JPH076555A - テープカセットにおける接続基板の取付構造 - Google Patents

テープカセットにおける接続基板の取付構造

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JPH076555A
JPH076555A JP14771293A JP14771293A JPH076555A JP H076555 A JPH076555 A JP H076555A JP 14771293 A JP14771293 A JP 14771293A JP 14771293 A JP14771293 A JP 14771293A JP H076555 A JPH076555 A JP H076555A
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board
connection board
tape cassette
connection
grooves
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Masahiro Makino
雅弘 牧野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットに接点を有する基板を湾曲状
態にして組み立てることにより、構造が簡単であって
も、ガタ付きをなくすと共に、接点への強度を増加させ
た構造を提供する。 【構成】 テープカセットを構成する上下シェルの適宜
位置に接点を持った基板を係合する一対の溝を設け、該
一対の溝の長さLと接点を有する基板の長さNとをN>
Lの関係になるように形成し、接点を持った基板を湾曲
状態にして、一対の溝に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部コネクタと接続す
るためのテープカセットの接続基板及びその取付構造に
関するものであり、詳しくは基板取付部に配設する接続
基板の状態及びその取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるテープカセットにおけ
る接続基板の取付構造について、図8〜図11を参照に
して説明する。即ち、図8及び図9に示すように、テー
プカセットの下シェル3の適宜位置に基板取付部20を
設けた構造である。
【0003】この基板取付部20は、接続基板1の接点
1a,1b,1c,1d,1eを臨ませる窓形状の接点
露出部21を設け、この接点露出部21の両端に溝2
2,23を設けた構造になっている。そして、接続基板
1の接点1a,1b,1c,1d,1eを外側にして、
両溝22,23に接続基板1の両端部を係合させて挿入
し、その上から上シェル3aを接合させて組み立てられ
ている。この時、接点1a,1b,1c,1d,1eは
外側に臨んだ状態になっている。
【0004】一方、このようにしてテープカセットの基
板取付部20に組み込まれた接点1a,1b,1c,1
d,1eを備えた接続基板1と基板取付部20との接触
面は、図9に示すように、横方向の隙間(t1、t2)
及び縦方向の隙間(t3)を設けた構造となっている。
即ち、組み立ての際に、隙間がないと組み立てずらいば
かりでなく、下シェル3に過度の力が入り、損壊する恐
れがあるからである。又、この隙間は、図10に示すよ
うに、奥行きの隙間(t4)をも予め設定された構造と
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来技術での平板形状をした接続基板1のままで
基板取付部に配設した場合の外部に露出した接点の強度
は、図11に示すように、例えばVTR(ビデオテープ
レコーダー)等の電子機器の外部コネクタの押圧力Fに
よって、簡単にガタ付き及び変形が生じやすく、接触状
態が正常に得られないと云う問題点がある。
【0006】又、横、縦、奥行き方向の夫々のガタ付き
をなくすために、別途部材等を設けることは、テープカ
セットの小型化及び構造の簡略化に限界が生じると云う
問題点もある。
【0007】従って、構造が簡単であって、しかも接点
を持った接続基板の組み立て時における接点への押圧力
に対向する強度を備え、且つ、ガタ付きがない状態での
組み立て構造に解決しなければならない課題を有してい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
のテープカセットにおける接続基板の取付構造は、上シ
ェル及び下シェルの適宜位置に接点露出部を備えた基板
取付部を設け、該基板取付部に接点を備えた接続基板を
配設したテープカセットであって、接続基板は、接点を
外側に向けて湾曲させた状態で配設したことである。
【0009】又、基板取付部は、湾曲させた接続基板の
両端部を所定の長さにわたって背面から支持する支持部
を設けたこと;湾曲させた接続基板の弾性力は、接続す
る外部コネクタの押圧力よりも大きくしたこと;基板取
付部は、下シェルの側壁の内側に突出形成したこと;基
板取付部は、両端上部に接続基板を係止する係止片を備
えたこと;接点露出部は、格子状に形成したこと;接点
露出部は、下シェルに設けたテープカセットにおける接
続基板の取付構造である。
【0010】
【作用】下シェルに設けた基板取付部に、接続基板を湾
曲させた状態にして配設することにより、外側方向に臨
んでいる各接点は曲面形状にした接続基板の弾性力に支
持された状態となり押圧強度を増加させることができ、
外部コンタクトの押圧力に対抗した充分な強度を確保す
ることができるようになり、容易に変形等することを防
止することが可能となる。
【0011】又、湾曲させた状態で接続基板を配設する
ことにより、接続基板の両側の側面端部で常に横方向に
付勢した状態となり、横方向のガタのみならず、奥行き
方向のガタをも防止することが可能となる。
【0012】更に、基板取付部は下シェルの側壁の内側
に突出形成したことにより、基板取付部を設けたことに
よる下ェルの強度を維持することができ、この基板取付
部の両端上部に接続基板を係止する係止片を備えること
によって配設された接続基板が上方向に抜けることを未
然に防止でき、接点の配設状態を安定して維持させるこ
とが可能となる。
【0013】また、接点露出部を下シェルに設けること
により、組み立て工程を簡単にすることができ、格子状
に形成することで各接点間のショート等を未然に防ぐこ
とが可能となる。
【0014】
【実施例】本発明に係るテープカセットにおける接続基
板の取付構造の実施例について、図を参照にして説明す
る。
【0015】先ず、接点を備えた接続基板は、通常は四
角形状をした平板形状からなる基板にIC及び複数の接
点を配設して作成される。そして、この接続基板は、テ
ープカセットを形成する下殻の下シェルと上殻の上シェ
ルとで形成された基板取付部に配設し、下シェルと上シ
ェルとを合体させて組み立てられる。
【0016】この組み立ての際に、図7に示すように、
接続基板1をテープカセットの基板取付部に配設する時
に、予め矢印A及びB方向に曲げて湾曲形状の状態にし
て、所謂弾性力を保持させた状態で配設する。
【0017】又、接続基板を湾曲形状にして、基板取付
部に配設することによって、接続基板1の少なくとも両
側の端部の2点で常時横方向に付勢した状態、即ち湾曲
状態から戻ろうとする方向の押圧力で支持する構造にな
る。更に、接点は曲面形状をした基板に支持された状態
となり、VTR等の電子機器の外部コネクタからの過度
な押圧力Fに充分に対抗でき、接触状態を良好且つ安定
させることができる構造となる。
【0018】このように、湾曲状態にして接続基板1を
テープカセットの所定位置に配設するようにした接続基
板1、及びその取付構造の種々の実施例について、以下
図を参照にして説明する。
【0019】本発明のテープカセットの接続基板及びそ
の取付構造に係る第1実施例は、図1に示すように、接
続基板1と下シェル3の適宜位置に設けた基板取付部2
とか構成される。
【0020】接続基板1は、図1に示すように、四角な
平板形状をした基板であって、下シェル3の基板取付部
2に湾曲状態にして挿入し、その上から上シェルを嵌着
させて収まる大きさに形成され、横方向の長さ(N)
は、後述する基板取付部2に形成された接点露出部の両
端に設けた溝の両端部間の長さ(L)よりは大きく形成
され、その適宜位置に複数の接点1a,1b,1c,1
d,1eを備えた構造である。尚、図示されていないが
これら接点1a,1b,1c,1d,1eはメモリーを
備えたICに接続されており、接点の数は適宜変更する
ことができる。
【0021】基板取付部2は、テープカセットを構成す
る下シェル3の接合面の適宜位置に接点露出部4を設
け、この接点露出部4の両端に一対の溝5,6を設けた
構造である。
【0022】接点露出部4は、下シェル3の適宜位置に
格子状の切り欠き部4aと突出部4bとで形成したもの
で、切り欠き部4aは接続基板1を配設した時に接点1
a,1b,1c,1d,1eが外側に臨む大きさに形成
され、突出部4bは、各接点1a,1b,1c,1d,
1eの間隔を覆うように形成され、夫々の隣接する接点
1a,1b,1c,1d,1eのショート等の弊害を防
止できる構造である。尚、格子状に形成された接点露出
部4は、単に窓型形状にしてもよい。
【0023】一対の溝5,6は、接点露出部4の左右両
端に対称に設けられており、その外側の面は途中から傾
斜面5a,6aを設け、この傾斜面5a,6aに連続し
て端部5b,6bを設けた構造になっている。この端部
5b,6bの幅は、接続基板1の板厚が嵌る幅に形成さ
れている。そして、接点露出部4の両側に設けられた一
対の溝5,6の両端部5b,6b間の長さ(L)は、接
続基板1の横方向の長さ(N)と、少なくともL<Nの
関係になるように設定されている。これは一対の溝5,
6、又は接続基板1のどちらを基準にして設定してもよ
い。
【0024】このように構成された接続基板1を、基板
取付部2に挿入して組み立てるには、図1及び図2に示
すように、接続基板1の接点1a,1b,1c,1d,
1eを外側にして、矢印A及びB方向に曲げて湾曲状態
にし、その湾曲状態にした両端間の直線の長さをNから
Lの長さ、又はそれよりも少なめの長さにする。即ち、
基板取付部2の一対の溝5,6の端部5b,6b間の横
方向の長さLと同じか、それよりも小さい長さにした状
態にする。
【0025】このように基板を接点1cを頂点とした曲
面形状にして常に弾性力を保持した状態の接点1a,1
b,1c,1d,1eを形成して基板取付部2に挿入
し、両側の側面部1f,1gで支持された状態で係合係
止する。この時、基板取付部2の一対の溝5,6は所定
の傾斜面5a,6aを有しているため外側に湾曲状態に
なっている接続基板1であってもスムーズに挿入するこ
とができる構造となっている。
【0026】このようにして、下シェル3の基板取付部
2に湾曲状態で係合係止された接続基板1は、図2に示
すように、接続基板の両側の側面部1f,1gで一対の
溝5,6の端部5b,6bを当接した状態で係合係止す
ること、即ち弾性力を含んだ係合係止であると共に、外
側に臨んだ状態の接点1a,1b,1c,1d,1e
は、VTR等の電子機器の外部コネクタからの押圧力F
がかかっても、弾性力を含んだ状態で支持されているた
め充分に対抗でき、容易に変形等を防止できる構造とな
る。
【0027】従って、予め想定できる外部コンタクトか
らの押圧力Fに対して、湾曲状態にした接続基板1の弾
性力を大きく設定する、即ち、接続基板1の湾曲の曲が
り状態を大きくするか、又は接続基板1を形成する基板
を曲げ強度の強い部材を使用するか、又はこの両者を調
整することによって外部コンタクト等からの押圧力Fよ
りも強い弾性力を含ませることができる構造となる。
【0028】又、接続基板1は湾曲状態で係合係止され
ているため、常に両側面の両側の側面部1f,1gが一
対の溝5,6の端部5b、6bに当接状態で係合係止す
ることができ、配設された接続基板1の横方向のガタを
なくせると共に、図示されていないが縦方向のガタは上
シェルの接合と共になくすことができる構造となってい
る。
【0029】次に、本発明のテープカセットの接続基板
及びその取付構造に係る第2実施例は、図3に示すよう
に、基板取付部2に設けた一対の溝7,8を曲線形状に
した支持部7a,8aを形成し、この溝7,8に湾曲状
態にした接続基板1の両側の側面部1f,1gを係合係
止するものである。この一対の溝7,8の形状が第1実
施例と相違するものであり、以下一対の溝7,8の形状
を中心にして説明する。
【0030】即ち、基板取付部2は、接続基板1の接点
1a,1b,1c,1d,1eが外側に臨む接点露出部
4を設け、この接点露出部4の両端に一対の溝7,8を
設けた構造である。
【0031】接点露出部4は、第1実施例と同様に接続
基板1の各接点1a,1b,1c,1d,1e間を遮蔽
するために格子状にした切り欠き部4aと、突出部4b
とを設けた構造である。
【0032】一対の溝7,8は、接点露出部4の両端部
から連続して曲線形状に形成した支持部7a,8aを設
けた構造である。支持部7a,8aは、下シェル3の内
側方向の側壁の曲線形状を、湾曲状態にした時の接続基
板1の両側の側面部1f,1gの曲線形状に対応させた
形状に形成してある。即ち、この支持部7a,8aの曲
線形状は、湾曲状態にした接続基板1の両側の側面部1
f,1gから内側に向かった所定面積の背面側の曲線形
状に対応させた形状になっている。同時に、下シェル3
の外側方向の側壁の支持部7a,8aは、湾曲状態にし
た接続基板1の両側の側面部1f,1gの板厚に相当す
る幅に形成すると共に、同一幅で端部7b,8bまで形
成してもよく、接点露出部4側の幅を広めにした先すぼ
みの曲線形状にしてもよい構造となっている。
【0033】又、この基板取付部2の一対の溝7,8の
端部7b,8bまでの直線での長さ(L)は、第1実施
例と同様に接続基板1の横方向の長さ(N)との関係
で、少なくともL<Nの関係になるように設定されてい
る。
【0034】このように基板取付部2の一対の溝7,8
の支持部7a,8aを曲線形状にすることにより、湾曲
形状にした接続基板1の両側の側面部1f,1g側を、
この一対の溝7,8に案内されて係合係止した時に、接
続基板1の両側の側面部1f,1g側の背面を支持する
ことができる構造となる。
【0035】即ち、曲線形状にした一対の溝7,8は,
湾曲状態にした接続基板1の横方向の両側の側面部1
f,1g側を支持する面積を第1実施例よりも多くとる
ことができるため、横方向のガタをより大く無くするこ
とができると共に、弾性力を含んだ接続基板1の外側に
臨んで配設されている接点1a,1b,1c,1d,1
eを、更に補強してVTR等の電子機器の外部コネクタ
の押圧力Fに対抗することができる構造となる。
【0036】次に、本発明のテープカセットの接続基板
及びその取付構造に係る第3実施例は、図4に示すよう
に、下シェル3の接合面の内壁の内側方向に突出させた
基板取付部9を一体に形成した構造である。尚、接続基
板1は第1実施例で説明したものと同一の湾曲状態にし
て組み込むようになっており、その説明は省略する。
【0037】基板取付部9は、下シェル3の適宜位置に
接続基板1の接点1a,1b,1c,1d,1eを外側
に臨ませる接点露出部10と、この接点露出部10の両
側端から連続して形成された一対の溝11,12を設け
た構造である。
【0038】接点露出部10は、第1実施例と同様に接
続基板1の各接点1a,1b,1c,1d,1eの間を
遮蔽するために格子状にした切り欠き部10aと、突出
部10bとを設けた構造である。
【0039】一対の溝11,12は、下シェル3の側壁
の内側に連続して一体に形成したものであり、夫々の溝
11,12は接点露出部10の両側面から連設し、その
途中から傾斜面11a,12aを形成し、この傾斜面1
1a,12aに連続して端部11b,12bを設けた構
造になっている。即ち、この一対の溝11,12の構造
は、上記第1実施例で説明した一対の溝5,6と同一構
造をしている。
【0040】このように接続基板1を係合係止する一対
の溝11,12を下シェル3に設けるのではなく別個に
突出させて一体に形成することによって、下シェル3の
側壁内に溝を設けることによる、下シェル3の強度の劣
化を防止できると共に、接続基板1を湾曲状態で係合係
止することにより生じる横方向への常に付勢された状
態、即ち接続基板1に含んでいる弾性力を支持するのに
充分な強度を持った構造にすることが可能となる。
【0041】次に、本発明のテープカセットの接続基板
及びその取付構造に係る第4実施例は、図5に示すよう
に、上記第3実施例で示した基板取付部9の一対の溝1
1,12に係合係止した接続基板1の上方向への抜け止
め、及びガタをなくす係止片15,16を設けた構造で
あり、その他は第3実施例と同様である。
【0042】即ち、基板取付部9は、下シェル3に設け
た接点露出部10と、この接点露出部10の両端であっ
て、その側壁の内側方向に突出形成した一対の溝13,
14を設けた構造である。
【0043】この一対の溝13,14の上部は、上シェ
ルと接合する下シェル3の接合面よりも上方向に突出さ
れた形状をしており、その上部に係止片15,16を設
けた構造である。この係止片15(16)は、図6に示
すように、湾曲状態にした接続基板1を溝13(14)
に挿入して係合係止した際に、折り曲げて、又は熱等で
溶かしてかしめるものであり、接続基板1が上方向への
抜け止め、及び上方向のガタを防止する構造になってい
る。
【0044】このような構造にすることによって、下シ
ェル3側に設けた基板取付部9のみで接続基板1を係合
係止することができると共に、横方向及び縦方向のガタ
をなくすると共に、上方向への抜け止めをすることがで
きるようになり、別途上シェル側等に接続基板1を取り
付けるための構造を設ける必要がなくなる。
【0045】
【発明の効果】上記説明したように、本発明に係る接点
を有する基板を備えたテープカセットは、接点を有する
基板を湾曲状態にして、テープカセットに組み立てるこ
とにより、常時少なくとも接続基板の側面の両端で当接
した状態で組み立てることができ、横方向、奥行き方向
のガタ付きをなくすことができると共に、接点の押圧強
度を構造が簡単でありながら増加することができると云
う極めて優れた効果を奏する。
【0046】又、外部からの接点に対する押圧力に対応
させて、接続基板の湾曲させる程度を変化させることに
より、外部からの押圧力よりも接続基板の弾性力を大き
くすることができ、接続基板及び接点の変形及び損壊を
防止すると共に、接点の接触状態を良好に維持させるこ
とができると云う優れた効果を奏する。
【0047】更に、基板取付部を下シェルの側壁の内側
に設けることにより、湾曲状態で組み込まれた接続基板
による横方向への弾性力を強固に支持することができる
と云う優れた効果を奏する。
【0048】そして、基板取付部を下シェルの側壁の内
側に設けると共に、その基板取付部の両端の上部に接続
基板を係止する係止片を設けることによって、配設され
た接続基板が上方向に抜け出る状態を未然に防止して接
点の配設状態を良好に維持することができると云う効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の基板取付部に接点を
持った接続基板を湾曲状態にして組み立てる様子を示す
略示的斜視図である。
【図2】同平面図である。
【図3】本発明に係る第2実施例の基板取付部に接点を
持った接続基板を湾曲状態にして組み立てた様子を平面
からみた説明図である。
【図4】本発明に係る第3実施例の基板取付部に接点を
持った接続基板を湾曲状態にして組み立てた様子を示す
説明図である。
【図5】本発明に係る第4実施例の基板取付部に接点を
持った接続基板を湾曲状態にして組み立込んだ様子を示
す説明図である。
【図6】同要部拡大図である。
【図7】本発明に係る取付構造を採用した時の接続基板
に押圧力を加えた時の原理を説明するための説明図であ
る。
【図8】従来技術における基板取付部に接続基板を組み
立てる様子を示す要部の略示的斜視図である。
【図9】同接続基板を組み立てた状態の正面からみた説
明図である。
【図10】同組み込まれた接続基板と外部コネクタとの
状態を示す説明図である。
【図11】従来例の接続基板に押圧力を加えた時の原理
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 接続基板 1a,1b,1c,1d,1e 接点 1f,1g 側面部 2,9 基板取付部 3 下シェル 4、10 接点露出部 4a,10a 切り欠き部 4b,10b 突出部 5,6,7,8,11,12、13、14 溝 5a,6a,11a,12a 傾斜面 5b,6b,7b,8b,11b,12b 端部 7a,8a 支持部 15,16 係止片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上シェル及び下シェルの適宜位置に接点
    露出部を備えた基板取付部を設け、該基板取付部に接点
    を備えた接続基板を配設したテープカセットであって、 前記接続基板は、前記接点を外側に向けて湾曲させた状
    態で配設したことを特徴とするテープカセットにおける
    接続基板の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記基板取付部は、前記湾曲させた接続
    基板の両端部を所定の長さにわたって背面から支持する
    支持部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のテー
    プカセットにおける接続基板の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記湾曲させた接続基板の弾性力は、接
    続する外部コネクタの押圧力よりも大きくしたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のテープカセットにおけ
    る接続基板の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記基板取付部は、下シェルの側壁の内
    側に突出形成したことを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載のテープカセットにおける接続基板の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記基板取付部は、両端上部に接続基板
    を係止する係止片を備えたことを特徴とする請求項4に
    記載のテープカセットにおける接続基板の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記接点露出部は、格子状に形成したこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のテ
    ープカセットにおける接続基板の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記接点露出部は、下シェルに設けたこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載
    のテープカセットにおける接続基板の取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4942272B2 (ja) * 1999-12-16 2012-05-30 旭硝子株式会社 ヒータ支持構造及びガラス板曲げ成形のための加熱炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4942272B2 (ja) * 1999-12-16 2012-05-30 旭硝子株式会社 ヒータ支持構造及びガラス板曲げ成形のための加熱炉

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