JPH11177260A - 基板の固定構造 - Google Patents
基板の固定構造Info
- Publication number
- JPH11177260A JPH11177260A JP34482497A JP34482497A JPH11177260A JP H11177260 A JPH11177260 A JP H11177260A JP 34482497 A JP34482497 A JP 34482497A JP 34482497 A JP34482497 A JP 34482497A JP H11177260 A JPH11177260 A JP H11177260A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- case
- snap member
- piece
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ケースが薄くスナップ部材の高さが低い場合で
も簡単に基板を固定する。 【解決手段】ケース１内の４隅に形成された支持突起２
と、該支持突起とケース側壁１ｂ側との間の底壁１ａに
形成された開口部６と、該開口部６に臨むように設けら
れたスナップ部材７とを備え、該スナップ部材は、一端
が底壁１ａに固定され、他端が開口部６内に揺動可能に
される揺動片７ａと、該揺動片７ａの他端から上方に延
びる立設片７ｂと、該立設片７ｂの途中から水平に延び
る係止部７ｃと、該係止部７ｃから上方に傾斜して延び
るガイド部７ｄとから構成され、基板を前記支持突起２
と係止部７ｃにより固定可能にした構造。
も簡単に基板を固定する。 【解決手段】ケース１内の４隅に形成された支持突起２
と、該支持突起とケース側壁１ｂ側との間の底壁１ａに
形成された開口部６と、該開口部６に臨むように設けら
れたスナップ部材７とを備え、該スナップ部材は、一端
が底壁１ａに固定され、他端が開口部６内に揺動可能に
される揺動片７ａと、該揺動片７ａの他端から上方に延
びる立設片７ｂと、該立設片７ｂの途中から水平に延び
る係止部７ｃと、該係止部７ｃから上方に傾斜して延び
るガイド部７ｄとから構成され、基板を前記支持突起２
と係止部７ｃにより固定可能にした構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板、電子回
路基板等の基板をケースに固定するための基板の固定構
造に関する。
路基板等の基板をケースに固定するための基板の固定構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の基板の固定構造を示し、
図２（Ａ）は分解斜視図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）のＸ
−Ｘ線に沿う断面図、図２（Ｃ）は基板組立後の断面図
である。容器状のケース１内の４隅には底壁１ａから支
持突起２が立設され、また、支持突起２に対向して側壁
１ｂ側にスナップ部材３が立設されている。スナップ部
材３は、図２（Ｂ）に示すように、底壁１ａから立設さ
れた立設片３ａと、立設片３ａの途中から水平に延びる
係止部３ｂと、係止部３ｂから上方に傾斜して延びるガ
イド部３ｃとから構成されている。一方、基板５の４隅
には、スナップ部材３に対向して切欠部５ａが形成され
ている。基板５をケース１に固定する場合には、基板５
の切欠部５ａをスナップ部材３のガイド部３ｃに向けて
押し付けていくと、立設片３ａが図示Ｙ方向にたわんで
いき、やがて図２（Ｃ）に示すように、基板５が係止部
３ｂを乗り越えると基板５が支持突起２に支持され係止
部３ｂにより係止される。
図２（Ａ）は分解斜視図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）のＸ
−Ｘ線に沿う断面図、図２（Ｃ）は基板組立後の断面図
である。容器状のケース１内の４隅には底壁１ａから支
持突起２が立設され、また、支持突起２に対向して側壁
１ｂ側にスナップ部材３が立設されている。スナップ部
材３は、図２（Ｂ）に示すように、底壁１ａから立設さ
れた立設片３ａと、立設片３ａの途中から水平に延びる
係止部３ｂと、係止部３ｂから上方に傾斜して延びるガ
イド部３ｃとから構成されている。一方、基板５の４隅
には、スナップ部材３に対向して切欠部５ａが形成され
ている。基板５をケース１に固定する場合には、基板５
の切欠部５ａをスナップ部材３のガイド部３ｃに向けて
押し付けていくと、立設片３ａが図示Ｙ方向にたわんで
いき、やがて図２（Ｃ）に示すように、基板５が係止部
３ｂを乗り越えると基板５が支持突起２に支持され係止
部３ｂにより係止される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子機器のケー
スは薄型化の傾向にあり、ケースが薄く従ってスナップ
部材３の立設片３ａの高さがとれない場合には、立設片
３ａのたわみ量が小さくなり、基板を固定することが困
難になるという問題を有している。そこで、図３に示す
ように、底壁１ａに開口部６を形成し、立設片３ａを開
口部６を貫通させて曲がり部３ｄにより側壁１ｂの下部
と連結する方法も採用されている。しかしながら、この
方法は、立設片３ａのたわみ量はとれるものの曲がり部
３ｄがケースから突出してしまうという問題を有してい
る。
スは薄型化の傾向にあり、ケースが薄く従ってスナップ
部材３の立設片３ａの高さがとれない場合には、立設片
３ａのたわみ量が小さくなり、基板を固定することが困
難になるという問題を有している。そこで、図３に示す
ように、底壁１ａに開口部６を形成し、立設片３ａを開
口部６を貫通させて曲がり部３ｄにより側壁１ｂの下部
と連結する方法も採用されている。しかしながら、この
方法は、立設片３ａのたわみ量はとれるものの曲がり部
３ｄがケースから突出してしまうという問題を有してい
る。
【０００４】本発明は、上記の従来の問題を解決するも
のであって、ケースが薄くスナップ部材の高さが低い場
合でも簡単に基板を固定することができる基板の固定構
造を提供することを目的とする。
のであって、ケースが薄くスナップ部材の高さが低い場
合でも簡単に基板を固定することができる基板の固定構
造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の基板の固定構造は、ケース１内の４隅に
形成された支持突起２と、該支持突起とケース側壁１ｂ
側との間の底壁１ａに形成された開口部６と、該開口部
６に臨むように設けられたスナップ部材７とを備え、該
スナップ部材は、一端が底壁１ａに固定され、他端が開
口部６内に揺動可能にされる揺動片７ａと、該揺動片７
ａの他端から上方に延びる立設片７ｂと、該立設片７ｂ
の途中から水平に延びる係止部７ｃと、該係止部７ｃか
ら上方に傾斜して延びるガイド部７ｄとから構成され、
基板を前記支持突起２と係止部７ｃにより固定可能にし
たことを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は
本発明の理解を容易にするために図面と対比させるもの
で、これにより本発明の構成が何等限定されるものでは
ない。
めに、本発明の基板の固定構造は、ケース１内の４隅に
形成された支持突起２と、該支持突起とケース側壁１ｂ
側との間の底壁１ａに形成された開口部６と、該開口部
６に臨むように設けられたスナップ部材７とを備え、該
スナップ部材は、一端が底壁１ａに固定され、他端が開
口部６内に揺動可能にされる揺動片７ａと、該揺動片７
ａの他端から上方に延びる立設片７ｂと、該立設片７ｂ
の途中から水平に延びる係止部７ｃと、該係止部７ｃか
ら上方に傾斜して延びるガイド部７ｄとから構成され、
基板を前記支持突起２と係止部７ｃにより固定可能にし
たことを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は
本発明の理解を容易にするために図面と対比させるもの
で、これにより本発明の構成が何等限定されるものでは
ない。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図１は、本発明の基板の
固定構造の１実施形態を示し、図１（Ａ）は要部斜視
図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＸ−Ｘ線に沿う断面図、
図１（Ｃ）は基板組立後の断面図である。
実施の形態について説明する。図１は、本発明の基板の
固定構造の１実施形態を示し、図１（Ａ）は要部斜視
図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＸ−Ｘ線に沿う断面図、
図１（Ｃ）は基板組立後の断面図である。
【０００７】本発明は、図２に示したケース１及び基板
５に適用されるもので、図２のスナップ部材３を改良し
たものである。図１において、ケース１内の４隅に形成
された支持突起２と側壁１ｂ側との間の底壁１ａには、
長方形状の開口部６が形成されている。そして、この開
口部６に臨むようにスナップ部材７が設けられている。
５に適用されるもので、図２のスナップ部材３を改良し
たものである。図１において、ケース１内の４隅に形成
された支持突起２と側壁１ｂ側との間の底壁１ａには、
長方形状の開口部６が形成されている。そして、この開
口部６に臨むようにスナップ部材７が設けられている。
【０００８】スナップ部材７は、一端が底壁１ａに固定
され他端は開口部６内をＹ方向に揺動する揺動片７ａ
と、揺動片７ａの他端から上方に延びる立設片７ｂと、
立設片７ｂの途中から水平に延びる係止部７ｃと、係止
部７ｃから上方に傾斜して延びるガイド部７ｄとから構
成されている。
され他端は開口部６内をＹ方向に揺動する揺動片７ａ
と、揺動片７ａの他端から上方に延びる立設片７ｂと、
立設片７ｂの途中から水平に延びる係止部７ｃと、係止
部７ｃから上方に傾斜して延びるガイド部７ｄとから構
成されている。
【０００９】基板５をケース１に固定する場合には、基
板５の切欠部５ａをスナップ部材７のガイド部７ｄに向
けて押し付けていくと、揺動片７ａ及び立設片７ｂが図
示Ｙ方向にたわんでいき、やがて図７（Ｃ）に示すよう
に、基板５が係止部７ｃを乗り越えると基板５が支持突
起２に支持され係止部７ｃにより係止される。従って、
ケース１が薄くスナップ部材７の高さが低い場合でも簡
単に基板５を固定することができる。
板５の切欠部５ａをスナップ部材７のガイド部７ｄに向
けて押し付けていくと、揺動片７ａ及び立設片７ｂが図
示Ｙ方向にたわんでいき、やがて図７（Ｃ）に示すよう
に、基板５が係止部７ｃを乗り越えると基板５が支持突
起２に支持され係止部７ｃにより係止される。従って、
ケース１が薄くスナップ部材７の高さが低い場合でも簡
単に基板５を固定することができる。
【図１】本発明の基板の固定構造の１実施形態を示し、
図１（Ａ）は要部斜視図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＸ
−Ｘ線に沿う断面図、図１（Ｃ）は基板組立後の断面図
である。
図１（Ａ）は要部斜視図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＸ
−Ｘ線に沿う断面図、図１（Ｃ）は基板組立後の断面図
である。
【図２】従来の基板の固定構造を示し、図２（Ａ）は分
解斜視図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）のＸ−Ｘ線に沿う断
面図、図２（Ｃ）は基板組立後の断面図である。
解斜視図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）のＸ−Ｘ線に沿う断
面図、図２（Ｃ）は基板組立後の断面図である。
【図３】従来の基板の固定構造を示し、図３（Ａ）は要
部斜視図、図３（Ｂ）、は図３（Ａ）の断面図である。
部斜視図、図３（Ｂ）、は図３（Ａ）の断面図である。
１…ケース、１ａ…底壁、１ｂ…側壁 ２…支持突起 ６…開口部 ７…スナップ部材 ７ａ…揺動片 ７ｂ…立設片 ７ｃ…係止部 ７ｄ…ガイド部
Claims (1)
- 【請求項１】ケース内の４隅に形成された支持突起と、
該支持突起とケース側壁側との間の底壁に形成された開
口部と、該開口部に臨むように設けられたスナップ部材
とを備え、該スナップ部材は、一端が底壁に固定され、
他端が開口部内に揺動可能にされる揺動片と、該揺動片
の他端から上方に延びる立設片と、該立設片の途中から
水平に延びる係止部と、該係止部から上方に傾斜して延
びるガイド部とから構成され、基板を前記支持突起と係
止部により固定可能にしたことを特徴とする基板の固定
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34482497A JPH11177260A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 基板の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34482497A JPH11177260A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 基板の固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11177260A true JPH11177260A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18372263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34482497A Pending JPH11177260A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 基板の固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11177260A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008191271A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Seiko Epson Corp | プロジェクタ |
| JP2011243823A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Kojima Press Industry Co Ltd | 基板組付け構造 |
| JP2012064722A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 基板ホルダー及びこれを備えた空気調和機 |
| CN104057933A (zh) * | 2013-03-21 | 2014-09-24 | 日立汽车系统株式会社 | 电子控制装置 |
| KR20200019223A (ko) * | 2017-06-20 | 2020-02-21 | 헬라 게엠베하 운트 코. 카게아아 | 플레이트 고정 장치 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP34482497A patent/JPH11177260A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008191271A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Seiko Epson Corp | プロジェクタ |
| JP2011243823A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Kojima Press Industry Co Ltd | 基板組付け構造 |
| CN102884874A (zh) * | 2010-05-20 | 2013-01-16 | 丰田自动车株式会社 | 基板组装结构 |
| JP2012064722A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 基板ホルダー及びこれを備えた空気調和機 |
| CN104057933A (zh) * | 2013-03-21 | 2014-09-24 | 日立汽车系统株式会社 | 电子控制装置 |
| KR20200019223A (ko) * | 2017-06-20 | 2020-02-21 | 헬라 게엠베하 운트 코. 카게아아 | 플레이트 고정 장치 |
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