JP2590706Y2 - 電子配線基板のアース構造 - Google Patents
電子配線基板のアース構造Info
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- JP2590706Y2 JP2590706Y2 JP1993015602U JP1560293U JP2590706Y2 JP 2590706 Y2 JP2590706 Y2 JP 2590706Y2 JP 1993015602 U JP1993015602 U JP 1993015602U JP 1560293 U JP1560293 U JP 1560293U JP 2590706 Y2 JP2590706 Y2 JP 2590706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- electronic wiring
- board
- housing
- substrate holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電子配線基板のアース
構造、特に電子配線基板の信号パターン等から発生する
電磁放射雑音の減少を図ると共に組立て作業性の改善を
図った電子配線基板のアース構造に関するものである。
構造、特に電子配線基板の信号パターン等から発生する
電磁放射雑音の減少を図ると共に組立て作業性の改善を
図った電子配線基板のアース構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子配線基板のアース構造として
は図３に示すものがある。
は図３に示すものがある。
【０００３】図３中、１は電子配線基板、２は金属製の
筐体である。筐体２に螺子座３が固着され、該螺子座３
に電子配線基板１のフレームグランド部が接触した状態
で螺子４により前記電子配線基板１が前記筐体２に取付
けられ、前記フレームグランド部は螺子４、螺子座３を
介して前記筐体２にアースされている。
筐体である。筐体２に螺子座３が固着され、該螺子座３
に電子配線基板１のフレームグランド部が接触した状態
で螺子４により前記電子配線基板１が前記筐体２に取付
けられ、前記フレームグランド部は螺子４、螺子座３を
介して前記筐体２にアースされている。
【０００４】又、図４は他の従来例を示しており、前記
電子配線基板１の背面に支柱５が取付けられ、前記電子
配線基板１は該支柱５に螺子４で取付けられている。
又、前記筐体２の底面にはアース用板バネ６が固着さ
れ、該アース用板バネ６が前記支柱５に接触し、前記電
子配線基板１のフレームグランド部は支柱５、アース用
板バネ６を介して前記筐体２にアースされている。
電子配線基板１の背面に支柱５が取付けられ、前記電子
配線基板１は該支柱５に螺子４で取付けられている。
又、前記筐体２の底面にはアース用板バネ６が固着さ
れ、該アース用板バネ６が前記支柱５に接触し、前記電
子配線基板１のフレームグランド部は支柱５、アース用
板バネ６を介して前記筐体２にアースされている。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来例の内、
前者は螺子止めであるので作業性が悪く、更に従来例の
内後者はやはり螺子止め作業となると共に片面接触とな
り、電磁放射雑音の低減機能が低下する。
前者は螺子止めであるので作業性が悪く、更に従来例の
内後者はやはり螺子止め作業となると共に片面接触とな
り、電磁放射雑音の低減機能が低下する。
【０００６】本考案は斯かる実情を鑑み、電磁放射雑音
の低減機能に優れ、而も作業性のよい電子配線基板のア
ース構造を提供しようとするものである。
の低減機能に優れ、而も作業性のよい電子配線基板のア
ース構造を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、筐体に基板保
持バネが固着され、該基板保持バネがコの字状に屈曲し
た基部の両側４隅に成形された基板保持片を有し、該基
板保持片に電子配線基板のアース部を両面より挟持する
と共に前記電子配線基板を挟持しない状態では相互に接
触する接触部が形成されたことを特徴とするものであ
る。
持バネが固着され、該基板保持バネがコの字状に屈曲し
た基部の両側４隅に成形された基板保持片を有し、該基
板保持片に電子配線基板のアース部を両面より挟持する
と共に前記電子配線基板を挟持しない状態では相互に接
触する接触部が形成されたことを特徴とするものであ
る。
【０００８】
【作用】電子配線基板の筐体への取付けは、基板の端部
を基板保持バネに挿入することで行われ、電子配線基板
のアースは前記基板保持バネが電子配線基板のアース部
に接触することで行われる。
を基板保持バネに挿入することで行われ、電子配線基板
のアースは前記基板保持バネが電子配線基板のアース部
に接触することで行われる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１中、図３、図４中で示したものと同一
のものには同符号を付してある。
のものには同符号を付してある。
【００１１】電子配線基板１は筐体２にスポット溶接等
適宜な手段で固着した基板保持バネ７で挾持保持され
る。該基板保持バネ７は前記電子配線基板１のフレーム
グランド部に接触しており、電子配線基板１は前記基板
保持バネ７を介して前記筐体２にアースされている。
適宜な手段で固着した基板保持バネ７で挾持保持され
る。該基板保持バネ７は前記電子配線基板１のフレーム
グランド部に接触しており、電子配線基板１は前記基板
保持バネ７を介して前記筐体２にアースされている。
【００１２】前記基板保持バネ７について説明する。
【００１３】該基板保持バネ７は上下対称形をしてお
り、コの字状に屈曲した基部８の両端４隅にはそれぞれ
基板保持片９が延出され、該基板保持片９はそれぞれ側
面形状が矩形を形成する様折曲げられ、更に基板保持片
９の先端部は内側に折曲げられて接触部１０を形成す
る。
り、コの字状に屈曲した基部８の両端４隅にはそれぞれ
基板保持片９が延出され、該基板保持片９はそれぞれ側
面形状が矩形を形成する様折曲げられ、更に基板保持片
９の先端部は内側に折曲げられて接触部１０を形成す
る。
【００１４】該接触部１０は対峙する接触部１０に対し
て凸状に湾曲しており、対峙する一対の接触部１０は相
互に接触している。尚、基板保持バネ７を形成する際
に、前記対峙する一対の接触部１０が初期接触圧を有す
る様にしてもよい。
て凸状に湾曲しており、対峙する一対の接触部１０は相
互に接触している。尚、基板保持バネ７を形成する際
に、前記対峙する一対の接触部１０が初期接触圧を有す
る様にしてもよい。
【００１５】電子配線基板１の取付けは、電子配線基板
１を基板保持バネ７の接触部１０間に挿入する。電子配
線基板１は基板保持バネ７に保持されると共に接触部１
０が電子配線基板１のフレームグランド部に所要の圧力
で接触し、前記電子配線基板１は基板保持バネ７を介し
て前記筐体２にアースされる。
１を基板保持バネ７の接触部１０間に挿入する。電子配
線基板１は基板保持バネ７に保持されると共に接触部１
０が電子配線基板１のフレームグランド部に所要の圧力
で接触し、前記電子配線基板１は基板保持バネ７を介し
て前記筐体２にアースされる。
【００１６】如上の様に、電子配線基板１の取付けは螺
子止め作業を要することなく、基板保持バネ７に差込む
だけでよく、又基板保持バネ７は電子配線基板１の両面
のフレームグランド部に接触し、アースするので、電磁
放射雑音の低減機能に優れる。
子止め作業を要することなく、基板保持バネ７に差込む
だけでよく、又基板保持バネ７は電子配線基板１の両面
のフレームグランド部に接触し、アースするので、電磁
放射雑音の低減機能に優れる。
【００１７】尚、基板保持バネ７は、弾性導通材料で前
記電子配線基板１を挾持する機能を有しておればよく、
上下に分割されたものでも又基板保持片９の形状が異な
るものであってもよい等、種々変更が可能であることは
言う迄もない。
記電子配線基板１を挾持する機能を有しておればよく、
上下に分割されたものでも又基板保持片９の形状が異な
るものであってもよい等、種々変更が可能であることは
言う迄もない。
【００１８】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、基板の
組立て、基板のアース接続作業が簡単になると共に電子
配線基板の両面よりアース接続が確実に行え、電磁放射
雑音の低減を図り得る。
組立て、基板のアース接続作業が簡単になると共に電子
配線基板の両面よりアース接続が確実に行え、電磁放射
雑音の低減を図り得る。
【図１】本考案の一実施例を示す側断面図である。
【図２】図１のＡ矢視図である。
【図３】従来例を示す側断面図である。
【図４】他の従来例を示す側断面図である。
１ 電子配線基板 ２ 筐体 ７ 基板保持バネ ８ 基部 ９ 基板保持片 １０ 接触部
Claims (1)
- 【請求項１】 筐体に基板保持バネが固着され、該基板
保持バネがコの字状に屈曲した基部の両側４隅に成形さ
れた基板保持片を有し、該基板保持片に電子配線基板の
アース部を両面より挟持すると共に前記電子配線基板を
挟持しない状態では相互に接触する接触部が形成された
ことを特徴とする電子配線基板のアース構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015602U JP2590706Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 電子配線基板のアース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015602U JP2590706Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 電子配線基板のアース構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670294U JPH0670294U (ja) | 1994-09-30 |
| JP2590706Y2 true JP2590706Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=11893276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993015602U Expired - Lifetime JP2590706Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 電子配線基板のアース構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590706Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP1993015602U patent/JP2590706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0670294U (ja) | 1994-09-30 |
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