JP3861169B2 - フロッピーディスクドライブ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はメインフレームをコストダウンのため、板金製とした場合のフロッピーディスクドライブ装置の筐体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フロッピーディスクドライブ装置(以下FDD装置という)の筐体は、メインフレームを剛性のあるダイカスト製とし、このメインフレームにシールドカバーとフロントゼルを取付ける構造を採っていた。
【0003】
最近、小型化及びコストダウンの要請から、ダイカスト製メインフレームを板金製とするようになったが、板金製のものはダイカスト製のものに比べて、外力及び取付時の歪みの影響を受け、オフトラック等を起こし易いという欠点があった。また、システム本体への取付部のみを極端に弱くし歪みを吸収しようとすると、システム本体へ取付時にネジによる変形等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、メインフレームを板金製とした場合、システム本体への取付時等に起りうるオフトラックや取付歪を生じない筐体構造としたフロッピーディスクドライブ装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メインフレーム、フロントベゼル、シールドカバーの3部品をベースフレームに取付ける構造とし、取扱い時、輸送システム取付時、ディスク挿抜時等に受ける外力を吸収しメインフレームに外力を伝えない構造とすることにより前記の課題を解決するようにしたものである。
【0006】
即ち、本発明は、板金製のメインフレームを可撓性のあるベースフレームに固定し、シールドカバーはメインフレームではなく前記ベースフレームに取付け、フロントベゼルはベースフレームに保持させる構造としたものである。
【0007】
【作用】
メインフレームを可撓性のあるベースフレームに取付け、シールドカバーをメインフレームではなくベースフレームに取付け、フロントベゼルは、ベースフレームに保持させる構造としたので、外力によりシールドカバー又はフロントベゼルが歪んだとしても、メインフレームには影響を及ぼさないので、オフトラックや取付歪を起こさない。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例の分解斜視図で、1は3ケ所に取付ネジ孔1a,1a,1aを設けた板金製のコ字状のメインフレーム、2は両側板の3ケ所に内側に切り起こしたメインフレーム取付片22,22,22と、シールドカバー係合用突片23,23,23,23を設け、且つ、底部と両側板に周囲にU字状のスリットを設けて可撓性を持たせた適数のシステム本体取付部24を配置した可撓性のあるコ字状の板金製ベースフレーム、3は前記突片23,23,23,23と掛合するフック部31を設けたコ字状の板金製シールドカバー、4はベースフレーム2と掛合するフック部41を設けたフロントベゼルである。
【0009】
次にその組立手順を説明すると、先ずメインフレーム1をベースフレーム2のメインフレーム取付片22,22,22にネジ止めした後、磁気記録装置Aを組み込み、次いで、シールドカバー3をフック部31を突片23に掛合してメインフレーム1に取付け、最後にフロントベゼル4のフック部41をベースフレーム2に掛合させる。
【0010】
以上のように構成したFDD装直に外力が加わっても直接メインフレーム1には力が加わらず、外力による歪みにより記録再生特性への影響(オフトラック等)を防止する。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、ベースフレーム及びシールドカバーとフロントベゼルが外力により歪んだとしても、メインフレームには影響を及ぼさず、メインフレームを従来のように剛性のあるダイカスト製とせず板金製としてもオフトラックを生じないFDD装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 メインフレーム
2 ベースフレーム
3 シールドカバー
4 フロントベゼル
【発明の属する技術分野】
本発明はメインフレームをコストダウンのため、板金製とした場合のフロッピーディスクドライブ装置の筐体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フロッピーディスクドライブ装置(以下FDD装置という)の筐体は、メインフレームを剛性のあるダイカスト製とし、このメインフレームにシールドカバーとフロントゼルを取付ける構造を採っていた。
【0003】
最近、小型化及びコストダウンの要請から、ダイカスト製メインフレームを板金製とするようになったが、板金製のものはダイカスト製のものに比べて、外力及び取付時の歪みの影響を受け、オフトラック等を起こし易いという欠点があった。また、システム本体への取付部のみを極端に弱くし歪みを吸収しようとすると、システム本体へ取付時にネジによる変形等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、メインフレームを板金製とした場合、システム本体への取付時等に起りうるオフトラックや取付歪を生じない筐体構造としたフロッピーディスクドライブ装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メインフレーム、フロントベゼル、シールドカバーの3部品をベースフレームに取付ける構造とし、取扱い時、輸送システム取付時、ディスク挿抜時等に受ける外力を吸収しメインフレームに外力を伝えない構造とすることにより前記の課題を解決するようにしたものである。
【0006】
即ち、本発明は、板金製のメインフレームを可撓性のあるベースフレームに固定し、シールドカバーはメインフレームではなく前記ベースフレームに取付け、フロントベゼルはベースフレームに保持させる構造としたものである。
【0007】
【作用】
メインフレームを可撓性のあるベースフレームに取付け、シールドカバーをメインフレームではなくベースフレームに取付け、フロントベゼルは、ベースフレームに保持させる構造としたので、外力によりシールドカバー又はフロントベゼルが歪んだとしても、メインフレームには影響を及ぼさないので、オフトラックや取付歪を起こさない。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例の分解斜視図で、1は3ケ所に取付ネジ孔1a,1a,1aを設けた板金製のコ字状のメインフレーム、2は両側板の3ケ所に内側に切り起こしたメインフレーム取付片22,22,22と、シールドカバー係合用突片23,23,23,23を設け、且つ、底部と両側板に周囲にU字状のスリットを設けて可撓性を持たせた適数のシステム本体取付部24を配置した可撓性のあるコ字状の板金製ベースフレーム、3は前記突片23,23,23,23と掛合するフック部31を設けたコ字状の板金製シールドカバー、4はベースフレーム2と掛合するフック部41を設けたフロントベゼルである。
【0009】
次にその組立手順を説明すると、先ずメインフレーム1をベースフレーム2のメインフレーム取付片22,22,22にネジ止めした後、磁気記録装置Aを組み込み、次いで、シールドカバー3をフック部31を突片23に掛合してメインフレーム1に取付け、最後にフロントベゼル4のフック部41をベースフレーム2に掛合させる。
【0010】
以上のように構成したFDD装直に外力が加わっても直接メインフレーム1には力が加わらず、外力による歪みにより記録再生特性への影響(オフトラック等)を防止する。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、ベースフレーム及びシールドカバーとフロントベゼルが外力により歪んだとしても、メインフレームには影響を及ぼさず、メインフレームを従来のように剛性のあるダイカスト製とせず板金製としてもオフトラックを生じないFDD装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 メインフレーム
2 ベースフレーム
3 シールドカバー
4 フロントベゼル
Claims (1)
- メインフレームを板金製とし、このメインフレームを可撓性のあるベースフレームに固定すると共に、メインフレームのシールドカバーを前記ベースフレームに取付け、フロントベゼルをベースフレームに保持させる構造としたことを特徴とするフロッピーディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31756797A JP3861169B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | フロッピーディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31756797A JP3861169B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | フロッピーディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120752A JPH11120752A (ja) | 1999-04-30 |
JP3861169B2 true JP3861169B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=18089699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31756797A Expired - Fee Related JP3861169B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | フロッピーディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3861169B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP31756797A patent/JP3861169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11120752A (ja) | 1999-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040524 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060331 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060905 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060906 |
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