JP2008076861A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構造で、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できるプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタを構成する光源装置41において、ランプハウジング413は、光源装置本体411の光射出後方側、および対向する各端面側をそれぞれ平面的に覆う平面視略コ字形状を有する第1ハウジング部416と、光源装置本体411を平面的に覆う平面形状を有し、第1ハウジング部416に接続する第2ハウジング部417とを備える。第1ハウジング部416および第2ハウジング部417は、互いに接続した状態で、第1ハウジング部416における第2ハウジング部417に近接する側の端部の一部が第2ハウジング部417に対して光源装置本体411から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、光軸に略直交する方向に沿ってランプハウジング413内外に貫通した空気流通開口部415Aを有する。
【選択図】図10
【解決手段】プロジェクタを構成する光源装置41において、ランプハウジング413は、光源装置本体411の光射出後方側、および対向する各端面側をそれぞれ平面的に覆う平面視略コ字形状を有する第1ハウジング部416と、光源装置本体411を平面的に覆う平面形状を有し、第1ハウジング部416に接続する第2ハウジング部417とを備える。第1ハウジング部416および第2ハウジング部417は、互いに接続した状態で、第1ハウジング部416における第2ハウジング部417に近接する側の端部の一部が第2ハウジング部417に対して光源装置本体411から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、光軸に略直交する方向に沿ってランプハウジング413内外に貫通した空気流通開口部415Aを有する。
【選択図】図10
Description
本発明は、プロジェクタに関する。
従来、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、該光学像を拡大投射するプロジェクタが知られている。
このようなプロジェクタの光源装置としては、光源ランプおよびリフレクタを有する放電発光型の光源装置本体と、光源装置本体を内部に収納するランプハウジングとを備えた構成が多用される。
近年では、高精細な投影画像を得るために、光源の高輝度化が図られている。そして、このような構成では、光源装置が高温になりやすく、さらには、光源装置の熱が外装筺体に伝達して外装筺体が高温になりやすい。このため、光源装置の冷却効率を向上させる技術が要望されている。
従来の光源装置の冷却構造としては、以下の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の冷却構造では、光源装置本体(光源ランプ)の周囲を囲むランプハウジング(ランプケース部材)に光源ランプの両側面に対応する形で開口部を形成し、各開口部に対向する形でランプ冷却ファンおよび排気ファンを配置している。そして、ランプ冷却ファンから吐出された空気を光源装置本体(発光管およびリフレクタ)に送風し、光源装置本体を介した空気を排気ファンにて吸入し、外装筺体に形成された排気口から外部に排出して、光源装置を冷却している。
このようなプロジェクタの光源装置としては、光源ランプおよびリフレクタを有する放電発光型の光源装置本体と、光源装置本体を内部に収納するランプハウジングとを備えた構成が多用される。
近年では、高精細な投影画像を得るために、光源の高輝度化が図られている。そして、このような構成では、光源装置が高温になりやすく、さらには、光源装置の熱が外装筺体に伝達して外装筺体が高温になりやすい。このため、光源装置の冷却効率を向上させる技術が要望されている。
従来の光源装置の冷却構造としては、以下の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の冷却構造では、光源装置本体(光源ランプ)の周囲を囲むランプハウジング(ランプケース部材)に光源ランプの両側面に対応する形で開口部を形成し、各開口部に対向する形でランプ冷却ファンおよび排気ファンを配置している。そして、ランプ冷却ファンから吐出された空気を光源装置本体(発光管およびリフレクタ)に送風し、光源装置本体を介した空気を排気ファンにて吸入し、外装筺体に形成された排気口から外部に排出して、光源装置を冷却している。
しかしながら、特許文献1に記載の冷却構造では、ランプハウジングには、光源装置本体の両側面に対応する形で開口部が形成されているので、光源ランプから射出された光の一部が開口部を介してランプハウジング外部に漏れやすい構造である。すなわち、ランプハウジング外部に漏れた光が排気ファンを介して排気口から外部に漏れ、投影画像を観賞する観賞者に不快感を与えるおそれがある。
ここで、特許文献1に記載の冷却構造では、プロジェクタ外部に光が漏れることを防止するために、開口部および排気ファンの間に板状のランプ排気遮光マスクを配設している。しかしながら、ランプハウジングの開口部から排気ファンに向けて空気を流通させるためにランプ排気遮光マスクにも開口部を設けているため、プロジェクタ外部に光が漏れることを効果的に防止できる構造とはいえない。また、ランプハウジングとは別部材であるランプ排気遮光マスクを用いる必要があるため、プロジェクタの構造が複雑化し、組立作業が煩雑化してしまう。
このため、簡素な構造で、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できる技術が要望されている。
ここで、特許文献1に記載の冷却構造では、プロジェクタ外部に光が漏れることを防止するために、開口部および排気ファンの間に板状のランプ排気遮光マスクを配設している。しかしながら、ランプハウジングの開口部から排気ファンに向けて空気を流通させるためにランプ排気遮光マスクにも開口部を設けているため、プロジェクタ外部に光が漏れることを効果的に防止できる構造とはいえない。また、ランプハウジングとは別部材であるランプ排気遮光マスクを用いる必要があるため、プロジェクタの構造が複雑化し、組立作業が煩雑化してしまう。
このため、簡素な構造で、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できる技術が要望されている。
本発明の目的は、簡素な構造で、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できるプロジェクタを提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源装置と、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記変調された光束を拡大投射する投射光学装置と、前記光源装置、前記光変調装置、および前記投射光学装置を内部に収納配置する外装筺体とを備えたプロジェクタであって、前記光源装置は、光源ランプ、および前記光源ランプから放射された光束を一定方向に揃えて射出するリフレクタを有する光源装置本体と、前記光源装置本体を支持するランプハウジングとを備え、前記ランプハウジングは、前記光源装置本体の光射出後方側を平面的に覆う後方側壁部、および前記光源装置本体から射出される光束の光軸に沿って延出し前記光源装置本体の対向する各端面側を平面的に覆う一対の対向側壁部を備えた平面視略コ字形状を有し、前記光軸に略直交する方向から前記光源装置本体をコ字状内側部分に挿通可能とする第1ハウジング部と、前記光源装置本体における前記第1ハウジング部への挿通方向に交差する端面側を平面的に覆う平面形状を有し、前記第1ハウジング部に接続する第2ハウジング部とを備え、前記第1ハウジング部および前記第2ハウジング部は、互いに接続した状態で、前記第1ハウジング部における前記第2ハウジング部に近接する側の端部の一部が前記第2ハウジング部に対して前記光源装置本体から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、前記挿通方向に沿って前記ランプハウジング内外に貫通した空気流通開口部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ランプハウジングを上述したように構成することにより、第1ハウジング部および第2ハウジング部の2体を組み合わせるだけで、ランプハウジング内外に空気を流通可能とする空気流通開口部を容易に構成できる。そして、空気流通開口部を介してランプハウジング内外に空気を流通させることで、ランプハウジング内部の光源装置本体(光源ランプおよびリフレクタ)を効率的に冷却できる。
また、空気流通開口部は、第1ハウジング部の端部の一部と第2ハウジング部とがずれた状態で接続することにより形成された隙間であり、第1ハウジング部への光源装置本体の挿通方向に沿ってランプハウジング内外に貫通するように構成される。すなわち、空気流通開口部は、光源装置本体から射出される光束の光軸に略平行した開口として構成される(光源装置本体から射出される光束の光軸に沿ってランプハウジング外部から空気流通開口部を見た場合に、ランプハウジング内部が見えないように構成されている)。このことにより、光源装置本体から射出された光束の一部は、空気流通開口部の周縁部分(第1ハウジング部および第2ハウジング部)にて遮光されることとなり、空気流通開口部を介してランプハウジング外部に漏れることがない。すなわち、外装筺体外部に光が漏れることを防止でき、投影画像を観賞する観賞者に不快感を与えるおそれがない。
したがって、ランプハウジングを第1ハウジング部および第2ハウジング部の2体の簡素な構造としつつ、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止でき、本発明の目的を達成できる。
また、空気流通開口部は、第1ハウジング部の端部の一部と第2ハウジング部とがずれた状態で接続することにより形成された隙間であり、第1ハウジング部への光源装置本体の挿通方向に沿ってランプハウジング内外に貫通するように構成される。すなわち、空気流通開口部は、光源装置本体から射出される光束の光軸に略平行した開口として構成される(光源装置本体から射出される光束の光軸に沿ってランプハウジング外部から空気流通開口部を見た場合に、ランプハウジング内部が見えないように構成されている)。このことにより、光源装置本体から射出された光束の一部は、空気流通開口部の周縁部分(第1ハウジング部および第2ハウジング部)にて遮光されることとなり、空気流通開口部を介してランプハウジング外部に漏れることがない。すなわち、外装筺体外部に光が漏れることを防止でき、投影画像を観賞する観賞者に不快感を与えるおそれがない。
したがって、ランプハウジングを第1ハウジング部および第2ハウジング部の2体の簡素な構造としつつ、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止でき、本発明の目的を達成できる。
本発明のプロジェクタでは、前記外装筺体には、前記第2ハウジング部の配設側とは反対側の端面において、前記光源装置の配設位置に対応した位置に、前記ランプハウジングから前記光源装置本体を着脱可能とするランプ交換用開口部が形成され、前記ランプ交換用開口部を閉塞可能とするランプ交換用蓋体を備え、前記第1ハウジング部は、前記第2ハウジング部に離間する側の端部が前記外装筺体における前記ランプ交換用開口部周縁に近接配置されていることが好ましい。
本発明では、第1ハウジング部は、第2ハウジング部に離間する側の端部がランプ交換用開口部周縁に近接配置されている。このことにより、例えば、光源装置本体を交換する際等において、ランプ交換用蓋体をランプ交換用開口部から外した状態で、ランプ交換用開口部を介して、外装筐体外部から外装筺体内部における光源装置以外の部材に塵埃等が入り込むことを防止できる。また、上記の状態で、利用者が、ランプ交換用開口部を介して外装筺体内部における光源装置以外の部材に手を触れることを防止でき、光源装置以外の部材に手を触れることによるプロジェクタの不具合を防止できる。さらに、プロジェクタの駆動時において、光源装置以外の領域から、ランプ交換用開口部およびランプ交換用蓋体に向かう光を第1ハウジング部にて遮光でき、ランプ交換用開口部およびランプ交換用蓋体の隙間からプロジェクタ外部に光が漏れることを防止できる。
本発明では、第1ハウジング部は、第2ハウジング部に離間する側の端部がランプ交換用開口部周縁に近接配置されている。このことにより、例えば、光源装置本体を交換する際等において、ランプ交換用蓋体をランプ交換用開口部から外した状態で、ランプ交換用開口部を介して、外装筐体外部から外装筺体内部における光源装置以外の部材に塵埃等が入り込むことを防止できる。また、上記の状態で、利用者が、ランプ交換用開口部を介して外装筺体内部における光源装置以外の部材に手を触れることを防止でき、光源装置以外の部材に手を触れることによるプロジェクタの不具合を防止できる。さらに、プロジェクタの駆動時において、光源装置以外の領域から、ランプ交換用開口部およびランプ交換用蓋体に向かう光を第1ハウジング部にて遮光でき、ランプ交換用開口部およびランプ交換用蓋体の隙間からプロジェクタ外部に光が漏れることを防止できる。
本発明のプロジェクタでは、前記外装筺体には、前記第2ハウジング部の配設側とは反対側の端面において、前記光源装置の配設位置に対応した位置に、前記ランプハウジングから前記光源装置本体を着脱可能とするランプ交換用開口部が形成され、前記ランプ交換用開口部を閉塞可能とするランプ交換用蓋体を備え、前記ランプ交換用蓋体は、前記ランプ交換用開口部を閉塞可能とする蓋体本体と、前記蓋体本体における前記光源装置本体に対向する端面に対して所定の隙間を有するように取り付けられ前記光源装置本体からの放射熱を緩衝する熱緩衝部材とを備え、前記蓋体本体と前記熱緩衝部材との隙間を介して空気を流通可能とする蓋体空気流通路を有していることが好ましい。
本発明によれば、ランプ交換用蓋体は、蓋体本体および熱緩衝部材を備えているので、光源装置本体からランプ交換用蓋体への放射熱を熱緩衝部材が受けることとなり、蓋体本体への熱の伝達を抑制できる。
また、ランプ交換用蓋体は、蓋体本体および熱緩衝部材に所定の隙間が設定され、該隙間を介して空気を流通可能とする蓋体空気流通路を有する。このことにより、蓋体空気流通路を辿って空気を流通させることで、光源装置本体からの放射熱により温度が上昇した熱緩衝部材を冷却することができるとともに、熱緩衝部材から伝達された熱による蓋体本体の温度上昇も効果的に低減できる。
本発明によれば、ランプ交換用蓋体は、蓋体本体および熱緩衝部材を備えているので、光源装置本体からランプ交換用蓋体への放射熱を熱緩衝部材が受けることとなり、蓋体本体への熱の伝達を抑制できる。
また、ランプ交換用蓋体は、蓋体本体および熱緩衝部材に所定の隙間が設定され、該隙間を介して空気を流通可能とする蓋体空気流通路を有する。このことにより、蓋体空気流通路を辿って空気を流通させることで、光源装置本体からの放射熱により温度が上昇した熱緩衝部材を冷却することができるとともに、熱緩衝部材から伝達された熱による蓋体本体の温度上昇も効果的に低減できる。
本発明のプロジェクタでは、前記空気流通開口部近傍に配設され、前記空気流通開口部を介して前記ランプハウジング内部の空気を吸入して吐出する冷却ファンを備え、前記蓋体空気流通路は、前記冷却ファンにおける空気の吸入方向に沿う方向に空気を流通可能に形成されていることが好ましい。
本発明では、冷却ファンは、空気流通開口部近傍に配設され、空気流通開口部を介してランプハウジング内部の空気を吸入して吐出する。このことにより、冷却ファンにより空気流通開口部を介してランプハウジング内部の空気を吸入することで、光源装置本体により温められた空気がランプハウジング内部に滞留することがなく、光源装置本体を良好に冷却できる。
また、蓋体空気流通路は、冷却ファンにおける空気の吸入方向に沿う方向に空気を流通可能に形成されている。このことにより、冷却ファンの駆動により、空気流通開口部を介してランプハウジング内部の空気を吸入するとともに、蓋体空気流通路を辿って空気を流通させることができ、光源装置本体およびランプ交換用蓋体の双方を一括して冷却できる。
本発明では、冷却ファンは、空気流通開口部近傍に配設され、空気流通開口部を介してランプハウジング内部の空気を吸入して吐出する。このことにより、冷却ファンにより空気流通開口部を介してランプハウジング内部の空気を吸入することで、光源装置本体により温められた空気がランプハウジング内部に滞留することがなく、光源装置本体を良好に冷却できる。
また、蓋体空気流通路は、冷却ファンにおける空気の吸入方向に沿う方向に空気を流通可能に形成されている。このことにより、冷却ファンの駆動により、空気流通開口部を介してランプハウジング内部の空気を吸入するとともに、蓋体空気流通路を辿って空気を流通させることができ、光源装置本体およびランプ交換用蓋体の双方を一括して冷却できる。
本発明のプロジェクタでは、前記ランプハウジングは、前記光源装置本体を支持する第3ハウジング部を備え、前記第3ハウジング部は、前記リフレクタの光射出前方側端部を支持し前記リフレクタの光射出前方側端部から光射出前方側に延出して内部に空間を有する筒状の第3ハウジング本体と、前記光源装置本体を挟んで前記第2ハウジング部に対向するように延出する延出部とを備え、前記第3ハウジング本体には、前記空間に空気を導入するための導入口と、前記空間の空気を外部に排出するための排出口とが形成され、前記第1ハウジング部は、前記光源装置本体を支持した前記第3ハウジング部の光射出後方側、および対向する各端面側を平面的に覆うように形成され、前記第2ハウジング部は、前記光源装置本体を支持した前記第3ハウジング部における前記第1ハウジング部への挿通方向に交差する端面側を平面的に覆うように形成されていることが好ましい。
本発明では、ランプハウジングは、第1ハウジング部および第2ハウジング部の他、導入口および排出口を有する筒状の第3ハウジング本体、および延出部を有する第3ハウジング部を備える。そして、第1ハウジング部および第2ハウジング部は、光源装置本体を支持した第3ハウジング部の光射出後方側、対向する各端面側、および第1ハウジング部への挿通方向に交差する端面側を平面的に覆うように形成されている。このことにより、第1ハウジング部、第2ハウジング部、および第3ハウジング部における延出部によって、光源装置本体を囲み、光源装置本体から射出された光束の一部がランプハウジング外部に漏れることを確実に防止できる。また、第3ハウジング本体は、導入口を介して内部に空気を流通させ、排出口を介して内部の空気を外部に排出できるので、内部に配置される光源ランプ、およびリフレクタ(光射出前方側の反射面等)を、流通する空気により効率的に冷却できる。さらに、第3ハウジング部が第1ハウジング部および第2ハウジング部により覆われているので、第3ハウジング本体内部から排出口を介して排出された空気を、第1ハウジング部および第2ハウジング部にて構成される空気流通開口部を介してランプハウジング外部に排出できる。すなわち、第1ハウジング部および第2ハウジング部をダクトとして機能させ、第3ハウジング本体内部から排出口を介して排出された空気を所定位置(空気流通開口部)に導くことができ、別途、ダクト部材を設ける必要がない。
本発明のプロジェクタでは、前記第1ハウジング部および前記第2ハウジング部は、互いに接続した状態で、前記第1ハウジング部の前記後方側壁部における前記第2ハウジング部に近接する側の端部の少なくとも一部が前記第2ハウジング部に対して前記光源装置本体から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、前記挿通方向に沿って前記ランプハウジング内外に貫通した前記空気流通開口部を有することが好ましい。
本発明では、空気流通開口部は、第1ハウジング部および第2ハウジング部における光射出後方側の部位に形成されている。すなわち、空気流通開口部は、光源装置本体におけるリフレクタの光射出後方側に位置する。このことにより、例えば、ランプハウジングの構成として、第1ハウジング部および第2ハウジング部の他、上述した第3ハウジング部を用いた構成とすれば、第3ハウジング本体内部に空気を流通させることで光源ランプとリフレクタ(光射出前方側の反射面等)とを良好に冷却できるとともに、空気流通開口部を介してリフレクタの光射出後方側の空気をランプハウジング外部に排出することでリフレクタ(光射出後方側の反射面と反対側の面等)を良好に冷却できる。したがって、光源装置本体をより効率的に冷却できる。
本発明では、空気流通開口部は、第1ハウジング部および第2ハウジング部における光射出後方側の部位に形成されている。すなわち、空気流通開口部は、光源装置本体におけるリフレクタの光射出後方側に位置する。このことにより、例えば、ランプハウジングの構成として、第1ハウジング部および第2ハウジング部の他、上述した第3ハウジング部を用いた構成とすれば、第3ハウジング本体内部に空気を流通させることで光源ランプとリフレクタ(光射出前方側の反射面等)とを良好に冷却できるとともに、空気流通開口部を介してリフレクタの光射出後方側の空気をランプハウジング外部に排出することでリフレクタ(光射出後方側の反射面と反対側の面等)を良好に冷却できる。したがって、光源装置本体をより効率的に冷却できる。
本発明のプロジェクタでは、前記第2ハウジング部には、前記第1ハウジング部に向けて突出する起立片が形成され、前記第1ハウジング部および前記第2ハウジング部は、互いに接続した状態で、前記第1ハウジング部における前記第2ハウジング部に近接する側の端部の一部が前記第2ハウジング部の前記起立片に対して前記光源装置本体から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、前記挿通方向に沿って前記ランプハウジング内外に貫通した前記空気流通開口部を有することが好ましい。
本発明では、第2ハウジング部には起立片が形成されている。また、空気流通開口部は、第1ハウジング部の端部の一部と第2ハウジング部の起立片とがずれた状態で接続することにより形成された隙間で構成される。このことにより、例えば起立片を設けない構成と比較して、光源装置本体から射出される光束の光軸に近接した位置に空気流通開口部を位置付けることができ、ランプハウジング内部の空気が滞留することなく空気流通開口部を介してランプハウジング外部に効率的に排出することができ、光源装置本体をさらに一層効率的に冷却できる。
本発明では、第2ハウジング部には起立片が形成されている。また、空気流通開口部は、第1ハウジング部の端部の一部と第2ハウジング部の起立片とがずれた状態で接続することにより形成された隙間で構成される。このことにより、例えば起立片を設けない構成と比較して、光源装置本体から射出される光束の光軸に近接した位置に空気流通開口部を位置付けることができ、ランプハウジング内部の空気が滞留することなく空気流通開口部を介してランプハウジング外部に効率的に排出することができ、光源装置本体をさらに一層効率的に冷却できる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔外観構成〕
図1は、プロジェクタ1の外観を示す斜視図である。具体的に、図1は、プロジェクタ1を背面上方側から見た斜視図である。図1では、説明の便宜上、光学像の投射方向をZ軸とし、該Z軸に直交する2軸をそれぞれX軸(水平軸)およびY軸(垂直軸)とする。以下の図面も同様である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像をスクリーン(図示略)上に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、略直方体状の外装筺体2、およびこの外装筺体2から露出する投射光学装置としての投射レンズ3を備える。
投射レンズ3は、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成され、プロジェクタ1の装置本体により画像情報に応じて変調された光学像を拡大投射する。この投射レンズ3は、複数のレンズの相対位置を変更するレバー3A(図1)を備え、投射される光学像のフォーカス調整および倍率調整可能に構成されている。
〔外観構成〕
図1は、プロジェクタ1の外観を示す斜視図である。具体的に、図1は、プロジェクタ1を背面上方側から見た斜視図である。図1では、説明の便宜上、光学像の投射方向をZ軸とし、該Z軸に直交する2軸をそれぞれX軸(水平軸)およびY軸(垂直軸)とする。以下の図面も同様である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像をスクリーン(図示略)上に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、略直方体状の外装筺体2、およびこの外装筺体2から露出する投射光学装置としての投射レンズ3を備える。
投射レンズ3は、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成され、プロジェクタ1の装置本体により画像情報に応じて変調された光学像を拡大投射する。この投射レンズ3は、複数のレンズの相対位置を変更するレバー3A(図1)を備え、投射される光学像のフォーカス調整および倍率調整可能に構成されている。
外装筺体2は、合成樹脂製の筺体であり、プロジェクタ1の装置本体を収納する。この外装筺体2は、図1に示すように、装置本体の上部部分、前面部分の一部、側面部分の一部、および背面部分の一部を覆うアッパーケース21と、装置本体の下部部分、前面部分の一部、側面部分の一部、および背面部分の一部を覆うロアーケース22とを備える。
アッパーケース21の前面部分において、+X軸方向側(前方から見て右側)には、具体的な図示は省略するが、円孔が形成され、前記円孔を介して投射レンズ3の先端部分が露出する。すなわち、前記円孔を介して投射レンズ3から光学像が拡大投射されてスクリーン上に投影される。
アッパーケース21の前面部分において、+X軸方向側(前方から見て右側)には、具体的な図示は省略するが、円孔が形成され、前記円孔を介して投射レンズ3の先端部分が露出する。すなわち、前記円孔を介して投射レンズ3から光学像が拡大投射されてスクリーン上に投影される。
アッパーケース21の上面部分において、+X軸方向側には、図1に示すように、外装筺体2の内部側に窪む凹部211が形成され、凹部211の底部分に内部と貫通する開口部211Aを有している。そして、この開口部211Aを介して、投射レンズ3のレバー3Aが露出し、レバー3Aの操作が可能となる。
また、アッパーケース21の上面部分において、凹部211の−Z軸方向側(背面側)には、図1に示すように、プロジェクタ1の起動・調整操作を実施する操作パネル212が左右方向に延びるように設けられている。操作パネル212の操作ボタン212Aを適宜押下すると、操作ボタン212A内部に配置される図示しない回路基板に実装されたタクトスイッチと接触し、所望の操作が可能となる。
なお、前述した操作パネル212の回路基板は、後述する制御基板と電気的に接続され、操作ボタン212Aの押下に伴う操作信号は、制御基板に出力される。
また、アッパーケース21の上面部分において、凹部211の−Z軸方向側(背面側)には、図1に示すように、プロジェクタ1の起動・調整操作を実施する操作パネル212が左右方向に延びるように設けられている。操作パネル212の操作ボタン212Aを適宜押下すると、操作ボタン212A内部に配置される図示しない回路基板に実装されたタクトスイッチと接触し、所望の操作が可能となる。
なお、前述した操作パネル212の回路基板は、後述する制御基板と電気的に接続され、操作ボタン212Aの押下に伴う操作信号は、制御基板に出力される。
さらに、アッパーケース21の上面部分において、操作パネル212の−X軸方向側(前方から見て左側)には、図1に示すように、平面視矩形状の蓋体設置用凹部213が形成され、該蓋体設置用凹部213に着脱自在に平面視矩形板状のランプ交換用蓋体214が取付けられている。
図2および図3は、ランプ交換用蓋体214をアッパーケース21から取り外した状態を拡大した斜視図である。
蓋体設置用凹部213は、外装筺体2内部の装置本体を構成する後述する光源装置の配設位置に対応して設けられている。そして、蓋体設置用凹部213の底部分には、図2または図3に示すように、前記光源装置を構成する後述するインナーハウジングの平面形状に対応した形状を有し、外装筺体2内部に前記光源装置を構成する後述するランプユニットを着脱可能とするランプ交換用開口部213Aが形成されている。そして、ランプ交換用蓋体214をアッパーケース21から取り外した場合には、図2または図3に示すように、ランプ交換用開口部213Aを介して、前記光源装置の一部が露出する。
図2および図3は、ランプ交換用蓋体214をアッパーケース21から取り外した状態を拡大した斜視図である。
蓋体設置用凹部213は、外装筺体2内部の装置本体を構成する後述する光源装置の配設位置に対応して設けられている。そして、蓋体設置用凹部213の底部分には、図2または図3に示すように、前記光源装置を構成する後述するインナーハウジングの平面形状に対応した形状を有し、外装筺体2内部に前記光源装置を構成する後述するランプユニットを着脱可能とするランプ交換用開口部213Aが形成されている。そして、ランプ交換用蓋体214をアッパーケース21から取り外した場合には、図2または図3に示すように、ランプ交換用開口部213Aを介して、前記光源装置の一部が露出する。
図4は、ランプ交換用蓋体214の構成を示す斜視図である。具体的に、図4は、ランプ交換用蓋体214の裏面(−Y軸方向端面)を後方側から見た斜視図である。
ランプ交換用蓋体214は、蓋体設置用凹部213に設置することで、ランプ交換用開口部213Aを閉塞する。このランプ交換用蓋体214は、図4に示すように、蓋体本体2141と、熱緩衝部材2142とで構成される。
蓋体本体2141は、図4に示すように、蓋体設置用凹部213に着脱自在とし、蓋体設置用凹部213に対応した形状を有する板体2141Aと、板体2141Aの裏面に形成された一対のリブ2141B,2141Cとで構成されている。
一対のリブ2141B,2141Cは、図4に示すように、ランプ交換用蓋体214を蓋体設置用凹部213に設置した状態で、外装筺体2内部に配置される前記光源装置の前記インナーハウジングを平面的に囲むように板体2141Aの裏面に一体的に形成されている。
ランプ交換用蓋体214は、蓋体設置用凹部213に設置することで、ランプ交換用開口部213Aを閉塞する。このランプ交換用蓋体214は、図4に示すように、蓋体本体2141と、熱緩衝部材2142とで構成される。
蓋体本体2141は、図4に示すように、蓋体設置用凹部213に着脱自在とし、蓋体設置用凹部213に対応した形状を有する板体2141Aと、板体2141Aの裏面に形成された一対のリブ2141B,2141Cとで構成されている。
一対のリブ2141B,2141Cは、図4に示すように、ランプ交換用蓋体214を蓋体設置用凹部213に設置した状態で、外装筺体2内部に配置される前記光源装置の前記インナーハウジングを平面的に囲むように板体2141Aの裏面に一体的に形成されている。
熱緩衝部材2142は、金属材料(例えば、マグネシウム、アルミニウム、チタン、あるいはこれらの一部を含んだ合金等)で構成された板体であり、図4に示すように、蓋体本体2141の裏面における前記光源装置本体に対向する部分に配設されている。より具体的に、熱緩衝部材2142は、図4に示すように、+Z軸方向側に位置するリブ2141Bの先端部分、および−Z軸方向側に位置するリブ2141Cの先端部分の間に架設され、板体2141Aとの間に所定の隙間を有するように配設されている。
そして、ランプ交換用蓋体214には、図4に示すように、板体2141Aの裏面、一対のリブ2141B,2141C間、および、熱緩衝部材2142で囲まれる第6の空間C6に空気を流通可能とする蓋体空気流通路C6が形成される。
ここで、蓋体空気流通路C6は、図4に示すように、+X軸方向側に空気を導入する導入口C6Aが形成され、−X軸方向側に空気を導入する排出口C6Bが形成され、+X軸方向側から−X軸方向側に向けて空気を流通するように構成されている。
そして、ランプ交換用蓋体214には、図4に示すように、板体2141Aの裏面、一対のリブ2141B,2141C間、および、熱緩衝部材2142で囲まれる第6の空間C6に空気を流通可能とする蓋体空気流通路C6が形成される。
ここで、蓋体空気流通路C6は、図4に示すように、+X軸方向側に空気を導入する導入口C6Aが形成され、−X軸方向側に空気を導入する排出口C6Bが形成され、+X軸方向側から−X軸方向側に向けて空気を流通するように構成されている。
また、アッパーケース21における上面部分において、蓋体設置用凹部213の+Z軸方向側には、図1に示すように、プロジェクタ1外部に音声を出力するためのスピーカ孔215が形成されている。このスピーカ孔215の内側には、前記制御基板により制御され、所定の音声を出力するスピーカ216(図5参照)が配置されている。
さらに、アッパーケース21における−X軸方向側の側面部分において、−Z軸方向側には、図1に示すように、外装筺体2の内外を連通する排気口217が形成されている。この排気口217は、前記光源装置の光射出後方側に対応して形成され、前記光源装置にて温められた空気等、外装筺体2内部の空気を外部に排出するための開口である。
ロアーケース22における−X軸方向側の側面部分において、−Z軸方向側には、図1に示すように、外装筺体2の内外を連通する排気口221が形成されている。この排気口221は、アッパーケース21に形成された排気口217と同様に、前記光源装置の光射出後方側に対応して形成され、前記光源装置にて温められた空気等、外装筺体2内部の空気を外部に排出するための開口である。
ロアーケース22における−X軸方向側の側面部分において、−Z軸方向側には、図1に示すように、外装筺体2の内外を連通する排気口221が形成されている。この排気口221は、アッパーケース21に形成された排気口217と同様に、前記光源装置の光射出後方側に対応して形成され、前記光源装置にて温められた空気等、外装筺体2内部の空気を外部に排出するための開口である。
また、ロアーケース22の背面部分には、図1に示すように、複数の孔222が形成され、これら複数の孔222を介して、外部の電子機器からの画像信号、音声信号等を入力するための複数の接続端子223が外部に露出している。この背面部分の内側には、接続端子223から入力される信号を処理する図示しないインターフェース基板が配置されている。
なお、前記インターフェース基板は、前記制御基板と電気的に接続され、前記インターフェース基板にて処理された信号は、制御基板に出力される。
なお、前記インターフェース基板は、前記制御基板と電気的に接続され、前記インターフェース基板にて処理された信号は、制御基板に出力される。
〔内部構成〕
図5は、プロジェクタ1の内部構成を示す図である。具体的に、図5は、図1の状態からアッパーケース21を取り外した状態を示す図である。
外装筺体2の内部には、図5に示すように、プロジェクタ1の装置本体が収容されおり、この装置本体は、光学ユニット4と、冷却装置5と、電源ユニット6と、制御基板7等を備える。
図5は、プロジェクタ1の内部構成を示す図である。具体的に、図5は、図1の状態からアッパーケース21を取り外した状態を示す図である。
外装筺体2の内部には、図5に示すように、プロジェクタ1の装置本体が収容されおり、この装置本体は、光学ユニット4と、冷却装置5と、電源ユニット6と、制御基板7等を備える。
〔光学ユニットの構成〕
図6は、光学ユニット4の光学系を模式的に示す平面図である。
光学ユニット4は、制御基板7による制御の下、画像情報に応じて画像光を形成するものであり、図6に示すように、外装筺体2の−X軸方向側の側面部分から+X軸方向側の側面部分に向けてX軸方向に延出し、+X軸方向端部が+Z軸方向に屈曲して延出する平面視略L字形状を有している。この光学ユニット4は、図6に示すように、光源装置41と、均一照明光学装置42と、色分離光学装置43と、リレー光学装置44と、光学装置45と、光学部品用筐体46とを備える。
図6は、光学ユニット4の光学系を模式的に示す平面図である。
光学ユニット4は、制御基板7による制御の下、画像情報に応じて画像光を形成するものであり、図6に示すように、外装筺体2の−X軸方向側の側面部分から+X軸方向側の側面部分に向けてX軸方向に延出し、+X軸方向端部が+Z軸方向に屈曲して延出する平面視略L字形状を有している。この光学ユニット4は、図6に示すように、光源装置41と、均一照明光学装置42と、色分離光学装置43と、リレー光学装置44と、光学装置45と、光学部品用筐体46とを備える。
光源装置41は、制御基板7による制御の下、点灯して平行光を均一照明光学装置42に向けて射出する。この光源装置41は、図6に示すように、光源ランプ4111およびリフレクタ4112が一体化された光源装置本体411と、平行化レンズ412と、ランプハウジング413とを備えて構成される。
光源ランプ4111としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、または高圧水銀ランプが用いられることが多い。
リフレクタ4112としては、光源ランプ4111から放射された光束を所定位置に収束するように反射する楕円面リフレクタを用いている。なお、リフレクタ4112としては、楕円面リフレクタの他、光源ランプ4111から射出された光束を略平行化して反射するパラボラリフレクタを用いてもよい。この場合には、リフレクタ4112の光射出前方側に配置される平行化レンズ412を省略できる。
光源ランプ4111としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、または高圧水銀ランプが用いられることが多い。
リフレクタ4112としては、光源ランプ4111から放射された光束を所定位置に収束するように反射する楕円面リフレクタを用いている。なお、リフレクタ4112としては、楕円面リフレクタの他、光源ランプ4111から射出された光束を略平行化して反射するパラボラリフレクタを用いてもよい。この場合には、リフレクタ4112の光射出前方側に配置される平行化レンズ412を省略できる。
平行化レンズ412は、リフレクタ4112にて反射された収束光を略平行化して射出する。
ランプハウジング413は、光源装置本体411および平行化レンズ412を支持固定するとともに光学部品用筐体46に接続し、光源装置本体411および平行化レンズ412を光学部品用筐体46に対する所定位置(光源装置41から射出される光束の中心軸と光学部品用筐体46内に設定された照明光軸Aとが一致する位置)に位置決めする。
なお、光源装置41の具体的な構成については、後述する。
ランプハウジング413は、光源装置本体411および平行化レンズ412を支持固定するとともに光学部品用筐体46に接続し、光源装置本体411および平行化レンズ412を光学部品用筐体46に対する所定位置(光源装置41から射出される光束の中心軸と光学部品用筐体46内に設定された照明光軸Aとが一致する位置)に位置決めする。
なお、光源装置41の具体的な構成については、後述する。
均一照明光学装置42は、光源装置41から射出された光束を、光学装置45を構成する後述する液晶パネルの画像形成領域に略均一に照明するための光学系である。この均一照明光学装置42は、図6に示すように、第1レンズアレイ421と、第2レンズアレイ422と、偏光変換素子423と、重畳レンズ424とを備える。
第1レンズアレイ421は、入射光軸方向から見て略矩形状の輪郭を有する第1小レンズが、入射光軸に対し略直交する面内においてマトリクス状に配列された構成を有している。各第1小レンズは、光源装置41から射出される光束を複数の部分光束に分割している。
第2レンズアレイ422は、第1レンズアレイ421と略同様な構成を有しており、第2小レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ422は、重畳レンズ424とともに、第1レンズアレイ421の各第1小レンズの像を光学装置45の後述する液晶パネル上に結像させる機能を有している。
第1レンズアレイ421は、入射光軸方向から見て略矩形状の輪郭を有する第1小レンズが、入射光軸に対し略直交する面内においてマトリクス状に配列された構成を有している。各第1小レンズは、光源装置41から射出される光束を複数の部分光束に分割している。
第2レンズアレイ422は、第1レンズアレイ421と略同様な構成を有しており、第2小レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ422は、重畳レンズ424とともに、第1レンズアレイ421の各第1小レンズの像を光学装置45の後述する液晶パネル上に結像させる機能を有している。
偏光変換素子423は、第2レンズアレイ422と重畳レンズ424との間に配置され、第2レンズアレイ422からの光を略1種類の偏光光に変換するものである。
具体的に、偏光変換素子423によって略1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ424によって最終的に光学装置45の後述する液晶パネル上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネルを用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源装置41からの光の略半分を利用できない。このため、偏光変換素子423を用いることで、光源装置41からの射出光を略1種類の偏光光に変換し、光学装置45での光の利用効率を高めている。
具体的に、偏光変換素子423によって略1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ424によって最終的に光学装置45の後述する液晶パネル上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネルを用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源装置41からの光の略半分を利用できない。このため、偏光変換素子423を用いることで、光源装置41からの射出光を略1種類の偏光光に変換し、光学装置45での光の利用効率を高めている。
色分離光学装置43は、図6に示すように、2枚のダイクロイックミラー431,432と、反射ミラー433とを備え、ダイクロイックミラー431,432により均一照明光学装置42から射出された複数の部分光束を、赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。
リレー光学装置44は、図6に示すように、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を備え、色分離光学装置43で分離された赤色光を光学装置45の後述する赤色光用の液晶パネルまで導く機能を有している。
リレー光学装置44は、図6に示すように、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を備え、色分離光学装置43で分離された赤色光を光学装置45の後述する赤色光用の液晶パネルまで導く機能を有している。
この際、色分離光学装置43のダイクロイックミラー431では、均一照明光学装置42から射出された光束の青色光成分が反射するとともに、赤色光成分と緑色光成分とが透過する。ダイクロイックミラー431によって反射した青色光は、反射ミラー433で反射し、フィールドレンズ425を通って光学装置45の後述する青色光用の液晶パネルに達する。
このフィールドレンズ425は、第2レンズアレイ422から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の緑色光用、赤色光用の液晶パネルの光束入射側に設けられたフィールドレンズ425も同様である。
このフィールドレンズ425は、第2レンズアレイ422から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の緑色光用、赤色光用の液晶パネルの光束入射側に設けられたフィールドレンズ425も同様である。
ダイクロイックミラー431を透過した赤色光と緑色光のうちで、緑色光はダイクロイックミラー432によって反射し、フィールドレンズ425を通って光学装置45の後述する緑色光用の液晶パネルに達する。一方、赤色光はダイクロイックミラー432を透過してリレー光学装置44を通り、さらにフィールドレンズ425を通って光学装置45の後述する赤色光用の液晶パネルに達する。
なお、赤色光にリレー光学装置44が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ441に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ425に伝えるためである。
なお、赤色光にリレー光学装置44が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ441に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ425に伝えるためである。
光学装置45は、図6に示すように、光変調装置としての3枚の液晶パネル451(赤色光用の液晶パネルを451R、緑色光用の液晶パネルを451G、青色光用の液晶パネルを451Bとする)と、これら液晶パネル451の光束入射側および光束射出側にそれぞれ配置される入射側偏光板452および射出側偏光板453と、クロスダイクロイックプリズム454とを備える。
入射側偏光板452は、色分離光学装置43で分離された各色光のうち、偏光変換素子423で揃えられた偏光方向と略同一方向の偏光方向を有する偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、具体的な図示は省略するが、透光性基板上に偏光膜が貼付されて構成されている。
液晶パネル451は、一対の透明ガラス基板に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、画像情報に応じて画像形成領域内にある前記液晶の配向状態を制御し、入射側偏光板452から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
射出側偏光板453は、入射側偏光板452と略同様の構成を有し、液晶パネル451の画像形成領域から射出された光束のみ透過させ、その他の光束を吸収する。
液晶パネル451は、一対の透明ガラス基板に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、画像情報に応じて画像形成領域内にある前記液晶の配向状態を制御し、入射側偏光板452から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
射出側偏光板453は、入射側偏光板452と略同様の構成を有し、液晶パネル451の画像形成領域から射出された光束のみ透過させ、その他の光束を吸収する。
クロスダイクロイックプリズム454は、射出側偏光板453から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する。このクロスダイクロイックプリズム454は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、液晶パネル451Gから射出され射出側偏光板453を介した色光を透過し、液晶パネル451R,451Bから射出され各射出側偏光板453を介した各色光を反射する。このようにして、各色光が合成されてカラー画像が形成される。そして、クロスダイクロイックプリズム454で形成されたカラー画像は、上述した投射レンズ3によりスクリーンに拡大投射される。
光学部品用筐体46は、図6に示すように、平面視略L字形状を有し、内部に所定の照明光軸Aが設定され、上述した各光学部品41〜45を照明光軸Aに対する所定位置に配置する。この光学部品用筐体46は、具体的な図示は省略したが、部品収納部材461(図6、図11参照)と、蓋状部材とを備える。
部品収納部材461は、+Y軸方向側(上方側)に開口部4611(図11参照)を有する容器状に形成され、開口部4611を介して、ランプハウジング413と接続する一端側から順に各光学部品42,43が収納配置され、前記一端側と反対側の他端側に光学装置45が収納配置される。
この部品収納部材461において、ランプハウジング413と接続する一端側には、光源装置41を−Y軸方向側(下方側)から支持するための2つの光源装置支持部4612(図11参照)が形成されている。
前記蓋状部材は、部品収納部材461の+Y軸方向側の開口部4611を閉塞する部材であり、部品収納部材461の平面形状と略同一の平面形状を有する。
部品収納部材461は、+Y軸方向側(上方側)に開口部4611(図11参照)を有する容器状に形成され、開口部4611を介して、ランプハウジング413と接続する一端側から順に各光学部品42,43が収納配置され、前記一端側と反対側の他端側に光学装置45が収納配置される。
この部品収納部材461において、ランプハウジング413と接続する一端側には、光源装置41を−Y軸方向側(下方側)から支持するための2つの光源装置支持部4612(図11参照)が形成されている。
前記蓋状部材は、部品収納部材461の+Y軸方向側の開口部4611を閉塞する部材であり、部品収納部材461の平面形状と略同一の平面形状を有する。
〔冷却装置の構成〕
冷却装置5は、プロジェクタ1内部を冷却する装置である。
なお、以下では、冷却装置5のうち、光源装置41を冷却する構成を主に説明し、光学ユニット4における光源装置41を除く他の部材(例えば、液晶パネル451等)、電源ユニット6、制御基板7等を冷却する構成については説明を省略する。
冷却装置5は、図5に示すように、冷却ファンとしての排気ファン51を含んで構成されている。
排気ファン51は、図5に示すように、空気の吸入方向と空気の吐出方向とが同一となる軸流ファンで構成され、光源装置41の光射出後方側において、空気を吸入する吸入口511が光源装置41側に向き、空気を吐出する吐出口512が外装筺体2に形成された排気口217,221に対向するように配置される。そして、排気ファン51は、制御基板7による制御の下、駆動することで、光源装置41近傍の空気等、外装筺体2内部の空気を吸入して、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出する。
なお、排気ファン51は、光源装置41と一体化するものである。この一体化する構造については、光源装置41の具体的な構成を説明する際に、同時に説明する。
冷却装置5は、プロジェクタ1内部を冷却する装置である。
なお、以下では、冷却装置5のうち、光源装置41を冷却する構成を主に説明し、光学ユニット4における光源装置41を除く他の部材(例えば、液晶パネル451等)、電源ユニット6、制御基板7等を冷却する構成については説明を省略する。
冷却装置5は、図5に示すように、冷却ファンとしての排気ファン51を含んで構成されている。
排気ファン51は、図5に示すように、空気の吸入方向と空気の吐出方向とが同一となる軸流ファンで構成され、光源装置41の光射出後方側において、空気を吸入する吸入口511が光源装置41側に向き、空気を吐出する吐出口512が外装筺体2に形成された排気口217,221に対向するように配置される。そして、排気ファン51は、制御基板7による制御の下、駆動することで、光源装置41近傍の空気等、外装筺体2内部の空気を吸入して、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出する。
なお、排気ファン51は、光源装置41と一体化するものである。この一体化する構造については、光源装置41の具体的な構成を説明する際に、同時に説明する。
〔電源ユニットの構成〕
電源ユニット6は、プロジェクタ1を構成する各構成部材(例えば、光源ランプ4111、制御基板7等)に電力を供給するものであり、光学ユニット4のL字内側部分に配設される。この電源ユニット6は、図5に示すように、図示しない電源ケーブルを通して外部から供給された電力を前記各構成部材に供給する電源ブロック61と、電源ブロック61から供給された電力に基づいて光源ランプ4111を点灯させるランプ駆動ブロック62とを備える。これら電源ブロック61およびランプ駆動ブロック62は、図5に示すように、X軸方向に交差する各端部側が開口された筒状部材61A,62Aによって周囲をそれぞれ覆われている。そして、各筒状部材61A,62Aは、電源ブロック61およびランプ駆動ブロック62内部においてX軸方向に空気を流通させるダクトとしての機能を有する。各筒状部材61A,62Aを介して流通した空気は、外装筺体2に形成された排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。
なお、筒状部材61A,62Aとしては、種々の部材を採用でき、例えば、絶縁性を有する部材や、アルミニウム等の金属性の部材等が例示できる。
電源ユニット6は、プロジェクタ1を構成する各構成部材(例えば、光源ランプ4111、制御基板7等)に電力を供給するものであり、光学ユニット4のL字内側部分に配設される。この電源ユニット6は、図5に示すように、図示しない電源ケーブルを通して外部から供給された電力を前記各構成部材に供給する電源ブロック61と、電源ブロック61から供給された電力に基づいて光源ランプ4111を点灯させるランプ駆動ブロック62とを備える。これら電源ブロック61およびランプ駆動ブロック62は、図5に示すように、X軸方向に交差する各端部側が開口された筒状部材61A,62Aによって周囲をそれぞれ覆われている。そして、各筒状部材61A,62Aは、電源ブロック61およびランプ駆動ブロック62内部においてX軸方向に空気を流通させるダクトとしての機能を有する。各筒状部材61A,62Aを介して流通した空気は、外装筺体2に形成された排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。
なお、筒状部材61A,62Aとしては、種々の部材を採用でき、例えば、絶縁性を有する部材や、アルミニウム等の金属性の部材等が例示できる。
〔制御基板の構成〕
制御基板7は、CPU(Central Processing Unit)等の回路素子が実装された回路基板として構成され、図5に示すように、光学ユニット4の+Y軸方向側に配設される。そして、制御基板7は、光学ユニット4(光源ランプ4111、液晶パネル451)、冷却装置5(排気ファン51)、電源ユニット6等を駆動制御する。
制御基板7は、CPU(Central Processing Unit)等の回路素子が実装された回路基板として構成され、図5に示すように、光学ユニット4の+Y軸方向側に配設される。そして、制御基板7は、光学ユニット4(光源ランプ4111、液晶パネル451)、冷却装置5(排気ファン51)、電源ユニット6等を駆動制御する。
〔光源装置の詳細な構成〕
図7ないし図10は、光源装置41の構成を示す図である。具体的に、図7は、排気ファン51が一体化された光源装置41を−Z軸方向側から見た斜視図である。図8は、排気ファン51が一体化された光源装置41を+Z軸方向側から見た斜視図である。図9は、光源装置41および排気ファン51を−Z軸方向側から見た分解斜視図である。図10は、排気ファン51が一体化された光源装置41をXY平面で切断し、+Z軸方向側から見た断面図である。
光源装置41は、図7ないし図10に示すように、排気ファン51と接続して一体化するように構成される。
光源装置41を構成するランプハウジング413は、光源装置本体411および平行化レンズ412を内部に収納配置し、これら各部材411,412を光学部品用筐体46に対する所定位置に設置する。このランプハウジング413は、図7ないし図10に示すように、第3ハウジング部としてのインナーハウジング414と、アウターハウジング415とを備える。
図7ないし図10は、光源装置41の構成を示す図である。具体的に、図7は、排気ファン51が一体化された光源装置41を−Z軸方向側から見た斜視図である。図8は、排気ファン51が一体化された光源装置41を+Z軸方向側から見た斜視図である。図9は、光源装置41および排気ファン51を−Z軸方向側から見た分解斜視図である。図10は、排気ファン51が一体化された光源装置41をXY平面で切断し、+Z軸方向側から見た断面図である。
光源装置41は、図7ないし図10に示すように、排気ファン51と接続して一体化するように構成される。
光源装置41を構成するランプハウジング413は、光源装置本体411および平行化レンズ412を内部に収納配置し、これら各部材411,412を光学部品用筐体46に対する所定位置に設置する。このランプハウジング413は、図7ないし図10に示すように、第3ハウジング部としてのインナーハウジング414と、アウターハウジング415とを備える。
インナーハウジング414は、射出成型等により形成された成形品であり、光源装置本体411および平行化レンズ412を支持し、これら各部材411,412を一体化する。なお、以下では、説明の便宜上、光源装置本体411、平行化レンズ412、およびインナーハウジング414を一体化したユニットを、ランプユニット410とする。このインナーハウジング414は、図7ないし図10に示すように、第3ハウジング本体4141と、延出部4142と、一対の固定部4143とで構成される。
第3ハウジング本体4141は、光源装置本体411および平行化レンズ412を支持する部分であり、+X軸方向に延出する平面視矩形枠状(筒状)に形成されている。
より具体的に、第3ハウジング本体4141は、図10に示すように、−X軸方向側に位置する第1筒状部4141Aと、+X軸方向側に位置し第1筒状部4141Aよりも径寸法の小さい第2筒状部4141Bとが段差部4141Cを介して一体的に形成されたものであり、段差部4141Cにリフレクタ4112の+X軸方向端部が当接する。そして、ばね部材4141D(図9)にてリフレクタ4112の+X軸方向端部を段差部4141Cに向けて付勢することで、リフレクタ4112(光源装置本体411)が第3ハウジング本体4141に支持固定され、第3ハウジング本体4141の−X軸方向側の枠状開口部分が光源装置本体411(光源ランプ4111およびリフレクタ4112)により閉塞される。
より具体的に、第3ハウジング本体4141は、図10に示すように、−X軸方向側に位置する第1筒状部4141Aと、+X軸方向側に位置し第1筒状部4141Aよりも径寸法の小さい第2筒状部4141Bとが段差部4141Cを介して一体的に形成されたものであり、段差部4141Cにリフレクタ4112の+X軸方向端部が当接する。そして、ばね部材4141D(図9)にてリフレクタ4112の+X軸方向端部を段差部4141Cに向けて付勢することで、リフレクタ4112(光源装置本体411)が第3ハウジング本体4141に支持固定され、第3ハウジング本体4141の−X軸方向側の枠状開口部分が光源装置本体411(光源ランプ4111およびリフレクタ4112)により閉塞される。
この第3ハウジング本体4141において、+X軸方向側の枠状開口部分には、図7ないし図10に示すように、内側に突出し、平行化レンズ412を支持固定する平行化レンズ支持部4141Eが形成されている。そして、平行化レンズ支持部4141Eに平行化レンズ412が支持固定されることで、第3ハウジング本体4141の+X軸方向側の枠状開口部分が平行化レンズ412により閉塞される。
以上のように、第3ハウジング本体4141に光源装置本体411および平行化レンズ412を支持固定した状態では、図10に示すように、第3ハウジング本体4141、光源装置本体411、および平行化レンズ412で囲まれた第1の空間A1が形成される。
以上のように、第3ハウジング本体4141に光源装置本体411および平行化レンズ412を支持固定した状態では、図10に示すように、第3ハウジング本体4141、光源装置本体411、および平行化レンズ412で囲まれた第1の空間A1が形成される。
また、この第3ハウジング本体4141において、Z軸方向両端面には、図9に示すように、第1の空間A1内外に空気を流通するための開口部4141Fがそれぞれ形成されている。なお、図9では、−Z軸方向端面に形成された開口部4141Fのみを図示しているが、+Z軸方向端面にも同様の開口部が形成されているものとする。
そして、+Z軸方向端面に形成された開口部周縁部分には、図9に示すように、+Z軸方向に突出する導入ダクト4141Gが形成されている。
導入ダクト4141Gは、Y軸方向から見て平面視略扇形状を有し、導入口4141G1が+X軸方向に向くように形成されている。すなわち、導入口4141G1を介して導入ダクト4141G内部に導入された空気は、導入ダクト4141Gにより−X軸方向から−Z軸方向へと略90°曲折して流通し、第3ハウジング本体4141の+Z軸方向端面に形成された開口部を介して第1の空間A1内に導入される。そして、第3ハウジング本体4141の−Z軸方向端面に形成された開口部4141Fは、第1の空間A1内部の空気を外部に排出する排出口として機能する。
そして、+Z軸方向端面に形成された開口部周縁部分には、図9に示すように、+Z軸方向に突出する導入ダクト4141Gが形成されている。
導入ダクト4141Gは、Y軸方向から見て平面視略扇形状を有し、導入口4141G1が+X軸方向に向くように形成されている。すなわち、導入口4141G1を介して導入ダクト4141G内部に導入された空気は、導入ダクト4141Gにより−X軸方向から−Z軸方向へと略90°曲折して流通し、第3ハウジング本体4141の+Z軸方向端面に形成された開口部を介して第1の空間A1内に導入される。そして、第3ハウジング本体4141の−Z軸方向端面に形成された開口部4141Fは、第1の空間A1内部の空気を外部に排出する排出口として機能する。
延出部4142は、図9に示すように、第3ハウジング本体4141の−X軸方向端部の+Y軸方向端部から−X軸方向に延出し、ランプユニット410を組み立てた状態で、リフレクタ4112(光源装置本体411)の+Y軸方向側(プロジェクタ1を通常の状態で設置した際に、光源装置41の自重が掛かる方向と逆方向側)を覆う板体から構成される。この延出部4142は、ランプユニット410を組み立てた状態で、リフレクタ4112の平面視での外形形状に対応して、図9に示すように、−X軸方向側の一対の角部分が面取りされ、Y軸方向から見て略半円形状を有している。
この延出部4142において、+Y軸方向端面の+X軸方向側には、図7ないし図10に示すように、+Y軸方向に突出し、利用者により把持可能とする取っ手4142Aが形成されている。すなわち、利用者は、光源装置本体411を交換する際には、図2または図3に示すように、アッパーケース21からランプ交換用蓋体214を取り外し、取っ手4142Aを把持して、ランプユニット410を外装筺体2内部から取り外す。また、新品のランプユニット410(新品の光源装置本体411)を外装筺体2内部に配置する際には、取っ手4142Aを把持して、外装筺体2内部に配置する。
この延出部4142において、+Y軸方向端面の+X軸方向側には、図7ないし図10に示すように、+Y軸方向に突出し、利用者により把持可能とする取っ手4142Aが形成されている。すなわち、利用者は、光源装置本体411を交換する際には、図2または図3に示すように、アッパーケース21からランプ交換用蓋体214を取り外し、取っ手4142Aを把持して、ランプユニット410を外装筺体2内部から取り外す。また、新品のランプユニット410(新品の光源装置本体411)を外装筺体2内部に配置する際には、取っ手4142Aを把持して、外装筺体2内部に配置する。
図11は、ランプユニット410が光学部品用筐体46に支持固定された状態を示す斜視図である。
一対の固定部4143は、図9または図11に示すように、第3ハウジング本体4141の+X軸方向端部において、+Y軸方向端部のX軸方向両側から+X軸方向にそれぞれ延出するように形成されている。また、一対の固定部4143の+X軸方向先端側には、図9に示すように、光学部品用筐体46に固定するための固定用孔4143Aがそれぞれ形成されている。
そして、図11に示すように、一対の固定部4143の−Y軸方向端面を2つの光源装置支持部4612の+Y軸方向端面に当接し、各固定用孔4143Aを介して一対の固定ねじ4144を各光源装置支持部4612に螺合することで、ランプユニット410が光学部品用筐体46に支持固定される。この状態では、光源装置41から射出される光束の中心軸と光学部品用筐体46内に設定された照明光軸Aとが一致した状態となる。
一対の固定部4143は、図9または図11に示すように、第3ハウジング本体4141の+X軸方向端部において、+Y軸方向端部のX軸方向両側から+X軸方向にそれぞれ延出するように形成されている。また、一対の固定部4143の+X軸方向先端側には、図9に示すように、光学部品用筐体46に固定するための固定用孔4143Aがそれぞれ形成されている。
そして、図11に示すように、一対の固定部4143の−Y軸方向端面を2つの光源装置支持部4612の+Y軸方向端面に当接し、各固定用孔4143Aを介して一対の固定ねじ4144を各光源装置支持部4612に螺合することで、ランプユニット410が光学部品用筐体46に支持固定される。この状態では、光源装置41から射出される光束の中心軸と光学部品用筐体46内に設定された照明光軸Aとが一致した状態となる。
アウターハウジング415は、図7ないし図10に示すように、ランプユニット410を囲むように配設されるとともに、排気ファン51と接続する。このアウターハウジング415は、図7ないし図10に示すように、第1ハウジング部416と、第2ハウジング部417とを備える。
第1ハウジング部416は、図7ないし図10に示すように、ランプユニット410における−X軸方向側(光射出後方側)およびZ軸方向に互いに対向する両端面側を平面的に覆う平面視略コ字形状を有し、光軸に略直交する方向(Y軸方向)からランプユニット410をコ字状内側部分に挿通可能とする。この第1ハウジング部416は、図7ないし図10に示すように、後方側壁部4161と、一対の対向側壁部4162(+Z軸方向側の対向側壁部を4162A、−Z軸方向側の対向側壁部を4162Bとする)と、光射出前方側壁部4163とを備える。
第1ハウジング部416は、図7ないし図10に示すように、ランプユニット410における−X軸方向側(光射出後方側)およびZ軸方向に互いに対向する両端面側を平面的に覆う平面視略コ字形状を有し、光軸に略直交する方向(Y軸方向)からランプユニット410をコ字状内側部分に挿通可能とする。この第1ハウジング部416は、図7ないし図10に示すように、後方側壁部4161と、一対の対向側壁部4162(+Z軸方向側の対向側壁部を4162A、−Z軸方向側の対向側壁部を4162Bとする)と、光射出前方側壁部4163とを備える。
後方側壁部4161は、図7ないし図10に示すように、XZ平面に直交する板状部であり、ランプユニット410における−X軸方向側を平面的に覆う部分である。この後方側壁部4161は、図7ないし図9に示すように、インナーハウジング414の延出部4142の平面形状(リフレクタ4112の+Y軸方向側の平面形状)に対応して、Y軸方向から見て略円弧形状を有する。
この後方側壁部4161において、+X軸方向に延出する両端部側には、図9に示すように、表裏を貫通し、インナーハウジング414およびアウターハウジング415にて囲まれる後述する第4の空間A4内の空気を外部に排出するための開口部4161A(図9),4161B(図13参照)がそれぞれ形成されている。
この後方側壁部4161において、+X軸方向に延出する両端部側には、図9に示すように、表裏を貫通し、インナーハウジング414およびアウターハウジング415にて囲まれる後述する第4の空間A4内の空気を外部に排出するための開口部4161A(図9),4161B(図13参照)がそれぞれ形成されている。
また、この後方側壁部4161において、+Y軸方向端部側には、図7ないし図10に示すように、円弧状内側に向けてXZ平面に沿って突出し、光源装置41を組み立てた状態で、インナーハウジング414の延出部4142の外周端部に近接して配置される突出部4161Cが形成されている。この突出部4161Cは、光源装置41を組み立てた状態で、インナーハウジング414およびアウターハウジング415にて囲まれる後述する第4の空間A4内の空気が延出部4142および後方側壁部4161間の隙間を介して外部に漏れることを防止している。
さらに、この後方側壁部4161において、突出部4161Cの+Y軸方向側には、図7ないし図10に示すように、表裏を貫通し、ランプユニット410の+Y軸方向側に形成される後述する第5の空間A5の空気を−X軸方向側に流通させるスリット状の複数の開口部4161Dが形成されている。
さらに、この後方側壁部4161において、突出部4161Cの+Y軸方向側には、図7ないし図10に示すように、表裏を貫通し、ランプユニット410の+Y軸方向側に形成される後述する第5の空間A5の空気を−X軸方向側に流通させるスリット状の複数の開口部4161Dが形成されている。
一対の対向側壁部4162は、図7ないし図10に示すように、XY平面に沿って延出する板状部であり、後方側壁部4161における+X軸方向に延出する両端部に接続してX軸方向に沿って延出し、ランプユニット410におけるZ軸方向に互いに対向する両端面側をそれぞれ平面的に覆う部分である。
これら一対の対向側壁部4162において、後方側壁部4161の接続部分から−X軸方向に延出する部位4162C,4162Dは、図7または図8に示すように、その先端部分が排気ファン51の吸入口511のZ軸方向両端部側に接続し、ダクト部としての機能を有する。すなわち、ダクト部4162C,4162Dは、後述する第1の空間A1、第2の空間A2、第3の空間A3、第4の空間A4、第5の空間A5からアウターハウジング415の−X軸方向側に流通した空気を排気ファン51に導く部分である。
これら一対の対向側壁部4162において、後方側壁部4161の接続部分から−X軸方向に延出する部位4162C,4162Dは、図7または図8に示すように、その先端部分が排気ファン51の吸入口511のZ軸方向両端部側に接続し、ダクト部としての機能を有する。すなわち、ダクト部4162C,4162Dは、後述する第1の空間A1、第2の空間A2、第3の空間A3、第4の空間A4、第5の空間A5からアウターハウジング415の−X軸方向側に流通した空気を排気ファン51に導く部分である。
また、一対の対向側壁部4162のうち、+Z軸方向側の対向側壁部4162Aの+X軸方向端部には、図8に示すように、+Z軸方向に膨出し、光源装置41を組み立てた状態で、インナーハウジング414の導入ダクト4141Gの+Z軸方向側を覆う膨出部4162Eが形成されている。
光射出前方側壁部4163は、図7ないし図9に示すように、XZ平面に直交する板状部であり、一対の対向側壁部4162における+X軸方向側端部間を接続し、光源装置41を組み立てた状態で、インナーハウジング414の+X軸方向側でかつ+Y軸方向側に位置する。そして、光射出前方側壁部4163は、具体的な図示は省略するが、光源装置41を光学部品用筐体46に設置した状態で、光学部品用筐体46の+Y軸方向側に位置するように配設される。
この光射出前方側壁部4163には、図7ないし図9に示すように、表裏を貫通し、ランプユニット410の+Y軸方向側に形成される後述する第5の空間A5に空気を導入させるスリット状の複数の開口部4163Aが形成されている。
この光射出前方側壁部4163には、図7ないし図9に示すように、表裏を貫通し、ランプユニット410の+Y軸方向側に形成される後述する第5の空間A5に空気を導入させるスリット状の複数の開口部4163Aが形成されている。
以上説明した第1ハウジング部416は、各部位4161〜4163の+Y軸方向端部(第2ハウジング部417に離間する側の端部)が略面一となり、プロジェクタ1を組み立てた状態で、図2または図3に示すように、+Y軸方向端部がインナーハウジング414の+Y軸方向端面(取っ手4142Aを除く)よりも+Y軸方向側に位置し、外装筺体2におけるランプ交換用開口部213A周縁に近接配置される。
なお、第1ハウジング部416における+Y軸方向端部とランプ交換用開口部213Aとは、当接するように構成してもよく、あるいは、所定の間隔が空くように構成してもよい。所定の間隔が空くように構成した場合には、第1ハウジング部416における+Y軸方向端部とランプ交換用開口部213Aとの隙間を介して光源装置41以外の他の領域に人の指を挿入不可能な間隔(例えば、4mm以下)に設定することが好ましい。
すなわち、蓋体設置用凹部213にランプ交換用蓋体214を取り付け、ランプ交換用蓋体214にてランプ交換用開口部213Aを閉塞した状態では、ランプ交換用蓋体214(板体2141Aの裏面、一対のリブ2141B,2141C間)、第1ハウジング部416における+Y軸方向端部、インナーハウジング414の+Y軸方向端面で囲まれた第5の空間A5(図2、図3)が形成される。
また、上述した第1ハウジング部416は、各部位4161,4162の−Y軸方向端部(第2ハウジング部417に近接する側の端部)もまた略面一となるように設定されている。
なお、第1ハウジング部416における+Y軸方向端部とランプ交換用開口部213Aとは、当接するように構成してもよく、あるいは、所定の間隔が空くように構成してもよい。所定の間隔が空くように構成した場合には、第1ハウジング部416における+Y軸方向端部とランプ交換用開口部213Aとの隙間を介して光源装置41以外の他の領域に人の指を挿入不可能な間隔(例えば、4mm以下)に設定することが好ましい。
すなわち、蓋体設置用凹部213にランプ交換用蓋体214を取り付け、ランプ交換用蓋体214にてランプ交換用開口部213Aを閉塞した状態では、ランプ交換用蓋体214(板体2141Aの裏面、一対のリブ2141B,2141C間)、第1ハウジング部416における+Y軸方向端部、インナーハウジング414の+Y軸方向端面で囲まれた第5の空間A5(図2、図3)が形成される。
また、上述した第1ハウジング部416は、各部位4161,4162の−Y軸方向端部(第2ハウジング部417に近接する側の端部)もまた略面一となるように設定されている。
第2ハウジング部417は、図7ないし図10に示すように、ランプユニット410における第1ハウジング部416への挿通方向(Y軸方向)に交差する端面側(−Y軸方向端面側)を平面的に覆う平面形状を有し、第1ハウジング部416に接続する。この第2ハウジング部417は、図9に示すように、板状部4171と、一対の接続部4172(+Z軸方向側の接続部を4172A、−Z軸方向側の接続部を4172Bとする)とを備える。
板状部4171は、図9または図10に示すように、XZ平面に沿って延出する板状部であり、ランプユニット410(リフレクタ4112)における−Y軸方向側を平面的に覆う部分である。この板状部4171の−X軸方向側は、図9に示すように、インナーハウジング414の延出部4142の平面形状(リフレクタ4112の−Y軸方向側の平面形状)に対応して、Y軸方向から見て略半円形状を有する。
板状部4171は、図9または図10に示すように、XZ平面に沿って延出する板状部であり、ランプユニット410(リフレクタ4112)における−Y軸方向側を平面的に覆う部分である。この板状部4171の−X軸方向側は、図9に示すように、インナーハウジング414の延出部4142の平面形状(リフレクタ4112の−Y軸方向側の平面形状)に対応して、Y軸方向から見て略半円形状を有する。
この板状部4171において、−X軸方向側には、図9または図10に示すように、表裏を貫通し、インナーハウジング414およびアウターハウジング415にて囲まれる後述する第2の空間A2の空気を外部に排出するための複数の開口部4171Aが形成されている。
また、この板状部4171において、半円形状の外周端部には、図9または図10に示すように、第1ハウジング部416に向けて+Y軸方向に突出する起立片4171Bが形成されている。この起立片4171Bは、図9に示すように、+X軸方向に延出する両端部が接続部4172に接続するとともに、突出方向高さ寸法が一対の接続部4172の高さ寸法(板状部4171から高さ寸法)よりも小さくなるように設定されている。
そして、板状部4171は、図10に示すように、光源装置41を組み立てた状態で、−X軸方向端部が第1ハウジング部416の後方側壁部4161よりも+X軸方向側にずれた位置に配設され、後方側壁部4161の−Y軸方向端部と起立片4171Bの+Y軸方向端部との間に、Y軸方向に沿ってアウターハウジング415内外を貫通した空気流通開口部415Aが形成される。
また、この板状部4171において、半円形状の外周端部には、図9または図10に示すように、第1ハウジング部416に向けて+Y軸方向に突出する起立片4171Bが形成されている。この起立片4171Bは、図9に示すように、+X軸方向に延出する両端部が接続部4172に接続するとともに、突出方向高さ寸法が一対の接続部4172の高さ寸法(板状部4171から高さ寸法)よりも小さくなるように設定されている。
そして、板状部4171は、図10に示すように、光源装置41を組み立てた状態で、−X軸方向端部が第1ハウジング部416の後方側壁部4161よりも+X軸方向側にずれた位置に配設され、後方側壁部4161の−Y軸方向端部と起立片4171Bの+Y軸方向端部との間に、Y軸方向に沿ってアウターハウジング415内外を貫通した空気流通開口部415Aが形成される。
なお、本実施形態では、後方側壁部4161の−Y軸方向端部と、起立片4171Bの+Y軸方向端部とは、図10に示すように、後方側壁部4161の−Y軸方向端部が起立片4171Bの+Y軸方向端部よりも+Y軸方向側に位置するように形成されていたが、これに限らない。後方側壁部4161の−Y軸方向端部と起立片4171Bの+Y軸方向端部との間にY軸方向に沿ってアウターハウジング415内外を貫通した空気流通開口部415Aが形成されれば、後方側壁部4161の−Y軸方向端部と起立片4171Bの+Y軸方向端部とがY軸方向に同一位置に位置するように構成してもよく、後方側壁部4161の−Y軸方向端部が起立片4171Bの+Y軸方向端部よりも−Y軸方向側に位置するように構成しても構わない。
一対の接続部4172は、板状部4171におけるZ軸方向両端部側にそれぞれ立設され、略面一(板状部4171からの高さ寸法が略同一)の+Y軸方向端部にて第1ハウジング部416における一対の対向側壁部4162の−Y軸方向端部に接続する。そして、一対の接続部4172は、起立片4171Bにおける+X軸方向に延出する両端部にそれぞれ接続し、光源装置41を組み立てた状態で、起立片4171Bとともにランプユニット410のZ軸方向に対向する両端面側、および−X軸方向側を平面的に囲うように配設される。
これら一対の接続部4172において、−X軸方向側には、図9に示すように、−X軸方向に沿ってそれぞれ延出し、排気ファン51に接続するファン接続部4172C,4172Dがそれぞれ形成されている。
これら一対の接続部4172において、−X軸方向側には、図9に示すように、−X軸方向に沿ってそれぞれ延出し、排気ファン51に接続するファン接続部4172C,4172Dがそれぞれ形成されている。
より具体的に、排気ファン51の吸入口511側の端面には、図9に示すように、四隅角部分に排気ファン51を所定位置に固定するための固定用孔513がそれぞれ形成されている。また、一対のファン接続部4172C,4172Dの先端部分には、図9に示すように、固定用孔513に嵌合可能とする固定用突起4172E,4172Fがそれぞれ形成されている。そして、第2ハウジング部417における一対の固定用突起4172E,4172Fを排気ファン51の−Y軸方向側の一対の固定用孔513に嵌合することで、排気ファン51が第2ハウジング部417(光源装置41)に固定される。
以上説明した第2ハウジング部417は、第1ハウジング部416と接続した状態で、複数の固定部4173(図7〜図9)を介して、ねじ等により外装筺体2のロアーケース22の底面に固定される。
そして、プロジェクタ1を組み立てた状態では、第2ハウジング部417の板状部4171は、図10に示すように、ランプユニット410の−Y軸方向側に対して所定の間隔を空けて配設され、ランプユニット410の−Y軸方向側、および第2ハウジング部417(板状部4171、起立片4171B、一対の接続部4172)で囲まれた第2の空間A2が形成される。
そして、プロジェクタ1を組み立てた状態では、第2ハウジング部417の板状部4171は、図10に示すように、ランプユニット410の−Y軸方向側に対して所定の間隔を空けて配設され、ランプユニット410の−Y軸方向側、および第2ハウジング部417(板状部4171、起立片4171B、一対の接続部4172)で囲まれた第2の空間A2が形成される。
また、プロジェクタ1を組み立てた状態では、インナーハウジング414を構成する第3ハウジング本体4141の−Z軸方向端面、第1ハウジング部416の対向側壁部4162B、第2ハウジング部417の板状部4171および接続部4172Bで囲まれた第3の空間A3(図12参照)が形成される。
さらに、プロジェクタ1を組み立てた状態では、図10に示すように、光源装置本体411の光射出後方側に、リフレクタ4112の−X軸方向側、インナーハウジング414の延出部4142、第1ハウジング部416(後方側壁部4161、一対の対向側壁部4162)、および第2ハウジング部417で囲まれた第4の空間A4が形成される。
さらに、プロジェクタ1を組み立てた状態では、図10に示すように、光源装置本体411の光射出後方側に、リフレクタ4112の−X軸方向側、インナーハウジング414の延出部4142、第1ハウジング部416(後方側壁部4161、一対の対向側壁部4162)、および第2ハウジング部417で囲まれた第4の空間A4が形成される。
〔光源装置の冷却構造〕
次に、上述した光源装置41の冷却構造を図面に基づいて説明する。
図12ないし図14は、光源装置41の冷却構造を説明するための図である。なお、図12では、説明の便宜上、第1ハウジング部416の一部(対向側壁部4162B等)や第2ハウジング部417の一部(ファン接続部4172A等)を省略している。また、図14では、説明の便宜上、ランプユニット410を省略している。
排気ファン51が駆動すると、図10、図12ないし図14に示すように、第1の空気流通路C1、第2の空気流通路C2、第3の空気流通路C3、第4の空気流通路C4、第5の空気流通路C5、および蓋体空気流通路C6を辿って空気が流通する。
次に、上述した光源装置41の冷却構造を図面に基づいて説明する。
図12ないし図14は、光源装置41の冷却構造を説明するための図である。なお、図12では、説明の便宜上、第1ハウジング部416の一部(対向側壁部4162B等)や第2ハウジング部417の一部(ファン接続部4172A等)を省略している。また、図14では、説明の便宜上、ランプユニット410を省略している。
排気ファン51が駆動すると、図10、図12ないし図14に示すように、第1の空気流通路C1、第2の空気流通路C2、第3の空気流通路C3、第4の空気流通路C4、第5の空気流通路C5、および蓋体空気流通路C6を辿って空気が流通する。
具体的に、第1の空気流通路C1では、以下に示すように、空気が流通する。
すなわち、図12に示すように、光源装置41の+X軸方向側の空気がインナーハウジング414の導入口4141G1を介して導入ダクト4141Gにて導かれ、第3ハウジング本体4141の+Z軸方向端面に形成された開口部を介して第1の空間A1に導入される。第1の空間A1内に導入された空気は、光源ランプ4111に対して水平方向(−Z軸方向)に送風され、光源ランプ4111やリフレクタ4112の+X軸方向側(反射面等)を冷却する。冷却後の空気は、図12に示すように、第3ハウジング本体4141の−Z軸方向端面に形成された排出口4141Fを介して第1の空間A1から第3の空間A3に排出される。
すなわち、図12に示すように、光源装置41の+X軸方向側の空気がインナーハウジング414の導入口4141G1を介して導入ダクト4141Gにて導かれ、第3ハウジング本体4141の+Z軸方向端面に形成された開口部を介して第1の空間A1に導入される。第1の空間A1内に導入された空気は、光源ランプ4111に対して水平方向(−Z軸方向)に送風され、光源ランプ4111やリフレクタ4112の+X軸方向側(反射面等)を冷却する。冷却後の空気は、図12に示すように、第3ハウジング本体4141の−Z軸方向端面に形成された排出口4141Fを介して第1の空間A1から第3の空間A3に排出される。
また、第2の空気流通路C2では、以下に示すように、空気が流通する。
すなわち、ランプユニット410の−Y軸方向側に形成された第2の空間A2の空気は、図10または図13に示すように、−X軸方向側に向けて流通し、第2ハウジング部417の複数の開口部4171Aを介して第2の空間A2外部(板状部4171の−Y軸方向側)に排出される。第2の空間A2外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、第2の空気流通路C2を辿って空気が流通することで、ランプユニット410の−Y軸方向側(リフレクタ4112の−Y軸方向側、第3ハウジング本体4141の−Y軸方向側)や、第2ハウジング部417が冷却される。
すなわち、ランプユニット410の−Y軸方向側に形成された第2の空間A2の空気は、図10または図13に示すように、−X軸方向側に向けて流通し、第2ハウジング部417の複数の開口部4171Aを介して第2の空間A2外部(板状部4171の−Y軸方向側)に排出される。第2の空間A2外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、第2の空気流通路C2を辿って空気が流通することで、ランプユニット410の−Y軸方向側(リフレクタ4112の−Y軸方向側、第3ハウジング本体4141の−Y軸方向側)や、第2ハウジング部417が冷却される。
また、第3の空気流通路C3では、以下に示すように、空気が流通する。
すなわち、第3の空間A3の空気(例えば、第1の空間A1から排出口4141Fを介して流出した空気)は、図12または図13に示すように、−X軸方向側に向けて流通し、第4の空間A4に流通する。
すなわち、第3の空間A3の空気(例えば、第1の空間A1から排出口4141Fを介して流出した空気)は、図12または図13に示すように、−X軸方向側に向けて流通し、第4の空間A4に流通する。
また、第4の空気流通路C4では、以下に示すように、空気が流通する。
すなわち、第4の空間A4の空気(例えば、第3の空間A3から流通した空気)は、図12または図13に示すように、後方側壁部4161に形成された開口部4161A,4161Bや、アウターハウジング415が有する空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4外部(アウターハウジング415の−X軸方向側)に排出される。第4の空間A4外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、第4の空気流通路C4を辿って空気が流通することで、ランプユニット410の−X軸方向側(リフレクタ4112の−X軸方向側(反射面と反対側の面等)が冷却される。
すなわち、第4の空間A4の空気(例えば、第3の空間A3から流通した空気)は、図12または図13に示すように、後方側壁部4161に形成された開口部4161A,4161Bや、アウターハウジング415が有する空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4外部(アウターハウジング415の−X軸方向側)に排出される。第4の空間A4外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、第4の空気流通路C4を辿って空気が流通することで、ランプユニット410の−X軸方向側(リフレクタ4112の−X軸方向側(反射面と反対側の面等)が冷却される。
また、第5の空気流通路C5では、以下に示すように、空気が流通する。
すなわち、図12または図14に示すように、光源装置41の+X軸方向側の空気が第1ハウジング部416の複数の開口部4163Aを介して、第5の空間A5に導入される。第5の空間A5に導入された空気は、図12または図14に示すように、−X軸方向側に向けて流通し、第1ハウジング部416の複数の開口部4161Dを介して第5の空間A5外部(第1ハウジング部416の−X軸方向側)に排出される。第5の空間A5外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、第5の空気流通路C5を辿って空気が流通することで、ランプ交換用蓋体214や、ランプユニット410の+Y軸方向側(インナーハウジング414を構成する第3ハウジング本体4141および延出部4142の+Y軸方向側)が冷却される。
すなわち、図12または図14に示すように、光源装置41の+X軸方向側の空気が第1ハウジング部416の複数の開口部4163Aを介して、第5の空間A5に導入される。第5の空間A5に導入された空気は、図12または図14に示すように、−X軸方向側に向けて流通し、第1ハウジング部416の複数の開口部4161Dを介して第5の空間A5外部(第1ハウジング部416の−X軸方向側)に排出される。第5の空間A5外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、第5の空気流通路C5を辿って空気が流通することで、ランプ交換用蓋体214や、ランプユニット410の+Y軸方向側(インナーハウジング414を構成する第3ハウジング本体4141および延出部4142の+Y軸方向側)が冷却される。
また、蓋体空気流通路C6では、以下に示すように、空気が流通する。
すなわち、図4または図12に示すように、第5の空気流通路C5を辿って第5の空間A5に導入された空気の一部は、導入口C6A(図4)を介して第6の空間A6(図4)に導入され、−X軸方向に流通し、排出口C6Bを介して第6の空間A6外部に排出される。第6の空間A6外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、蓋体空気流通路C6を辿って空気が流通することで、熱緩衝部材2142や蓋体本体2141等が冷却される。
すなわち、図4または図12に示すように、第5の空気流通路C5を辿って第5の空間A5に導入された空気の一部は、導入口C6A(図4)を介して第6の空間A6(図4)に導入され、−X軸方向に流通し、排出口C6Bを介して第6の空間A6外部に排出される。第6の空間A6外部に排出された空気は、排気ファン51により吸入され、排気口217,221を介して外装筺体2外部に排出される。そして、蓋体空気流通路C6を辿って空気が流通することで、熱緩衝部材2142や蓋体本体2141等が冷却される。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、アウターハウジング415において、第2ハウジング部417の板状部4171は、光源装置41を組み立てた状態で、−X軸方向端部が第1ハウジング部416の後方側壁部4161よりも+X軸方向側にずれた位置に配設される。このことにより、第1ハウジング部416および第2ハウジング部417の2体を組み合わせるだけで、アウターハウジング415(第4の空間A4)内外に空気を流通可能とする空気流通開口部415Aを容易に構成できる。そして、空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4内外に空気を流通させることで、アウターハウジング415内部の光源装置本体411(光源ランプ4111およびリフレクタ4112)を効率的に冷却できる。
本実施形態では、アウターハウジング415において、第2ハウジング部417の板状部4171は、光源装置41を組み立てた状態で、−X軸方向端部が第1ハウジング部416の後方側壁部4161よりも+X軸方向側にずれた位置に配設される。このことにより、第1ハウジング部416および第2ハウジング部417の2体を組み合わせるだけで、アウターハウジング415(第4の空間A4)内外に空気を流通可能とする空気流通開口部415Aを容易に構成できる。そして、空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4内外に空気を流通させることで、アウターハウジング415内部の光源装置本体411(光源ランプ4111およびリフレクタ4112)を効率的に冷却できる。
また、空気流通開口部415Aは、第1ハウジング部416の後方側壁部4161と第2ハウジング部417の起立片4171Bとがずれた状態で接続することにより形成された隙間であり、第1ハウジング部416へのランプユニット410の挿通方向(Y軸方向)に沿ってアウターハウジング415内外に貫通するように構成される。すなわち、空気流通開口部415Aは、光源装置本体411から射出される光束の光軸に略平行した開口として構成される(光源装置本体411から射出される光束の光軸に沿ってアウターハウジング415外部から空気流通開口部415Aを見た場合にアウターハウジング415内部が見えないように構成される)。このことにより、光源装置本体411から射出された光束の一部は、空気流通開口部415Aの周縁部分(後方側壁部4161および起立片4171B)にて遮光されることとなり、空気流通開口部415Aを介してアウターハウジング415外部に漏れることがない。すなわち、排気口217,221等を介して、外装筺体2外部に光が漏れることを防止でき、投影画像を観賞する観賞者に不快感を与えるおそれがない。
したがって、アウターハウジング415を第1ハウジング部416および第2ハウジング部417の2体の簡素な構造としつつ、光源装置本体411を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できる。
したがって、アウターハウジング415を第1ハウジング部416および第2ハウジング部417の2体の簡素な構造としつつ、光源装置本体411を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できる。
さらに、第1ハウジング部416は、プロジェクタ1を組み立てた状態で、+Y軸方向端部がランプ交換用開口部213A周縁に近接配置されている。このことにより、例えば、ランプユニット410を交換する際等において、ランプ交換用蓋体214を蓋体設置用凹部213から取り外した状態で、ランプ交換用開口部213Aを介して、外装筐体2外部から外装筺体2内部における光源装置41以外の部材に塵埃等が入り込むことを防止できる。また、上記の状態で、利用者が、外装筺体2内部における光源装置41以外の部材に手を触れることを防止でき、光源装置41以外の部材に手を触れることによるプロジェクタ1の不具合を防止できる。さらに、プロジェクタ1の駆動時において、光源装置41以外の領域から、ランプ交換用開口部213Aおよびランプ交換用蓋体214に向かう光を第1ハウジング部416にて遮光でき、ランプ交換用開口部213Aおよびランプ交換用蓋体214の隙間からプロジェクタ1外部に光が漏れることを防止できる。
また、ランプ交換用蓋体214は、蓋体本体2141および熱緩衝部材2142を備えているので、光源装置本体411からランプ交換用蓋体214への放射熱を熱緩衝部材2142が受けることとなり、蓋体本体2141への熱の伝達を抑制できる。
さらに、ランプ交換用蓋体214は、蓋体本体2141および熱緩衝部材2142に所定の隙間が設定され、該隙間を介して空気を流通可能とする蓋体空気流通路C6を有する。このことにより、蓋体空気流通路C6を辿って空気を流通させることで、光源装置本体411からの放射熱により温度が上昇した熱緩衝部材2142を冷却することができるとともに、熱緩衝部材2142から伝達された熱による蓋体本体2141の温度上昇も効果的に低減できる。
さらに、ランプ交換用蓋体214は、蓋体本体2141および熱緩衝部材2142に所定の隙間が設定され、該隙間を介して空気を流通可能とする蓋体空気流通路C6を有する。このことにより、蓋体空気流通路C6を辿って空気を流通させることで、光源装置本体411からの放射熱により温度が上昇した熱緩衝部材2142を冷却することができるとともに、熱緩衝部材2142から伝達された熱による蓋体本体2141の温度上昇も効果的に低減できる。
さらにまた、排気ファン51は、光源装置41の−X軸方向側で空気流通開口部415A近傍に配設され、空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4の空気を吸入して吐出する。このことにより、排気ファン51により空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4の空気を吸入して吐出することで、光源装置本体411により温められた空気が第4の空間A4に滞留することがなく、光源装置本体411を良好に冷却できる。
また、蓋体空気流通路C6は、排気ファン51における空気の吸入方向に沿う方向に空気を流通可能に形成されている。このことにより、排気ファン51により空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4の空気を吸入するとともに、蓋体空気流通路C6を辿って空気を流通させることができ、光源装置本体411およびランプ交換用蓋体214の双方を一括して冷却できる。
また、蓋体空気流通路C6は、排気ファン51における空気の吸入方向に沿う方向に空気を流通可能に形成されている。このことにより、排気ファン51により空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4の空気を吸入するとともに、蓋体空気流通路C6を辿って空気を流通させることができ、光源装置本体411およびランプ交換用蓋体214の双方を一括して冷却できる。
さらに、ランプハウジング413は、第1ハウジング部416および第2ハウジング部417で構成されるアウターハウジング415の他、導入口4141G1および排出口4141Fを有する筒状の第3ハウジング本体4141、および延出部4142を有するインナーハウジング414を備える。そして、アウターハウジング415は、インナーハウジング414により光源装置本体411および平行化レンズ412が一体化されたランプユニット410の−X軸方向側、Z軸方向に対向する両端面側、および−Y軸方向側を平面的に覆うように形成されている。このことにより、アウターハウジング415、およびインナーハウジング414における延出部4142によって、光源装置本体411を囲み、光源装置本体411から射出された光束の一部がランプハウジング413外部に漏れることを確実に防止できる。また、第3ハウジング本体4141は、導入口4141G1を介して内部の第1の空間A1に空気を流通させ、排出口4141Fを介して第1の空間A1の空気を外部に排出できるので、第1の空間A1に配置される光源ランプ4111、およびリフレクタ4112の光射出前方側を第1の空気流通路C1を辿って流通する空気により効率的に冷却できる。さらに、インナーハウジング414がアウターハウジング415により覆われているので、第1の空間A1から排出口4141Fを介して排出された空気を、第3の空気流通路C3および第4の空気流通路C4を辿って第3の空間A3から第4の空間A4に流通させ空気流通開口部415Aや開口部4162A,4162Bを介してランプハウジング413外部に排出できる。すなわち、アウターハウジング415をダクトとして機能させ、第1の空間A1から排出口4141Fを介して排出された空気を所定位置(空気流通開口部415Aや開口部4162A,4162B)に導くことができ、別途、ダクト部材を設ける必要がない。
また、空気流通開口部415Aは、アウターハウジング415における−X軸方向側(光射出後方側)の部位に形成されている。すなわち、空気流通開口部415Aは、光源装置本体411におけるリフレクタ4112の−X軸方向側に位置する。このことにより、第1の空気流通路C1を辿って空気を流通させることで光源ランプ4111とリフレクタ4112の+X軸方向側(反射面等)とを良好に冷却できるとともに、第3の空気流通路C3や第4の空気流通路C4を辿って空気流通開口部415Aや開口部4162A,4162Bを介して第4の空間A4の空気をランプハウジング413外部に排出することでリフレクタ4112の−X軸方向側(反射面と反対側の面等)を良好に冷却できる。したがって、光源装置本体411をより効率的に冷却できる。
また、本実施形態では、光源装置41内部、および光源装置41周辺には、第1の空気流通路C1、第3の空気流通路C3、第4の空気流通路C4、および蓋体空気流通路C6の他、第2の空気流通路C2および第5の空気流通路C5が設定されているので、ランプユニット410の−Y軸方向側、第2ハウジング部417、ランプ交換用蓋体214、およびランプユニット410の+Y軸方向側をさらに冷却でき、光源装置41やランプ交換用蓋体214をさらに一層効率的に冷却できる。
さらに、第2ハウジング部417には起立片4171Bが形成されている。また、空気流通開口部415Aは、第1ハウジング部416の後方側壁部4161と第2ハウジング417の起立片4171Bとがずれた状態で接続することにより形成された隙間で構成される。このことにより、例えば起立片4171Bを設けない構成と比較して、光源装置本体411から射出される光束の光軸に近接した位置に空気流通開口部415Aを位置付けることができ、第4の空間A4の空気が滞留することなくリフレクタ4112の光射出後方側の全領域に亘る空気を空気流通開口部415Aを介して第4の空間A4外部に効率的に排出することができ、光源装置本体411をさらに一層効率的に冷却できる。
以上のように、光源装置41の冷却効率の向上が図れるため、プロジェクタ1の駆動停止後の一定期間、排気ファン51等を駆動させて光源装置41を冷却するクールダウンを実施する必要がなく、プロジェクタ1の静音化が図れる。
以上のように、光源装置41の冷却効率の向上が図れるため、プロジェクタ1の駆動停止後の一定期間、排気ファン51等を駆動させて光源装置41を冷却するクールダウンを実施する必要がなく、プロジェクタ1の静音化が図れる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、空気流通開口部415Aは、アウターハウジング415における−X軸方向側(光射出後方側)の部位に形成されていたが、これに限らない。すなわち、第1ハウジング部416における第2ハウジング部417に近接する側の端部の一部が第2ハウジング部417に対して光源装置本体411から離間する方向にずれた位置に位置付けられることで空気流通開口部415Aが形成されていれば、その形成位置は、特に限定されず、アウターハウジング415の+Z軸方向側の部位に形成してもよく、あるいは、−Z軸方向側の部位に形成しても構わない。第2ハウジング部417における起立片4171Bの形成位置も同様である。
同様に、排気ファン51は、アウターハウジング415における−X軸方向側に配設されていたが、その配設位置は、特に限定されない。例えば、空気流通開口部415Aの形成位置を上述したようにアウターハウジング415の+Z軸方向側の部位あるいは−Z軸方向側の部位に形成した場合には、空気流通開口部415Aの形成位置に対応した位置に配置することが好ましい。
前記実施形態では、空気流通開口部415Aは、アウターハウジング415における−X軸方向側(光射出後方側)の部位に形成されていたが、これに限らない。すなわち、第1ハウジング部416における第2ハウジング部417に近接する側の端部の一部が第2ハウジング部417に対して光源装置本体411から離間する方向にずれた位置に位置付けられることで空気流通開口部415Aが形成されていれば、その形成位置は、特に限定されず、アウターハウジング415の+Z軸方向側の部位に形成してもよく、あるいは、−Z軸方向側の部位に形成しても構わない。第2ハウジング部417における起立片4171Bの形成位置も同様である。
同様に、排気ファン51は、アウターハウジング415における−X軸方向側に配設されていたが、その配設位置は、特に限定されない。例えば、空気流通開口部415Aの形成位置を上述したようにアウターハウジング415の+Z軸方向側の部位あるいは−Z軸方向側の部位に形成した場合には、空気流通開口部415Aの形成位置に対応した位置に配置することが好ましい。
また、前記実施形態では、後方側壁部4161が平板状に形成され起立片4171Bに対して−X軸方向側にずれた位置に位置付けられることで、空気流通部415Aが形成されていた。しかしながら、上述したように、空気流通開口部415Aとしては第1ハウジング部416(後方側壁部4161)における第2ハウジング部417に近接する側の端部の一部が第2ハウジング部417に対して光源装置本体411から離間する方向にずれた位置に位置付けられることで形成されればよく、例えば、後方側壁部4161として、第2ハウジング部417に近接する側の端部が光源装置本体411から離間する方向にずれた段付形状を有する構成を採用しても構わない。
前記実施形態では、熱緩衝部材2142は金属材料で構成された板体であったが、これに限らず、耐熱性の高いPPS(ポリフェニレンサルファイド)等のプラスチック材を採用してもよい。
前記実施形態では、熱緩衝部材2142は金属材料で構成された板体であったが、これに限らず、耐熱性の高いPPS(ポリフェニレンサルファイド)等のプラスチック材を採用してもよい。
前記実施形態では、色合成光学装置としてクロスダイクロイックプリズム454を採用していたが、これに限らず、ダイクロイックミラーを複数用いることで各色光を合成する構成を採用してもよい。
前記実施形態では、光学ユニット4は、平面視略L字形状を有するように形成されていたが、この平面形状は、いずれの形状でもよく、例えば、平面視略U字形状を有するように形成しても構わない。
前記実施形態において、リフレクタ4112としてパラボラリフレクタを用い平行化レンズ412を省略した場合には、インナーハウジング414における平行化レンズ支持部4141Eに透光性部材(防爆ガラス)を配設することが好ましい。
前記実施形態では、光学ユニット4は、平面視略L字形状を有するように形成されていたが、この平面形状は、いずれの形状でもよく、例えば、平面視略U字形状を有するように形成しても構わない。
前記実施形態において、リフレクタ4112としてパラボラリフレクタを用い平行化レンズ412を省略した場合には、インナーハウジング414における平行化レンズ支持部4141Eに透光性部材(防爆ガラス)を配設することが好ましい。
前記実施形態では、プロジェクタ1は、液晶パネル451を3つ備える三板式のプロジェクタで構成していたが、これに限らず、液晶パネルを1つ備える単板式のプロジェクタで構成しても構わない。また、液晶パネルを2つ備えるプロジェクタや、液晶パネルを4つ以上備えるプロジェクタとして構成しても構わない。
前記実施形態では、光入射面と光射出面とが異なる透過型の液晶パネルを用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いてもよい。この場合は、光束入射側および光束射出側の偏光板452,453は省略できる。
前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
前記実施形態では、光入射面と光射出面とが異なる透過型の液晶パネルを用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いてもよい。この場合は、光束入射側および光束射出側の偏光板452,453は省略できる。
前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明のプロジェクタは、簡素な構造で、光源装置を効率的に冷却でき、かつ、外部への漏れ光を防止できるため、プレゼンテーションやホームシアタに用いられるプロジェクタとして利用できる。
1・・・プロジェクタ、2・・・外装筺体、3・・・投射レンズ(投射光学装置)、41・・・光源装置、51・・・排気ファン(冷却ファン)、213A・・・ランプ交換用開口部、214・・・ランプ交換用蓋体、411・・・光源装置本体、413・・・ランプハウジング、414・・・インナーハウジング(第3ハウジング部)、415A・・・空気流通開口部、416・・・第1ハウジング部、417・・・第2ハウジング部、451・・・液晶パネル(光変調装置)、2141・・・蓋体本体、2142・・・熱緩衝部材、4111・・・光源ランプ、4112・・・リフレクタ、4141・・・第3ハウジング本体、4141G1・・・導入口、4141F・・・排出口、4161・・・後方側壁部、4162・・・対向側壁部、4171B・・・起立片、A1・・・空間、C6・・・蓋体空気流通路。
Claims (7)
- 光源装置と、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記変調された光束を拡大投射する投射光学装置と、前記光源装置、前記光変調装置、および前記投射光学装置を内部に収納配置する外装筺体とを備えたプロジェクタであって、
前記光源装置は、光源ランプ、および前記光源ランプから放射された光束を一定方向に揃えて射出するリフレクタを有する光源装置本体と、前記光源装置本体を支持するランプハウジングとを備え、
前記ランプハウジングは、
前記光源装置本体の光射出後方側を平面的に覆う後方側壁部、および前記光源装置本体から射出される光束の光軸に沿って延出し前記光源装置本体の対向する各端面側を平面的に覆う一対の対向側壁部を備えた平面視略コ字形状を有し、前記光軸に略直交する方向から前記光源装置本体をコ字状内側部分に挿通可能とする第1ハウジング部と、
前記光源装置本体における前記第1ハウジング部への挿通方向に交差する端面側を平面的に覆う平面形状を有し、前記第1ハウジング部に接続する第2ハウジング部とを備え、
前記第1ハウジング部および前記第2ハウジング部は、互いに接続した状態で、前記第1ハウジング部における前記第2ハウジング部に近接する側の端部の一部が前記第2ハウジング部に対して前記光源装置本体から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、前記挿通方向に沿って前記ランプハウジング内外に貫通した空気流通開口部を有することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記外装筺体には、前記第2ハウジング部の配設側とは反対側の端面において、前記光源装置の配設位置に対応した位置に、前記ランプハウジングから前記光源装置本体を着脱可能とするランプ交換用開口部が形成され、
前記ランプ交換用開口部を閉塞可能とするランプ交換用蓋体を備え、
前記第1ハウジング部は、前記第2ハウジング部に離間する側の端部が前記外装筺体における前記ランプ交換用開口部周縁に近接配置されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
前記外装筺体には、前記第2ハウジング部の配設側とは反対側の端面において、前記光源装置の配設位置に対応した位置に、前記ランプハウジングから前記光源装置本体を着脱可能とするランプ交換用開口部が形成され、
前記ランプ交換用開口部を閉塞可能とするランプ交換用蓋体を備え、
前記ランプ交換用蓋体は、前記ランプ交換用開口部を閉塞可能とする蓋体本体と、前記蓋体本体における前記光源装置本体に対向する端面に対して所定の隙間を有するように取り付けられ前記光源装置本体からの放射熱を緩衝する熱緩衝部材とを備え、前記蓋体本体と前記熱緩衝部材との隙間を介して空気を流通可能とする蓋体空気流通路を有していることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
前記空気流通開口部近傍に配設され、前記空気流通開口部を介して前記ランプハウジング内部の空気を吸入して吐出する冷却ファンを備え、
前記蓋体空気流通路は、前記冷却ファンにおける空気の吸入方向に沿う方向に空気を流通可能に形成されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記ランプハウジングは、前記光源装置本体を支持する第3ハウジング部を備え、
前記第3ハウジング部は、前記リフレクタの光射出前方側端部を支持し前記リフレクタの光射出前方側端部から光射出前方側に延出して内部に空間を有する筒状の第3ハウジング本体と、前記光源装置本体を挟んで前記第2ハウジング部に対向するように延出する延出部とを備え、
前記第3ハウジング本体には、前記空間に空気を導入するための導入口と、前記空間の空気を外部に排出するための排出口とが形成され、
前記第1ハウジング部は、前記光源装置本体を支持した前記第3ハウジング部の光射出後方側、および対向する各端面側を平面的に覆うように形成され、
前記第2ハウジング部は、前記光源装置本体を支持した前記第3ハウジング部における前記第1ハウジング部への挿通方向に交差する端面側を平面的に覆うように形成されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記第1ハウジング部および前記第2ハウジング部は、互いに接続した状態で、前記第1ハウジング部の前記後方側壁部における前記第2ハウジング部に近接する側の端部の少なくとも一部が前記第2ハウジング部に対して前記光源装置本体から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、前記挿通方向に沿って前記ランプハウジング内外に貫通した前記空気流通開口部を有することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記第2ハウジング部には、前記第1ハウジング部に向けて突出する起立片が形成され、
前記第1ハウジング部および前記第2ハウジング部は、互いに接続した状態で、前記第1ハウジング部における前記第2ハウジング部に近接する側の端部の一部が前記第2ハウジング部の前記起立片に対して前記光源装置本体から離間する方向にずれた位置に位置付けられ、前記挿通方向に沿って前記ランプハウジング内外に貫通した前記空気流通開口部を有することを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010197848A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Seiko Epson Corp | プロジェクター |
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-
2006
- 2006-09-22 JP JP2006257416A patent/JP2008076861A/ja not_active Withdrawn
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