JPH0743832Y2 - カバー取付け構造 - Google Patents

カバー取付け構造

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JPH0743832Y2
JPH0743832Y2 JP1988059339U JP5933988U JPH0743832Y2 JP H0743832 Y2 JPH0743832 Y2 JP H0743832Y2 JP 1988059339 U JP1988059339 U JP 1988059339U JP 5933988 U JP5933988 U JP 5933988U JP H0743832 Y2 JPH0743832 Y2 JP H0743832Y2
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JP
Japan
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cover
engaging
chassis
convex portion
mounting structure
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JP1988059339U
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JPH01162195U (ja
Inventor
洋二 阿部
Original Assignee
ティアツク株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はカバー取付け構造に係り、特に取付け取外しを
容易に行ない得る磁気ディスク装置のカバー取付け構造
に関する。
従来の技術 一般に磁気ディスク装置(フレキシブルディスク装置
等)では、外乱からのシールド及び埃塵の侵入防止を目
的としてシャーシ上にカバーを取付けている。
従来におけるカバーの取付け構造を第2図に示す。従来
の磁気ディスク装置1では、カバー2をシャーシ3に取
付けるのに正面パネル4を利用し、カバー2の正面側の
縁部を正面パネル4と係合させ、続いてこの係合部分を
支点としてカバー2を回動させつつシャーシ3上部に装
着した後、カバー2の後部をシャーシ3にねじ止め又は
係合させて取付けていた(図にはねじ止めの構造を示
す)。
考案が解決しようとする課題 しかるに、昨今磁気ディスク装置は種々の機器、装置に
組込まれるようになり、中には磁気ディスク装置として
のフロントパネルを用いず、組込まれる機器、装置のパ
ネルを利用する構成の磁気ディスク装置が提供されるよ
うになった。
このようなフロントパネルを必要としない磁気ディスク
装置では、カバーをシャーシ上に取付ける場合、フロン
トパネルにカバーを係合させることができず、またカバ
ーの固定はその後部のねじ止め等の一箇所による固定と
なるため、確実なカバーの取付けができないという課題
があった。また、カバーの取付け位置の位置決めが困難
で取付け作業性が悪いという課題があった。
本考案は上記の点に鑑みて創作されたものであり、フロ
ントパネルを有しない磁気ディスク装置においても、確
実にカバーを取付けることができるカバー取付け構造を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案では、 略コ字状のカバーを装置のシャーシにその上面を覆うよ
うに取付けるカバー取付け構造であって、 該シャーシの両側部の一端近傍に夫々第1の係合凸部を
形成すると共に、他端近傍に夫々第2の係合凸部を形成
し、 かつ、該カバーの両側板部の一端近傍に夫々該第1の係
合凸部の進入退出を許容する開口部を有してなり、夫々
該第1の係合凸部と係合し少なくとも、該カバーの上方
向への移動を係止する第1の係合部を形成すると共に、
他端近傍に該第2の係合凸部と係合する囲りを閉塞され
た第2の係合部を夫々形成したことを特徴とする。
作用 カバー取付け構造を上記構成とすることにより、シャー
シに形成された第1及び第2の係合凸部と、カバーに形
成された第1及び第2の係合部との係合により、フロン
トパネルの有無に拘りなくカバーをシャーシに取付ける
ことができる。
また、第1の係合部は開口部を有しており第1の係合凸
部の進入退出を容易ならしめ、また第1の係合凸部が第
1の係合部に進入し係合した後は、カバーはこの係合部
分を中心として回動させることにより第2の係合部を第
2の係合凸部に係合させれば良く、取付け作業を容易に
行なうことができる。
実施例 次に本考案の実施例について図面と共に説明する。第1
図は本考案の一実施例である磁気ディスク装置のカバー
取付け構造(以下、単に取付け構造という)を適用して
なる磁気ディスク装置5を示す。
同図に示す磁気ディスク装置5は、これが取付けられる
機器、装置のパネルをフロントパネルとして利用する構
成のものであり、従って磁気ディスク装置5自体にフロ
ントパネルは設けられていない。
磁気ディスク装置5はアルミダイキャスト製のシャーシ
6内に、磁気ヘッドキャリッジ7、キャリッジ駆動装置
8、ディスクの装着脱機構9、回路基板10等の磁気記録
再生に必要な種々の機構、装置を組込んだ構成とされて
いる。また、シャーシ6の上部には、磁気ディスク装置
5内への埃塵の侵入防止及び外部の磁界、電波等をシー
ルドすることを目的としてカバー11が取付けられる。
以下、本考案の特徴となる取付け構造の各構成について
詳述する。尚、以下述べる取付け構造の各構成はシャー
シ6の両側壁部6a,6b及びカバー11の両側板部11a,11bに
同一構成で設けられるものであるが、図示及び説明の便
宜上、同図における左側面部分についてのみ説明し、右
側面部分についての説明は省略する。
まずシャーシ6に設けられている取付け構造の構成につ
いて説明する。シャーシ6は前記のようにアルミダイキ
ャスト製であり、側壁部6a,6b、底面部6c、後壁部6d等
を一体成型されたものである。
この側壁部6aの前方の端部近傍位置には第1の係合凸部
12が側壁部6aより突出して形成されている。この第1の
係合凸部12は略円柱形状を有している。また、側壁部6a
の後方の端部近傍位置には第2の係合凸部13が突出形成
されている。この第2の係合凸部13の形状は略矩形状と
されている。更に、第2の係合凸部13の下部位置には、
取外し用凹部6fが形成されている。尚、図中6eで示すの
は、カバー11が取付けられた際、側板部11a,11bの下縁
部が当設する段部である。
次にカバー11に設けられている取付け構造の構成につい
て説明する。カバー11は金属板状部材を略コ字状に折曲
形成したものであり、側板部11a,11bとカバー本体部11c
とにより構成されている。また各側板部11a,11bは若干
量内側に向け(図中実線の矢印方向)折り曲げられてい
る。
この側板部11aの前方の端部近傍には第1の係合部14が
形成されている。この第1の係合部14は側板部11aに形
成された溝であり、その形状は前方に向け延出し側板部
11aの前縁に開口した開口部14aを有した形状とされてい
る。また、第1の係合部14の幅寸法は第1の係合凸部12
の進入を許容する寸法に選定されており、更に第1の係
合部14の右端部分は第1の係合凸部12の円柱形状に対応
して円形状とされた軸承部14bが形成されている。
また、側板部11aの後方の端部近傍には第2の係合部15
が形成されている。この第2の係合部15は、前記した第
2の係合凸部13の形成位置に対応するよう形成された角
孔である。従って、第2の係合部15は第1の係合部14の
ように開口部は無く、囲りを閉塞された孔とされてい
る。
次に上記各構成よりなる取付け構造によるカバー11のシ
ャーシ6への取付け、取外し手順について説明する。
まず、カバー11の取付けについて説明する。カバー11は
シャーシ6に取付けるには、第1図に示すようにシャー
シ6に対しカバー11を斜めに持ち、第1の係合部14を図
中一点鎖線の矢印で示すように第1の係合凸部12に進入
させて第1の係合凸部12と第1の係合部14を係合させ
る。この際、開口部14aは側板部11aの前方縁に開口され
ており、また幅寸法も適宜選定されているため、各側板
部11a,11bが内側に折り曲げられているにも拘らず容易
に係合させることができる。
続いてカバー11を第1の係合凸部12を回動支軸として、
図中時計方向へ回動させ、第2の係合部15を第2の係合
凸部13に係合させる。上記のように第1の係合部14の軸
承部14bは第1の係合凸部12の形状に対応して形成され
ているため、カバー11を容易に回動操作することができ
る。また、既に第1の係合凸部12と第1の係合部14は係
合しているため、各側板部11a,11bが内側に若干量折り
曲げられていても、カバー11は円滑にシャーシ6に取付
けられる。
上記のように、第1の係合部14を第1の係合凸部12に係
合させ、続いて第2の係合部15を第2の係合凸部13に係
合させるだけの簡単な作業で、従来のようにフロントパ
ネルを要することなくカバー11をシャーシ6に取付ける
ことができる。
取付け状態において第1の係合凸部12は第1の係合部14
の軸承部14bと当設しており、かつ第2の係合凸部13は
囲りが閉塞された第2の係合部15に係合しているため、
カバー11はシャーシ6にガタツキなく確実に取付けられ
る。また、カバー11の側壁部11a,11bは若干量内側へ折
り曲げられているため、取付け状態にいてシャーシ6の
両側壁部6a,6bを押圧しているため、その密着性は良好
となり、シールド効果を向上させることができる。
続いてカバー11の取外しについて説明する。前記のよう
に各側板部11a,11bは若干量内側へ折り曲げられている
ため、第2の係合凸部13と第2の係合部15の係合は強固
である。しかるに、カバー11がシャーシ6に取付けられ
た状態において、側板部11a,11bの下縁は取外し用凹部6
fの略中央位置に位置するよう、取外し用凹部6fの形成
位置は選定されている。よって、この取外し用凹部6fに
例えばドライバー等を差し込んで側板部11a,11bを外側
へ向け変位させることにより、容易に第2の係合凸部13
と第2の係合部15の係合を解除することができる。この
ようにして第2の係合凸部13と第2の係合部15の係合が
解除された後は、取付け時と逆の手順によりカバー11を
シャーシ6より取外すことができる。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、フロントパネルを用いな
い構成の磁気ディスク装置においても、カバーをシャー
シに取付けることができ、またその取付けは第1の係合
部と第1の係合凸部との係合と、第2の係合部と第2の
係合凸部との係合で行なわれるため強固に取付けること
ができ、加えて第1の係合部と第1の係合凸部との係合
及び係合解除は単に第1の係合部に第1の係合凸部を進
入、退出動作させるだけの簡単なものであり、取付け取
外し作業の作業性を向上させることができる等の特長を
有する。
本考案によれば、シャーシが立上った側壁部を有しない
構造である場合にも、実現出来る。
また、本考案によれば、カバーの側板部の開口部を利用
して、カバーの取り付け、取り外しを円滑に行うことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるカバー取付け構造を適
用してなる磁気ディスク装置の斜視図、第2図は従来の
カバー取付け構造を説明するための図である。 5……磁気ディスク装置、6……シャーシ、6a,6b……
側壁部、6f……取外し用凹部、11……カバー、11a,11b
……側板部、12……第1の係合凸部、13……第2の係合
凸部、14……第1の係合部、14a……開口部、15……第
2の係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略コ字状のカバーを装置のシャーシにその
    上面を覆うように取付けるカバー取付け構造であって、 該シャーシの両側部の一端近傍に夫々第1の係合凸部を
    形成すると共に、他端近傍に夫々第2の係合凸部を形成
    し、 かつ、該カバーの両側板部の一端近傍に夫々該第1の係
    合凸部の進入退出を許容する開口部を有してなり、夫々
    該第1の係合凸部と係合し少なくとも、該カバーの上方
    向への移動を係止する第1の係合部を形成すると共に、
    他端近傍に該第2の係合凸部と係合する囲りを閉塞され
    た第2の係合部を夫々形成してなるカバー取付構造。
JP1988059339U 1988-05-06 1988-05-06 カバー取付け構造 Expired - Lifetime JPH0743832Y2 (ja)

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JPH01162195U JPH01162195U (ja) 1989-11-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62172180U (ja) * 1986-04-22 1987-10-31
JPH0236300Y2 (ja) * 1986-07-01 1990-10-03

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JPH01162195U (ja) 1989-11-10

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