JPH1097880A - コネクタ用コンデンサボックス - Google Patents

コネクタ用コンデンサボックス

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JPH1097880A
JPH1097880A JP8250399A JP25039996A JPH1097880A JP H1097880 A JPH1097880 A JP H1097880A JP 8250399 A JP8250399 A JP 8250399A JP 25039996 A JP25039996 A JP 25039996A JP H1097880 A JPH1097880 A JP H1097880A
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JP
Japan
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capacitor
connector
lead
terminal
ground
Prior art date
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Application number
JP8250399A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kita
哲也 北
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタ用コンデンサボックスに関し、安定し
た放射電磁波対策を行うことを目的とする。 【解決手段】コネクタ1のリード10、10・・上に一
方の端子20を載せてチップコンデンサ2を着脱自在に
保持し、他方の端子20’をグランドラインに接続され
るグランドプレート3により押圧してコネクタ1のリー
ド10とグランドラインとの間にコンデンサを実装す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ用コンデン
サボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外部インターフェイスを持つ装置
での外部インターフェイスの放射電磁波対策は、プリン
ト基板上のインターフェイスラインにコンデンサやイン
ダクタ、または複合のEMIフィルタを実装して行わ
れ、コンデンサを使用した放射電磁波対策を有効に行う
ためには、極力コネクタに近い位置に確実にグランドを
とって実装する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際のプリン
ト基板設計では次のような問題があるために、安定した
対策がとりにくいという欠点を有する。。
【0004】すなわち、プリント基板の高密度実装化に
よるコンデンサ実装スペース確保が非常に困難である上
に、インターフェイスラインが多いコネクタ部では、コ
ンデンサをコネクタ近くに実装することが困難で、さら
に、他の信号ラインとの結合を防ぐことができない。
【0005】また、安定したグランドを確保することが
難しく、プリント基板改版時のインターフェイスライン
のルート変更により対策効果が変化してしまう。本発明
は、以上の欠点を解消すべくなされたもので、安定した
放射電磁波対策が可能なコネクタ用コンデンサボックス
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、コネクタ1のリード10、10・・上に一方の端子
20を載せてチップコンデンサ2を着脱自在に保持し、
他方の端子20’をグランドラインに接続されるグラン
ドプレート3により押圧してコネクタ1のリード10と
グランドラインとの間にコンデンサを実装するコネクタ
用コンデンサボックスを提供することにより達成され
る。
【0007】本発明において、チップコンデンサ2は一
方の端子20をコネクタ1のリード10に接触させた状
態でコネクタ1リード10上に保持され、チップコンデ
ンサ2の他方の端子20’はグランドプレート3に圧接
される。この状態でグランドプレート3をプリント基板
6のグランド、あるいはフレームグランドに接続する
と、コネクタ1の各リード10、10・・とグランドラ
インとの間にコンデンサが並列で挿入された状態とな
る。
【0008】したがって本発明によれば、コネクタ1の
上方の空間を利用してコンデンサを実装するために、プ
リント基板6側の配線の密集度に影響されることなく、
確実にコンデンサを並列接続することが可能となる。ま
た、コネクタ1の各リード10に対応するチップコンデ
ンサ2は回路の諸定数に応じて適宜変更可能であるため
に、汎用性を向上させることが可能になる。
【0009】さらに、既設のプリント基板6に対しても
容易に放射電磁波対策を施すことが可能になり、基板改
版時においても、柔軟に対応することが可能になる。チ
ップコンデンサ2をコネクタ1の各リード10、10・
・上に三次元実装するために、コネクタ用コンデンサボ
ックスは、請求項2に記載されるように、ホルダ部4を
備える。ホルダ部4は絶縁材料により形成され、コンデ
ンサ保持孔40内にチップコンデンサ2を保持する。コ
ンデンサ保持孔40はコネクタ1のリード10を臨むこ
とができるように貫通状に形成されており、コンデンサ
保持孔40にチップコンデンサ2を収納した状態でチッ
プコンデンサ2の一方の端子20はコネクタ1のリード
10に接触する。グランドプレート3は、チップコンデ
ンサ2の他方の端子20’を上方から押圧して端子20
の接触を維持する。
【0010】チップコンデンサ2の接触を確実にするた
めには、請求項3に記載されるように、グランドプレー
ト3に端子片30を切り起こしたり、あるいは請求項4
に記載されるように、グランドプレート3とチップコン
デンサ2のリード10との間に導電性を有するスプリン
グ5を介装するのが望ましい。
【0011】グランドプレート3はプリント基板6のグ
ランド、あるいはフレームグランドに接地すれば足りる
が、請求項5に記載されるように、コネクタ1のグラン
ド端子11と共締めすると、装着作業性を良好にするこ
とができ、さらに、請求項6に記載されるように、カバ
ー部31によりコネクタ1のリード10を覆った場合に
は、コネクタ1のリード10がシールドされるために、
他の信号ラインからの影響を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、2に本発明の実施の形態を
示す。図において6はプリント基板、1はインターフェ
イスコネクタであり、コネクタ1は、L型に折曲された
複数のリード10、10・・を備え、該リード10をプ
リント基板6のスルーホールにはんだ付けするととも
に、グランド端子11をプリント基板6にネジ止めして
固定される。上記リード10は、水平部10aの長さが
異なる2種類のものが交互に配置されており、プリント
基板6上のスルーホール同士の干渉が防止される。ま
た、プリント基板6の前方には、金属製のシールド前面
板7が固定される。
【0013】コネクタ用コンデンサボックスは、上記コ
ネクタ1のリード10が配置されるプリント基板6の領
域を覆うように装着され、グランドプレート3と、ホル
ダ部4とからなる。
【0014】グランドプレート3は、図3に示すよう
に、板金に折り曲げ加工を施して形成され、側壁31
a、天井壁31b、および背面壁31cからなるカバー
部31と、ネジ挿通孔32aを備えた固定片32とを有
し、固定片32をコネクタ1のグランド端子11と共締
めしてプリント基板6上に固定される。
【0015】一方、ホルダ部4は、合成樹脂等の絶縁材
料により形成される。このホルダ部4は、天板部41の
一端縁から支持片42を垂下させて断面L字形状に形成
され、天板部41には、コネクタ1のリード10のピッ
チに合致するコンデンサ保持孔40、40・・が穿孔さ
れる。コンデンサ保持孔40は貫通孔であり、チップコ
ンデンサ2を落とし込んで収容可能な大きさとされる。
なお、チップコンデンサ2は、隣接する他のリード10
に端子20が当接しない大きさのものが使用され、隣接
する他のリード10に接触するおそれがある場合には、
図3の状態からチップコンデンサ2を90度水平回転さ
せ、長辺部21がリード10の水平部10aの長手方向
に沿う姿勢で収容されるようにコンデンサ保持孔40が
変更される。
【0016】したがってこの実施の形態において、放射
電磁波対策を行うには、まず、ターゲットとなるインタ
ーフェイスコネクタ1のリード10を覆うようにホルダ
部4を被せた後、各リード10が接続されるインターフ
ェイスラインに必要な容量を有するチップコンデンサ2
を、一方の端子20を下に向けてコンデンサ保持孔40
に収容する。次いで、コンデンサ保持孔40に導電性を
有するスプリング5を挿入した後、ホルダ部4を覆うよ
うにしてグランドプレート3を装着し、コネクタ1のグ
ランド端子11と共締めしてプリント基板6に固定する
(図2参照)。
【0017】この状態において、チップコンデンサ2は
一方の端子20がコネクタ1のリード10に、他方の端
子20’がスプリング5を介してグランドプレート3に
圧接する。一方、グランドプレート3は、固定片32を
介してプリント基板6のグランドパターンに接続されて
いることから、各インターフェイスラインには、グラン
ドに接続されたコンデンサが並列接続されることとな
り、所望の放射電磁波対策がなされる。
【0018】なお、図2においては、スプリング5を介
してチップコンデンサ2をグランドプレート3に接続す
る場合が示されているが、このほかに、図4に示すよう
に、グランドプレート3の天井壁31bをコンデンサ保
持孔40の位置に対応させて切り起こし、端子片30を
形成してもよく、この場合には、部品点数が低減する上
に、作業性も良好になる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡単な構成で、確実に放射電磁波対策を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】図1の変形例を示す図で、(a)は図2に対応
する断面図、(b)はグランドプレートの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 リード 11 グランド端子 2 チップコンデンサ 20 端子 3 グランドプレート 30 端子片 31 カバー部 4 ホルダ部 40 コンデンサ保持孔 5 スプリング 6 プリント基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタのリード上に一方の端子を載せて
    チップコンデンサを着脱自在に保持し、他方の端子をグ
    ランドラインに接続されるグランドプレートにより押圧
    してコネクタのリードとグランドラインとの間にコンデ
    ンサを実装するコネクタ用コンデンサボックス。
  2. 【請求項2】コネクタのリードを臨み、チップコンデン
    サを収容する貫通状のコンデンサ保持孔を備えた絶縁性
    を有するホルダ部と、 コンデンサ保持孔の開口部を覆い、コンデンサ保持孔内
    のチップコンデンサのリードに圧接するグランドプレー
    トとを有するコネクタ用コンデンサボックス。
  3. 【請求項3】前記グランドプレートにはチップコンデン
    サのリードに圧接する端子片が切り起こされる請求項1
    または2記載のコネクタ用コンデンサボックス。
  4. 【請求項4】前記グランドプレートとチップコンデンサ
    のリードとの間には導電性を有するスプリングが介装さ
    れる請求項1または2記載のコネクタ用コンデンサボッ
    クス。
  5. 【請求項5】前記グランドプレートはプリント基板上に
    コネクタのグランド端子と共締め、固定される請求項1
    ないし4のいずれかに記載のコネクタ用コンデンサボッ
    クス。
  6. 【請求項6】前記グランドプレートはコネクタのリード
    を覆うカバー部を有する請求項1ないし5のいずれかに
    記載のコネクタ用コンデンサボックス。
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Cited By (4)

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