JPH0129803Y2 - - Google Patents

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JPH0129803Y2
JPH0129803Y2 JP2340583U JP2340583U JPH0129803Y2 JP H0129803 Y2 JPH0129803 Y2 JP H0129803Y2 JP 2340583 U JP2340583 U JP 2340583U JP 2340583 U JP2340583 U JP 2340583U JP H0129803 Y2 JPH0129803 Y2 JP H0129803Y2
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JP
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reinforcing plate
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reinforcing
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JP2340583U
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JPS59128777U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープレコーダ等の各種電子機器の
筐体に関し、特に、筐体の内部空間を分割する仕
切板等を補強板として上記筐体を構成する枠体に
取付けた構造の電子機器の筐体の改良に関するも
のである。
〔背景技術とその問題点〕
一般に、各種電子機器の筐体は、電子機器の各
種構成部品等を収納して保護する機能を果すの
で、機械的に十分強いものである必要があるとと
もに、各種構成部品が取付けられるので、組立て
た状態の機械的精度を十分に高める必要がある。
そこで、従来より、筐体を構成するパネルが取
付けられる枠体例えば前面パネルが取付けられる
前枠に仕切板に立設した状態で取付け、この仕切
板により筐体の内部空間を分割するとともに筐体
の補強を図るようにした構造のものが用いられて
いる。そして、上記仕切板等の補強板を枠体に取
付ける場合には、従来ネジ等の固着具が多数用い
られていた。従つて、多数の固着具にて補強板を
枠体に締結固定するための組立て工数が多いとい
う問題点があつた。
なお、筐体を補強するための補強板にも一般に
各種部品等が取付けられることが多いので、上記
補強板の取付けも機械的に高精度で且つ十分な強
度が必要とされる。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の如き電子機器の筐体における
問題点に鑑み、パネルの取付けられる枠体に補強
板を立設した状態で機械的に高精度で且つ強固に
しかも極めて簡単に取付け固定した新規な構造の
筐体を提供するものである。
〔考案の概要〕
本考案に係る電子機器の筐体は、上述の目的を
達成するためにパネルが取付けられる枠体と、該
枠体に立設した状態で取付けられる補強板とを備
えた電子機器の筐体において、上記補強板の一端
側に位置決め部を設けるとともに上記補強板の一
端側縁部分に取付け部を折曲形成し、上記枠体の
相対向する枠辺部間に差し渡した補強桟部を設け
るとともに上記補強板の取付け部を上記補強桟部
の一側縁に押圧当接させる押圧部を上記枠体に設
け、上記補強桟部の一側縁を基準として上記補強
板を上記押圧部にて位置規制するとともに上記補
強板の取付け部を上記枠体の一方の枠辺部に固着
具にて取付け固定したことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案に係る電子機器の筐体の一実施例
について図面に従い詳細に説明する。
第1図ないし第6図に示す実施例は、筐体1か
ら引出し自在なデツキの機構部10を有するカセ
ツトテープレコーダに本考案を適用したものであ
る。
この実施例におけるカセツトテープレコーダ
は、第1図の外観斜視図に示すように、テープカ
セツト11の装置されるデツキの機構部10が筐
体1のフロントパネル2に形成した開口3を通じ
て引出し自在に設けられており、上記機構部10
を引出した状態でテープカセツト11の着脱を行
ない、テープカセツト11を装着した機構部10
を筐体1内に送り込んだ状態で再生動作を行なう
ようになつている。上記機構部10は、その両側
下端縁に沿つて設けたガイドレール12が後述す
るガイドローラ61,62により支持されてお
り、後述する補強板20に設けたラツクギヤ30
に噛合する図示しないピニオンギヤを駆動モータ
にて回転駆動することによつて、送り操作が行な
われる。なお、上記機構部10の前面に設けたサ
ブパネル13には、信号レベル表示部14やテー
プカウンタ表示部15等が配設されている。ま
た、上記フロントパネル2は、テープレコーダの
各種スイツチ操作部4や信号レベル調整摘み5等
が配設されており、後述する枠体40に取付けら
れている。
この実施例において、補強板20は、上記デツ
キ機構部10の一方のガイドレール12を保持す
るガイドローラ61や上記ラツクギヤ30等が配
設されており、後述する枠体40に立設した状態
で取付けられている。上記補強板20は、第2図
の外観斜視図に示すように板金材料を成型したも
ので、その先端部分に取付位置規制用の位置決め
片21および上記ガイドローラ61の支軸を立設
した突片22が延設されているとともに、その先
端側の下側縁部分に取付け片23が直角に折曲形
成されている。上記取付け片23にはネジ孔24
が設けられている。また、上記補強板20は、そ
の後端部分に上記ラツクギヤー30の取付け位置
制御用の係止穴25が設けられているとともに、
その略中央部分の2箇所に上記ラツクギヤー30
の取付け固定用の鈎状舌片26,27が起立形成
されている。さらに、上記ラツクギヤ30は、合
成樹脂材料を成型したもので、歯部31を形成し
た本体32に上記舌片26,27の挿入される長
孔33,34が設けられているとともに、上記係
止穴25に係合する係止爪35を有する弾性係止
片36が上記本体32の後端部分に延設されてい
る。このラツクギヤ30は、上記補強板20に設
けた舌片26,27を各長孔33,34に挿入し
て後端側に向つて(第2図中矢印X方向)スライ
ドすることにより、弾性係止片36の係止爪35
を上記補強板20の係止穴25に係合させること
により仮止めされ、この状態で上記舌片26,2
7を折曲することにより固定される。
第3図は上記舌片26を挿入した長孔33部分
の拡大縦断面図であり、この実施例において、ラ
ツクギヤ30の本体32は上記舌片36を折曲し
たときに該舌片26の隅部が当たる傾斜面37を
設けてあり、上記舌片26を折曲することによつ
て上記補強板20に強固に固定されるようになつ
ている。
次に、上記筐体1のフロントパネル2が取付け
られる枠体40は、第4図の外観斜視図に示すよ
うに、長方形の枠状に形成されており、相対向す
る水平枠辺部41,42間に差し渡して設けた補
強桟部43によつて仕切されているとともに補強
されている。上記補強桟部43により仕切られた
枠体40の一方の開口44は、上述のデツキ機構
部10の出入れを行なう部分となる。上記開口4
4側の一方の垂直枠辺部45に起立片46が折曲
形成されており、上記機構部10の他方のガイド
レール15を支持するガイドローラ62が上記起
立片62が上記起立片46に設けられている。そ
して、上記枠体40には、補強板20が上記補強
桟部43の一側縁47を基準として垂直に取付け
られている。
第5図は上記枠体40と補強板20との取付け
部分を拡大して示す要部分解斜視図であり、この
実施例において、枠体40に設けた補強桟部43
には、その一側縁47から延設され該一側縁47
と平行に折曲形成された押圧片48が設けられて
いる。
上記押圧片48は、上記補強桟部43の一側縁
47との間に上記補強板20の厚さtに略等しい
スリツト49を形成しているとともに、上記一側
縁47側に向つて催かに突出した突起50が設け
られている。また、上記枠体40の下側水平枠辺
部41には、取付けネジ55の挿入孔51が形成
されている。
そして、上記補強板20は、その位置決め片2
1を上記枠体40の補強桟部43に設けたスリツ
ト49に斜め方向から挿入し、その取付け片23
に形成されているネジ孔24と上記下側水平枠辺
部41に形成されているネジ挿入孔51を合せる
ように回転して位置合せを行ない第6図の要部正
面図に示すように取付けネジ55によつて上記枠
体40の下側枠辺部41に締結固定される。この
ように枠体40に取付けた補強板20は、補強桟
部43に設けた押圧片48が撓むことによつて、
その位置決め片21が補強桟部43の一側縁47
に押圧当接されるので、上記一側縁47を取付け
位置の基準として垂直に高精度に位置規制され、
1本の取付けネジ55によつて十分な機械的強度
にて確実に固定することができる。従つて、上記
補強板20に設けたラツクギヤ30等の機械的な
取付け精度も十分に高くすることができる。また
上記枠体40に立設した状態で補強板20を取付
けておくことにより、上記枠体40や補強板20
を骨組部材として側板や天板等を取付けた筐体1
全体の機械的強度も十分に高めることができる。
〔考案の効果〕 上述の実施例の説明から明らかなように、本考
案に係る電子機器の筐体では、パネルが取付けら
れる枠体に設けた補強桟部により上記枠体の補強
が図れるとともに該枠体に立設して取付けた補強
板によつて筐体全体を補強することができ、しか
も、上記補強桟部の一側縁を取付け位置の基準と
して押圧部によつて補強板を正確に位置規制した
状態で1個の固着具により上記補強板を枠体に十
分な機械的強度をもつて簡単且つ確実に取付け固
定することができる。従つて、本考案によれば、
所期の目的を十分に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案をカセツトテープ
レコーダに適した場合の一実施例を示す図であ
り、第1図はこの実施例におけるカセツトテープ
レコーダの外観斜視図、第2図は補強板の外観斜
視図、第3図は上記補強板に取付けラツクギヤの
取付け部分の要部拡大縦断面図、第4図は上記補
強板を取付けた枠体の外観斜視図、第5図は上記
枠体と補強板との取付け部分の要部分解斜視図、
第6図は上記枠体と補強板との取付け部分の要部
正面図である。 1……筐体、2……フロントパネル、20……
補強板、21……位置決め片、23……取付け
片、24……ネジ孔、40……枠体、41,42
……相対向する枠辺部、43……補強桟部、47
……補強桟部の一側縁、48……押圧片、49…
…スリツト、50……突起、51……ネジ挿入
孔、55……取付けネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルが取付けられる枠体と、該枠体に立設し
    た状態で取付けられる補強板とを備えた電子機器
    の筐体において、上記補強板の一端側に位置決め
    部を設けるとともに上記補強板の一端側側縁部分
    に取付け部を折曲形成し、上記枠体の相対向する
    枠辺部間に差し渡した補強桟部を設けるとともに
    上記補強板の取付け部を上記補強桟部の一側縁に
    押圧当接させる押圧部を上記枠体に設け、上記補
    強桟部の一側縁を基準として上記補強板を上記押
    圧部にて位置規制するとともに上記補強板の取付
    け部を上記枠体の一方の枠辺部に固着具にて取付
    け固定したことを特徴とする電子機器の筐体。
JP2340583U 1983-02-19 1983-02-19 電子機器の筐体 Granted JPS59128777U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2340583U JPS59128777U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 電子機器の筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2340583U JPS59128777U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 電子機器の筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128777U JPS59128777U (ja) 1984-08-30
JPH0129803Y2 true JPH0129803Y2 (ja) 1989-09-11

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ID=30154490

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JP2340583U Granted JPS59128777U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 電子機器の筐体

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JPS59128777U (ja) 1984-08-30

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