JPH0621280Y2 - 回路基板とシールドケースの組立構造 - Google Patents

回路基板とシールドケースの組立構造

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JPH0621280Y2
JPH0621280Y2 JP11849588U JP11849588U JPH0621280Y2 JP H0621280 Y2 JPH0621280 Y2 JP H0621280Y2 JP 11849588 U JP11849588 U JP 11849588U JP 11849588 U JP11849588 U JP 11849588U JP H0621280 Y2 JPH0621280 Y2 JP H0621280Y2
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case
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connecting piece
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光男 大川内
末男 新橋
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 回路基板とそれを電磁遮蔽するシールドケースとの組立
構造の改良に関し、 シールドケースの製作寸法精度を緩め、十分な半田接合
強度を確保し、シールドケースの寸法精度を緩和するこ
とを目的とし、 回路基板を電磁遮蔽するシールドケースと、接続片と支
持片とでL形に折曲し該接続片に対し鈍角逆L形に折曲
した固定片とで形成される略T字形の固定具とからな
り、該固定具の接続片を縁端部のアース用導体パターン
に接続した前記回路基板を前記シールドケースに入れ、
前記支持片をケース底内面に当接支持するとともに前記
固定片をケース側壁内面にばね性を有して密着させ半田
付け固定するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は回路基板とそれを電磁遮蔽するシールドケース
との組立構造の改良に関する。
最近の通信機器は通信システムの信号の高速化に伴い、
外部雑音に対しより強くする必要がある。
そのため、電子回路を機能単位に搭載する回路基板をシ
ールドケースで覆い磁気遮蔽しているが、このシールド
ケースの製作寸法精度を緩め、回路基板の取り付けに自
由度を有する固定構造が要望されている。
〔従来の技術〕
第4図の分解した組立斜視図および第5図の要部拡大側
断面図に示すように従来のシールドケースの固定構造
は、金属薄伴を箱形に折り曲げ、さらにケース側壁11a
の一部を内方に押し出し形成した突起11a-1を左右に備
えるシールドケース11と、電子部品14aを搭載した回路
基板14とから構成される。そして、回路基板14を入れ、
シールドケース11内に回路基板14の縁端部を突起11a-1
の上に載せ、回路基板14の縁端部に設けたアース用導体
パターン(図示略)とケース側壁11aの内面とを半田付
け固定する構造である。
13は箱形の蓋であって取付ねじ15により取着される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上記固定構造によれば、突起
はケース側壁の一部をプレス型で押し出し形成されるた
め、突起とケース底内面との間にプレス型を挿入するこ
とのできる間隔(高さ寸法)が必要となる。そのため、
突起の形成位置に高さ方向の制限が生じる。この最低高
さ寸法に部品の実装高さを加えるとシールドケースの高
さ寸法が大きくなる。このシールドケースを機器筐体に
並列収納する場合、この高さ寸法では所定の収納間隔に
対し余裕がないとか、機器筐体を小形化出来ないという
問題や、また回路基板を左右のケース側壁内面に半田付
けする場合、回路基板とケース側壁内面の隙間が大きく
なると回路基板が一方に片寄り易く、他方側が半田付け
できなくなるか、あるいは不十分な半田接合強度となる
などのため、回路基板に対しシールドケースの寸法精度
を厳しくしなければならず製作コストが嵩むといった問
題があった。
上記問題点に鑑み、本考案はシールドケースの製作寸法
精度を緩め、十分な半田接合強度を確保し、寸法精度を
緩和することのできる回路基板とシールドケースの組立
構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のシールドケースの
固定構造においては、回路基板を電磁遮蔽するシールド
ケースと、接続片と支持片とでL形に折曲し該接続片に
対し鈍角逆L形に折曲した固定片とで形成される略T字
形の固定具とからなり、該固定具の接続片を縁端部のア
ース用導体パターンに接続した前記回路基板を前記シー
ルドケースに入れ、前記支持片をケース底内面に当接支
持するとともに前記固定片をケース側壁内面にばね性を
有して密着させ半田付け固定するように構成する。
〔作用〕 接続片と支持片と固定片とが3方向にそれぞれ延びて形
成される略T字形の固定具を用いることにより、接続片
は回路基板の導体パターンに半田付け接続することがで
き、支持片の長さは自由に変えることができるため、回
路基板の収納高さを任意に選定することができ、シール
ドケースの高さを所定寸法に設定することができる。
また、固定片は接続片に対し鈍角逆L形、即ち直角より
大きく外方に延びばね性を有しているため、固定片は撓
んでケース側壁に隙間なく密着させることができ、十分
な半田接合強度をもって回路基板をケース側壁面に半田
付け固定することができる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基づいて本考案の要旨を詳細
に説明する。
第1図の分解した組立斜視図および第2図の要部拡大側
断面図に示すように、金属薄板を箱形に折り曲げ、開口
部を金属薄板製の箱形の蓋3で閉じ内部に収納した回路
基板4を電磁遮蔽するシールドケース1と、第3図の斜
視図に示す方形金属薄板を直角(θ)L形に折り曲げ
た一方の片を回路基板4を接続する接続片2aとし、他方
の片を回路基板4を支持する支持片2bとし、この支持片
2bの一部を接続片2aに対し鈍角92〜95°(θ)逆L形
に折り曲げた片をシールドケース1のケース側壁内面1b
に半田付けする固定片2cとする略T字形の固定具2とで
構成される。
シールドケース1に回路基板4を収納する場合は、電子
部品4aを搭載した回路基板4の左右縁端部のアース用導
体パターン(図示略)に固定具2の接続片2aを半田付け
した後、シールドケース1に入れ、固定具2の支持片2b
で回路基板4をケース底内面1aに当接支持するとともに
固定具2の固定片2cをケース側壁内面1bにばね性を利用
して密着させ半田付け固定する。次いで、蓋3を閉じ取
付ねじ5でねじ止めする。
このように、接続片と支持片と固定片とを有する略T字
形の固定具を用いることにより、支持片の長さを自在に
変えて回路基板の取り付け高さを任意に調節することが
できるため、シールドケースの全高さ寸法を従来より小
さくすることができ(より薄形になる)、機器筐体のよ
り狭い並列間隔でも実装することが可能となる。
また、固定具の固定片はそのばね性によりシールドケー
スの内側寸法に対して融通性を有し、ケース側壁内面に
隙間なく密着させることができる。そのために回路基板
の外形寸法に対するシールドケースのの製作寸法精度を
緩めることができるとともに十分な半田接合強度をもっ
て回路基板をシールドケースに固定することができる。
〔考案の効果〕
以上、詳述したように本考案によれば、回路基板を確実
な接地を得て強固に半田接合することができ、シールド
ケースをより薄く小形化でき、シールドケースの製作寸
法精度を緩めることができて製造コストを引き下げ、安
価なシールドケース付回路基板ユニットを提供すること
ができるとともに機器筐体を小形化することができると
いった実用上極めて有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例の分解した組立斜視図、 第2図は第1図の要部拡大側断面図、 第3図は第1図の固定具の斜視図、 第4図は従来技術による分解した組立斜視図、 第5図は第4図の要部拡大側断面図である。 図において、 1はシールドケース、2aは接続片、 1aはケース底内面、2bは支持片、 1bはケース側壁内面、2cは固定片、 2は固定具、4は回路基板、 を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板(4)を電磁遮蔽するシールドケー
    ス(1)と、 接続片(2a)と支持片(2b)とでL形に折曲し該接続片(2a)
    に対し鈍角逆L形に折曲した固定片(2c)とで形成される
    略T字形の固定具(2)とからなり、 該固定具(2)の接続片(2a)を縁端部のアース用導体パタ
    ーンに接続した前記回路基板(4)を前記シールドケース
    (1)に入れ、前記支持片(2b)をケース底内面(1a)に当接
    支持するとともに前記固定片(2c)をケース側壁内面(1b)
    にばね性を有して密着させ半田付け固定することを特徴
    とする回路基板とシールドケースの組立構造。
JP11849588U 1988-09-08 1988-09-08 回路基板とシールドケースの組立構造 Expired - Lifetime JPH0621280Y2 (ja)

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JPH0238793U JPH0238793U (ja) 1990-03-15
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