JPH08222877A - シールドカバー取付構造 - Google Patents

シールドカバー取付構造

Info

Publication number
JPH08222877A
JPH08222877A JP2803295A JP2803295A JPH08222877A JP H08222877 A JPH08222877 A JP H08222877A JP 2803295 A JP2803295 A JP 2803295A JP 2803295 A JP2803295 A JP 2803295A JP H08222877 A JPH08222877 A JP H08222877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield cover
circuit board
printed circuit
cover
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2803295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Saito
武志 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2803295A priority Critical patent/JPH08222877A/ja
Publication of JPH08222877A publication Critical patent/JPH08222877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を増やすことなく、シールドカバー
を簡単に取付け、取外し可能なシールドカバー取付構造
を提供する。 【構成】 プリント基板2上にシールドカバー3を取り
付け、上下カバー1,4による筐体内に収容する電子機
器のシールドカバー取付構造において、プリント基板2
の少なくともシールドカバー3と接触する部分にベタア
ース21を形成し、さらにそのベタアース形成部分にほ
ぼ等間隔に半田による凸部22を形成し、上下カバー
1,4にその合体時にプリント基板2及びシールドカバ
ー3を挟むリブ11,14を形成し、上下カバー1,4
の合体によりプリント基板2側の凸部がシールドカバー
3と接触し、これによりプリント基板2とシールドカバ
ー3が電気的に接続されるようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器におけるシ
ールド構造に係り、特にプリント基板へのシールドカバ
ー装着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシールドカバー取付構造は、
(a)シールドカバーをプリント基板へ半田付けにより
取り付ける、(b)シールドカバーとプリント基板の間
が均一に接触するように、導電性ゴム等のガスケットを
間に入れ、ねじ等により締結するといった方法をとって
いる。
【0003】しかしながら、(a)の取付構造では、部
品点数は少ないが、取付け、取外しが容易でなく、保守
性に問題があった。また、(b)の取付構造では、取付
け、取外しが容易で保守性に優れているが、部品点数が
多くなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、部品点数を増やすことな
く、シールドカバーを簡単に取付け、取外し可能なシー
ルドカバー取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、プリント基板上にシールドカバーを取り
付け、上下カバーによる筐体内に収容する電子機器のシ
ールドカバー取付構造において、前記プリント基板の少
なくとも前記シールドカバーと接触する部分にベタアー
スを形成し、前記プリント基板のベタアース形成部分、
前記シールドカバーの前記ベタアースと接触する面の少
なくともいずれか一方にほぼ等間隔に複数の導電性の凸
部を形成し、前記上下カバーにその合体時に前記プリン
ト基板及びシールドカバーを挟むリブを形成し、前記上
下カバーの合体により前記凸部を介して前記ベタアース
とシールドカバーが接触し、これによってプリント基板
とシールドカバーが電気的に接続されるようにしたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によるシールドカバー取付構造では、
上下カバーの合体時のリブによる締結力を利用して、プ
リント基板のベタアースとシールドカバーとを凸部によ
り等間隔かつ均一に接するようにし、シールドカバーと
プリント基板を電気的に接続して、シールドカバーにて
覆われた範囲を確実にシールドすることができるように
している。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。
【0008】図1はこの発明に係る第1の実施例の構造
を示す分解斜視図、図2は同実施例の接触部断面構造を
示すものである。
【0009】図1、図2において、2はプリント基板、
3はシールドカバー、1,4は筐体である。プリント基
板2の表裏面の周囲及び中央を横切る部分にはベタアー
ス21がプリントされ、かつベタアースプリント部分に
は約2.5mm程度のピッチでφ0.4mm程度のスル
ーホールが形成されている。尚、スルーホールの周囲の
レジストはφ1.0mm程度剥離され、これによって半
田付けランドが形成されている。
【0010】上記スルーホールはプリント基板2上に配
置された他の部品と共に半田槽を通過する際に半田で満
たされ、その半田が周囲の半田付けランドに広がる。こ
れにより、プリント基板2の表裏面の周囲及び中央を横
切る部分に高さ0.2mm程度の凸部22が形成され
る。
【0011】シールドカバー3は板厚が0.2mm程度
の板金などで成形加工したもので、プリント基板2上の
ベタアース21の形成部分と接触し、凸部22を十分に
覆いつくすことができるような平面がプリント基板2上
の凸部22に沿って形成されている。
【0012】筐体1,4はそれぞれ上下カバーであり、
プラスチックなどにより成形加工されたものである。シ
ールドカバー3を覆う筐体1,4には、シールドカバー
3と同様に、プリント基板2の凸部22を十分に覆いつ
くすようなリブ11,41が形成される。このリブ1
1,41はシールドカバー3をプリント基板2に押し付
けるような形状となっている。筐体1,4はプリント基
板2、シールドカバー3を中に挟み込みながら嵌合し、
ねじなどにより固定される。
【0013】すなわち、筐体1,4がねじによって締結
されると、その締結力が筐体1,4に形成されたリブ1
1,14に伝わり、プリント基板2とシールドカバー3
を締め付ける。シールドカバー3はプリント基板2に押
し付けられるため、プリント基板2上に形成された凸部
22と接する。
【0014】筐体1,4のリブ11,14及びシールド
カバー3の平面はプリント基板2上の凸部22を十分に
覆いつくすような形状をしており、凸部22に沿って形
成されているため、シールドカバー3は凸部22の配列
に沿って凸部22に圧接するようになる。
【0015】これにより、プリント基板2上のベタアー
ス21とシールドカバー3は電気的に接続されるように
なり、シールドカバー3にて覆われた範囲内はシールド
されることになる。
【0016】以上のように第1の実施例によれば、筐体
1,4の合体時のリブ11,14による締結力を利用し
て、プリント基板2のベタアース21上に形成された凸
部22をシールドカバー3と等間隔かつ均一に接するよ
うにしているので、シールドカバー3とプリント基板2
を電気的に接続し、シールドカバー3にて覆われた範囲
を確実にシールドすることができる。
【0017】この構造は、従来のような半田付けなどの
永久的な接続を利用していないため、取付け、取外しを
容易に行うことができるので、取付け、取外しの工程数
を削減できるという効果を有する。さらに、従来のよう
なガスケットを介在していないため、部品点数の削減で
きるという効果も得られる。
【0018】第1の実施例ではプリント基板が半田槽を
通過することを前提としているが、以下の構造によれ
ば、半田槽を通過していないプリント基板への適用が可
能となる。
【0019】図3は第2の実施例の構造を示す分解斜視
図、図4は同実施例の接触部断面構造を示すものであ
る。
【0020】図3、図4において、5〜8の各部の構成
は第1の実施例と同様であり、6はプリント基板、7は
シールドカバー、5,8は筐体である。
【0021】プリント基板6の表裏面の周囲及び中央を
横切る部分にはベタアース61がプリントされ、かつレ
ジストが剥離されている。シールドカバー7は板厚が
0.2mm程度の板金などで成形加工したもので、プリ
ント基板6上のベタアース61を覆うような平面が形成
されている。このベタアース61と接する平面上にはφ
1.0mm程度、高さ0.2mm程度、ピッチ2.5m
m程度の凸部71がを形成される。筐体5,8は第1の
実施例の筐体1,4と同様なリブ51,81を有する構
造となっている。
【0022】すなわち、第1の実施例と同様に、筐体
5,8に形成されたリブ51,81により、シールドカ
バー7がプリント基板6へ押し付けられる。シールドカ
バー7に形成された凸部71が、プリント基板6上のベ
タアース61と接触する。ベタアース61の形成部分は
レジストが剥離されているため、シールドカバー7の凸
部71とプリント基板6は電気的に接触することにな
り、シールドカバー7で覆われた範囲内はシールドされ
ることになる。
【0023】以上のように第2の実施例によれば、筐体
5,8の嵌合の力を利用し、筐体のリブ51,81の締
め付けによりシールドカバー7上に形成された凸部71
がプリント基板6のベタアース61と圧接するようにし
ているので、シールドカバー7とプリント基板6を電気
的に接続し、シールドカバー7にて覆われた範囲を確実
にシールドすることができる。これにより、第1の実施
例と同様に、取付け、取外しの工程数が削減できるとい
う効果、さらに部品点数の削減という効果も得られる。
【0024】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば凸部はプリント基板側、シールドカ
バー側双方に形成するようにしてもよい。その他、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形しても同様に実
施可能であることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、部
品点数を増やすことなく、シールドカバーを簡単に取付
け、取外し可能なシールドカバー取付構造を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシールドカバー取付構造の第1
の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同第1の実施例の接触部の詳細を示す断面図で
ある。
【図3】この発明に係る第2の実施例の構造を示す分解
斜視図である。
【図4】同第2の実施例の接触部の詳細を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 筐体(上カバー) 11 リブ 2 プリント基板 21 ベタアース 22 凸部 3 シールドカバー 4 筐体(下カバー) 41 リブ 5 筐体(上カバー) 51 リブ 6 プリント基板 61 ベタアース 7 シールドカバー 71 凸部 8 筐体(下カバー) 81 リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上にシールドカバーを取り
    付け、上下カバーによる筐体内に収容する電子機器のシ
    ールドカバー取付構造において、 前記プリント基板の少なくとも前記シールドカバーと接
    触する部分にベタアースを形成し、前記プリント基板の
    ベタアース形成部分、前記シールドカバーの前記ベタア
    ースと接触する面の少なくともいずれか一方にほぼ等間
    隔に複数の導電性の凸部を形成し、前記上下カバーにそ
    の合体時に前記プリント基板及びシールドカバーを挟む
    リブを形成し、前記上下カバーの合体により前記凸部を
    介して前記ベタアースとシールドカバーが接触してプリ
    ント基板とシールドカバーが電気的に接続されるように
    したことを特徴とするシールドカバー取付構造。
  2. 【請求項2】 前記凸部は、前記プリント基板のベタア
    ース形成部分にほぼ等間隔に複数のスルーホールを形成
    しておき、搭載部品の自動半田付け時にスルーホール内
    に半田を充填させることで形成するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のシールドカバー取付構造。
  3. 【請求項3】 前記プリント基板のベタアース形成部分
    のレジストを剥離しておき、前記シールドカバー側に前
    記凸部を形成しておくようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のシールドカバー取付構造。
  4. 【請求項4】 前記上下カバーをねじによって締結する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のシールドカ
    バー取付構造。
JP2803295A 1995-02-16 1995-02-16 シールドカバー取付構造 Pending JPH08222877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2803295A JPH08222877A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 シールドカバー取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2803295A JPH08222877A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 シールドカバー取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08222877A true JPH08222877A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12237411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2803295A Pending JPH08222877A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 シールドカバー取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08222877A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0936581A (ja) * 1995-07-25 1997-02-07 Toshiba Corp シールドケース及び電子機器
JPH1022671A (ja) * 1996-07-02 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp 回路基板用シールド機構
JPH10242713A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Hitachi Metals Ltd 非可逆回路素子と回路基板との接続構造
FR2798553A1 (fr) * 1999-09-14 2001-03-16 Sagem Dispositif de protection de composants electroniques
JP2004040100A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh 電磁遮蔽装置
JP2005340764A (ja) * 2004-02-10 2005-12-08 Nippon Jitsupaa Chiyuubingu Kk 電磁波シールドガスケット及びその製造方法
JP2012129495A (ja) * 2010-12-10 2012-07-05 Askey Computer Corp 通信機器のプリント回路基板の接地構造
WO2017159531A1 (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 電子機器
CN108541127A (zh) * 2017-03-06 2018-09-14 索尼互动娱乐股份有限公司 电子设备
CN113228440A (zh) * 2019-01-11 2021-08-06 株式会社自动网络技术研究所 电连接箱
WO2024009500A1 (ja) * 2022-07-08 2024-01-11 日立Astemo株式会社 電子制御装置、及び、電子制御装置の製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0936581A (ja) * 1995-07-25 1997-02-07 Toshiba Corp シールドケース及び電子機器
JPH1022671A (ja) * 1996-07-02 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp 回路基板用シールド機構
JPH10242713A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Hitachi Metals Ltd 非可逆回路素子と回路基板との接続構造
FR2798553A1 (fr) * 1999-09-14 2001-03-16 Sagem Dispositif de protection de composants electroniques
EP1085799A1 (fr) * 1999-09-14 2001-03-21 Sagem Sa Dispositif de protection de composants électroniques
JP2004040100A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh 電磁遮蔽装置
JP2005340764A (ja) * 2004-02-10 2005-12-08 Nippon Jitsupaa Chiyuubingu Kk 電磁波シールドガスケット及びその製造方法
JP2012129495A (ja) * 2010-12-10 2012-07-05 Askey Computer Corp 通信機器のプリント回路基板の接地構造
WO2017159531A1 (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 電子機器
US10966356B2 (en) 2016-03-16 2021-03-30 Sony Interactive Entertainment Inc. Electronic apparatus
CN108541127A (zh) * 2017-03-06 2018-09-14 索尼互动娱乐股份有限公司 电子设备
US10932356B2 (en) 2017-03-06 2021-02-23 Sony Interactive Entertainment Inc. Electronic equipment
CN113228440A (zh) * 2019-01-11 2021-08-06 株式会社自动网络技术研究所 电连接箱
WO2024009500A1 (ja) * 2022-07-08 2024-01-11 日立Astemo株式会社 電子制御装置、及び、電子制御装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5899760A (en) Connector assembly
JPH08222877A (ja) シールドカバー取付構造
US6477052B1 (en) Multiple layer thin flexible circuit board
US4498721A (en) Electrical connector for an electronic package
US4760357A (en) Noise filter with inlet socket
US4063788A (en) Chassis captivation arrangement for vibration attenuation
JPS63133600A (ja) 電子機器の遮蔽構造
JPH02955Y2 (ja)
JPH05136578A (ja) フレームグランド強化装置
EP0921610A3 (en) Electrical connector assembly for mounting on a printed circuit board and method for mounting it
JPS6336718Y2 (ja)
JP3028956B1 (ja) 環境配慮型fg構造
JPH10172685A (ja) シェル付きコネクタ、及びその組み立て方法
JPH08228088A (ja) シールド装置
JPH0577358B2 (ja)
JPH0651022Y2 (ja) 電子機器筐体
JP3875463B2 (ja) 電子回路ユニットの枠体取付構造
JPH025588Y2 (ja)
JPH0411343Y2 (ja)
JP3282650B2 (ja) 通信機におけるアース構造
JP3119072B2 (ja) 高周波機器
JPH09162583A (ja) シールド構造
JPH06252584A (ja) マイクロ波回路のシールド構造
JP2512947Y2 (ja) 電子機器のシヤ−シ取付装置
JPH0333090Y2 (ja)