JPH1117376A - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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JPH1117376A
JPH1117376A JP16988497A JP16988497A JPH1117376A JP H1117376 A JPH1117376 A JP H1117376A JP 16988497 A JP16988497 A JP 16988497A JP 16988497 A JP16988497 A JP 16988497A JP H1117376 A JPH1117376 A JP H1117376A
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shield
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elasticity
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JP16988497A
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Kimiya Murayama
公哉 村山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つのシールド部材からなるシールドケース
において、コストアップを招くことなく、2つのシール
ド部材の結合を十分に確保できるようにする。 【解決手段】 第2シールドケース4の側面に形成され
た係合爪5を第1シールドケース2の外側面に形成され
た突起3に係合させる際において、上面にまで達する切
り込み6によって係合爪5に水平方向及び垂直方向に弾
性が生じる一方、その切り込み6の根元部分における幅
細と円形の抜き7によって第3方向への若干の弾性が生
じることにより、基板1の厚さのばらつきや第1シール
ドケース2及び第2シールドケース4の寸法誤差等を吸
収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シールドケースは移動体通信
端末の無線部等に用いられており、このような移動体通
信端末の無線部においては、シールドケースを取り付け
る方法として、図2に示すように、基板11に孔12を
空けておき、ここに第1シールドケース13の下部に取
り付けた半田付け用の端子14を差し込み半田付けして
基板11と第1シールドケース13とを結合させる一
方、作業性を考慮して別部材としたシールドケースの天
井部分である第2シールドケース16の側面に形成され
た係合爪17を第1シールドケース13の外側面に形成
された突起15に係合させることによって第1シールド
ケース13と第2シールドケース16とを結合させるよ
うにしたものがあった。
【0003】ところが、このように、半田により基板と
シールドケースとを結合するようにしたものでは、生産
時に基板に半田付けする工程と爪を係合させる工程とが
必要であり、又回路を変更する場合に部品の取り付け位
置によっては天井部分である第2シールドケース16だ
けではなく第1シールドケース13も取り外さなければ
ならなくなるといった問題点があり、このような問題点
を解決するものとして、図3及び図4に示すように、基
板21を中央に配して上下から第1シールドケース22
と第2シールドケース24とによって挟み込み、第2シ
ールドケース24の側面に形成された係合爪25を第1
シールドケース22の外側面に形成された突起23に係
合させることによって基板21と第1シールドケース2
2と第2シールドケース24とを結合するようにしたも
のがあり、又、図3(c)に示すように、第2シールド
ケース24の側面に設けた係合爪25の両側に切り込み
26を入れるようにしたものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、第1シールドケースと第2シールドケースとを
爪と突起との係合によって結合するようにしているた
め、シールド性を高めるために第1シールドケースと第
2シールドケースとの結合を十分に確保する必要があ
り、特に従来の後者の装置のように、第1シールドケー
スと第2シールドケースとの間に基板を挟持するような
ものでは、第1シールドケースと第2シールドケースと
の結合をより十分に確保する必要があるが、基板の厚さ
のばらつきやシールドケースの成型誤差等によって爪を
突起に係合できない等の原因が生じ、十分な結合が確保
できないといった問題点が生じるため、基板の厚さやシ
ールドケースの寸法等、製造のうえで高い精度が要求さ
れ、コストアップの要因となるといった問題点があっ
た。
【0005】又、図3(c)に示すように、第2シール
ドケース24の側面に設けた係合爪25の両側に切り込
み26を入れるようにしたものでは、係合爪25におけ
る弾性によって水平方向のばらつきについては多少の誤
差を吸収することができるものの、垂直方向のばらつき
について誤差を吸収することができず、やはり、基板の
厚さやシールドケースの寸法等、製造のうえで高い精度
が要求され、コストアップの要因となるといった問題点
があった。
【0006】本発明は、コストアップを招くことなく、
第1シールドケースと第2シールドケースとの結合を十
分に確保することができるシールドケースを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、外側面に突起を有する凹形
状の第1シールド部材と、該第1シールド部材の突起に
係合する爪を側面に有する凹形状の第2シールド部材と
の結合により構成されるシールドケースにおいて、上記
第2シールド部材が、上記爪の両側に上面にまで達する
切り込みを形成したものである。
【0008】請求項2記載の発明は、上記第2シールド
部材が、上記切り込みの根元部分において円形等の抜き
を形成したものである。
【0009】請求項3記載の発明は、上記第2シールド
部材が、上記切り込みが根元部分に向かって徐々に幅細
となるよう形成したものである。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、第
2シールド部材の側面に形成された爪を第1シールド部
材の外側面に形成された突起に係合させる際において、
上面にまで達する切り込みによって爪に水平方向及び垂
直方向に弾性が生じることにより、基板の厚さのばらつ
きやシールドケースの寸法誤差等を吸収することができ
る。
【0011】請求項2記載の発明によれば、第2シール
ド部材の側面に形成された爪を第1シールド部材の外側
面に形成された突起に係合させる際において、上面にま
で達する切り込みによって爪に水平方向及び垂直方向に
弾性が生じる一方、その根元部分において円形等の抜き
によって第3方向への若干の弾性が生じることにより、
基板の厚さのばらつきやシールドケースの寸法誤差等を
より吸収することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、第2シール
ド部材の側面に形成された爪を第1シールド部材の外側
面に形成された突起に係合させる際において、上面にま
で達する切り込みによって爪に水平方向及び垂直方向に
弾性が生じる一方、その切り込みが根元部分に向かって
徐々に幅細となることによって第3方向への若干の弾性
が生じることにより、基板の厚さのばらつきやシールド
ケースの寸法誤差等をより吸収することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態であるシール
ドケースの構成を示す外観斜視図であり、(a)は結合
状態、(b)は要部をそれぞれ示すものである。
【0015】図1において、1は受信部等の回路基板、
2は外側面に突起3が形成された凹形状の第1シールド
ケース、4は側面に突起3に対応する係合爪5が形成さ
れると共に、その係合爪5の両側に上面にまで達する切
り込み6が形成された凹形状の第2シールドケースであ
り、この第2シールドケース4に形成された切り込み6
は上面の根元部分に向かって徐々に幅細になるよう形成
されると共に、その根元部分において円形の抜き7が形
成されている。
【0016】従って、上記構成によれば、第2シールド
ケース4の側面に形成された係合爪5を第1シールドケ
ース2の外側面に形成された突起3に係合させる際にお
いて、上面にまで達する切り込み6によって係合爪5に
水平方向及び垂直方向に弾性が生じる一方、その切り込
み6の根元部分における幅細と円形の抜き7によって第
3方向への若干の弾性が生じることにより、基板1の厚
さのばらつきや第1シールドケース2及び第2シールド
ケース4の寸法誤差等を吸収することができる。
【0017】尚、上記実施の形態においては、第1シー
ルドケース2と第2シールドケース4との間に基板1を
挟持する構成について説明したが、これに限定されるも
のではなく、第1シールドケース2を基板1に半田結合
し、その第1シールドケース2に第2シールドケース4
を結合するように構成するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、第2シールド部材の側面に形成された爪を第1シ
ールド部材の外側面に形成された突起に係合させる際に
おいて、上面にまで達する切り込みによって爪に水平方
向及び垂直方向に弾性が生じることにより、基板の厚さ
のばらつきやシールドケースの寸法誤差等を吸収するこ
とができるため、基板の厚さやシールドケースの寸法
等、製造のうえで高い精度が要求されることはなく、コ
ストアップの招来を防止することができると共に、第1
シールドケースと第2シールドケースとの結合を十分に
確保することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、第2シール
ド部材の側面に形成された爪を第1シールド部材の外側
面に形成された突起に係合させる際において、上面にま
で達する切り込みによって爪に水平方向及び垂直方向に
弾性が生じる一方、その根元部分において円形等の抜き
によって第3方向への若干の弾性が生じることにより、
基板の厚さのばらつきやシールドケースの寸法誤差等を
より吸収することができるため、基板の厚さやシールド
ケースの寸法等、製造のうえで高い精度がより要求され
ることはなく、コストアップの招来をより防止すること
ができると共に、第1シールドケースと第2シールドケ
ースとの結合を十分により確保することができる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、第2シール
ド部材の側面に形成された爪を第1シールド部材の外側
面に形成された突起に係合させる際において、上面にま
で達する切り込みによって爪に水平方向及び垂直方向に
弾性が生じる一方、その切り込みが根元部分に向かって
徐々に幅細となることによって第3方向への若干の弾性
が生じることにより、基板の厚さのばらつきやシールド
ケースの寸法誤差等をより吸収することができるため、
基板の厚さやシールドケースの寸法等、製造のうえで高
い精度がより要求されることはなく、コストアップの招
来をより防止することができると共に、第1シールドケ
ースと第2シールドケースとの結合を十分により確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるシールドケースの
構成を示す外観斜視図であり、(a)は結合状態、
(b)は要部をそれぞれ示すものである。
【図2】従来例であるシールドケースの構成を示す外観
斜視図である。
【図3】従来例であるシールドケースの構成を示す外観
斜視図であり、(a)は結合状態、(b)は要部の一
例、(c)は要部の他の例をそれぞれ示すものである。
【図4】同シールドケースの結合状態の構成を示す側面
断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 第1シールドケース 3 突起 4 第2シールドケース 5 係合爪 6 切り込み 7 抜き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側面に突起を有する凹形状の第1シー
    ルド部材と、該第1シールド部材の突起に係合する爪を
    側面に有する凹形状の第2シールド部材との結合により
    構成されるシールドケースにおいて、 上記第2シールド部材は、上記爪の両側に上面にまで達
    する切り込みを形成したことを特徴とするシールドケー
    ス。
  2. 【請求項2】 上記第2シールド部材は、上記切り込み
    の根元部分において円形等の抜きを形成したことを特徴
    とする請求項1記載のシールドケース。
  3. 【請求項3】 上記第2シールド部材は、上記切り込み
    が根元部分に向かって徐々に幅細となるよう形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシールドケ
    ース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182058A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Kyocera Corp シールドケース及び電子機器
JP2011138987A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Dx Antenna Co Ltd 電子機器におけるシールドケースの固定構造
WO2022224720A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 株式会社デンソー 駆動装置

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JP2011138987A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Dx Antenna Co Ltd 電子機器におけるシールドケースの固定構造
WO2022224720A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 株式会社デンソー 駆動装置

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