に連設されている突出部12とによって行
われるようになっている。
保持片8にはその上端に保合部すなわちフック10が形
成されており、またこのフック10の上面は傾斜面11
となっている。
成されており、またこのフック10の上面は傾斜面11
となっている。
従ってプリント基板7の周縁部をこの傾斜面11に当接
させて保持片8を矢印A方向に弾性変形させ、プリント
基板7の周縁部の上面をフック10に係合させることに
よってプリント基板7を合成樹脂製の取付基体5に取付
けるようになっている。
させて保持片8を矢印A方向に弾性変形させ、プリント
基板7の周縁部の上面をフック10に係合させることに
よってプリント基板7を合成樹脂製の取付基体5に取付
けるようになっている。
なおこのときにプリント基板7の下面は突出部12の上
面に当接して、プリント基板7の下面が基体5に直接接
触しないようになっており、基体5とプリント基板7と
の間の空間に、プリント基板7にマウントされている各
種の回路部品14が配されるように構成されている。
面に当接して、プリント基板7の下面が基体5に直接接
触しないようになっており、基体5とプリント基板7と
の間の空間に、プリント基板7にマウントされている各
種の回路部品14が配されるように構成されている。
プリント基板7を基体5に対して保持するための保持片
8は、第3図に示すように、屈曲しながら基体5に沿う
ように延びている弾性変形可能な連結片20の先端に連
設されており、この連結片20の他端は合成樹脂製取付
基体5に突設された植立部21の先端に一体的に連設さ
れている。
8は、第3図に示すように、屈曲しながら基体5に沿う
ように延びている弾性変形可能な連結片20の先端に連
設されており、この連結片20の他端は合成樹脂製取付
基体5に突設された植立部21の先端に一体的に連設さ
れている。
すなわち保持片8、連結片20及び植立部21は、基体
5の面と直角にこの基体5に一体に連設されている。
5の面と直角にこの基体5に一体に連設されている。
従ってラジオ受信機のキャビネットの内部空間の厚みを
増すことなく連結片20を基体5の面方向に十分長くす
ることができる。
増すことなく連結片20を基体5の面方向に十分長くす
ることができる。
このために、この連結片20と植立部21との結合部分
を固定端とする基体5の面方向における連結片20の弾
性変形を大きくすることができ、保持片8に大きな変位
を与えることができる。
を固定端とする基体5の面方向における連結片20の弾
性変形を大きくすることができ、保持片8に大きな変位
を与えることができる。
また保持片8は弾性変形可能であってよく、その場合は
、この保持片8と連結片20との結合部分を固定端とす
る保持片8自身の弾性変形が加がるので、保持片8の上
端の変位はさらに大きくなる。
、この保持片8と連結片20との結合部分を固定端とす
る保持片8自身の弾性変形が加がるので、保持片8の上
端の変位はさらに大きくなる。
このために保持片8の高さを高くしなくても、プリント
基板7を取付けるのに十分な変形が可能となり、保持片
8の高さを低くすることができる。
基板7を取付けるのに十分な変形が可能となり、保持片
8の高さを低くすることができる。
従って保持片8の高さと基体5の厚さの和が小さくなり
、ラジオ受信機のキャビネット1の内部空間の厚みを小
さくすることができる。
、ラジオ受信機のキャビネット1の内部空間の厚みを小
さくすることができる。
すなわちラジオ受信機をより偏平な薄形に構成すること
ができる。
ができる。
またプリント基板7の面積にバラツキがあっても、保持
片8を十分に弾性変位させることによって、基準よりも
大きい面積を有するプリント基板7をも保持することが
できる。
片8を十分に弾性変位させることによって、基準よりも
大きい面積を有するプリント基板7をも保持することが
できる。
応用例
以上本考案を実施例につき述べたが、本考案は上記実施
例によって限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基いて各種変更が可能である。
例によって限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基いて各種変更が可能である。
例えば上記実施例は本考案をラジオ受信機におけるプリ
ント基板の支持装置に適用したものであるが、本考案は
その他各種の機器における、プリント基板以外の物品の
取付けにも適用可能である。
ント基板の支持装置に適用したものであるが、本考案は
その他各種の機器における、プリント基板以外の物品の
取付けにも適用可能である。
考案の効果
上述の如く本考案は、合成樹脂製の取付基体に植立部と
屈曲しながら取付基体に沿うように延びている弾性変形
可能な連結片とを介して保持片を連設し、この保持片に
よって被取付は体を支持するようにしたものであるから
、保持片の変位が連結片の弾性変形によって達成される
ことになる。
屈曲しながら取付基体に沿うように延びている弾性変形
可能な連結片とを介して保持片を連設し、この保持片に
よって被取付は体を支持するようにしたものであるから
、保持片の変位が連結片の弾性変形によって達成される
ことになる。
このために、たとえこの保持片の高さが低くても十分な
弾性変位をもって被取付体を取付けたりあるいは取はず
したりすることができるので、機器をより小型化するこ
とができる。
弾性変位をもって被取付体を取付けたりあるいは取はず
したりすることができるので、機器をより小型化するこ
とができる。
また被取付体の面積にバラツキがあっても、保持片を十
分に弾性変位させることによって、基準よりも大きい面
積を有する被取付体をも保持することができる。
分に弾性変位させることによって、基準よりも大きい面
積を有する被取付体をも保持することができる。
図面は本考案をラジオ受信機におけるプリント基板の保
持装置に適用した一実施例を示すものであって、第1図
はこのラジオ受信機の外観斜視図、第2図は第1図にお
けるII −II線断面図、第3図は保持片8の構造を
示す基体5の要部斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、5・・・・・
・合成樹脂製取付基体、7・・・・・・プリント基板、
8・・・・・・保持片、10・・・・・・フック、12
・・・・・・突出部、20・・・・・・連結片、21・
・・・・・植立部である。
持装置に適用した一実施例を示すものであって、第1図
はこのラジオ受信機の外観斜視図、第2図は第1図にお
けるII −II線断面図、第3図は保持片8の構造を
示す基体5の要部斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、5・・・・・
・合成樹脂製取付基体、7・・・・・・プリント基板、
8・・・・・・保持片、10・・・・・・フック、12
・・・・・・突出部、20・・・・・・連結片、21・
・・・・・植立部である。
Claims (1)
- 合成樹脂製の取付基体に突設されている植立部と、先端
部に保合部が設けられている保持片と、屈曲しながら前
記取付基体に沿うように延びて前記植立部と前記保持片
とを連結し且つ弾性変形可能な連結片と、前記保持片の
近傍に於いて前記取付基体から突出している突出部とを
夫々具備し、被取付体を前記係合部と前記突出部とに係
合させることによって、前記被取付体を前記取付基体に
取付けて保持するように構成した被取付体の保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13029982U JPS59781Y2 (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 被取付体の保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13029982U JPS59781Y2 (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 被取付体の保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844894U JPS5844894U (ja) | 1983-03-25 |
| JPS59781Y2 true JPS59781Y2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=29923935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13029982U Expired JPS59781Y2 (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 被取付体の保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59781Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-28 JP JP13029982U patent/JPS59781Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844894U (ja) | 1983-03-25 |
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