JPH0236300Y2 - - Google Patents

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JPH0236300Y2
JPH0236300Y2 JP10112486U JP10112486U JPH0236300Y2 JP H0236300 Y2 JPH0236300 Y2 JP H0236300Y2 JP 10112486 U JP10112486 U JP 10112486U JP 10112486 U JP10112486 U JP 10112486U JP H0236300 Y2 JPH0236300 Y2 JP H0236300Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子機器のカバー部材取付け構造に関
する。
従来の技術 フロツピーデイスク記録再生装置のような電子
機器は、電子部品が組付けられたシヤーシに、カ
バーが取付けられた構成であるのが一般的であ
る。従来は、カバーは各コーナ部を夫々ねじ止め
されてシヤーシに固定されていた。
考案が解決しようとする問題点 カバーをシヤーシに取り付けるには一個所ずつ
四個所をはねじ止めする必要があり、作業工数の
点で問題があつた。また装置の修理に当つてカバ
ーを取り外す際にも四個所のねじを外す必要があ
り、面倒であるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、カバーの四つのコーナのうち三個所
については機械的な係合により固定し、残りの一
個所をねじ止めした構成としたものである。
作 用 機械的係合はねじ止めの個所を削減して、作業
工数を改善する。一個所をねじ止めしたことは、
カバーの取付状態の安定性を保証する。
実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図はカバー部材1が取り付けられているフ
ロツピーデイスク記録再生装置2を示し、第2図
及び第3図はこれを分解して示す。
各図中、3は装置本体であり、ダイキヤスト製
のシヤーシ4とこれに取り付けられた磁気ヘツド
5,プリント回路基板6等によりなる。
シヤーシ4は、両側に垂立壁7,8を有する。
各垂立壁7,8の下端に沿つて段部9,10が形
成してある。後方よりみて左側の垂立壁7の後方
寄りの個所に、第4図に併せて示すように、被挾
持部11が設けてある。この被挾持部11は、垂
立壁7の外面の凹部12により相対的に形成した
ものであり、垂立壁7の外方には突出せずにこの
厚み内に形成してある。
また、別の垂立壁8の後端には、ねじ止め用支
柱13が設けてある。
シヤーシ4の前面には、デイスクケース挿入口
14を有する化粧枠15が取り付けてある。この
化粧枠15の背面には、カバー部材1の前方端が
嵌合する係止部としての溝16,17が形成して
ある。
第2図乃至第4図に示すように、カバー部材1
はアルミニウム製の板材をプレス加工して形成し
たものであり、大略、天板20、両側の側板2
1,22、前方の折曲部23、後方の折曲部24
とよりなる。折曲部23はカバー部材1を補強す
るためである。
側板21,22の前方端21a,22aは、折
曲片23より前方に突出している。
側板21には、上記被挾持部11に対応する個
所に、挾み込み部25が設けてある。挾み込み部
25は、側板21の一部を内方へ切り起こし形成
された一対の舌片26,27とよりなる。舌片2
6,27は、カバー部材1の高さ方向に整列して
いる。また舌片26,27は、両開きの扉に似た
状態でカバー部材1の内方へ傾斜しており、夫々
の先端26a,27aは相対向している。先端2
6aと27aとの間隔Aは、前記被挾持部11の
高さ寸法Bと略等しく定めてある。
側板21には、上記の挾持部25と続いて矩形
状の開口窓28が形成してある。
天板20には、側板22と後方の折曲部24と
のコーナ部に、ねじ止め部29が天板20より一
段下がつて形成してある。一段下げた理由はねじ
止めした状態でねじの頭部がカバー部材1の天板
20より突出しないようにするためである。
上記のカバー部材1は、前方を斜め下方に向け
側板21,22の前方端21a,22aを夫々溝
16,17に嵌入し、後方部を押し下げ、挾み込
み部25を被挾持部11と係合させ、最後に、一
つのねじ30をねじ止め部29の孔を通して支柱
13のねじ部13aに螺合させてねじ止め部29
を支柱13に固定することにより、作業性良く装
置本体3に取付けられる。
カバー部材1を押し下げる過程で、舌片26
は、側板21のうち舌片26の付近の外方へ膨ら
む弾性変形を伴つて、被挾持部11を乗り越えて
凹部12に嵌合する。即ち挾み込み部25の被挾
持部11への係合は、カバー部材1を押し下げる
操作の過程でなされ、挾み込み部25を被挾持部
11へ係合するための特別の操作は必要ではな
い。このことも、カバー部材1の取り付けの作業
性を良くしている。
第1図乃び第6図は、カバー部材1が装置本体
3に取り付けられた状態を示す。カバー部材1
は、前方の左右の二個所については、前方端21
a,22aと溝16,17との係合により、高さ
方向の動きを規制され、後方の左側部分について
は挾み込み部25による被挾持部11の挾み込み
により、右側部分についてはねじ30によりねじ
止めされて、共に高さ方向の動きを規制されて、
装置本体3に固定してある。
特に挾み込み部25と被挾持部11とは、第6
図に示すように、舌片26,27の先端26a,
27aが被挾持部11を挾み込んだ関係となる。
カバー部材1が矢印Cで示すように押し付けたと
きの力は、舌片26が被挾持部11の上面11a
に当接して受ける。カバー部材1が逆に矢印Dで
示すように引き上げたときの力は、舌片27が被
挾持部11の下面11bに当接して受ける。
また力は、各舌片26,27の面方向に作用す
るため、舌片26,27は容易には屈曲しない。
またたとえ屈曲したとしても、被挾持部11より
外れる方向ではなくこれに食い込む方向に屈曲す
るので問題はない。
またカバー部材20の各側板21,22は夫々
垂立壁7,8の外側を覆つており、且つ下端縁が
夫々段部9,10に当接している。この段部9,
10もカバー部材1が矢印C方向に押し付けられ
たときの力を受ける機能を有する。
なお、カバー部材1は、一個所をねじ30によ
りねじ止めされているため、カバー部材1は振
動,衝撃によつては不要に外れない状態で確実に
取付けられている。
装置2を修理するに当つて、カバー部材1を取
り外す場合には、ねじ30を外し、舌片27を凹
部12より脱け出させて挾み込み部25を被挾持
部11より外し、カバー部材1の後部を引き上げ
る。これにより、側板21,22の前方端21
a,22aが溝16,17より抜け出し、カバー
部材1は装置本体3より簡単に取り外される。
挾み込み部25(舌片27)の被挾持部11に
対する係合の解除は、第1図中矢印Eで示すよう
に側板21の後方端側を外方に広げることにより
簡単になされる。即ち、側板21の後方端部を外
方に拡げると、第7図に示すように、舌片26が
凹部12より抜け出し、被挾持部11の下面11
bより外れ、カバー部材1は上方へ移動可能とな
る。
前記開口窓28の存在により、側板21はしな
り易く、側板21を上記のように外方に拡げる操
作は小なる力で行ない得、作業し易い。
なお、開口窓28は、第1図に示すように、プ
リント回路基板6に固定された、装置2の特性を
調整する特性調整部31を臨ませる窓であり、こ
の窓28を通しての作業により、装置2の特性が
可変設定される。
第8図は挾み込み部の変形例を示す。第4図と
異なるのは、一対の傾斜した舌片26,27のう
ち上方の舌片27をを垂直な舌片40としたこと
である。この垂直な舌片40と傾斜した舌片26
とが挾み込み部41を構成する。
舌片40の下側縁40aの位置は精度良く定ま
るため、舌片26の先端26aと舌片40の下側
縁41aとの間の寸法Fは、前記の構成に比べて
精度が良い。また舌片40は、傾斜させた舌片に
比べて形成し易い。
挾み込み部41は、第9図に示すように、舌片
40の下側縁40aと舌片26の先端26aとの
間に被挾持部11を挾み込んで、シヤーシ4と機
械的に係合する。
舌片26は第6図に示す場合と同様に機能す
る。カバー部材1が矢印C方向に押し付けられた
とき、舌片40には矢印C2で示すようにその面
方向に力が作用し、舌片40は容易には屈曲しな
い。
考案の効果 上述の如く本考案によれば、カバー部材のねじ
止めの個所が一個所で足りるため、カバー部材の
取付けを作業性良く行なうことが出来、これによ
りカバー取付けの作業工数を少なくし得、コスト
の低減を図ることが出来、また修理に当つてのカ
バー部材の取り外し、取り付けも作業性良く行な
うことが出来、しかも一個所はねじ止めされてい
るため、振動及び衝撃等により不要に外れてしま
う虞れなく、カバー部材を確実に取り付けること
が出来るという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案による電子機器
のカバー部材取付け構造の一実施例の斜視図及び
分解斜視図、第3図は分離した状態のシヤーシと
カバー部材とを示す図、第4図はシヤーシの被挾
持部とカバー部材の側板の挾み込み部とを拡大し
て対応させて示す斜視図、第5図はベゼルの背面
図、第6図はカバー部材がシヤーシに固定された
状態を示す図、第7図はカバー部材をシヤーシよ
り取り外すに当つて側板を外方に拡げて挾み込み
部の被挾持部に対する係合を解除させたときの状
態を示す図、第8図は挾み込み部の変形例を示す
図、第9図は第8図の挾み込み部がシヤーシの被
挾持部と係合した状態を示す図である。 1……カバー部材、2……フロツピーデイスク
記録再生装置、3……装置本体、4……シヤー
シ、7……垂立壁、11……被挾持部、12……
凹部、13……ねじ止め用支柱、、13a……ね
じ部、15……化粧枠、16,17……溝、2
1,22……側板、21a,22a……前方端、
25,41……挾み込み部、26,27,40…
…舌片、26a,27a……先端、40a……下
側縁、28……開口窓、30……ねじ、31……
特性調整部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤーシとこれに取付けられた電子部品とより
    なる電子機器本体と、該シヤーシに固定されて該
    電子機器本体の前面に設けた化粧枠と、上記電子
    部品を被うように上記電子機器本体に取り付けら
    れたカバー部材とよりなる電子機器において、 該カバー部材を、天板と左右の側板とを有し、
    且つ一方の側板の後方寄りの個所に高さ方向に並
    んで一対の舌片を有する構成とし、 該シヤーシには、上記一対の舌片により挾み込
    まれる被挾持部を設け、 該化粧枠には、その背面に上記カバー部材の前
    方端を係止する係止部を設け、 上記カバー部材が、前方端を該化粧枠の係止部
    に係止され、後方端の一側を上記被挾持部を挾み
    込んだ上記一対の舌片により、他側を単一のねじ
    により夫々固定されてなる構成の電子機器のカバ
    ー部材取付け構造。
JP10112486U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0236300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10112486U JPH0236300Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JP10112486U JPH0236300Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JPS636777U JPS636777U (ja) 1988-01-18
JPH0236300Y2 true JPH0236300Y2 (ja) 1990-10-03

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0743832Y2 (ja) * 1988-05-06 1995-10-09 ティアツク株式会社 カバー取付け構造
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