JP2003115679A - アース構造を有する情報機器およびアースプレート - Google Patents
アース構造を有する情報機器およびアースプレートInfo
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- JP2003115679A JP2003115679A JP2001307253A JP2001307253A JP2003115679A JP 2003115679 A JP2003115679 A JP 2003115679A JP 2001307253 A JP2001307253 A JP 2001307253A JP 2001307253 A JP2001307253 A JP 2001307253A JP 2003115679 A JP2003115679 A JP 2003115679A
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- Japan
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- boss
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- ground
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 きわめてシンプルな部品構成でかつ簡単に、
アースプレートを筐体のボスに挿入するだけでプリント
基板との隙間のばらつきも吸収して電気的導通を取るこ
とができるアース構造を有する情報機器を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 アースプレート５は湾曲部５ｂのバネ性
によってボス２ｂに保持されるとともに、ボトムケース
２と電気的に導通する。切越し５ｅはこの保持と導通を
さらに確実にする。トップケース１とボトムケース２の
間にプリント基板３を挟み、ネジ４によって締結すると
同時にトップケース１とボトムケース２の接合部間にゴ
ムパッキン６が挟みつけられる。そして、トップケース
１は載置面１ａでプリント基板３の上面のアース部と接
触し、ボトムケース２はボス２ｂに装着されたアースプ
レート５の接触片５ｃがプリント基板３の下面のアース
部と接触し、それぞれ電気的に導通する。
アースプレートを筐体のボスに挿入するだけでプリント
基板との隙間のばらつきも吸収して電気的導通を取るこ
とができるアース構造を有する情報機器を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 アースプレート５は湾曲部５ｂのバネ性
によってボス２ｂに保持されるとともに、ボトムケース
２と電気的に導通する。切越し５ｅはこの保持と導通を
さらに確実にする。トップケース１とボトムケース２の
間にプリント基板３を挟み、ネジ４によって締結すると
同時にトップケース１とボトムケース２の接合部間にゴ
ムパッキン６が挟みつけられる。そして、トップケース
１は載置面１ａでプリント基板３の上面のアース部と接
触し、ボトムケース２はボス２ｂに装着されたアースプ
レート５の接触片５ｃがプリント基板３の下面のアース
部と接触し、それぞれ電気的に導通する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器に関し、
詳しくは導電性の筐体でプリント基板を挟んで固定する
構成のアース構造を有する情報機器に関する。
詳しくは導電性の筐体でプリント基板を挟んで固定する
構成のアース構造を有する情報機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等の情報
機器では、不要輻射対策等のため、筐体として金属など
の導電性のものを用い、かつ、筐体内部に設けられるプ
リント基板と電気的に接続されるようになっていた。
機器では、不要輻射対策等のため、筐体として金属など
の導電性のものを用い、かつ、筐体内部に設けられるプ
リント基板と電気的に接続されるようになっていた。
【０００３】以下、そのような情報機器について、図を
用いて説明する。
用いて説明する。
【０００４】図３は従来の情報機器の部分断面図であ
る。図において、３１は情報機器のトップケース、３２
はボトムケースで、それぞれ導電性の金属筐体である。
そしてこの２つの筐体で箱形状を成している。３３は情
報機器のプリント基板である。また、トップケース３１
にはプリント基板３３の載置面３１ａおよび孔３１ｂを
備えた載置部３１ｃが設けられており、ボトムケース３
２にはネジ孔３２ａを備えたボス３２ｂが設けられてい
る。３４はトップケース３１とボトムケース３２を締結
するためのネジである。プリント基板３３の載置面３１
ａとボス３２ｂ上面によって挟まれる部分の両面にはア
ース部（図示せず）がそれぞれ印刷導電パターンにより
形成されている。
る。図において、３１は情報機器のトップケース、３２
はボトムケースで、それぞれ導電性の金属筐体である。
そしてこの２つの筐体で箱形状を成している。３３は情
報機器のプリント基板である。また、トップケース３１
にはプリント基板３３の載置面３１ａおよび孔３１ｂを
備えた載置部３１ｃが設けられており、ボトムケース３
２にはネジ孔３２ａを備えたボス３２ｂが設けられてい
る。３４はトップケース３１とボトムケース３２を締結
するためのネジである。プリント基板３３の載置面３１
ａとボス３２ｂ上面によって挟まれる部分の両面にはア
ース部（図示せず）がそれぞれ印刷導電パターンにより
形成されている。
【０００５】以上のように構成された従来の情報機器に
おける組立は、トップケース３１とボトムケース３２の
間にプリント基板３３を挟み、ネジ３４によって同時に
締結する。このとき、トップケース３１は載置面３１ａ
でプリント基板３３の上面のアース部と、ボトムケース
３２はボス３２ｂ上面でプリント基板３３の下面のアー
ス部とそれぞれ接触し、電気的に導通する。
おける組立は、トップケース３１とボトムケース３２の
間にプリント基板３３を挟み、ネジ３４によって同時に
締結する。このとき、トップケース３１は載置面３１ａ
でプリント基板３３の上面のアース部と、ボトムケース
３２はボス３２ｂ上面でプリント基板３３の下面のアー
ス部とそれぞれ接触し、電気的に導通する。
【０００６】これにより、情報機器筐体はプリント基板
３３を介し接地シールドされ、不要輻射等の問題が発生
しない。
３３を介し接地シールドされ、不要輻射等の問題が発生
しない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
トップケース３１とボトムケース３２の間にプリント基
板３３を挟み同時に３点をネジ固定していた。しかし、
近年情報機器を郊外で使用する用途が増えてきており、
使用条件の１つとして防水防塵対策が必要とされてい
た。この場合、筐体接合部に隙間が生じないよう、図４
の他の従来の情報機器の部分断面図に示すように、トッ
プケース３１とボトムケース３２の筐体接合部間に弾性
材であるゴムパッキン３５を挟みこむ必要がある。しか
しながら、このようにした場合、ゴムパッキン３５が圧
縮される量が一定しない、また筐体が金属製のためたわ
みはほとんどなく、トップケース３１の載置面３１ａと
プリント基板３３の間、またはボトムケース３２はボス
３２ｂ上面とプリント基板３３の間に隙間３６が生じる
か、隙間が生じないまでも接触が不安定となっていた。
筐体が樹脂製などであれば弾性変形があるためこのよう
な問題は生じない。
トップケース３１とボトムケース３２の間にプリント基
板３３を挟み同時に３点をネジ固定していた。しかし、
近年情報機器を郊外で使用する用途が増えてきており、
使用条件の１つとして防水防塵対策が必要とされてい
た。この場合、筐体接合部に隙間が生じないよう、図４
の他の従来の情報機器の部分断面図に示すように、トッ
プケース３１とボトムケース３２の筐体接合部間に弾性
材であるゴムパッキン３５を挟みこむ必要がある。しか
しながら、このようにした場合、ゴムパッキン３５が圧
縮される量が一定しない、また筐体が金属製のためたわ
みはほとんどなく、トップケース３１の載置面３１ａと
プリント基板３３の間、またはボトムケース３２はボス
３２ｂ上面とプリント基板３３の間に隙間３６が生じる
か、隙間が生じないまでも接触が不安定となっていた。
筐体が樹脂製などであれば弾性変形があるためこのよう
な問題は生じない。
【０００８】本発明は、この課題を解決するもので、き
わめてシンプルな部品構成でかつ簡単に、アースプレー
トを筐体のボスに挿入するだけでプリント基板との隙間
のばらつきも吸収して電気的導通を取ることができるア
ース構造を有する情報機器を提供することを目的とす
る。
わめてシンプルな部品構成でかつ簡単に、アースプレー
トを筐体のボスに挿入するだけでプリント基板との隙間
のばらつきも吸収して電気的導通を取ることができるア
ース構造を有する情報機器を提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、金属筐体のボスを抱くようにアースプレー
トを装着し、アースプレートの一部をプリント基板に弾
性的に接触させるようにしたものである。
に本発明は、金属筐体のボスを抱くようにアースプレー
トを装着し、アースプレートの一部をプリント基板に弾
性的に接触させるようにしたものである。
【００１０】これにより、２つの筐体でプリント基板を
挟みこんで同時に締結する構成の情報機器において、防
水防塵対策を行う場合、金属筐体とプリント基板との電
気的導通を確実にすることができる。
挟みこんで同時に締結する構成の情報機器において、防
水防塵対策を行う場合、金属筐体とプリント基板との電
気的導通を確実にすることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、導電性の筐体と、前記筐体に内蔵されるプリント基
板と、前記筐体に設けられた導電性のボスと、バネ性で
前記ボスを抱くように保持されるアースプレートとを備
え、前記アースプレートの一部がバネ性でプリント基板
に接触することにより、前記筐体とプリント基板との電
気的導通がとれる事を特徴とするアース構造を有する情
報機器であり、ボスとプリント基板の間に隙間が空いて
いても、アースプレートの一部がプリント基板に接触し
てアース導通をとることができるという作用を有する。
は、導電性の筐体と、前記筐体に内蔵されるプリント基
板と、前記筐体に設けられた導電性のボスと、バネ性で
前記ボスを抱くように保持されるアースプレートとを備
え、前記アースプレートの一部がバネ性でプリント基板
に接触することにより、前記筐体とプリント基板との電
気的導通がとれる事を特徴とするアース構造を有する情
報機器であり、ボスとプリント基板の間に隙間が空いて
いても、アースプレートの一部がプリント基板に接触し
てアース導通をとることができるという作用を有する。
【００１２】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
情報機器において、筐体は、少なくとも２つに分離さ
れ、１つは導電性のボスを備え、他の１つはプリント基
板が密着する載置面を備え、前記プリント基板は前記ボ
スと前記載置面により挟まれて取り付けられる事を特徴
とするものであり、２つの筐体それぞれのアース導通を
プリント基板によってとることができるという作用を有
する。
情報機器において、筐体は、少なくとも２つに分離さ
れ、１つは導電性のボスを備え、他の１つはプリント基
板が密着する載置面を備え、前記プリント基板は前記ボ
スと前記載置面により挟まれて取り付けられる事を特徴
とするものであり、２つの筐体それぞれのアース導通を
プリント基板によってとることができるという作用を有
する。
【００１３】請求項３に記載の発明は、請求項２記載の
情報機器において、分離された筐体同士の接合部には弾
性を有するゴムパッキンが設けられている事を特徴とす
るものであり、防水、防塵が可能という作用を有する。
情報機器において、分離された筐体同士の接合部には弾
性を有するゴムパッキンが設けられている事を特徴とす
るものであり、防水、防塵が可能という作用を有する。
【００１４】請求項４に記載の発明は、金属製の筐体の
ボスを抱いてバネ性で保持されるために湾曲した湾曲部
と、前記湾曲部につながるストレート部と、前記ストレ
ート部にほぼ直交してつながりそのバネ性でプリント基
板に接触する接触片とを備える事を特徴とするアースプ
レートであり、金属筐体のボスに容易に装着保持でき、
金属筐体とプリント基板との電気的な導通を安定して取
ることができるという作用を有する。
ボスを抱いてバネ性で保持されるために湾曲した湾曲部
と、前記湾曲部につながるストレート部と、前記ストレ
ート部にほぼ直交してつながりそのバネ性でプリント基
板に接触する接触片とを備える事を特徴とするアースプ
レートであり、金属筐体のボスに容易に装着保持でき、
金属筐体とプリント基板との電気的な導通を安定して取
ることができるという作用を有する。
【００１５】請求項５に記載の発明は、請求項４記載の
アースプレートにおいて、湾曲部につながるストレート
部に切起しを設けた事を特徴とするものであり、金属筐
体のボスに容易に装着保持できるとともに、ボス径が変
動しても確実に保持され、電気的導通も安定するという
作用を有する。
アースプレートにおいて、湾曲部につながるストレート
部に切起しを設けた事を特徴とするものであり、金属筐
体のボスに容易に装着保持できるとともに、ボス径が変
動しても確実に保持され、電気的導通も安定するという
作用を有する。
【００１６】請求項６に記載の発明は、請求項４記載の
アースプレートにおいて、接触片に孔部を設けた事を特
徴とするものであり、筐体とプリント基板締結用のネジ
を接触片の孔部を通すことにより、締結部の近傍で接触
片がプリント基板に接触するため、接触が安定し電気的
導通が安定するという作用を有する。
アースプレートにおいて、接触片に孔部を設けた事を特
徴とするものであり、筐体とプリント基板締結用のネジ
を接触片の孔部を通すことにより、締結部の近傍で接触
片がプリント基板に接触するため、接触が安定し電気的
導通が安定するという作用を有する。
【００１７】以下、本発明の実施の形態について、図
１、図２を用いて説明する。
１、図２を用いて説明する。
【００１８】（実施の形態１）図１は本発明の一実施の
形態の情報機器の部分断面図、図２はアースプレートの
斜視図である。図において、１は情報機器のトップケー
ス、２はボトムケースで、それぞれ導電性の金属筐体で
ある。そしてこの２つの筐体で箱形状を成している。３
は情報機器のプリント基板である。また、トップケース
１にはプリント基板３の載置面１ａおよび孔１ｂを備え
た載置部１ｃが設けられており、ボトムケース２にはネ
ジ孔２ａを備えたボス２ｂが設けられている。４はトッ
プケース１とボトムケース２を締結するためのネジであ
る。プリント基板３の載置面１ａとボス２ｂ上面によっ
て挟まれる部分の両面にはアース部（図示せず）がそれ
ぞれ印刷導電パターンにより形成されている。５はボス
２ｂに装着されるアースプレートで、バネ性を有する薄
い金属板で形成されており、ボス２ｂに保持されるため
の湾曲部５ｂ、湾曲部５ｂとつながるストレート部５
ａ、ストレート部５ａから伸びる接触片５ｃを備えてい
る。接触片５ｃのほぼ中央部にはネジ４が貫通する孔部
５ｄが設けられている。接触片５ｃはバネ性でプリント
基板３のアース部に接触することによりプリント基板３
とボトムケース２のアース導通をとることができる。さ
らに、ストレート部５ａには切起し５ｅが設けられてい
る。また、６は防水、防塵のための弾性材のゴムパッキ
ンである。
形態の情報機器の部分断面図、図２はアースプレートの
斜視図である。図において、１は情報機器のトップケー
ス、２はボトムケースで、それぞれ導電性の金属筐体で
ある。そしてこの２つの筐体で箱形状を成している。３
は情報機器のプリント基板である。また、トップケース
１にはプリント基板３の載置面１ａおよび孔１ｂを備え
た載置部１ｃが設けられており、ボトムケース２にはネ
ジ孔２ａを備えたボス２ｂが設けられている。４はトッ
プケース１とボトムケース２を締結するためのネジであ
る。プリント基板３の載置面１ａとボス２ｂ上面によっ
て挟まれる部分の両面にはアース部（図示せず）がそれ
ぞれ印刷導電パターンにより形成されている。５はボス
２ｂに装着されるアースプレートで、バネ性を有する薄
い金属板で形成されており、ボス２ｂに保持されるため
の湾曲部５ｂ、湾曲部５ｂとつながるストレート部５
ａ、ストレート部５ａから伸びる接触片５ｃを備えてい
る。接触片５ｃのほぼ中央部にはネジ４が貫通する孔部
５ｄが設けられている。接触片５ｃはバネ性でプリント
基板３のアース部に接触することによりプリント基板３
とボトムケース２のアース導通をとることができる。さ
らに、ストレート部５ａには切起し５ｅが設けられてい
る。また、６は防水、防塵のための弾性材のゴムパッキ
ンである。
【００１９】以上のように構成された従来の情報機器に
おける組立は、まず、アースプレート５の湾曲部５ｂを
ボトムケース２のボス２ｂに挿入する。アースプレート
５は湾曲部５ｂのバネ性によって保持されるとともに、
ボトムケース２と電気的に導通する。切起し５ｅはこの
保持と導通をさらに確実にする。次に、トップケース１
とボトムケース２の間にプリント基板３を挟み、ネジ４
によって同時に締結する。このとき、同時にトップケー
ス１とボトムケース２の接合部間にゴムパッキン６が挟
みつけられる。そして、トップケース１は載置面１ａで
プリント基板３の上面のアース部と接触する。また、ボ
トムケース２はボス２ｂに装着されたアースプレート５
の接触片５ｃがプリント基板３の下面のアース部と接触
し、それぞれ電気的に導通する。また、ネジ４は締結時
に接触片５ｃに設けられた孔部５ｄを貫通しており、締
結部の近傍で接触片５ｃがプリント基板３に接触するた
め、接触が安定し従って電気的導通が安定する。またボ
スの高さは寸法公差を持っており、ボスが低めに仕上が
ればプリント基板３とボス２ｂの間に隙間が発生する
が、この場合も上記のアースプレート５を挿入する事に
より、プリント基板３の仮面のアース部と接触し、電気
的導通が安定する。
おける組立は、まず、アースプレート５の湾曲部５ｂを
ボトムケース２のボス２ｂに挿入する。アースプレート
５は湾曲部５ｂのバネ性によって保持されるとともに、
ボトムケース２と電気的に導通する。切起し５ｅはこの
保持と導通をさらに確実にする。次に、トップケース１
とボトムケース２の間にプリント基板３を挟み、ネジ４
によって同時に締結する。このとき、同時にトップケー
ス１とボトムケース２の接合部間にゴムパッキン６が挟
みつけられる。そして、トップケース１は載置面１ａで
プリント基板３の上面のアース部と接触する。また、ボ
トムケース２はボス２ｂに装着されたアースプレート５
の接触片５ｃがプリント基板３の下面のアース部と接触
し、それぞれ電気的に導通する。また、ネジ４は締結時
に接触片５ｃに設けられた孔部５ｄを貫通しており、締
結部の近傍で接触片５ｃがプリント基板３に接触するた
め、接触が安定し従って電気的導通が安定する。またボ
スの高さは寸法公差を持っており、ボスが低めに仕上が
ればプリント基板３とボス２ｂの間に隙間が発生する
が、この場合も上記のアースプレート５を挿入する事に
より、プリント基板３の仮面のアース部と接触し、電気
的導通が安定する。
【００２０】これにより、情報機器筐体はプリント基板
３を介し接地シールドされ、不要輻射等の問題が発生し
ない。
３を介し接地シールドされ、不要輻射等の問題が発生し
ない。
【００２１】このように、トップケース１とボトムケー
ス２の接合部間に防水、防塵のためのゴムパッキン６が
挟みつけられていても、その圧縮量による隙間のばらつ
きはアースプレート５の接触片５ｃのバネ性で吸収する
ことができ、プリント基板３とアースプレート５の電気
的導通が安定する。
ス２の接合部間に防水、防塵のためのゴムパッキン６が
挟みつけられていても、その圧縮量による隙間のばらつ
きはアースプレート５の接触片５ｃのバネ性で吸収する
ことができ、プリント基板３とアースプレート５の電気
的導通が安定する。
【００２２】また、ボス２ｂの径が多少変動しても湾曲
部５ｂと切起し５ｅにより、アースプレート５はボス２
ｂに確実に保持され、ボトムケース２との電気的導通も
安定する。
部５ｂと切起し５ｅにより、アースプレート５はボス２
ｂに確実に保持され、ボトムケース２との電気的導通も
安定する。
【００２３】なお、本実施の形態では切起し５ｅをスト
レート部５ａに設けているが、湾曲部５ｂにも設ければ
さらにボス２ｂに対する保持が良くなる。
レート部５ａに設けているが、湾曲部５ｂにも設ければ
さらにボス２ｂに対する保持が良くなる。
【００２４】また、通常筐体の設けられるボスは円筒形
状とするため、アースプレート５の湾曲部５ｂとの密着
度を高めることができる。そして、一部をストレート部
５ａとすることにより、直交する接触片５ｃのバネ性を
強くするための幅を確保することができる。さらに切起
し５ｅを形成するときに平面部があると、金型を作りや
すいというメリットがある。さらにこの切起し５ｅは、
湾曲部５ｂとの相乗効果でボス２ａを抱くことにより、
しっかりと金属ボス２ａを保持しアース導通をとること
ができるだけでなく、アースプレート５の抜け止めを兼
ねるため簡単に抜け落ちることがない。
状とするため、アースプレート５の湾曲部５ｂとの密着
度を高めることができる。そして、一部をストレート部
５ａとすることにより、直交する接触片５ｃのバネ性を
強くするための幅を確保することができる。さらに切起
し５ｅを形成するときに平面部があると、金型を作りや
すいというメリットがある。さらにこの切起し５ｅは、
湾曲部５ｂとの相乗効果でボス２ａを抱くことにより、
しっかりと金属ボス２ａを保持しアース導通をとること
ができるだけでなく、アースプレート５の抜け止めを兼
ねるため簡単に抜け落ちることがない。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属筐体
のボスを抱くようにアースプレートを装着し、アースプ
レートの一部をプリント基板に弾性的に接触させるよう
にしたことにより、２つの筐体でプリント基板を挟みこ
んで同時に締結する構成の情報機器において、防水防塵
対策を行う場合、きわめてシンプルな部品構成でかつ簡
単に、プリント基板との隙間のばらつきも吸収して金属
筐体とプリント基板との電気的導通を確実にするという
有利な効果が得られる。
のボスを抱くようにアースプレートを装着し、アースプ
レートの一部をプリント基板に弾性的に接触させるよう
にしたことにより、２つの筐体でプリント基板を挟みこ
んで同時に締結する構成の情報機器において、防水防塵
対策を行う場合、きわめてシンプルな部品構成でかつ簡
単に、プリント基板との隙間のばらつきも吸収して金属
筐体とプリント基板との電気的導通を確実にするという
有利な効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態の情報機器の部分断面図
【図２】本発明の一実施の形態によるアースプレートの
斜視図
斜視図
【図３】従来の情報機器の部分断面図
【図４】他の従来の情報機器の部分断面図
１ トップケース
１ａ 載置面
２ ボトムケース
２ｂ ボス
３ プリント基板
４ ネジ
５ アースプレート
５ａ ストレート部
５ｂ 湾曲部
５ｃ 接触片
５ｄ 孔部
５ｅ 切起し
６ ゴムパッキン
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｈ０５Ｋ 9/00 Ｈ０５Ｋ 9/00 Ｇ
Ｆターム(参考） 4E360 AB12 AB33 CA02 EA27 ED02
GA22 GA29 GA32 GA34 GB97
GC02
5E321 AA01 AA14 BB44 CC22 GG01
GG05
5E348 AA05 AA15 AA32
Claims (6)
- 【請求項１】導電性の筐体と、前記筐体に内蔵されるプ
リント基板と、前記筐体に設けられた導電性のボスと、
バネ性で前記ボスを抱くように保持されるアースプレー
トとを備え、前記アースプレートの一部がバネ性でプリ
ント基板に接触することにより、前記筐体とプリント基
板との電気的導通がとれる事を特徴とするアース構造を
有する情報機器。 - 【請求項２】筐体は、少なくとも２つに分離され、１つ
は導電性のボスを備え、他の１つはプリント基板が密着
する載置面を備え、前記プリント基板は前記ボスと前記
載置面により挟まれて取り付けられる事を特徴とする請
求項１記載のアース構造を有する情報機器。 - 【請求項３】分離された筐体同士の結合部には弾性を有
するゴムパッキンが設けられている事を特徴とする請求
項２記載のアース構造を有する情報機器。 - 【請求項４】金属製の筐体のボスを抱いてバネ性で保持
されるために湾曲した湾曲部と、前記湾曲部につながる
ストレート部と、前記ストレート部にほぼ直交してつな
がりそのバネ性でプリント基板に接触する接触片とを備
える事を特徴とするアースプレート。 - 【請求項５】湾曲部につながるストレート部に切起しを
設けた事を特徴とする請求項４記載のアースプレート。 - 【請求項６】接触片に孔部を設けた事を特徴とする請求
項４記載のアースプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001307253A JP2003115679A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | アース構造を有する情報機器およびアースプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001307253A JP2003115679A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | アース構造を有する情報機器およびアースプレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003115679A true JP2003115679A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19126748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001307253A Pending JP2003115679A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | アース構造を有する情報機器およびアースプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003115679A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007027656A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Fujitsu General Ltd | 電子機器筐体の構造 |
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-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307253A patent/JP2003115679A/ja active Pending
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