JP3333534B2 - 端末装置の筐体構造 - Google Patents
端末装置の筐体構造Info
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- JP3333534B2 JP3333534B2 JP33950891A JP33950891A JP3333534B2 JP 3333534 B2 JP3333534 B2 JP 3333534B2 JP 33950891 A JP33950891 A JP 33950891A JP 33950891 A JP33950891 A JP 33950891A JP 3333534 B2 JP3333534 B2 JP 3333534B2
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- Japan
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- housing
- terminal device
- board
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- option
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は付加収納されるオプシ
ョン基板の取付けが容易な端末装置の筐体構造に関す
る。
ョン基板の取付けが容易な端末装置の筐体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来図4に示すような端末装置は、樹脂
により成形された上部筐体1と、板金により成形された
下部筐体12よりなり、上部筐体1の上面に操作パネル
1aが、そして側部にプリンタ印字部1bが設けられて
いる。
により成形された上部筐体1と、板金により成形された
下部筐体12よりなり、上部筐体1の上面に操作パネル
1aが、そして側部にプリンタ印字部1bが設けられて
いる。
【0003】また下部筐体12内にはメイン基板5が実
装されていると共に、下部筐体12の前面には前面カバ
ー13、14とメモリーカード6の挿入口12a、操作
部12b、オプション基板8の挿入口12c、オプショ
ン基板7の挿入口12dなどが、そして後面に裏面カバ
ー15などがそれぞれ設けられている。
装されていると共に、下部筐体12の前面には前面カバ
ー13、14とメモリーカード6の挿入口12a、操作
部12b、オプション基板8の挿入口12c、オプショ
ン基板7の挿入口12dなどが、そして後面に裏面カバ
ー15などがそれぞれ設けられている。
【0004】上記従来の端末装置の筐体構造では、樹脂
で成形された上部筐体1に対して、板金加工された下部
筐体12は、上部筐体1との接続の容易化や軽量化のた
め、1個の塊として製作されている。
で成形された上部筐体1に対して、板金加工された下部
筐体12は、上部筐体1との接続の容易化や軽量化のた
め、1個の塊として製作されている。
【0005】このためオプション基板7、8を挿入する
ための上記前面カバー13、14の設けられた挿入口1
2d、12cやこれを案内するガイドレール17などが
下部筐体12の前面側に複雑に集約されている。
ための上記前面カバー13、14の設けられた挿入口1
2d、12cやこれを案内するガイドレール17などが
下部筐体12の前面側に複雑に集約されている。
【0006】なお、図1中3はメモリカード挿入口12
aや操作部12bを覆うカバー、7c、8cはオプショ
ン基板7、8をメイン基板5と接続するためのコネクタ
を示す。
aや操作部12bを覆うカバー、7c、8cはオプショ
ン基板7、8をメイン基板5と接続するためのコネクタ
を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の端末装置の
筐体構造では、オプション基板7、8を装着するための
挿入口12a、13cやこれを覆うカバー13、14、
ガイドレール17などの多くの部品が下部筐体12の前
部に複雑に集約されているため、これら部品を下部筐体
12に取付ける作業に多くの工数を必要として製品原価
が高くなるなどの不具合があった。
筐体構造では、オプション基板7、8を装着するための
挿入口12a、13cやこれを覆うカバー13、14、
ガイドレール17などの多くの部品が下部筐体12の前
部に複雑に集約されているため、これら部品を下部筐体
12に取付ける作業に多くの工数を必要として製品原価
が高くなるなどの不具合があった。
【0008】また端末装置の納入後にオプション基板
7、8を追加実装したり、メンテナンスする場合、まず
前面カバー13、14を開放してオプション基板7、8
を挿入し、次に裏面カバー15を開放してすでに収容さ
れているメイン基板5とオプション基板7、8を接続す
る作業を必要とするため、オプション基板7、8を実装
したり、メンテナンスするのに多くの工数を必要として
作業性が悪いと共に、オプション基板接続後動作確認の
チェックをしようとしても、オプション基板7、8は筐
体内に収容されているため、調整やチェックができない
などの不具合もあった。
7、8を追加実装したり、メンテナンスする場合、まず
前面カバー13、14を開放してオプション基板7、8
を挿入し、次に裏面カバー15を開放してすでに収容さ
れているメイン基板5とオプション基板7、8を接続す
る作業を必要とするため、オプション基板7、8を実装
したり、メンテナンスするのに多くの工数を必要として
作業性が悪いと共に、オプション基板接続後動作確認の
チェックをしようとしても、オプション基板7、8は筐
体内に収容されているため、調整やチェックができない
などの不具合もあった。
【0009】この発明は上記不具合を改善するためにな
されたもので、製作が容易で、かつオプション基板取付
け時やメンテナンスの際の調整作業も容易な端末装置の
筐体構造を提供することを目的とするものである。
されたもので、製作が容易で、かつオプション基板取付
け時やメンテナンスの際の調整作業も容易な端末装置の
筐体構造を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、樹脂により成形された上部筐体と、金属
板により成形された下部筐体とからなる端末装置におい
て、上記下部筐体内に内側筐体を設けて2重構造とし、
上記内側筐体の底面に開口部を設けると共に、当該内側
筐体内にメイン基板を実装し、かつ、当該内側筐体の下
面にオプション基板を実装し、上記開口部を通して上記
メイン基板と上記オプション基板とを接続してなるもの
である。
成するために、樹脂により成形された上部筐体と、金属
板により成形された下部筐体とからなる端末装置におい
て、上記下部筐体内に内側筐体を設けて2重構造とし、
上記内側筐体の底面に開口部を設けると共に、当該内側
筐体内にメイン基板を実装し、かつ、当該内側筐体の下
面にオプション基板を実装し、上記開口部を通して上記
メイン基板と上記オプション基板とを接続してなるもの
である。
【0011】
【作用】上記構成により下部筐体を外すことにより簡単
にオプション基板が追加実装できると共に、オプション
基板を露出させた状態でオプション基板の動作チェック
や調整が行えるため、調整チェックも容易に行える。
にオプション基板が追加実装できると共に、オプション
基板を露出させた状態でオプション基板の動作チェック
や調整が行えるため、調整チェックも容易に行える。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に示す
図面を参照して詳述する。
図面を参照して詳述する。
【0013】なお従来と同一部分については同一符号を
付して説明する。
付して説明する。
【0014】図1は端末装置の斜視図、図2は同分解斜
視図、図3はメモリカード挿入口付近の拡大図である。
視図、図3はメモリカード挿入口付近の拡大図である。
【0015】これら図において1は樹脂により成形され
た上部筐体で、上面に操作パネル1aが、そして側部に
プリンタ印字部1bが設けられている。2は金属板を板
金加工することにより形成された下部筐体で、内部に内
側筐体4が収容された2重構造となっている。
た上部筐体で、上面に操作パネル1aが、そして側部に
プリンタ印字部1bが設けられている。2は金属板を板
金加工することにより形成された下部筐体で、内部に内
側筐体4が収容された2重構造となっている。
【0016】上記内側筐体4の前面にはメモリカード挿
入口4aと表示操作窓4bが開口されていて、メモリカ
ード挿入口4aの内側には、図3に示すように、メモリ
カード6を案内するガイド溝4eが形成されたガイド板
4dが折曲げ形成されている。 上記内側筐体4内には
メイン基板5が収容されていて、メイン基板5に設けら
れたメモリカード接続用コネクタ5aがメモリカード挿
入口4aの後方に、そしてメイン基板5の表示部5bが
表示操作窓4bの近傍に位置するようになっていると共
に、メイン基板5の下面に設けられたコネクタ5cは内
側筐体4の底面に開口された開口部4cより内側筐体4
の下側に突出するようになっている。
入口4aと表示操作窓4bが開口されていて、メモリカ
ード挿入口4aの内側には、図3に示すように、メモリ
カード6を案内するガイド溝4eが形成されたガイド板
4dが折曲げ形成されている。 上記内側筐体4内には
メイン基板5が収容されていて、メイン基板5に設けら
れたメモリカード接続用コネクタ5aがメモリカード挿
入口4aの後方に、そしてメイン基板5の表示部5bが
表示操作窓4bの近傍に位置するようになっていると共
に、メイン基板5の下面に設けられたコネクタ5cは内
側筐体4の底面に開口された開口部4cより内側筐体4
の下側に突出するようになっている。
【0017】一方上記内側筐体4の収容された下部筐体
2は前面に前面カバー3により、覆われた開口部2aが
開口されていて、前面カバー3を開放することによりオ
プション基板7、8に設けられた正面ブラケット7a、
8aの操作部7d、8dが露出するようになっている。
2は前面に前面カバー3により、覆われた開口部2aが
開口されていて、前面カバー3を開放することによりオ
プション基板7、8に設けられた正面ブラケット7a、
8aの操作部7d、8dが露出するようになっている。
【0018】上記オプション基板7,8の上面には、複
数個所に亘ってボス9が突破されていて、これらボス9
の裏面側より挿入されたビスなどの止着具10により各
オプション基板7、8が内側筐体4の下面に取付けられ
ており、オプション基板7、8の上面に設けられたコネ
クタ7c、8cは、内側筐体4の開口部4cより突出し
たメイン基板5のコネクタ5cに下方より接続されてい
る。
数個所に亘ってボス9が突破されていて、これらボス9
の裏面側より挿入されたビスなどの止着具10により各
オプション基板7、8が内側筐体4の下面に取付けられ
ており、オプション基板7、8の上面に設けられたコネ
クタ7c、8cは、内側筐体4の開口部4cより突出し
たメイン基板5のコネクタ5cに下方より接続されてい
る。
【0019】またオプション基板7、8の取付けられた
内側筐体4は下部筐体2内へ上方より嵌合された後、下
部筐体2の両側に形成された切欠2bより挿入された取
付けけねじ11により下部筐体2へ固定されている。
内側筐体4は下部筐体2内へ上方より嵌合された後、下
部筐体2の両側に形成された切欠2bより挿入された取
付けけねじ11により下部筐体2へ固定されている。
【0020】次に作用を説明すると図1に示す使用状態
から、オプション基板7、8を追加実装する場合、取付
けねじ11を外して下部筐体2を取外し、内側筐体4の
下面にオプション基板7、8を止着具10で固定し、同
時にメイン基板5のコネクタ5cにオプション基板7、
8のコネクタ7c、8cを嵌合して、メイン基板5とオ
プション基板7、8を継続することによりオプション基
板7、8の追加実装が行えるようになる。
から、オプション基板7、8を追加実装する場合、取付
けねじ11を外して下部筐体2を取外し、内側筐体4の
下面にオプション基板7、8を止着具10で固定し、同
時にメイン基板5のコネクタ5cにオプション基板7、
8のコネクタ7c、8cを嵌合して、メイン基板5とオ
プション基板7、8を継続することによりオプション基
板7、8の追加実装が行えるようになる。
【0021】また内側筐体4へオプション基板7、8を
取付けた状態では、オプション基板7、8が露出してい
るので、実装後の動作確認や調整が容易に行える。
取付けた状態では、オプション基板7、8が露出してい
るので、実装後の動作確認や調整が容易に行える。
【0022】実装したオプション基板7、8の調整チェ
ックが終了したら、再び内側筐体4を下部筐体2内に収
容して取付けねじ11により下部筐体2へ固定すること
により使用できるようになる。
ックが終了したら、再び内側筐体4を下部筐体2内に収
容して取付けねじ11により下部筐体2へ固定すること
により使用できるようになる。
【0023】さらに使用状態では各オプション基板7、
8の前後に折曲げ形成された前後ブラケット7a、8a
及び7b、8bが台座として機能するので、強度も高
い。
8の前後に折曲げ形成された前後ブラケット7a、8a
及び7b、8bが台座として機能するので、強度も高
い。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、下部筐
体内に内側筐体を設けた2重構造として、内側筐体にオ
プション基板を取付けるようにしたことから、下部筐体
を外すだけでオプション基板が簡単に追加実装できるよ
うになる。
体内に内側筐体を設けた2重構造として、内側筐体にオ
プション基板を取付けるようにしたことから、下部筐体
を外すだけでオプション基板が簡単に追加実装できるよ
うになる。
【0025】また、従来のようにオプション基板の挿入
口やガイドレールなどが下部筐体の前面側に集中するこ
とがないので、従来のものに比べて構造が簡単で部品点
数も少なくできる。これによって下部筐体の製作が少な
い工数でできるため、端末装置の価格低減が図れると共
に、下部筐体を外した状態でオプション基板の動作チェ
ックや調整などが行えるため、チェックや調整作業、メ
ンテナンスなどが短時間で容易に行える。
口やガイドレールなどが下部筐体の前面側に集中するこ
とがないので、従来のものに比べて構造が簡単で部品点
数も少なくできる。これによって下部筐体の製作が少な
い工数でできるため、端末装置の価格低減が図れると共
に、下部筐体を外した状態でオプション基板の動作チェ
ックや調整などが行えるため、チェックや調整作業、メ
ンテナンスなどが短時間で容易に行える。
【0026】さらにメモリカード挿入口の内側にガイド
溝を有するガイド板を折曲げ形成すれば、従来のような
樹脂成形したガイドレールやこれを取付けるためのスペ
ースを必要としないため、メモリカード出し入れ部を簡
単でしかも安価に構成することができる。
溝を有するガイド板を折曲げ形成すれば、従来のような
樹脂成形したガイドレールやこれを取付けるためのスペ
ースを必要としないため、メモリカード出し入れ部を簡
単でしかも安価に構成することができる。
【図1】この発明の一実施例になる端末装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】この発明の一実施例になる端末装置の分解斜視
図である。
図である。
【図3】この発明の一実施例になる端末装置のメモリカ
ード挿入口付近の拡大斜視図である。
ード挿入口付近の拡大斜視図である。
【図4】(a)従来の端末装置にオプション基板を装着
する状態を示す分解斜視図である。 (b)オプション基板を装着した従来の端末装置の断面
図である。
する状態を示す分解斜視図である。 (b)オプション基板を装着した従来の端末装置の断面
図である。
1 上部筐体 2 下部筐体 4 内側筐体 4a メモリカード挿入口 6 メモリカード 7、8 オプション基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−303093(JP,A) 特開 昭56−101799(JP,A) 実開 平3−2694(JP,U) 実開 平3−104215(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 - 1/18 G06K 17/00 H05K 7/14
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂により成形された上部筐体と、金属
板により成形された下部筐体とからなる端末装置におい
て、 上記下部筐体内に内側筐体を設けて2重構造とし、上記 内側筐体の底面に開口部を設けると共に、当該内側
筐体内にメイン基板を実装し、かつ、当該内側筐体の下
面にオプション基板を実装し、 上記開口部を通して上記メイン基板と上記オプション基
板とを接続 してなる端末装置の筐体構造。 - 【請求項2】 樹脂により成形された上部筺体と、金属
板により成形された下部筺体とからなり、上記下部筺体
内に内側筺体を設けて2重構造とし、かつ内側筺体にオ
プション基板を実装できるようにした端末装置の筺体構
造において、 上記 内側筐体の前面に開口されたメモリカード挿入口の
内側に、メモリカードを案内するガイド構を有するガイ
ド板を内側筐体より折曲げ形成してなる請求項1記載の
端末装置の筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33950891A JP3333534B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 端末装置の筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33950891A JP3333534B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 端末装置の筐体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150859A JPH05150859A (ja) | 1993-06-18 |
JP3333534B2 true JP3333534B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18328145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33950891A Expired - Fee Related JP3333534B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 端末装置の筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3333534B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09282049A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-31 | Pfu Ltd | 情報処理装置の筐体 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP33950891A patent/JP3333534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05150859A (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |