JP7486891B2 - 電子機器筐体、電子機器及び電子装置 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器筐体、電子機器及び電子装置に関する。
電子機器の高機能化・小型化に伴う信号の高周波数化が進み、回路基板上の動作信号をノイズ源とした不要電磁波が発生しやすくなっている。そこで、不要電磁波を低減させるために、電子機器筐体を導電性にすることにより、回路基板を電磁的にシールドしたいという要求が高まっている。
導電性の電子機器筐体で回路基板をシールドする場合、回路基板を筐体にフレームグラウンドするための電気的接続を確保する必要がある。また、電子機器筐体に回路基板を組み付ける製造上の観点から、電子機器筐体を2つの箱状の構造体に分けて製作し、一方の構造体に回路基板を組み付けた後で、他の構造体を取り付けることが多い。このため、電子機器筐体を構成する構造体の間に組立公差による間隙、開口部等が生じ、その間隙、開口部等から筐体を流れる電流により、間隙、開口部等の寸法に合致した共振による不要電磁波が放射される問題が発生する。
これに対応するために、特許文献1に記載の技術では、筐体の開口の縁に沿って帯状の導電性構造物を追加することにより、不要電磁波を低減している。また、特許文献2に記載の技術では、電子機器筐体を構成する各構造体の縁部に凹凸状の嵌合部を設け、構造体を組付けた際に凹凸状の嵌合部が互いに接触することにより、不要電磁波を低減している。
特開平8-316679号公報 特表2012-510178号公報
特許文献1に記載の技術では、帯状の導電性構造物を筐体の内側に追加するので、電子機器筐体の大型化及びコスト増加につながる。
特許文献2に記載の技術では、電子機器筐体の凹凸状の嵌合部および回路基板の厚さの公差によっては、個々の部品のサイズは公差の範囲内であるとしても、電子機器筐体に回路基板を収容した状態で、互いの構造体の凹凸状嵌合部が互いに嵌合した状態になっても、電子機器筐体と回路基板が接触できず、回路基板をフレームグラウンドできない可能性がある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、筐体内部に回路基板を収容してフレームグラウンドしつつ、不要電磁波を低減する電子機器筐体、電子機器及び電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る電子機器筐体は、グラウンド電極が形成された回路基板の一方の主面を覆う導電性の第1筐体と、前記回路基板の他方の主面に配置される導電性の第2筐体と、前記第1筐体を前記回路基板の一方の主面の導体に押圧して、前記グラウンド電極に接触させると共に前記第2筐体を前記回路基板に押圧して、前記回路基板を前記第1筐体と前記第2筐体とで挟持させる押圧部材と、を備え、前記第1筐体と前記第2筐体とは、前記回路基板を挟持した状態で、前記回路基板を囲うように形成され、間隙を保ちつつ互いに対向する複数の凹部及び複数の凸部を有前記凹部及び前記凸部は、他の凹部及び凸部と異なる形状の凹部及び凸部を含み、該異なる形状の凹部及び凸部により、前記第1筐体と前記第2筐体とが前記間隙を保ちつつ互いに対向可能な位置が一意に定まる。
本開示によれば、導電性の第1筐体は、押圧部材に押圧されることにより、回路基板のグラウンド電極に接触し、押圧部材は、第1筐体と第2筐体とに回路基板を挟持させ、第1筐体と第2筐体とは、回路基板を挟持した状態で、間隙を保ちつつ互いに対向する複数の凹部及び複数の凸部を有する。このため、押圧部材、凹部及び凸部により形成される間隙の長さに応じた、電子機器の周辺機器に影響の少ない共振周波数の電磁波が放射されるので、筐体内部に回路基板を収容してフレームグラウンドしつつ、不要電磁波を低減することができる。
(a)は、実施の形態1に係る電子機器の斜視図、(b)は、(a)の平面図 (a)は、図1(a)に示す電子機器をIIa-IIa断面線で矢視した断面図、(b)は、図1(a)に示す電子機器をIIb-IIb断面線で矢視した断面図 (a)は、図1(a)に示す電子機器の第1筐体の上下を反転させた斜視図、(b)は、図1(a)に示す電子機器の第2筐体の斜視図 図1(a)に示す電子機器のグラウンド電極の内側の構成を省略した回路基板の平面図 実施の形態2に係る電子機器の側面図 実施の形態3に係る電子機器の側面図 実施の形態4に係る電子機器の斜視図 実施の形態5に係る電子機器の斜視図 実施の形態6に係る電子機器の斜視図 (a)は、実施の形態6に係る電子機器の斜視図、(b)は、図9に示す電子機器の左側面図 実施の形態7に係る電子機器の斜視図 図11に示す電子機器をXII-XII断面線で矢視した断面図
以下、本開示の実施の形態に係る電子機器筐体、電子機器及び電子装置について、図面を参照して説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。
[第1実施形態]
本実施形態において、図1に示す電子機器1は、ダッシュボード内部に配置される車載機器の1つである。電子機器1は、ラジオ、Bluetooth(登録商標)、GPS(Global Positioning System)等の受信機が近傍に多く搭載されるので、不要電磁波の放射を低減するための厳しい対策が求められる。電子機器1は、図1に示すように全体として略矩形の外形を有する。電子機器1は、図3(a)に示す導電性の第1筐体10と、図3(b)に示す第1筐体10に対向可能な導電性の第2筐体20と、を備える。また、電子機器1は、図2(a)、(b)に、断面で示すように、第1筐体10及び第2筐体20に収容、挟持された回路基板30を備える。また、第1筐体10と第2筐体20との間には、間隙Gが存在する。
図3(a)に示すように、第1筐体10は、一方向が大きく開口した箱状の本体部11を有する。図2(a)、(b)に示すように、第1筐体10は、回路基板30の主面31を覆う。
図3(a)に戻り、本体部11は、直方体の一方向が大きく開口した第1筐体10の5面の外壁を構成する。残りの1面には開口が形成されている。本体部11は、矩形状の基部12と、基部12に垂設された周壁13と、を備える。
図1(b)に示すように、基部12は、本体部11の底面を形成する矩形状の板状部材である。基部12の四周に周壁13が垂設されている。周壁13は、周壁131,132,133,134の4つの壁面を有している。基部12の四隅には、ネジ穴15a,15b,15c,15dが形成されている。図2(a)、(b)及び図3(a)に示すように、周壁13は、後述する回路基板挟持部24と共に回路基板30を挟持する回路基板挟持部14と、第2筐体20と対向する対向部17と、を有する。
回路基板挟持部14は、周壁13の下部に平面視でロ字状に形成されている。第1筐体10のネジ穴15、回路基板30の穴35及び第2筐体20のネジ穴25にネジ70を通して、ネジ穴25に螺合させる。これにより、回路基板挟持部14は、第1筐体10の回路基板挟持部14と第2筐体20の後述する回路基板挟持部24とで回路基板30を押圧して、これを挟持させる。回路基板挟持部14には、平面視でロ字状の角の部分に、固定部16が形成されている。
固定部16は、第1筐体10と回路基板30と第2筐体20とを固定するための部材である。ネジ溝の無いネジ穴15が基部12から固定部16まで貫通している。ネジ穴15の周囲には、ネジ頭が収容される凹部15Cが形成されている。
対向部17は、回路基板挟持部14の外周に連続して形成されている。対向部17は、第2筐体20の後述する対向部27と後述する間隙Gを空けて対向する。対向部17には、凹部18と凸部19が交互に複数形成されている。凹部18及び凸部19は、側面視で矩形状に形成されている。
図3(b)に示すように、第2筐体20は、一方向が大きく開口した箱状の本体部21を有する。図2(a)、(b)に示すように、第2筐体20は、回路基板30の主面32を覆う。また、第2筐体20は、図示しない固定脚を有し、ネジ、接着剤等で、ダッシュボード内の予め定められた位置に固定される。
図3(b)に戻り、本体部21は、直方体の一方向が大きく開口した第2筐体20の5面の外壁を構成する。残りの1面には開口が形成されている。本体部21は、矩形状の基部22と、基部22に垂設された周壁23と、を備える。
基部22は、本体部21の底面を形成する矩形状の板状部材である。基部22の四周に周壁23が垂設されている。周壁23は、周壁231,232,233,234の4つの壁面を有している。また、周壁23は、回路基板挟持部14とともに回路基板30を挟持する回路基板挟持部24と、対向部17と対向する対向部27と、を有する。
回路基板挟持部24は、周壁23の上端に平面視でロ字状に形成されている。回路基板挟持部24は、第1筐体10のネジ穴15、後述する穴35及びネジ穴25にネジ70を通し、ネジ70をネジ穴25に螺合させることにより、第1筐体10の回路基板挟持部14と共に回路基板30を挟持する。回路基板挟持部24には、平面視でロ字状の角の部分に、固定部26が形成されている。
固定部26は、第1筐体10と回路基板30と第2筐体20とを固定するための部材である。ネジ溝が形成されたネジ穴25が基部22に対して垂直に固定部26内に形成されている。
対向部27は、回路基板挟持部14の外周に連続して形成されている。対向部27は、第1筐体10の対向部17と後述する間隙Gを空けて対向する。対向部27には、対向部17同様に凹部28と凸部29が交互に複数形成されている。凹部28及び凸部29は、側面視で矩形状に形成されている。
回路基板30は、本実施形態では、エポキシ系の樹脂で形成された基板に銅箔の配線パターンが施された硬質のプリント基板である。回路基板30には、各種電子部品が実装されている。回路基板30は、車両速度、走行距離、バッテリ電圧、燃料の残量等の制御処理を実行する。図2(a)及びグラウンド電極33の内側の構成を省略した回路基板30の平面図を表した図4に示すように、回路基板30は、主面31,32に回路基板30の外周に沿って設けられた導体であるグラウンド電極33,34を有し、平面視で四隅に穴35を有する。グラウンド電極33は第1筐体10の固定部16に、グラウンド電極34は第2筐体20の固定部26に、フレームグラウンドされる。
押圧部材であるネジ70a,70b,70c,70dは、第1筐体10のネジ穴15、回路基板30の穴35及び第2筐体20のネジ穴25に挿通され、ネジ穴25に螺合されることにより、回路基板挟持部14と回路基板挟持部24とに回路基板30を押圧させて、これを挟持させる。
間隙Gは、第1筐体10と第2筐体20との間に回路基板30が挟持され、フレームグランドされたときに第1筐体10の対向部17と第2筐体20の対向部27との間に形成される。間隙Gの短辺方向の長さLAは、第1筐体10、第2筐体20及び回路基板30のそれぞれの許容誤差の絶対値を合計したものよりも大きく設定されている。これにより、第1筐体10と第2筐体20と回路基板30とのフレームグラウンドが確実に行われる。間隙Gが存在しない場合、回路基板挟持部14、固定部16、対向部17、回路基板挟持部24、固定部26、対向部27及び回路基板30の厚さに許容範囲内の誤差が生じると、対向部17,27が嵌合して回路基板30が第1筐体10、第2筐体20とフレームグランドできず、接触不良によってEMC(Electromagnetic Compatibility)性能が低下するおそれがある。
また、間隙Gが存在するため、図1(a)に示す間隙Gのネジ70a,70bと凹部18,28と凸部19,29とにより形成される長さL1の2倍の波長λが共振波長となり、不要電磁波となって電子機器1の周壁131,231から放射される。このため、間隙Gの長さL1を、間隙Gから放射される電磁波が電子機器1の周囲に配置されたラジオ、Bluetooth、GPS等の受信機が受信する主要電磁波の波長λの自然数倍および自然数分の1倍にならないように、対向部17,27の凹部18,28及び凸部19,29の形状とサイズを調整している。例えば、主要電磁波の周波数が10GHzである場合、波長λは3cmとなるので、L1は1.5cm、3cm、4.5cm、6cm、…、n・1.5(nは自然数)cm、1.5/2cm、1.5/3cm、1.5/4cm、1.5/5cm、…、1.5/ncm、を避けるように設計する。なお、実用上は、L1は波長λの1/2とその側帯波に対応する、λ/2、λ、λ/4を避ける程度でもよい。
(電子機器の組立方法)
図2(a)、(b)を参照して電子機器1の製造方法を説明する。第2筐体20の回路基板挟持部24に回路基板30の主面32の周縁を載置し、固定部26にグラウンド電極34を載置する。次に、第1筐体10の回路基板挟持部14を上方から回路基板30の主面31の周縁に載置し、固定部16をグラウンド電極33に載置する。ネジ穴15から穴35を介して第2筐体20のネジ穴25までネジ70を通し、ネジ70を螺合させて第1筐体10、回路基板30及び第2筐体20を共締めする。これにより、対向部17,27間に間隙Gを形成しつつ対向部17,27を長手方向の長さL1である間隙Gを空けて対向させ、第1筐体10及び第2筐体20と回路基板30のグラウンド電極33,34がそれぞれフレームグラウンドした電子機器1が組み立てられる。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1は、主面31,32の周縁にグラウンド電極33,34が形成された回路基板30と、回路基板30の主面31を覆う導電性の第1筐体10と、回路基板30の主面32を覆う導電性の第2筐体20と、第1筐体10を回路基板30の主面31のグラウンド電極33に押圧し、第2筐体20を回路基板30の主面32のグラウンド電極34に押圧するネジ70と、を備える。回路基板30は、ネジ70に押圧されることにより、主面31,32のグラウンド電極33,34を第1筐体10及び第2筐体20にフレームグラウンドされ、第1筐体10と第2筐体20とは、長手方向の長さが予め定められた間隙Gを空けて対向している。本実施形態において、ネジ70a,70b間の芯々Pa-Pb間の距離、対向部17,27の凹部18,28及び凸部19,29の幅、高さ、個数を変更することにより、間隙Gの長手方法の長さL1を調節することが可能となる。従って、EMCの試験規格値に裕度がある帯域、試験規格値が設定されていない帯域等へ間隙Gから生じる共振周波数をシフトさせることができる。これにより、回路基板30を第1筐体10及び第2筐体20に収容し、フレームグラウンドするにあたり、不要電磁波を低減させるための対策部品及び構造物を第1筐体10及び第2筐体20に追加して電子機器1を大型化させることなく、間隙Gに起因した共振による不要電磁波を低減することができる。また、間隙Gの長手方向の長さL1を電子機器1の周辺機器が使用する主要電磁波の1/2波長の整数倍にならないようにネジ70a,70b間の芯々Pa-Pb間の距離、凹部18,28及び凸部19,29の幅、個数を設計することにより、間隙Gに起因した共振による不要電磁波を低減することができる。このような電子機器1及び間隙Gのネジ70a,70b、凹部18と凸部29、凸部19と凹部28により形成される長さL1が、処理対象信号の波長の1/2の整数倍以外の長さである信号を受信して処理する信号処理回路と、を備える電子装置は、装置の信頼性が向上する。なお、本実施形態では、ネジ70b,70c、凹部18と凸部29、凸部19と凹部28により形成される間隙Gの長手方法の長さ、ネジ70c,70d、凹部18と凸部29、凸部19と凹部28により形成される間隙Gの長手方法の長さ、及びネジ70d,70a、凹部18と凸部29、凸部19と凹部28により形成される間隙Gの長手方法の長さもL1である。従って、電子機器1の周壁131,231以外の周壁から放射される不要電磁波も周壁131,231から放射される不要電磁波と同じである。
[第2実施形態]
本開示において、凹部18,28及び凸部19,29の形状は、第1実施形態に示したものに限らない。図5に示すように、電子機器2は、第1筐体10a及び第2筐体20aの凹部18a,28a及び凸部19a,29aの形状が第1実施形態の電子機器1の凹部18,28及び凸部19,29の形状と異なっている。しかしながら、第1実施形態と同様の効果を奏する。
凹部18aは、正面視で半円状に形成され、これに対向する凸部29aも同様に、正面視で半円状に形成されている。凸部19aは、正面視で突端が直線状に形成され、突端の根元が凹部18aに向けて円弧状に形成されている。凹部28aは、凸部19aに間隙Gを空けて対向するように形成されている。凸部29aは、凹部18aに間隙Gを空けて対向するように形成されている。
本実施形態に係る電子機器2によれば、間隙Gの長手方向の長さL2を電子機器2の周辺機器が使用する主要電磁波の1/2波長の整数倍にならないように、ネジ70a,70b間の芯々Pa-Pb間の距離、凸部19a、凹部28aの形状、サイズを設計することにより、間隙Gの長手方向の長さL2に起因した共振による不要電磁波を低減することができる。
[第3実施形態]
凹部及び凸部の形状のバリエーションは、第2実施形態に示したものに限らない。図6に示すように、電子機器3は、第1筐体10b及び第2筐体20bの凹部18b,28b及び凸部19b,29bの形状が第1実施形態と異なっている。しかしながら、第1実施形態と同様の効果を奏する。
凹部18bは、正面視で基部が短い台形状に形成され、これに対向する凸部29bは、頂部が短い台形状に形成されている。凸部19bは、正面視で頂部が短い台形状に形成され、これに対向する凹部28bは、正面視で基部が短い台形状に形成されている。
本実施形態に係る電子機器3によれば、間隙Gの長手方向の長さL3を電子機器の近傍の信号処理回路の処理対象信号の波長の1/2の整数倍以外の長さの整数倍以外になるように、ネジ70a,70b間の芯々Pa-Pb間の距離、凹部18b,28b及び凸部19b,29bの形状、サイズを設計することにより、間隙Gの長手方向の長さL3に起因した共振による不要電磁波を低減することができる。
[第4実施形態]
本開示において、対向部17,27には、周壁13,23の先端部分に凹凸形状を形成しなくても良い箇所もありうる。第4実施形態において、電子機器4は、指向性を有する電磁波を生じており、図7に示す周壁132,232の方向には電磁波を生じない。電子機器4は、第1筐体10c及び第2筐体20cの周壁132,232に形成された直線対向部40,50の形状が第1実施形態と異なっている。
第1筐体10cの周壁132の対向部17cには、凹部も凸部も有さない直線対向部40が形成されている。第2筐体20cの周壁232の対向部27cには、凹部も凸部も有さない直線対向部50が形成されており、間隙Gを空けて直線対向部40と対向する。
本実施形態に係る電子機器4は、特定の周壁からの共振電磁波が問題とならない場合に好適である。共振が問題となる周壁の対向部にのみ凹部18,28及び凸部19,29を設け、共振の問題の無い周壁132,232には直線対向部40,50を設けると良い。直線対向部40,50を設けることにより、凹部18,28及び凸部19,29を全ての周壁に設ける場合に比べて製造時の加工を最小限にでき、製造コストを低減できる。
[第5実施形態]
本開示において、対向部には、周辺機器と電子機器とを有線で接続するための開口を設けることができる。図8に示すように、第5実施形態において、電子機器5は、開口部41を有し、第1筐体10d及び第2筐体20dの対向部17d,27dの一部の形状が第1実施形態と異なっている。
周壁131の対向部17dには、凹部18と、凸部19と、直線対向部40と、開口部41と、が形成されている。開口部41は、コネクタ90と電源装置、表示装置等の周辺機器とを接続する端子のための開口であり、直線対向部40に隣接して形成されている。周壁231の対向部27dには、凹部28と、凸部29と、直線対向部50と、が形成されている。
本実施形態に係る電子機器5によれば、開口部41が形成されている周壁131,231からの共振による不要電磁波が問題となっている場合に好適である。なお、周壁131,231の対向部17d,27dの凹部及び凸部の形状は、上記第2実施形態、第3実施形態等に示した凹部及び凸部の形状とすることもできる。
[第6実施形態]
本開示において、対向部17,27の凹凸形状は、共振周波数の調整以外の目的に使用することもできる。図9に示すように、電子機器6は、周壁132,232において、第1筐体10e及び第2筐体20eの対向部17e,27eの形状が第1実施形態と異なっている。周壁132,232の対向部17e,27eの基準部42,51の形状は、不要電磁波の低減のためだけでなく、第1筐体10eと第2筐体20eとの組付け位置を一意に定めるためのアライメントマークとしての役割も果たしている。
基準部42は、凹部18とは異なる矩形状、本実施形態では、凹部18の長辺より長い長辺を有するように形成されている。基準部51も同様に、凸部29とは異なる矩形状、本実施形態では、凸部29の長辺より長い長辺を有するように形成され、間隙Gを空けて基準部42に対向する。基準部42,51を対向させることにより、電子機器6の組付け方向を一意的に決定することができる。
電子機器6では基準部42,51が形成されたが、図10(a)及び図10(a)の左側面を表した図10(b)に示すように、周壁毎に異なる凹凸パターンの対向部を形成することにより、電子機器6Aの組付け方向を一意的に決定することもできる。周壁131,231には、凹部18,28及び凸部19,29が形成され、周壁132,232には、直線対向部40,50が形成されている。周壁134,234には、周壁131,231の凹部18,28及び凸部19,29とは形状及び個数の異なる凹部43,52及び凸部44,53が形成されている。また、残りの周壁133には、周壁131,231、周壁134,234のいずれとも異なる凹凸パターンが形成されている。なお、凹凸パターンは、上記各実施形態で説明した嵌合部の形状を組み合わせても良いし、他の凹凸パターンを組み合わせても良い。
本実施形態に係る電子機器6によれば、基準部42,51により、第1筐体10e及び第2筐体20eの組付け方向が一意的に定まり、組立作業の効率を向上させることができる。また、電子機器6Aによれば、周壁毎に対向部の形状が異なっているので、第1筐体10f及び第2筐体20fの組付け方向が一意的に定まり、組立作業の効率を向上させることができる。
[第7実施形態]
本開示において、電子機器に収容する回路基板の数は任意である。図11に示すように、電子機器7は、第1筐体10、第2筐体20及び第3筐体80を備える。図12に示すように、第1筐体10と第2筐体20との間に第3筐体80が設けられ、筐体内に2枚の回路基板30A,30Bが収容されている点が第1実施形態と異なっている。
図11及び図12に示すように、第3筐体80は、四角筒状に形成され、一方の開口が第1筐体10の対向部17と対向可能であり、他方の開口が第2筐体20の対向部27に対向可能に形成されている。第3筐体80は、四角筒状の壁を形成する周壁83を有する。
周壁83は、四角筒状に形成された壁体であり、一方の開口が第1筐体10に間隙G1を空けて対向し、他方の開口が第2筐体20に間隙G2を空けて対向する。周壁83の第1筐体10側に回路基板挟持部84Aが、第2筐体20側に回路基板挟持部84Bが形成されている。
回路基板挟持部84は、周壁83の上端に平面視でロ字状に形成されている。第1筐体10と対向する端部側に回路基板挟持部84A、第2筐体20と対向する端部側に回路基板挟持部84Bが形成されている。ネジ穴15、穴35A、ネジ穴85,穴35B、ネジ穴25の順にネジ71を通し、ネジ71をネジ穴25に螺合させることにより、回路基板挟持部84Aは第1筐体10の回路基板挟持部14とともに回路基板30Aを、回路基板挟持部84Bは第2筐体20の回路基板挟持部24とともに回路基板30Bを挟持する。回路基板挟持部84には、平面視でロ字状の角の部分に、固定部86が形成されている。
固定部86は、第1筐体10、回路基板30A、第3筐体80、回路基板30B、第2筐体20を固定するための部材である。固定部86には、ネジ穴85が周壁83に平行に貫通している。ネジ穴15,85,25に押圧部材であるネジ71を通し、ネジ71をネジ穴25に螺合させることにより、第1筐体10と第3筐体80と第2筐体20とを固定することができる。
対向部87は、回路基板挟持部84の外周に連続して形成されている。対向部87は、一方では第1筐体10の対向部17と対向し、他方では第2筐体20の対向部27と対向する。対向部87には、凹部88と凸部89が交互に形成されている。凹部88及び凸部89は、矩形状に形成されている。
電子機器7は、主面31A,32Aの周縁にグラウンド電極33A,34Aを有する回路基板30Aと、回路基板30Aの主面31Aを覆う導電性の第1筐体10と、回路基板30Aの主面32Aに配置される導電性の第3筐体80と、主面31B,32Bの周縁にグラウンド電極33B,34Bを有する回路基板30Bと、回路基板30Bの主面32Bを覆う導電性の第2筐体20と、第1筐体10を回路基板30Aの主面31Aのグラウンド電極33Aに押圧し、回路基板30Aの主面32Aのグラウンド電極34Aを第3筐体80に押圧し、第3筐体80を回路基板30Bの主面31Bのグラウンド電極33Bに押圧し、回路基板30Bの主面32Bのグラウンド電極34Bを第2筐体20に押圧するネジ71と、を備える。回路基板30Aは、ネジ71に押圧されることにより、主面31A,32Aのグラウンド電極33A,34Aを第1筐体10及び第3筐体80にフレームグラウンドされ、第1筐体10と第3筐体80とは、長手方向の寸法がL1である間隙G1を空けて対向し、回路基板30Bは、ネジ71に押圧されることにより、主面31B,32Bのグラウンド電極33B,34Bを第3筐体80及び第2筐体20にフレームグラウンドされ、第3筐体80と第2筐体20とは、長手方向の寸法がL1である間隙G2を空けて対向している。本実施形態において、ネジ71a,71b間の芯々P1a-P1b間の距離、対向部17,27の凹部18,28,88及び凸部19,29,89の幅、個数を変更することにより、間隙G1,G2の長手方法の長さL1を調節することが可能となる。従って、EMCの試験規格値に裕度がある帯域、試験規格値が設定されていない帯域等へ間隙G1,G2から生じる共振周波数をシフトさせることができる。これにより、回路基板30Aを第1筐体10及び第3筐体80に収容し、回路基板30Bを第3筐体80及び第2筐体20に収容し、フレームグラウンドするにあたり、不要電磁波を低減させるための対策部品及び構造物を第1筐体10、第2筐体20及び第3筐体80に追加して電子機器7を大型化させることなく、間隙G1,G2に起因した共振による不要電磁波を低減することができる。また、間隙Gの長手方向の長さL1を電子機器7の周辺機器が使用する主要電磁波の1/2波長の整数倍にならないようにネジ71a,71b間の芯々P1a-P1b間の距離、凹部18,28,88及び凸部19,29,89の幅、個数を設計することにより、間隙Gに起因した共振による不要電磁波を低減することができる。
[変形例]
上記各実施形態では、様々な形状の凹部及び凸部を有する電子機器の説明をしたが、上記以外の形状、例えば三角形状、五角形状、六角形状、楕円径状等の凹部及び凸部を有する電子機器であっても良い。
第7実施形態では、電子機器7に2枚の回路基板30A,30Bが収容されていたが、第3筐体80を複数個使用することにより、回路基板の厚さ方向に3枚以上の所望の枚数の回路基板を重ねて電子機器に収容することができる。
上記各実施形態では、電子機器1~7は、平面視で矩形状であったが、平面視で円形状、楕円形状、平行四辺形状、六角形状等であっても良く、周壁の数も電子機器の平面視の形状にあわせて変更可能である。
また、上記各実施形態では、回路基板挟持部14,24は、平面視で本体部11,21の周壁13,23の内部側に平面視でロ字状に形成されていたが、平面視で二字状に形成されていても良いし、平面視でネジ穴15,25の周辺のみに固定部と一体化して形成されていても良い。
上記各実施形態では、グラウンド電極33は回路基板30,30A,30Bの両方の主面31,31A,31B,32,32A,32Bに形成されていたが、第1筐体10と第2筐体20とを、第7実施形態では第1筐体10と第2筐体20と第3筐体80とを電気的に接続していれば回路基板30,30A,30Bのいずれか一方の主面だけに形成されていても良い。
上記各実施形態では、押圧部材としてネジ70,71を使用していたが、くさび状の部材、釘、テーパ状の棒状部材等を使用しても良い。また、上記各実施形態では、押圧部材の数は4つであったが、3つ以下であっても良いし、5つ以上であっても良い。
上記第6実施形態では、凹部及び凸部の形状を変えて、電子機器6,6Aの組付け方向を一意的に決定したが、凹部及び凸部の形状は変えずに、周壁毎に、或いは特定の周壁のみ凹部及び凸部の数を変えることにより電子機器の組付け方向を一意的に決定しても良い。
上記第7実施形態では、第3筐体80は、平面視で角筒状の部材であったが、基部12,22に水平な方向に基部を形成して、回路基板30Aと回路基板30Bとの間を間仕切りして電磁的にシールドしても良い。
なお、第1筐体10及び第2筐体20は、全体が金属製である必要はなく、電磁シールドが可能な程度に導体であればよく、例えば、樹脂、セラミックなどの不導体を導電性の部材で覆った構造のものでも良い。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
1,2,3,4,5,6,6A,7…電子機器、10…第1筐体、11,21…本体部、12,22…基部、13,23,83,131,132,133,134,231,232,233,234…周壁、14,24,84,84A,84B…回路基板挟持部、15,15a,15b,15c,15d,25,25a,25b,25c,25d,85,85a,85b,85c,85d…ネジ穴、16,26,86…固定部、17,27,87…対向部、18,28,43,52,88…凹部、19,29,44,53,89…凸部、20…第2筐体、30,30A,30B…回路基板、31,31A,31B,32,32A,32B…主面、33,33A,33B,34,34A,34B…グラウンド電極、35…穴、40,50…直線対向部、41…開口部、42,51…基準部、70,70a,70b,70c,70d,71,71a,71b,71c,71d…ネジ、80…第3筐体、G…間隙。

Claims (8)

  1. グラウンド電極が形成された回路基板の一方の主面を覆う導電性の第1筐体と、
    前記回路基板の他方の主面に配置される導電性の第2筐体と、
    前記第1筐体を前記回路基板の一方の主面の導体に押圧して、前記グラウンド電極に接触させると共に前記第2筐体を前記回路基板に押圧して、前記回路基板を前記第1筐体と前記第2筐体とで挟持させる押圧部材と、
    を備え、
    前記第1筐体と前記第2筐体とは、前記回路基板を挟持した状態で、前記回路基板を囲うように形成され、間隙を保ちつつ互いに対向する複数の凹部及び複数の凸部を有し、
    前記凹部及び前記凸部は、他の凹部及び凸部と異なる形状の凹部及び凸部を含み、該異なる形状の凹部及び凸部により、前記第1筐体と前記第2筐体とが前記間隙を保ちつつ互いに対向可能な位置が一意に定まる、
    電子機器筐体。
  2. 記凹部と前記凸部とを対向させることにより形成される、電子機器筐体の外周に表れる、隣り合う前記押圧部材のそれぞれの中心軸との交点を始点および終点とする前記間隙の長手方向の長さは、近傍の信号処理回路の処理対象信号の波長の1/2の整数倍以外の長さである、
    請求項1に記載の電子機器筐体。
  3. 前記凹部及び前記凸部は、矩形状、半円状、台形状、又は、矩形状と半円状とを組み合わせたもの、のうちいずれか1つ又は2つ以上を組み合わせた形状である、
    請求項1または2に記載の電子機器筐体。
  4. 前記第1筐体と前記第2筐体とは、前記間隙を保ちつつ互いに対向し、前記複数の凹部及び前記複数の凸部が形成されていない直線対向部を有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器筐体。
  5. 前記第1筐体又は前記第2筐体は、外部から前記回路基板に接続するための開口部を有し、
    前記開口部は、前記第1筐体又は前記第2筐体の前記直線対向部に隣接し、かつ前記直線対向部に連続して形成されている、
    請求項に記載の電子機器筐体。
  6. グラウンド電極が形成された他の回路基板と、
    前記他の回路基板の一方の主面を覆う導電性の第3筐体と、
    をさらに備え、
    前記押圧部材は、前記第2筐体を前記他の回路基板の他方の主面に押圧させ、前記第3筐体を前記他の回路基板の一方の主面に押圧して、該他の回路基板の前記グラウンド電極に接触させると共に前記他の回路基板を前記第2筐体と前記第3筐体とで挟持させ、
    前記第2筐体と前記第3筐体とは、前記他の回路基板を挟持した状態で、間隙を保ちつつ互いに対向する複数の凹部及び複数の凸部を有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器筐体。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体に挟持された回路基板と、
    を備える、
    電子機器。
  8. 請求項に記載の電子機器と、
    前記押圧部材と前記凹部と前記凸部とにより形成される、前記間隙の長手方向の長さが、処理対象信号の波長の1/2の整数倍以外の長さである信号を受信して処理する信号処理回路と、
    を備える電子装置。
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