JP2008191271A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクタ1の電源装置5は、電子回路モジュール5Aおよび電源用筐体53を備える。電源用筐体53は、板状の基部531と、基部531の板面から立設する第2の側壁部5322、第3の側壁部5323および支持受け部5324とを備える。第2の側壁部5322には、プリント配線基板522の−Z軸方向端部を嵌合可能とする一対の突起部5322Aが形成されている。第3の側壁部5323には、爪部5323Bが形成されている。爪部5323Bは、基端部分が可撓性を有し先端部分が第2の側壁部5322に対して近接隔離可能に構成され、電源用筐体53に対して電子回路モジュール5Aが収納配置された状態で、プリント配線基板522に当接してプリント配線基板522における+Z軸方向端部の空間Ar1から離間する方向の移動を規制する。
【選択図】図6
Description
このようなプロジェクタでは、一般的に、プリント配線基板上に複数の回路素子が実装された構成を有し、プロジェクタ内部の各構成要素(光源装置や制御基板等)に電力を供給する電源装置を備えている。また、電源装置は、プリント配線基板や回路素子を効果的に冷却するために、これらプリント配線基板および複数の回路素子の周囲を筒部材により覆い、筒部材内部に空気を送風する構造が多く採用される(例えば、特許文献1参照)。
また、一般的に、筒部材に対して、複数の回路素子が実装されたプリント配線基板を設置する際には、プリント配線基板および筒部材をねじにより固定する構造が多く採用される。
このため、電源装置の組み立ておよび分解を容易に実施できる技術が要望されている。
本発明では、プロジェクタを構成する電源装置において、電子回路モジュールを収納配置する電源用筐体は、基部と、一対の側壁部と、支持受け部とを備えている。そして、一対の側壁部には、一対の突起部と、爪部とが形成されている。このことにより、作業者は、例えば、以下に示すように、電源装置を組み立てることができる。
先ず、作業者は、電子回路モジュールを基部および一対の側壁部で囲まれる空間に挿入し、電子回路モジュールを構成するプリント配線基板の側端部を一対の突起部に嵌合する。
次に、作業者は、爪部の基端部分を撓ませてプリント配線基板から離間する方向に爪部の先端部分を移動させ、プリント配線基板の一方の面を支持受け部に当接する。そして、作業者は、爪部を初期状態に戻す(基端部分が撓んだ状態を元に戻す)ことで、プリント配線基板における一対の突起部に嵌合された側端部に対向する側端部の前記空間から離間する方向の移動が爪部により規制される。すなわち、電子回路モジュールは、一対の突起部、爪部、および支持受け部により電源用筐体に固定される。
なお、電源装置を分解する際には、上記と逆の作業を実施する。
本発明では、爪部には、電子回路モジュールの収納方向に向かうにしたがって次第に一方の側壁部に近接するように傾斜した傾斜面が形成されている。このことにより、作業者は、以下に示すように、電源装置を組み立てることができる。
すなわち、作業者は、電子回路モジュールを構成するプリント配線基板の側端部を一対の突起部に嵌合した後、プリント配線基板における一対の突起部に嵌合された側端部に対向する側端部側を爪部の傾斜面に当接する。そして、作業者は、プリント配線基板における一対の突起部に嵌合された側端部に対向する側端部側を収納方向に押圧する。ここで、爪部は、傾斜面が上述したように傾斜しているため、プリント配線基板による押圧を受けることで、基端部分が撓みながらプリント配線基板から離間する方向に先端部分が移動する。また、爪部は、先端部分がプリント配線基板から離間する方向に移動した結果、傾斜面とプリント配線基板との当接状態が解除されると、再度、初期状態に戻る。
以上のように、爪部に傾斜面を形成しておくことで、作業者は、プリント配線基板を押圧するだけで爪部に触れることなく爪部の先端部分を移動させ、電源用筐体に対して電子回路モジュールを設置できる。このため、電源装置を組み立てる作業効率をより向上させることができる。
本発明によれば、電源用筐体は、基部の側端部を跨るように冷却ファンを固定可能とする空気導入部を備えているので、冷却ファンから吐出された空気を基部の一方の板面側に配設される光源駆動回路基板、および基部の他方の板面側に配設される電源回路基板の双方に送風でき、電子回路モジュールを効率的に冷却できる。
ところで、電子回路モジュールを構成する所定の回路素子の温度(回路素子近傍を流通する空気の温度)を検出し、検出した温度に応じて所定の制御を実施する場合には、プリント配線基板において、前記所定の回路素子近傍にサーミスタを実装することが考えられる。しかしながら、電子回路モジュール周囲を流通する空気の流通状態を考慮しながら、プリント配線基板に複数の回路素子およびサーミスタを実装することは難しく、電子回路モジュールの設計の自由度を低減させてしまう。
本発明では、電源用筐体は、サーミスタを固定するためのサーミスタ固定部を備えている。このことにより、プリント配線基板にサーミスタを実装する必要がないため、電子回路モジュールの設計の自由度を低減させることがない。
本発明では、サーミスタ固定部は、傾斜部を有し、該傾斜部にサーミスタが固定される。このことにより、サーミスタは、検出対象とする所定の回路素子近傍を流通する空気の流通方向に対して傾斜した状態で設置されることとなる。このため、サーミスタの特性上、例えば前記空気の流通方向に略平行にサーミスタを固定する構成ではサーミスタにて空気の温度検出が困難なものとなるところ、サーミスタを前記空気の流通方向に対して傾けることでサーミスタにて空気の温度検出を良好に実施させることができる。
〔プロジェクタの概略構成〕
図1は、プロジェクタ1の概略構成を模式的に示す図である。
なお、図1では、説明の便宜上、プロジェクタ1からの光束の投射方向をZ軸とし、該Z軸に直交する2軸をそれぞれX軸(水平軸)およびY軸(垂直軸)とする。以下の図面も同様である。
プロジェクタ1は、光源から射出される光束を画像情報に応じて変調してカラー画像(画像光)を形成し、このカラー画像をスクリーン(図示略)上に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、略直方体状の外装筐体2と、投射光学装置としての投射レンズ3と、光学ユニット4と、電源装置5等を備える。
なお、図1において、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内において、投射レンズ3、光学ユニット4、および電源装置5以外の空間には、プロジェクタ1内部の各構成部材を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、およびプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等が配置されるものとする。
なお、外装筺体2は、合成樹脂製に限らず、その他の材料にて形成してもよく、例えば、金属等により構成してもよい。
投射レンズ3は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、光学ユニット4にて形成されたカラー画像をスクリーン(図示略)上に拡大投射する。
なお、図1では、リフレクタ412を、楕円面リフレクタとして構成していたが、これに限らず、光源ランプ411から射出された光束を略平行光として反射するパラボラリフレクタとして構成しても構わない。この場合には、平行化レンズ413を省略する。
第1レンズアレイ421は、入射光軸方向から見て略矩形状の輪郭を有する第1小レンズが、入射光軸に対し略直交する面内においてマトリクス状に配列された構成を有している。各第1小レンズは、光源装置41から射出される光束を複数の部分光束に分割している。
第2レンズアレイ422は、第1レンズアレイ421と略同様な構成を有しており、第2小レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ422は、重畳レンズ424とともに、第1レンズアレイ421の各第1小レンズの像を光学装置45の後述する液晶パネル上に結像させる機能を有している。
具体的に、偏光変換素子423によって略1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ424によって最終的に光学装置45の後述する液晶パネル上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネルを用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源装置41からの光の略半分を利用できない。このため、偏光変換素子423を用いることで、光源装置41からの射出光を略1種類の偏光光に変換し、光学装置45での光の利用効率を高めている。
リレー光学装置44は、図1に示すように、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を備え、色分離光学装置43で分離された赤色光を光学装置45の後述する赤色光用の液晶パネルまで導く機能を有している。
このフィールドレンズ425は、第2レンズアレイ422から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の緑色光用、赤色光用の液晶パネルの光束入射側に設けられたフィールドレンズ425も同様である。
なお、赤色光にリレー光学装置44が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ441に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ425に伝えるためである。
液晶パネル451は、具体的な図示は省略するが、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、前記制御装置からの駆動信号に応じて、前記液晶の配向状態が制御され、入射側偏光板452から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム454は、射出側偏光板453から射出された色光毎に変調された変調光を合成して画像光(カラー画像)を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム454は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、液晶パネル451Gから射出され射出側偏光板453を介した色光を透過し、各液晶パネル451R,451Bから射出され各射出側偏光板453を介した各色光を反射する。このようにして、各色光が合成されてカラー画像が形成される。そして、クロスダイクロイックプリズム454で形成されたカラー画像は、上述した投射レンズ3によりスクリーン等へ拡大投射される。
図2ないし図6は、電源装置5の構成を示す図である。具体的に、図2は、電源装置5を背面上方側から見た図である。図3は、電源装置5を前面上方側から見た図である。図4は、電源装置5を背面下方側から見た図である。図5は、電源装置5を前面下方側から見た図である。図6は、電源装置5を−X軸方向側から見た図である。
電源装置5は、図1に示すように、光学ユニット4の平面視L字内側部分に配設され、プロジェクタ1を構成する各構成要素に電力を供給する。この電源装置5は、図2ないし図6に示すように、電源回路基板51および光源駆動回路基板52(図2、図3、図6)の2体で構成される電子回路モジュール5Aと、電源用筐体53と、冷却ファン54(図2、図4、図5)と、サーミスタ55(図2、図3、図6)とを備える。
なお、光源駆動回路基板52を構成するプリント配線基板522は、図6に示すように、電源回路基板51を構成するプリント配線基板512の平面形状よりも小さい平面形状となるように形成されている。
基部531は、図2ないし図6に示すように、XZ平面に沿って延出する平面視矩形板状に形成されている。そして、この基部531は、図2ないし図6に示すように、その平面形状が各基板51,52の各プリント配線基板512,522の平面形状よりも大きく形成されている。
第1の側壁部5321は、図2または図3に示すように、基部531の+X軸方向端縁からYZ平面に略平行して+Y軸方向に突出する平面視矩形板状に形成されている。そして、第1の側壁部5321は、Z軸方向の長さ寸法が光源駆動回路基板52を構成するプリント配線基板522の短手方向の長さ寸法と略同一に設定され、Y軸方向の長さ寸法が光源駆動回路基板52全体のY軸方向の長さ寸法よりも大きく設定されている。
すなわち、各側壁部5321〜5323は、電源用筐体53に対して光源駆動回路基板52を配設した状態で、光源駆動回路基板52の3つの側端縁(+X軸方向端縁、Z軸方向両端縁)を囲むように形成されている。
また、これら開口部5323Aにおける+Y軸方向縁部分には、図2または図3に示すように、爪部5323Bがそれぞれ形成されている。
これら爪部5323Bは、図2に示すように、開口部5323Aにおける+Y軸方向縁部からXY平面に略平行して−Y軸方向に突出する突出部5323Cと、突出部5323Cの突出方向先端部分からXZ平面に略平行して−Z軸方向に突出する屈曲部5323Dとが一体的に構成され、平面視(X軸方向から見た場合)L字形状を有する板状に構成されている。そして、これら爪部5323Bは、電源用筐体53の材料の剛性、および上述した形状により、突出部5323Cの基端部分が可撓性を有するものとなり、突出部5323Cの撓みによって屈曲部5323DがZ軸方向に移動可能となる。
この押圧受け部5323Eは、電源用筐体53に対して光源駆動回路基板52を配設する際に、光源駆動回路基板52のプリント配線基板522に当接し、該プリント配線基板522から押圧される部分である。この押圧受け部5323Eは、図2に示すように、突出部5323Cの−Z軸方向端面から屈曲部5323Dに沿って−Z軸方向に突出し、XY平面に平行して延出する一対の板状に形成されている。また、この押圧受け部5323Eは、図2または図6に示すように、−Y軸方向に向かうにしたがって突出方向の寸法(Z軸方向の寸法)が次第に大きくなり、突出方向先端部に傾斜面5323E1を有する構成とされている。
より具体的に、これら支持受け部5324は、図6に示すように、柱状軸がY軸方向に向く円柱形状を有し、先端部分5324Aが基端部分5324Bに対して径寸法が小さく、段差部5324Cを有する段付き状に形成されている。そして、電源用筐体53に対して光源駆動回路基板52を配設した際には、図2または図6に示すように、プリント配線基板522に形成された一対の円孔5221(図2)に各支持受け部5324の先端部分5324Aが挿通され、プリント配線基板522の−Y軸方向端面が各支持受け部5324の段差部5324Cに当接する。
また、この蓋状部532Bにおいて、+Z軸方向側でかつ+X軸方向側の角隅部分には、図3に示すように、−Y軸方向に突出する整流部532B1が形成されている。
より具体的に、整流部532B1は、図3に示すように、蓋状部532Bを各側壁部5321〜5323の+Y軸方向端部に取り付けた状態で、空間Ar1内に配設される。そして、整流部532B1は、図3に示すように、+Z軸方向に向かうにしたがって−X軸方向に向かうように傾斜した板体形状を有し、冷却ファン54の駆動により、+Z軸方向に送風された空気を−X軸方向に整流する。
先ず、作業者は、複数の回路素子521が+Y軸方向に位置し、かつ、一対の円孔5221が+Z軸方向側に位置する状態で、プリント配線基板522における−Z軸方向端部を+Z軸方向端部に対して−Y軸方向側に位置するように傾斜させながら、光源駆動回路基板52を空間Ar1に挿入する。そして、作業者は、プリント配線基板522における一対の円孔5221を各支持受け部5324に合わせつつ、プリント配線基板522における−Z軸方向端部を第2の側壁部5322の一対の突起部5322Aに遊嵌状態で嵌合する。この状態では、プリント配線基板522は、+Z軸方向端部が第3の側壁部5323の一対の爪部5323Bにおける各傾斜面5323E1に当接し、一対の爪部5323Bの+Y軸方向側に位置した状態である。
すなわち、一対の突起部5322A間と、各段差部5324Cおよび各屈曲部5323D間とにプリント配線基板522が挟持されることで光源駆動回路基板52のY軸方向の移動が規制される。また、一対の円孔5221への各支持受け部5324の先端部分5324Aの嵌合により、光源駆動回路基板52のXZ平面内での移動が規制される。
すなわち、各側壁部5331〜5333は、電源用筐体53に対して電源回路基板51を配設した状態で、電源回路基板51の3つの側端縁(+X軸方向端縁、Z軸方向両端縁)を囲むように形成されている。
また、これら切り欠き5333Aにおける+Y軸方向縁部分には、図4または図5に示すように、上述した爪部5323Bと略同様の爪部5333Bがそれぞれ形成されている。
より具体的に、これら爪部5333Bは、図4または図5に示すように、切り欠き5333Aにおける+Y軸方向縁部からXY平面に略平行して−Y軸方向に突出する突出部5333Cと、突出部5333Cの突出方向先端部分からXZ平面に略平行して−Z軸方向に突出する屈曲部5333Dとが一体的に構成され、平面視(X軸方向から見た場合)L字形状を有する板状に構成されている。そして、これら爪部5333Bは、電源用筐体53の材料の剛性、および上述した形状により、突出部5333Cの基端部分が可撓性を有するものとなり、突出部5333Cの撓みによって屈曲部5323DがZ軸方向に移動可能となる。
そして、各屈曲部5333Dの各傾斜面5333Eは、電源用筐体53に対して電源回路基板51を配設する際に、電源回路基板51のプリント配線基板512に当接し、該プリント配線基板512から押圧される部分である。
より具体的に、整流部5335は、電源用筐体531に対して電源回路基板51を設置した状態で、基部531、各側壁部5331〜5333、および電源回路基板51にて囲まれ−X軸方向側が開口した空間Ar2(図4〜図6)に面して、+Z軸方向に向かうにしたがって−X軸方向に向かうように傾斜した平坦状の整流面(図示略)を有し、冷却ファン54の駆動により、+Z軸方向に送風された空気を前記整流面にて−X軸方向に整流する。
より具体的に、これら支持受け部5334は、図6に示すように、柱状軸がY軸方向に向く円柱形状を有し、先端部分5334Aが基端部分5334Bに対して径寸法が小さく、段差部5334Cを有する段付き状に形成されている。そして、電源用筐体53に対して電源回路基板51を配設した際には、図4ないし図6に示すように、プリント配線基板512に形成された一対の円孔5121に各支持受け部5334の先端部分5334Aが挿通され、プリント配線基板512の+Y軸方向端面が各支持受け部5334の段差部5334Cに当接する。
先ず、作業者は、複数の回路素子511が+Y軸方向に位置し、かつ、一対の円孔5121が+Z軸方向側に位置する状態で、プリント配線基板512における−Z軸方向端部を+Z軸方向端部に対して+Y軸方向側に位置するように傾斜させながら、電源回路基板51を空間Ar2に挿入する。そして、作業者は、プリント配線基板512における一対の円孔5121を各支持受け部5334に合わせつつ、プリント配線基板512における−Z軸方向端部を第2の側壁部5332の一対の突起部5332Aに遊嵌状態で嵌合する。この状態では、プリント配線基板512は、+Z軸方向端部が第3の側壁部5333の一対の爪部5333Bにおける各傾斜面5333Eに当接し、一対の爪部5333Bの−Y軸方向側に位置した状態である。
すなわち、一対の突起部5332A間と、各段差部5334Cおよび各屈曲部5333D間とにプリント配線基板512が挟持されることで電源回路基板51のY軸方向の移動が規制される。また、一対の円孔5121への各支持受け部5334の先端部分5334Aの嵌合により、電源回路基板51のXZ平面内での移動が規制される。
ここで、冷却ファン54は、図2、図4、または図5に示すように、ファンの回転軸に沿って空気を吸入および吐出する軸流ファンで構成され、前記制御装置により駆動制御される。
この空気導入部534は、図2または図4に示すように、各第2の側壁部5322,5332において、+X軸方向側に位置し、各第2の側壁部5322,5332を跨るように形成されている。より具体的に、空気導入部534は、図2または図4に示すように、円孔5341(図2)と、固定枠状部5342とで構成されている。
固定枠状部5342は、図2または図4に示すように、冷却ファン54が固定される部分であり、円孔5341周縁部分から−Z軸方向に突出する円形枠形状を有する枠状部5342Aと、枠状部5342Aの枠状外面に設けられ冷却ファン54を固定するための一対の固定部5342Bとで構成されている。すなわち、冷却ファン54の通風口54AがZ軸方向に沿うように冷却ファン54を固定枠状部5342の−Z軸方向端部に当接し、冷却ファン54の一対の固定用孔54Bを介して固定ねじ54Cを固定部5342Bに螺合することで冷却ファン54が空気導入部534に固定される。
また、空間Ar1に導入された空気は、+Z軸方向に流通し、蓋状部532Bの整流部532B1にて−X軸方向に整流される。そして、空間Ar1に導入された空気は、−X軸方向に流通しながら、空間Ar1に配設された光源駆動回路基板52(複数の回路素子521、プリント配線基板522)を冷却する。
また、空間Ar2に導入された空気も同様に、+Z軸方向に流通し、整流部5335にて−X軸方向に整流される。そして、空間Ar2に導入された空気は、−X軸方向に流通しながら、空間Ar2に配設された電源回路基板51(複数の回路素子511、プリント配線基板512)を冷却する。
ここで、サーミスタ55は、一般的なサーミスタであり、イグナイタトランス521Aの温度(空間Ar1において、イグナイタトランス521A近傍を流通する空気の温度)を検出し、検出した温度に応じた信号を前記制御装置に出力する。
このサーミスタ固定部535は、図6に示すように、基部531の+Y軸方向端面において、X軸方向から見た場合に、イグナイタトランス521Aの一部に平面的に干渉する位置に形成されている。より具体的に、このサーミスタ固定部535は、図2、図3、または図6に示すように、一対の起立片5351,5352と、一対の起立片5351,5352を連結する一対の連結部5353,5354とが一体的に構成されたものである。
これら一対の起立片5351,5352のうち、−Z軸方向に位置する起立片5351の+Y軸方向端縁には、図2または図3に示すように、−Y軸方向側にかけて切り欠かれたコ字形状の切り欠き5351Aが形成されている。
また、この切り欠き5351Aにおける−Y軸方向縁部分には、図2、図3、または図6に示すように、上述した爪部5323B,5333Bと略同様の爪部5351Bが形成されている。
そして、屈曲部5351Dの傾斜面5351Eは、電源用筐体53に対してサーミスタ55を配設する際に、サーミスタ55に当接し、該サーミスタ55から押圧される部分である。
すなわち、上述した形状により、一対の起立片5351,5352の各+Y軸方向端部、および一対の連結部5353,5354にて囲まれる傾斜部としての開口部535Aにサーミスタ55が嵌合可能とする。
これら一対の連結部5353,5354において、互いに対向する各側端部には、図2または図3に示すように、+Z軸方向側でかつ+Y軸方向側から互いに近接する方向に突出する第1の突出部5353A,5354Aがそれぞれ形成されている。
また、これら一対の連結部5353,5354において、互いに対向する各側端部には、具体的な図示は省略したが、各第1の突出部5353A,5354Aに対して−Y軸方向にオフセットし、かつ、各第1の突出部5353A,5354Aよりも−Z軸方向側に、互いに近接する方向に突出する第2の突出部がそれぞれ形成されている。
先ず、作業者は、サーミスタ55における+Z軸方向端部を−Z軸方向端部に対して−Y軸方向側に位置するように傾斜させ、+Z軸方向端部を各第1の突出部5353A,5354Aと図示しない各前記第2の突出部との隙間に挿通しつつ、起立片5352の−Z軸方向端面に当接する。この状態では、サーミスタ55は、−Z軸方向端部が起立片5351の爪部5351Bにおける傾斜面5351Eに当接し、爪部5351Bの+Y軸方向側に位置した状態である。
すなわち、サーミスタ55は、開口部535Aに遊嵌状態で嵌合するとともに、Y軸方向両端面が図示しない各前記第2の突出部と、各第1の突出部5353A,5354Aおよび爪部5351Bの屈曲部5351Dとにより挟持固定される。
そして、電源用筐体53に対してサーミスタ55を設置した状態では、開口部535Aが閉塞され、基部531、一対の起立片5351,5352、およびサーミスタ55にて囲まれ、X軸方向両側が開口しX軸方向に空気を流通可能とする空気流通路C(図6)が形成される。この空気流通路Cは、上述したように、冷却ファン54が駆動することで空間Ar1に導入され−X軸方向に流通する空気のうち、イグナイタトランス521A近傍を流通した空気が流通する。
また、開口部535Aに対してサーミスタ55を設置した状態では、開口部535Aの上述した形状により、サーミスタ55は、空気流通路Cにおける空気の流通方向(X軸方向)に対して傾斜した状態(−X軸方向に向かうにしたがって−Y軸方向に向かう傾斜状態)で配設される。そして、サーミスタ55は、空気流通路Cを流通する空気の温度(イグナイタトランス521Aの温度)を検出し、検出した温度に応じた信号を前記制御装置に出力する。
本実施形態では、電源装置5において、電子回路モジュール5Aを収納配置する電源用筐体53は、基部531と、第2の側壁部5322,5332および第3の側壁部5323,5333と、支持受け部5324,5334とを備える。そして、第2の側壁部5322,5332および第3の側壁部5323,5333には、一対の突起部5322A,5332Aと、爪部5323B,5333Bとが形成されている。このことにより、従来のようにねじ等の固定部材を用いることなく、電源用筐体53に対して電子回路モジュール5Aを固定することができ、簡単な構成で電源装置5の組み立ておよび分解を容易に実施できる。
さらに、サーミスタ55は、サーミスタ固定部535に対して、空気流通路Cにおける空気の流通方向に対して傾斜した状態で配設される。このため、サーミスタ55の特性上、例えば空気流通路Cに略平行にサーミスタ55を固定する構成ではサーミスタ55にて空気の温度検出が困難なものとなるところ、サーミスタ55を空気流通路Cに対して傾けることでサーミスタ55にて空気の温度検出を良好に実施させることができる。
前記実施形態では、電子回路モジュール5Aとして、電源回路基板51および光源駆動回路基板52の2体で構成していたが、これに限らず、1つのプリント配線基板上に複数の回路素子を実装して光源駆動回路基板および電源回路基板の機能を単体で構成しても構わない。
前記実施形態では、電源回路基板51および光源駆動回路基板52は、プロジェクタ1の厚み方向(Y軸方向)に積層配置された構成とされていたが、これに限らず、厚み方向に直交する平面内に並列配置する構成としても構わない。この場合には、電源用筐体53において、第1の支持部532および第2の支持部533を基部531の同一の端面に形成する。
また、前記実施形態では、光源装置41を1つのみ用い色分離光学装置43にて3つの色光に分離していたが、色分離光学装置43を省略し、3つの色光をそれぞれ射出する3つの前記固体発光素子を光源装置として構成してもよい。
前記実施形態では、色合成光学装置としてクロスダイクロイックプリズム454を採用していたが、これに限らず、ダイクロイックミラーを複数用いることで各色光を合成する構成を採用してもよい。
前記実施形態では、光入射面と光射出面とが異なる透過型の液晶パネルを用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いてもよい。この場合は、光束入射側および光束射出側の偏光板452,453は省略できる。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- 光源装置と、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置にて変調された光束を拡大投射する投射光学装置と、各構成要素に電力を供給する電源装置とを備えたプロジェクタであって、
前記電源装置は、
複数の回路素子、および前記複数の回路素子が実装されたプリント配線基板を有する電子回路モジュールと、
前記電子回路モジュールを収納配置する電源用筐体とを備え、
前記電源用筐体は、
板状の基部と、
前記基部の板面から互いに対向して立設し、前記プリント配線基板の一方の面が前記基部の板面に対向する状態で前記基部とで囲まれる空間に前記電子回路モジュールを収納配置可能とする一対の側壁部と、
前記基部の板面から立設し、前記プリント配線基板の一方の面に当接して前記電子回路モジュールを支持する支持受け部とを備え、
前記一対の側壁部のうちいずれか一方の側壁部には、他方の側壁部に対向する端面から突出し、前記プリント配線基板の側端部を嵌合可能とする一対の突起部が形成され、
前記一対の側壁部のうちいずれか他方の側壁部には、前記基部の板面に略直交する方向に突出し、突出方向先端部分が前記一方の側壁部に向けて屈曲する爪部が形成され、
前記爪部は、基端部分が可撓性を有し先端部分が前記一方の側壁部に対して近接隔離可能に構成され、前記電源用筐体に対して前記電子回路モジュールが収納配置された状態で、前記プリント配線基板の他方の面に当接して前記プリント配線基板における前記一対の突起部に嵌合された側端部に対向する側端部の前記空間から離間する方向への移動を規制することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記爪部には、前記空間への前記電子回路モジュールの収納時に前記プリント配線基板に当接し、前記空間への前記電子回路モジュールの収納方向に向かうにしたがって次第に前記一方の側壁部に近接するように傾斜した傾斜面が形成されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
前記電子回路モジュールは、前記光源装置を駆動する光源駆動回路基板と、前記光源駆動回路基板を含む各構成要素に電力を供給する電源回路基板との2体で構成され、
前記一対の側壁部は、
前記電子回路モジュールに対応して、前記基部の一方の板面から立設し前記光源駆動回路基板を収納配置可能とする一対の光源駆動回路用側壁部と、前記基部の他方の板面から立設し前記電源回路基板を収納配置可能とする一対の電源回路用側壁部とを備え、
前記支持受け部は、
前記電子回路モジュールに対応して、前記基部の一方の板面から立設し前記光源駆動回路基板を支持する光源駆動回路用支持受け部と、前記基部の他方の板面から立設し前記電源回路基板を支持する電源回路用支持受け部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
前記電源用筐体は、
前記基部の側端部を跨るように冷却ファンを固定可能とし、前記冷却ファンから吐出された空気を前記基部の一方の板面側および他方の板面側に導入するための空気導入部を備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記電源用筐体は、
前記複数の回路素子のうち所定の回路素子近傍を流通する空気の温度を検出するためのサーミスタを固定可能とするサーミスタ固定部を備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項5に記載のプロジェクタにおいて、
前記サーミスタ固定部は、前記所定の回路素子近傍を流通する空気の流通方向に対して傾斜した傾斜部を有し、前記傾斜部に前記サーミスタを固定可能とすることを特徴とするプロジェクタ。
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