JP2883527B2 - Vcrユニットの構造 - Google Patents

Vcrユニットの構造

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修平 大田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、複合型電子機器に関する
もので、テレビ(以下、TVと云う。)内に一体に組み
込まれるビデオカセットレコーダ(以下、VCRと云
う。)のメカニズムと記録再生回路基板をコンパクトに
ユニット化したVCRユニットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TVの筐体内にVCRを組み込む
場合、特殊な形状のシャーシ或るいは架台を設計し、V
CRメカニズムを取り付ける方法が採用されていた。そ
の場合メカニズム部分と回路基板部分を分離し、その都
度筐体のスペースに合わせた構造設計が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の設計方法であれ
ば、モデル毎にシャーシ等の金型の起工、生産設備特に
生産工程上のパレットの変更改造を必要とした。又、電
気回路構成のモデルチェンジに対しても同様の対処を必
要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本案では、VC
Rメカニズムが組み込まれ、左右両側面の下端縁に突条
を有すると共に少なくとも天面が開放され前後左右側面
を有する箱状のシャーシと、記録再生回路が組み込まれ
前記天面に取着されるプリント基板と、該プリント基板
を覆う金属製の断面コ字状の天板とで構成し、シャーシ
の前面上部両端に第1の取着手段(透孔)を、摺動突条
の後面側端部に第2の取着手段(透孔)を、シャーシの
後面に第3の位置決め手段(透孔)を設け、これらをシ
ャーシに組み込み一体化してVCRユニットとし、TV
等の筐体の案内レール部、又はボス等にスライドさせて
所定位置に固定する構造にする。
【0005】又、断面T字状の基台をVCRユニットの
天面に取着し、基台上面にTV等の筐体側の電気部品・
プリント基板等を載置する構成とする。
【0006】
【作用】TVの筐体に設けられたレール部、又はボス等
にVCRユニットの突条を係合させ、VCRユニットを
摺動させ、第1乃至第3の透孔を利用してVCRユニッ
トをTV筐体の所定位置、即ちブラウン管の上部又は下
部に固定することができる。
【0007】
【実施例】以下、本案の具体的な実施例を図面を参照し
ながら説明する。図1は本案の外観分解斜視図、図2は
シャーシの後面、平面及び前面を示す図、図3はシャー
シの側面図、図4はVCRユニット外観斜視図、図5は
組立て説明用の部分断面図及び一部拡大斜視図、図6は
VCRユニット組み込み時の側面部分断面図、図7はV
CRユニットの第2実施例を示す外観斜視図、図8はV
CRユニットの第3実施例を示す平面及び正面図、図9
はシャーシの一部及びブッシュの断面拡大図、図10は
筐体の一部拡大斜視図及びVCRユニット組立て状態を
示す部分断面図である。
【0008】本案は、VCRメカニズム等の特殊な調整
を必要とする部分を有し、複合機器として例えばTV等
に組み込まれる際、簡便に取着可能な形態、即ちユニッ
ト化すると共にどのような機器にも搭載可能な汎用性の
高いユニットの構造にしている。又、その必要な回路を
拡張できる基板取り付け構造を有し、更にはユニット自
体にも拡張機能を有する構造としている。以下、図面と
共に説明する。
【0009】図1及び図4において、VCRユニット1
(図4参照)は、シャーシ2にVCRメカニズム3、及
び記録再生回路部品が組み込まれたプリント基板4を組
込み、プリント基板4を覆う断面コ字状の金属製の天板
5、及び底板6を取着する構成のものである。VCRユ
ニット1の前面には、操作基板7が取着される。
【0010】図2において、シャーシ2の前面には、ユ
ニット1の位置決め用ボス2a、及びユニット1の前後
固定用の透孔2b(第1の取着手段)、操作基板7の固
定用フック2c,2dがそれぞれ複数個設けられ、シャ
ーシの背面(後面)には、ユニット1の後面を支えるた
めのやや大径の透孔2e(第3の取着手段)、及び予備
(拡張用)の透孔2fが設けられている。
【0011】図3におけるシャーシ2の側面には、透孔
2g,2g’及び2h,2h’が設所定数設けられ、シ
ャーシ2の左右両側面の下端縁に突条8が一体に形成さ
れている。8aはユニット1の固定用の透孔(第2の取
着手段)、8bは拡張用の透孔である。9はシャーシ2
の内面後方に形成されたプリント基板4の回動保持手段
で、図5に示すように、基板4の透孔4aが貫入される
突起9aと基板4の裏面を支える円弧状の肩部9b、基
板4の端縁4bが回動案内される湾曲リブ9c、基板4
の端縁を係止するリブ9dで構成されている。
【0012】次に本案の組立てについて説明する。先
ず、シャーシ2の所定個所にVCRメカニズム3を固定
し、操作基板7をシャーシ2のフック2c,2dに係止
取着しした後、リード線11をシャーシ2の透孔2iに
嵌着されたフィクサー12で整形する。その後、基板4
の端縁4bを湾曲リブ9cに当接させて図5の矢印方向
(CW)へ回動させると、突起9aにプリント基板4の
透孔4aが嵌合し、基板4が水平状態になる。基板4の
裏面は肩部9bに保持され、基板4の上面はリブ9dに
より抜けが防止される。基板4に取着されている係止フ
ック10が、透孔2gに係合し、該基板4はシャーシ2
に確実に保持される。基板4を外すには上述の逆の操作
を行えばよい。尚、プリント基板4が拡張された場合
は、2点鎖線で示すように、基板4’の係止フック1
0’,10’を設け、シャーシ2の透孔2g’,2g’
に該フック10’,10’を係合させればよい。最後に
天板5を取着すればVCRユニット1が完成する。
【0013】次に図6のVCRユニット1の取り付け状
態について説明する。図6(a)はユニット1をTVの
筐体13の上部に取着する場合であり、筐体13に形成
されたレール14、又は筐体のボス(図示せず)にユニ
ット1の突条8を嵌合させる。取り付けに際しては、シ
ャーシ2の位置決めボス2aを筐体13の所定位置に当
接させ、シャーシ2の前面の透孔2b(第1の取着手
段)をネジ止めし、突条8による支えと大径の透孔2e
(第3の取着手段)にカバー15の大径ボス15aを貫
入させることにより固定する。場合によっては、透孔2
fを使ってカバー15に固定してもよい。尚、16はT
V側の電気回路基板である。
【0014】図6(b)はユニット1を筐体13の下方
に取着する場合であり、筐体13のレール14、又は筐
体のボス(図示せず)にユニット1の突条8を嵌合さ
せ、上述と同様に取着するが、この場合はユニット1の
背面の大径透孔2eは使わず突条8の後方端部の透孔8
a(第2の取着手段)をネジ止めする。図6(c)はユ
ニット1の他の取り付け方法を示したもので、ユニット
1に基台17を取着し、基台17の上面にTVの電気回
路基板等(図示せず)を配置する。図7に示すように基
台17は、断面T字状に形成し係止フック17a、取り
付けボス17b、補強を兼ねた突条17cを水平面の上
下に設け、垂下面17dに大径の突起17eを一体形成
する。大径の突起17eは、ユニット1の透孔2eに嵌
合させる。係止フック17aは、ユニット1の透孔2
h、又は2h’に係合させる。17fは補強用のリブで
ある。
【0015】図8は他の拡張した取り付け方法を示した
もので、フレーム18にユニット1を取着し、ユニット
1を疑似的に大型化した後、特殊業務機器のような大型
のコンピュータ等に付属設備として搭載する場合に有効
である。
【0016】図9は突条8の断面図(図7のA−A’断
面拡大図)である。突条8は格子状に形成されていて、
凹部8cにブッシュ19を嵌合し得るようになってい
る。図10に示すように筐体13のレール14に段部1
4aを形成し、ユニット1にブッシュ19を嵌合、又は
圧入、或るいはネジ止めし、ユニット1を筐体13に装
着すれば、ブッシュ19の突起19aが段部14aに当
接し、ユニット1に位置決めがなされる。ブッシュ19
の形状は種々変更可能である。又、透孔8bを複数個設
け、筐体13のサイズに応じて適宜ブッシュ19の嵌合
位置を変更することができる。
【0017】本案では、VCRユニット1として底板6
を取着し、ユニット1の電磁シールドを行っているが、
筐体13に取着する場所によっては、底板を省略するこ
とも可能である。
【0018】
【発明の効果】本案のVCRユニットは、TVや特殊業
務機器等に載置する際、その取り付け場所の何如を問わ
ず容易に取りつけ可能であり、VCRユニットに搭載さ
れる電気回路基板サイズの変更にも対応可能で、且つV
CRユニットに別体の基台を取着することにより、基台
上にTV等の部品を載置できるので設計の自由度が増す
効果がある。更に、VCRユニットをフレームに載置す
る構造にした場合、VCRユニットが取着される複合機
器のサイズ・形状に応じてフレームサイズを適宜変更す
ることにより、VCRユニット製造工程の変更無しに対
応可能となる。上述の如く、種々の形態の複合機器に対
してVCRユニットを共通化することにより、金型費、
設備費、設計日程の削減が可能になり、その効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の外観分解斜視図である。
【図2】シャーシの後面、平面及び前面を示す図であ
る。
【図3】シャーシの側面図である。
【図4】VCRユニット外観斜視図である。
【図5】組立て説明用の部分断面図及び一部拡大斜視図
である。
【図6】VCRユニット組み込み時の側面部分断面図で
ある。
【図7】VCRユニットの第2実施例を示す外観斜視図
である。
【図8】VCRユニットの第3実施例を示す平面及び正
面図である。
【図9】シャーシの一部及びブッシュの断面拡大図であ
る。
【図10】筐体の一部拡大斜視図及びVCRユニット組
立て状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 VCRユニット 2 シャーシ 2b 透孔(第1の取着手段) 2e 透孔(第3の位置決め手段) 2g 第5の透孔 2h 第4の透孔 3 VCRメカニズム 4 プリント基板 4a 第6の透孔 5 天板 8 突条 8a 透孔(第2の取着手段) 9 回動保持手段 9a 第2の突起 9c 湾曲リブ 9d 係止リブ 10 係止フック(第2の係止手段) 17 基台 17a フック(第1の係止手段) 17e 第1の突起 19 ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/02 301 G11B 33/06 G11B 33/12 302 G11B 33/12 313 H04N 5/64 531

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VCRメカニズムが組み込まれ、左右両
    側面の下端縁に突条を有すると共に少なくとも天面が開
    放され前後左右側面を有する箱状のシャーシと、記録再
    生回路が組み込まれ前記天面に取着されるプリント基板
    と、該プリント基板を覆う金属製の断面コ字状の天板と
    からなるVCRユニットの構造。
  2. 【請求項2】 前記シャーシの前面上部両端縁に第1の
    取着手段を設け、前記突条の後面側端部に第2の取着手
    段を設けることを特徴とする請求項1のVCRユニット
    の構造。
  3. 【請求項3】 前記シャーシの前面上部両端縁に第1の
    取着手段を設け、前記シャーシの後面に第3の位置決め
    手段を設けることを特徴とする請求項1のVCRユニッ
    トの構造。
  4. 【請求項4】 前記シャーシの前面上部両端縁に第1の
    取着手段を設け、前記突条の後面側端縁に第2の取着手
    段を設け、前記シャーシの後面に第3の位置決め手段を
    設けることを特徴とする請求項1のVCRユニット。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の取着手段及び第3の位
    置決め手段は、透孔である請求項1乃至請求項3のVC
    Rユニットの構造。
  6. 【請求項6】 VCRメカニズムが組み込まれ、左右両
    側面の下端縁に突条を有すると共に少なくとも天面が開
    放され前後左右側面を有する箱状のシャーシと、記録再
    生回路が組み込まれ前記天面に取着されるプリント基板
    と、該プリント基板を覆う金属製の断面コ字状の天板
    と、断面T字状で水平面の前方両端縁に一対の第1の係
    止手段を有すると共に垂下面に第1の突起を備えた基台
    とからなり、前記シャーシの後面及び側面にそれぞれ前
    記第1の突起と嵌合する第3の透孔及び前記第1の係止
    手段と係合する第4の透孔を設けることを特徴とするV
    CRユニットの構造。
  7. 【請求項7】 前記第4の透孔を複数個設けることを特
    徴とする請求項5のVCRユニットの構造。
  8. 【請求項8】 前記シャーシの後面内側に前記プリント
    基板の回動保持手段と、前記シャーシの両側面に第5の
    透孔を設け、前記プリント基板には前記第5の透孔に係
    合する第2の係止手段と、前記回動保持手段に係合する
    第6の透孔を設けることを特徴とする請求項1乃至4及
    び請求項6乃至7のVCRユニットの構造。
  9. 【請求項9】 前記第5の透孔を複数個設けることを特
    徴とする請求項8のVCRユニットの構造。
  10. 【請求項10】 前記回動保持手段は、前記プリント基
    板の第6の透孔に係合する第2の突起と前記プリント基
    板の回動端縁を摺動案内する湾曲リブと前記プリント基
    板の端縁を係止する係止リブである請求項8乃至9のV
    CRユニットの構造。
  11. 【請求項11】 前記突条を格子状に形成し、該格子状
    部で形成される凹部に筐体のボスを嵌着することを特徴
    とする請求項1乃至4及び請求項6乃至10のVCRユ
    ニットの構造。
  12. 【請求項12】 前記凹部に第7の透孔を設け、前記ボ
    スに対て前記突条を固着することを特徴とする請求項1
    1のVCRユニットの構造。
  13. 【請求項13】 前記シャーシの底面に金属製の底板を
    取着することを特徴とする請求項1乃至4及び請求項6
    乃至12のVCRユニットの構造。
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