JPH02955Y2 - - Google Patents

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JPH02955Y2
JPH02955Y2 JP1980118580U JP11858080U JPH02955Y2 JP H02955 Y2 JPH02955 Y2 JP H02955Y2 JP 1980118580 U JP1980118580 U JP 1980118580U JP 11858080 U JP11858080 U JP 11858080U JP H02955 Y2 JPH02955 Y2 JP H02955Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
housing
casing
conductive
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JP1980118580U
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JPS5741699U (ja
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気遮蔽効果を高めた電気機器の筐体
に関するものである。
一般にプリント基板上の電気回路を電気シール
ドする場合には第１図〜第３図に示すようにして
いる。すなわち第１図および第２図はプリント基
板１の上面の電気回路部１ａをシールドするもの
で、シールドケース２に凸部２ａを設け、この凸
部２ａをプリント基板１に設けた穴部１ｂに挿入
し、プリント基板１の導体部１ｃに半田付けして
いる。なお同図において３は筐体、４は筐体蓋、
５は筐体３に設けたボス３ｃにプリント基板１を
固定するためのビスである。
また同様にプリント基板１の裏面の電気回路１
ｄをシールドする場合は第２図に示すようにその
プリント基板１の下面にシールド板６を設けてい
る。
しかし上述したような従来の電気遮蔽構造は次
のような欠点があつた。
(i) シールドケース２とプリント基板導体部１ｃ
との突合せ部を全周半田付けすることが困難な
ためその間隙が生じ、電気遮蔽性が十分でな
い。
(ii) シールドケース２を半田付けする構造である
ためその取付け、取外しに手間がかかる。
(iii) シールドケース２を構成する部材が筐体３等
の外に必要であり、コストがかかる。
本考案は上記した欠点を除去するもので、以下
にその実施例とともに説明する。第４図はプリン
ト基板の裏面をシールドする場合の実施例を示す
ものである。同図において、１１はプリント基
板、１１ａはそのプリント基板１１の電気遮蔽必
要な印刷回路部、１１ｂは導電部である。１２は
導電性と弾力性を有するパツキング材で、プリン
ト基板１１の導電部１１ａに接し、かつ後述する
筐体１３の凹部１３ｂに固定されるとともに筐体
１３に電気的に接続される。１３は一部に電気遮
蔽の必要な部分を包括するように凸部１３ａを設
けた筐体で、その凸部１３ａの先端に前述のパツ
キング材１２を保持するための凹部１３ｂが設け
られている。１３ｃは筐体１３に設けたボス、１
４は筐体蓋、１５はプリント基板１１の取付ねじ
である。
上記構成においても、金属もしくは表面に導電
性処理を施したプラスチツクスで形成した筐体１
３を用い、その筐体１３にプリント基板１１を取
付ねじ１５で固定すれば、プリント基板１１の導
電部１１ｂはパツキング材１２を介して筐体１３
の凸部１３ａに接触する。したがつてプリント基
板の導電部１１ａは確実にシールドされることに
なる。
また第５図はプリント基板１１の表面（部品取
付面）をシールドする場合の実施例で、第４図に
対応する部分には同符号を付している。異なるの
は筐体１３の代りに筐体蓋１４に凸部１４ａを設
け、その凸部１４ａの先端にパツキング材１２を
保持するための凹部１４ｂを設けた点である。こ
の実施例においてもプリント基板１１が固定され
た筐体１３に筐体蓋１４を取付けることによりプ
リント基板１１がパツキング材１２を介して凸部
１４ａに接触し、空間Ａのシールドを行なうこと
ができる。
なお上記実施例においてはプリント基板１１の
一方の面のみシールドを図つているが、同時に両
面をシールドする構成とすることも同様に可能で
ある。
上記実施例より明らかなように本考案によれば
電気遮蔽のための特別の独立したケースを用いる
ことなくプリント基板回路の電気遮蔽性が完全に
行なえるとともにシールドケースに代用される部
材が筐体または筐体蓋に一体化される構造である
ためコスト低減が行なえる。さらに、プリント基
板の一部を分断することなくシールドが行える。
この場合に、プリント基板の一部に穴を開けるこ
となく、凸部の先端のパツキング材を接するよう
にするだけで良いから、コスト面、安定性の面で
も秀れており、特に一枚の大型基板の部分シール
ドに適している利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図および第２図は従来の電気機器の筐体の
断面図および要部斜視図、第３図は他の従来の電
気機器の筐体の断面図、第４図は本考案の一実施
例による電気機器の筐体の断面図、第５図は他の
実施例の断面図である。 １１……プリント基板、１２……パツキング
材、１３……筐体、１３ａ……凸部、１４……筐
体蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性を有する筐体及び筐体蓋を備え、前記筐
    体内に収納された一枚のプリント基板上の導電部
    を包括するように、前記筐体または筐体蓋の少く
    とも一方から前記導体部にほぼ接する凸部を設け
    ると共に、前記凸部の先端には凹部を設けて、前
    記凹部と導体部との間に導電性を有するパツキン
    グ材を介在させることにより前記プリント基板上
    の一部を電気シールドするようにした電気機器の
    筐体。
JP1980118580U 1980-08-20 1980-08-20 Expired JPH02955Y2 (ja)

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JPS5741699U JPS5741699U (ja) 1982-03-06
JPH02955Y2 true JPH02955Y2 (ja) 1990-01-10

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