JP2559234Y2 - モールドイン電子部品 - Google Patents

モールドイン電子部品

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JP2559234Y2
JP2559234Y2 JP1993048682U JP4868293U JP2559234Y2 JP 2559234 Y2 JP2559234 Y2 JP 2559234Y2 JP 1993048682 U JP1993048682 U JP 1993048682U JP 4868293 U JP4868293 U JP 4868293U JP 2559234 Y2 JP2559234 Y2 JP 2559234Y2
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,金属端子をモールドイ
ンするコネクタやスイッチ等の電子部品に関し,特に構
成の自由度を増すモールドイン方法によって得られる電
子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のモールドインコネクタの
製造工程を示すもので,導電性材料からなる板材Pを打
抜き形成し,複数のコンタクト80の基板取り付け部た
る半田付け部81と相手側コネクタ等の接触部と導通接
触する接触部83の間をインシュレータ90でモールド
インし,図12で示すようなモールドインコネクタを得
るものである。ところで,図11に戻って説明すると,
各コンタクト80は半田付け部81の先端および接触部
83の根元近傍で相互にブリッジ状に連結された連結部
82,84を設けて,コンタクトを相互に連結した状態
で打抜き形成する。これは,モールドイン時に各コンタ
クト80が位置ずれしないようにするためである。
【0003】ところで,モールドインは,当然ながらこ
の様な各コンタクト80を相互に連結している連結部8
2,84を含まないようにして行ない中間製品を得る。
この連結部をモールドイン後に切断して,各コンタクト
80を相互に分離し完成したモールドインコネクタを得
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし,上記した従来
のモールドインコネクタにおいては,モールドイン時に
コンタクト80を相互に連結する連結部82,84がイ
ンシュレータ90の外側に位置することとなっているた
め,インシュレータ90内でコンタクト80の曲げ加工
部を設けることが困難であり,このため,コンタクトの
形状が限定されてしまうといった欠点を有している。
【0005】この様な事実に鑑みて,本考案の技術的課
題は,金属端子をモールドインする電子部品において,
金属端子の接触部側においても,モールドイン時におけ
る位置ずれ防止用の連結部が存在する電子部品におい
て,金属端子の接触部の曲げ加工を行なうことが可能
で,コンタクトの形状を多岐にわたらすことができるよ
うな自由度のあるモールドイン電子部品を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のモールドイン電
子部品は,一枚板から打ち抜かれ曲げ加工によって形成
されるとともに連結部によって互いに連結され,前記連
結部の前記板厚方向に対して直角な面を有するように曲
げ加工された部分を有する複数の金属端子と,前記複数
の金属端子の各接触部と各接続部とを除いて前記複数の
金属端子を前記曲げ加工された部分を含んで纏めてモー
ルドインしたインシュレータとを含み,前記インシュレ
ータは前記連結部に対応する部分に前記連結部を露出さ
せる前記連結部の板厚に直交する方向に設けられた透通
窓を有し,前記連結部は前記透通窓を通して前記金属端
子から切除可能なものである電子部品用中間製品から,
前記連結部を切除してなることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】上記構成の本考案によれば,モールドイン時に
金属端子(コンタクト)の位置ずれの発生を防止するた
めの相手側端子との接触部側に設けられた相互連結部が
インシュレータの内部側の位置に形成されているので,
金属端子の曲げ加工を行なうときに該連結部が障害とな
ることがなく,インシュレータ内にある金属端子の曲げ
加工を行なうことが容易にできる。そして,最終的には
インシュレータの開口部から治具を突っ込んで連結部を
除去し,各金属端子を分離させる。
【0010】
【実施例】次に,本考案の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0011】図1は,コンタクト1の材料たる導電性板
材をプレス打抜きし,インシュレータ3をモールドイン
成形したものである。また,図2は図1の底面図であ
る。
【0012】金属端子たるコンタクト1は一端側に基板
との接続部11を,他端側に相手側コネクタとの接触部
13を有するように打抜き形成されている。プレス打抜
きにおいては,各コンタクト1の基板との接続部11は
ブリッジ状のキャリア接続部12を介して相互に一体と
なってキャリアCに連結されている。また,コンタクト
1の接触部13は,13aと13bが13cと13dが
モールドインされる部分,即ち,接触部13の根元部1
において連結部14によって連結されている。また,
接触部13には,曲げ加工が施されている。
【0013】上記基板との接続部11側の連結部は,モ
ールドイン後にキャリアCから切断除去される。また,
接触部13側の連結部14も,後述するように除去され
るものであり,このため,図3に示すように,接触部1
3側の連結部14は,コンタクト1本体に対して簡単に
破断されるように切断部に切込み14a等が入れられて
いる。
【0014】図1において,3はコンタクト1をモール
ドインしたインシュレータである。このモールドインに
よって中間製品が得られる。この中間製品においては,
インシュレータ3であってコンタクト1の接触部13側
の連結部14に対応する部分には,図1および図3(図
1におけるA―A線断面図)に示すように,外部に連通
する透通窓31が形成されている。したがって,モール
ドイン後において,この透通窓31から治具等を挿入し
て連結部14に突き当てると,図4に示すように,連結
部14が破断除去されて,コンタクト1同士が相互に分
離され,完成したモールドインコネクタ4が得られる。
【0015】本考案の実施例においては,コンタクトを
モールドインした後に,接触部13の形状を変更するな
どの曲げ加工を要する場合でも,連結部14と各接触部
13の根元部15とにより,略コ字形に形成され,連結
部14と根元部15とが一体にモールドインされ,連結
部14と接触部13の根元部15がインシュレータ3の
内部に位置しているため,容易に曲げ加工を行うことが
できる。そして,この曲げ加工が終了し,接触部に所望
の曲げ状態を得ることができた後に,上記したように連
結部14を除去することとなる。
【0016】図5は本考案の実施例に係るモジュールの
ハウジングに収容する直前の状態を示し,図6は図5の
B−B線断面図,図7はモジュールをハウジングに収容
後の状態を示している。図5〜図7に示すように,上記
モールドインおよび曲げ加工および連結部11,14の
除去が終了したモジュールを,所定の枚数をハウジング
5に収容し,所望の芯数のコネクタを得るものである。
ここにおける各モジュールを収容するハウジング5の構
造は図示したものに限定されるものでないことはいうま
でもない。
【0017】図8〜図10は,上記各モジュール,即ち
コンタクト1をモールドインした各インシュレータ3を
ハウジング5に収容組込みした状態を示し,図8は図7
のC−C線断面図,図9は図8のD−D線断面図,図1
0は図8のE−E線断面図である。これらの図において
7は,相手側コネクタを示すもので,71は該相手側コ
ネクタ7のコンタクトである。なお,コンタクト1のモ
ールドインされる部分,基板との接続部11,接触部1
3,キャリア接続部12,連結部14やインシュレータ
3,さらにはハウジング5や相手側コネクタなどの具体
的な形状や構造は,上記した図示のものに限定されるも
のではなく,本考案の基本的思想に逸脱しない範囲で適
宜変更されても良いことはいうまでもない。
【0018】また,上記実施例においては,コネクタの
モジュールに本考案を適用したが,この様なモジュール
式のコネクタのみならず,単体で使用されるコネクタに
も適用できるものである。さらには,本考案は,コネク
タのみならず,金属端子をモールドインする他の電子部
品に応用することもできるものである。
【0019】
【考案の効果】上記したように,本考案によれば,モー
ルドイン時にコンタクトが位置ずれするのを防止するた
めに,金属端子(コンタクト)相互を連結する接触部側
の連結部がインシュレータの内部に位置するので,コン
タクトの接触部を曲げ加工する際に連結部が邪魔になる
ことがなく,接触部の曲げ加工を自由に行なうことがで
き,モールドインの電子部品の金属端子の接触部の形状
に自由度をもたせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】本考案の一実施例の底面図である。
【図3】本考案の一実施例における部分説明図であり,
図1におけるA―A線断面図である。
【図4】本考案の一実施例における動作説明図である。
【図5】本考案の一実施例を示す正面断面図である。
【図6】図5におけるB−B線断面図である。
【図7】本考案の一実施例の平面図である。
【図8】図7におけるC―C線断面図である。
【図9】図8におけるD―D線断面図である。
【図10】図8におけるE―E線断面図である。
【図11】従来のモールドイン電子部品の一製造工程例
を示す平面図である。
【図12】従来のモールドイン電子部品の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 金属端子(コンタクト) 3 インシュレータ 5 ハウジング 7 相手側コネクタ 11 基板接続部 12 キャリア接続部 13 接触部 14 連結部 31 透通窓 80 コンタクト 81 半田付け部 82 連結部 83 接触部 84 連結部 90 インシュレータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚板から打ち抜かれ曲げ加工によって
    形成されるとともに連結部によって互いに連結され,前
    記連結部の前記板厚方向に対して直角な面を有するよう
    に曲げ加工された部分を有する複数の金属端子と,前記
    複数の金属端子の各接触部と各接続部とを除いて前記複
    数の金属端子を前記曲げ加工された部分を含んで纏めて
    モールドインしたインシュレータとを含み,前記インシ
    ュレータは前記連結部に対応する部分に前記連結部を露
    出させる前記連結部の板厚に直交する方向に設けられた
    透通窓を有し,前記連結部は前記透通窓を通して前記金
    属端子から切除可能なものである電子部品用中間製品か
    ら,前記連結部を切除してなることを特徴とするモール
    ドイン電子部品。
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