JPH0443071Y2 - - Google Patents

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JPH0443071Y2
JPH0443071Y2 JP4971888U JP4971888U JPH0443071Y2 JP H0443071 Y2 JPH0443071 Y2 JP H0443071Y2 JP 4971888 U JP4971888 U JP 4971888U JP 4971888 U JP4971888 U JP 4971888U JP H0443071 Y2 JPH0443071 Y2 JP H0443071Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机等のテーブルにおける天板の保護
縁装置の構造に関するものである。
〔従来の技術とその解決すべき課題〕
従来、事務机やテーブル等の天板における前縁
等を保護するための保護縁装置として、枠体に固
着する硬質合成樹脂製の固定片と、該固定片に被
嵌する軟質合成樹脂製の保護縁部材とから成るも
のは、先行技術の実公昭63−119号公報、実公昭
61−5136号公報、実公昭60−22820号公報、実公
昭47−8428号公報など種々ある。
このうち、前記実公昭63−119号公報、実公昭
61−5136号公報、実公昭60−22820号公報に記載
の保護縁装置では、固定片から一体的に突出した
係止突片を前枠における垂直板に打ち込み係止さ
せるものであるから、この打ち込み作業に際し
て、天板の上面等広巾面を水平にした状態で固定
片を打ち込む作業は困難である。従つて、天板の
前縁を上向きに配置し、この状態で固定片を前縁
に打ち込むのが通常であり、そのため天板を立て
たり、固定したりする等の準備が必要があり、手
間が掛かると共に固定作業も不安定になるという
問題があつた。
本考案は、これらの問題を解消することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、本考案は、机等の天板における枠体
に固着する硬質合成樹脂製の固定片と、該固定片
に被嵌する軟質合成樹脂製の保護縁部材とから成
る保護縁装置において、前記枠体に外向きに突出
する段部を形成し、該段部の表面に沿つて配設す
る固定片を、当該段部の上面板に螺着し、固定片
の表面には、これに被嵌する保護縁部材の内面に
接当し得る緩衝突起条を上向き及び外向きに複数
形成し、該上向き緩衝突起条と保護縁部材とを接
着または係合する一方、固定片下端には、前記保
護縁部材下端に設けた係合突条に係止する係止溝
を設けた構成としたものである。
〔考案の作用・効果〕
この構成によれば、天板における枠体に段部を
形成したので、天板をその上面(広巾面)が上向
きとなるように安定させた状態にしたとき、前記
段部の上面板も上向くことになる。
従つて、この段部に固定すべき固定片は、段部
の上面板に対して安定させて載置した状態で当該
上面板に螺着することができ、固定片の固着作業
を至極容易に且つ安定して実行することができ
る。また、保護縁部材を前記固定片の表面に装着
する作業も前記と同様にして安定した状態で実行
できるので、前記と合わせて保護縁装置全体の装
着作業が至極簡単且つ容易にできるという顕著な
効果を有するのである。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、符号2はOA
機器を載置できる事務用の机1における天板、本
実施例では、天板2の前枠体3と左右両側枠体
4,4と後枠体5とに各々別体の保護縁装置を設
けるものである。
前記前枠体3は、第2図に示すように、合成樹
脂製の表面板6を張設または貼着した天板2にお
ける上板7の前端を屈曲形成してなる段部を有す
る。この段部は前記上板7と別の板で屈曲形成し
ても良いが、奥垂直板9と外向きの斜め下向き傾
斜状の上面板10と該上面板10の前端をL字状
に屈曲させて前垂直板11とからなり、前垂直板
11にはその長手方向に沿つて適宜間隔で、切り
起こしの係止爪12を有する。
符号13は、保護縁装置における硬質合成樹脂
製の左右長手の固定片で、該固定片13は、前記
前枠体3における段部の表面、即ち、奥垂直板9
と上面板10と前垂直板11とを一体的に覆うよ
うに沿つて配設するものであり、前記上面板10
に適宜間隔で穿設した孔14に上方からねじ15
にて螺着固定する。
このように、前枠体3の段部における上面板1
0に対して固定片13をねじ15にて螺着する作
業は、天板2をその広巾面が上向きとなるように
作業台等に載置して実行するのが最も安定した状
態となるのである。
なお、前記段部における上面板10は傾斜状で
なく略水平状であつても良いことは云うまでもな
い。
固定片13の内面下部には、前記前垂直板11
における係止爪12に係止する長溝16が形成さ
れており、また、固定片13の表面側には、これ
に被嵌する軟質合成樹脂製の断面略L字状の左右
長手の保護縁部材18の内面に対して、常時接当
し、または保護縁部材18の弾性変形により接当
し得る複数本の緩衝突起条17を、上向き及び外
向きに一体的に形成する。
そして、前記保護縁部材18と固定片13と
を、前記一本または複数本の上向き緩衝突起条1
7に対して接着または係合する一方、下端位置の
外向きの緩衝突起条17下端等固定片13下端に
は、前記保護縁部材18下端に設けた係合突条1
9に係止する係止溝20を設け、これらにより保
護縁部材18を固定片13に対して全長にわたつ
て装着できるようにするものである。
前記接着の場合には、上向きの緩衝突起条17
のうち一番奥側の緩衝突起条17の上面に接着剤
を塗布する等した接着部21を介して保護縁部材
18を固定すれば良い。なお、第4図で示す軟質
合成樹脂製の保護縁部材18と硬質合成樹脂製の
固定片13とを、その両者の略同時の押し出し成
形時に、保護縁部材18上端における接着部21
箇所(下端の係合突条19から最も離れた側)で
接着(融着)させた場合や、前記両部材13,1
8の押し出し成形後に前記接着部21箇所にて予
め接着しておけば、当該接着部21箇所でのみ連
結された固定片13と保護縁部材18とが予め一
体成形品として得ることができるのである。
また、前記緩衝突起条17のうち、適宜一本ま
たは複数本の上向き緩衝突起条17には、その上
端部近傍に係合溝22を形成する一方、前記保護
縁部材18の内面には前記係合溝22に嵌合する
突条23を形成し、互いに係合させて保護縁部材
18を抜け不能に構成しても良い(第4図参照)。
さらには、前記接着と係合との両者を併用させ
ても良いのである。
天板2における左右両側枠体4,4は、第5図
に示すごとく、側垂直板4aと、その上端の上平
板4bと中途平板4cと垂直板4dとから成る屈
曲段部とを有し、該屈曲段部における上平板4b
は、上板7の左右両側下面内側寄り位置でスポツ
ト熔接されて、当該上板7が寸法(H1)だけ側
方に突出し、中途平板4cは上板7の側端縁より
さらに適宜寸法(H2)だけ側方に突出する。
前記側枠体4の側垂直板4aには、前後方向に
適宜間隔で、鋸歯状突起付きの係止孔24が穿設
されており、この側枠体4を覆う合成樹脂製の前
後長手の側保護縁部材25の内面には、係止孔2
4に強制的に押し込み係止する突起片26を一体
的に設けてあり、また、側保護縁部材25には、
前記中途平板4c上面に接当する中途規制ひれ片
27と、前記上板7の下面に接当する上規制ひれ
片28とを上下に適宜隔てていわゆる段違い状に
一体的に突設してある。
この中途規制ひれ片27と上規制ひれ片28と
により、側保護縁部材25は天板2における表面
板6及び上板7の側縁に対して上下の食い違いを
起こすことなく、位置規制された状態で装着する
ことができると共に、側保護縁部材25の挿入作
業も至極容易となるのである。
また、符号29は側保護縁部材25の内面に凹
み形成した接着剤溜り部で、側保護縁部材25を
側枠体4に接着剤30にて強固に固定することが
できるのである。
符号31は後枠体5を覆う左右長手の合成樹脂
製の後保護縁部材で、該後保護縁部材31の内面
には後枠体5に適宜設けた上下一対の鉤片32,
32に対して係止する上下一対の鉤突起33,3
3を突設してあり、また、後保護縁部材31の上
下端における垂直部は、後枠体5の垂直板に接当
することにより(第8図参照)、当該後枠体5と
後保護縁部材31内面との間に適宜の空間ができ
て、緩衝に寄与できる。
なお、後保護縁部材31の上端縁には、表面板
6の後端縁に接当する軟質の緩衝突条34を設け
て隙間がないようにしている。
また、前記左右両側の側保護縁部材25の後端
に突設した複数のずれ規制片35を、前記後保護
縁部材31の左右両側端面の内側に嵌挿すること
により、側保護縁部材25と後保護縁部材31と
の位置ずれ及び端部の外れ防止の役割を果たすこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は机の斜視図、第2図は机の前隅部にお
ける各部品の斜視図、第3図は机の後隅部におけ
る各部品の斜視図、第4図は第1図の−視拡
大断面図、第5図は第1図の−視拡大断面
図、第6図は側保護縁部材の前部内面図、第7図
は第6図の−視下面図、第8図は第1図の
−視拡大断面図、第9図は後保護縁部材の断面
図である。 1……机、2……天板、3……前枠体、4……
左右両側枠体、5……後枠体、6……表面板、7
……上板、9……奥垂直板、10……上面板、1
1……前垂直板、12……係止爪、13……固定
片、14……孔、15……ねじ、16……長溝、
17……緩衝突起条、18……保護縁部材、19
……係合突条、20……係止溝、21……接着
部、22……係合溝、23……突条、25……側
保護縁部材、31……後保護縁部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机等の天板における枠体に固着する硬質合成樹
    脂製の固定片と、該固定片に被嵌する軟質合成樹
    脂製の保護縁部材とから成る保護縁装置におい
    て、前記枠体に外向きに突出する段部を形成し、
    該段部の表面に沿つて配設する固定片を、当該段
    部の上面板に螺着し、固定片の表面には、これに
    被嵌する保護縁部材の内面に接当し得る緩衝突起
    条を上向き及び外向きに複数形成し、該上向き緩
    衝突起条と保護縁部材とを接着または係合する一
    方、固定片下端には、前記保護縁部材下端に設け
    た係合突条に係止する係止溝を設けたことを特徴
    とする机等の天板における保護縁装置。
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JP2570237Y2 (ja) * 1992-10-30 1998-05-06 株式会社イトーキクレビオ 机等の天板における縁保護装置
JP2570241Y2 (ja) * 1992-11-27 1998-05-06 株式会社イトーキクレビオ 机等の天板における保護縁装置
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