JP2814201B2 - ヒートシンクの取付方法及びヒートシンク - Google Patents

ヒートシンクの取付方法及びヒートシンク

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板に取り
付けた状態で使用する放熱部品、例えばパワートランジ
スタ用のヒートシンクの取付方法及びこの方法に直接用
いるヒートシンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ヒートシンクのプリント基板への取
付方法として図13乃至図16に示すものがあった。前
記ヒートシンク41Aが前記プリント基板42に取り付
けられたときに、このヒートシンク41Aを構成するヒ
ートシンク本体41Bとプリント基板42とが接触する
ヒートシンク本体41Bの縁部43にプリント基板42
の厚さと同じ長さでで突設された突起部44A,44B
と、これらの突起部44A,44Bの先端に一体に固定
され、この先端からプリント基板42の板面に沿って延
長された延長部45A,45BとによりそれぞれL字状
に形成されている突起46A,46Bとを有するヒート
シンク41Aと、この突起46A,46Bが挿入され得
る取付孔47A,47Bを有するプリント基板42とを
用意し、前記突起46A,46Bをそれぞれ前記取付孔
47A,47Bに挿入した状態(図15参照)でこの挿
入方向を軸として前記延長部45A,45Bを曲げる
(図16参照)ことによって突起46A,46Bはそれ
ぞれ取付孔47A,47Bの位置からずれ、取付孔47
A,47Bから外れなくなり、ヒートシンク41Aはプ
リント基板42に取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで現実には、プ
リント基板42には、ヒートシンク41A以外にも多数
の電子部品が挿込まれており、この状態で半田槽に流し
て半田付けされる。しかし、半田槽に流す前の多数の電
子部品が挿込まれたプリント基板42は電子部品が半田
で固定されていないために不安定な状態にある。従っ
て、上記のような半田槽に流す前の多数の電子部品を挿
込まれた不安定なプリント基板42にヒートシンク41
Aを取り付けるに際してプリント基板を反転させること
が出来ず、プリント基板42の挿込み面とは逆側の面即
ち下になっている裏面から延長部45A,45Bを曲げ
る作業をしなければならず、この作業がたいへん困難で
あるという問題点があった。ちなみに、半田槽に流す前
のプリント基板42を反転させると、挿込まれた電子部
品が外れてしまう。また、プリント基板を半田槽に流し
た後にヒートシンクを取り付ける方法もあるがヒートシ
ンクに付いているパワートランジスタを手作業で再び半
田付けしなければならない事から2度手間となる。本発
明の目的は、上記の問題点を解決することにあり、プリ
ント基板を反転させることなく更に簡単な作業工程で取
り付けることが出来るヒートシンクの取付方法及びこの
方法を用いるヒートシンクを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
のこの発明は、ヒートシンクをプリント基板に取り付け
る方法に於て、ヒートシンク本体と、前記ヒートシンク
を前記プリント基板に取り付けた状態で、このプリント
基板に接する前記ヒートシンク本体の縁部に突設された
2以上の突起とにより構成された剛体のヒートシンクで
あって、前記突起のうち、少なくとも一つは、前記ヒー
トシンク本体の前記した縁部に前記プリント基板の厚さ
と略同じ長さで突設された突起部と、前記ヒートシンク
がプリント基板に取り付けられた状態で前記プリント基
板の板面に沿う方向に、前記突起部に一体に形成された
延長部とにより、L字状に構成されたヒートシンクと、
前記突起がそれぞれ嵌合され、この嵌合により前記プリ
ント基板に対してその板面に沿った前記ヒートシンクの
移動が阻止される孔が穿設されたプリント基板であっ
て、前記延長部を有する突起が嵌合される孔は、前記延
長部が挿通される部分と、前記ヒートシンク本体に於け
る前記プリント基板の前記孔への前記突起の挿入方向に
沿い、かつ前記延長部を有する前記突起の突起部の中心
とこの突起のとなりの突起との間にある直線から前記延
長部を有する突起までの距離にほぼ等しい半径の円弧状
部とを有するプリント基板とを用意し、前記直線を中心
として、前記ヒートシンク本体を折り曲げることによ
り、前記延長部はこの延長部が挿通された前記孔からず
れて、このヒートシンクが前記プリント基板に取り付け
られるようにしたものである。また、前記ヒートシンク
はそのヒートシンク本体における前記延長部を有する突
起の近傍において、前記プリント基板面に沿う方向に切
り欠き溝を設け、この切り欠き溝の最奥部は突起を形成
する突起部に於ける延長部の延長方向とは反対側の側縁
をわずかに越えた位置まで至り、この最奥部からはプリ
ント基板に向かって延長された延長溝を形成したもので
もよいし、前記延長部を省略したものでもよい。さら
に、前記ヒートシンクとして、前記直線に沿ってヒート
シンク本体に薄肉部を設けたものでもよい。
【0005】
【作用】このような方法をとることによって、プリント
基板を反転させることなく、挿込み面からのみのヒート
シンク本体を折り曲げる操作によってヒートシンクをプ
リント基板に取り付けることが出来る。また、前記ヒー
トシンクのように切り欠き溝、延長溝、薄肉部を設ける
ことにより、前記ヒートシンク本体の折り曲げが容易に
なる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、コ字状のヒートシンク1Aおよ
び、プリント基板2の斜視図であり、図2は側面図、図
3A,図3Bはそれぞれヒートシンク本体1Bを折り曲
げる前と折り曲げた後の上面図であり、図4A,図4B
はそれぞれヒートシンク本体1Bを折り曲げる前と折り
曲げた後の孔7A,7Bと突起4A,4Bとの位置の図
であり、図5はヒートシンク1Aをプリント基板2に取
り付けた状態での斜視図である。ヒートシンク本体1B
と、ヒートシンク1Aをプリント基板2に取り付けた状
態で、このプリント基板2に接する前記ヒートシンク本
体1Bの縁部3に突設された突起4A,4Bとにより構
成された剛体のヒートシンク1Aであって、前記突起4
A,4Bは、前記ヒートシンク本体1Bの前記した縁部
3に前記プリント基板2の厚さと略同じ長さで突設され
た突起部5A,5Bと、前記ヒートシンク1Aがプリン
ト基板2に取り付けられた状態で前記プリント基板2の
板面に沿う方向に、前記突起部5A,5Bにそれぞれ一
体に形成された延長部6A,6Bとにより、L字状に構
成されたヒートシンク1Aをよういする。また、前記突
起4A,4Bがそれぞれ嵌合され、この嵌合により前記
プリント基板2に対してその板面に沿った前記ヒートシ
ンクの移動が阻止される孔7A,7Bが穿設されたプリ
ント基板2であって、前記延長部6A,6Bを有する突
起4A,4Bが嵌合される孔7A,7Bはそれぞれ、前
記延長部6A,6Bが挿通される挿通部分8A,8B
と、前記ヒートシンク本体1Bにおける前記プリント基
板2の前記孔7A,7Bへの前記突起4A,4Bの挿入
方向にそい、かつ前記延長部6A,6Bを有する前記突
起4A,4Bの突起部5A,5Bの中心とこれらの突起
4A,4Bのとなりの突起4A,4Bがあるまでの間に
ある直線11A,11B(11Bは図示していない)か
ら前記延長部6A,6Bを有する突起4A,4Bまでの
距離に略等しい半径の円弧状部9A,9Bとよりなるプ
リント基板2とを用意する。そして、前記孔7A,7B
の挿入部分8A,8Bに前記延長部6A,6Bを挿通し
た状態で、前記直線11A,11Bを中心として、前記
ヒートシンク本体1Bを折り曲げることにより、前記延
長部6A,6Bはこの延長部6A,6Bが挿通された部
分8A,8Bからずれ、このヒートシンク1Aが前記プ
リント基板2に取り付けられる。尚、1Cは周知のよう
にヒートシンク1Aに取り付けられたパワートランジス
タである。
【0007】図6は第2の実施例を説明するものであ
り、前記図1乃至図5に示したヒートシンク1Aと略同
様に構成されたコ字状ヒートシンク1Dには、前記直線
11A,11Bに沿ってこのヒートシンクの側面10
A,10B(10Bは図示せず)に薄肉部12A,12
B(12Bは図示せず)を設けて折り曲げる際に折れ曲
がり易くした。従ってこの薄肉部12A,12Bを前記
ヒートシンク1Aに設けることによりさらに前記プリン
ト基板2への取付が容易になる。尚、図6において、図
1乃至図5と同一符号は同様のものを示す。
【0008】図7乃至図10は本発明の第3の実施例を
示すものであり、図7はヒートシンク25Aの斜視図、
図8はヒートシンク25Aをプリント基板に挿込んだ状
態の側面図、図9はヒートシンク25Aをプリント基板
15に取り付けた状態での平面図、図10はヒートシン
ク25Aをプリント基板15に取り付けた状態での斜視
図である。13A,13Bはコ字状のヒートシンク25
Aの側面14A,14Bに形成された突起であって、後
述するプリント基板15に取り付けられたときに、この
プリント基板15と接触する縁部16に突設された突起
部17A,17Bと、この突起部17A,17Bの先端
に一体となって固定され、この先端からプリント基板1
5の板面に沿って延長された延長部18A,18Bとに
よりL字状に形成されている。20A,20Bはそれぞ
れヒートシンク25Aの側面14A,14Bにおける前
記突起13A,13Bの近傍であって前記ヒートシンク
25Aの前記した縁部16と交わる縁部19A,19B
に前記縁部16から所定間隔を隔てて、前記プリント基
板15に取り付けた状態でのこのプリント基板15の板
面と平行に設けられた切り欠き溝である。この切り欠き
溝20A,20Bの最奥部は、前記突起13A,13B
を形成する突起部17A,17Bにおける前記延長部1
8A,18Bの延長方向とは反対側の側縁24A,24
Bをわずかに越えた位置までいたり、この最奥部からは
前記プリント基板15に向かって延長された延長溝21
A,21Bがそれぞれ形成されている。これらの切り欠
き溝20A,20B及び延長溝21A,21Bによって
変形片22A,22Bをそれぞれ形成している。また、
プリント基板15にはあらかじめ突起13A,13Bを
挿入できるように突起13A,13Bの底面よりもわず
かに大きい取付孔23A,23Bがあけられている。
尚、上記の実施例の作用について説明すると、先ずプリ
ント基板15にあらかじめ開いている取付孔23A,2
3Bにそれぞれ突起13A,13Bを挿入し、次に変形
片22A,22Bをペンチ等を用いて前記突起17A,
17Bの前記した側縁24A,24Bに沿った線を中心
として曲げる。この結果、ヒートシンク12をプリント
基板15に取り付けることが出来る。ちなみに図10に
おいては、変形片22A,22Bをヒートシンク25の
外側に向かって曲げているが、内側に向かって曲げても
基板のスペースが少なくて済むためによい。ここで、前
記延長溝21A,21Bが無い場合でも変形片22A,
22Bを上記のように曲げることは可能である。図10
において、符号25Cはパワートランジスタであり、周
知のようにヒートシンク25Cに取り付けられている。
また、図11乃至図12は、第4の実施例を説明するも
のであり、前記図1のコ字状ヒートシンク1Aと略同様
のヒートシンク34Aには突起35A,35Bを設け、
これらの突起35A,35Bの近傍であって前記ヒート
シンク34Aの縁部36と交わる縁部37A,37Bに
前記縁部36から所定間隔を隔てて、前記プリント基板
29に取り付けた状態でのこのプリント基板29の板面
と平行に切り欠き溝38A,38Bを設ける。これらの
切り欠き溝38A,38Bの最奥部は、前記突起35
A,35Bを形成する突起部39A,39Bにおける延
長部40A,40Bの延長方向の側縁26A,26Bの
プリント基板29に対して垂直な延長線と交わる位置と
略同じ位置まで至る。また、前記突起35A,35Bの
延長部40A,40Bの延長方向とは反対側の側縁27
A,27Bからプリント基板29に対して垂直な方向に
も切り欠き溝28A,28Bを設ける。この切り欠き溝
28A,28Bは前記切り欠き溝38A,38Bの延長
線まで至る。この2種の切り欠き溝によって変形片31
A,31Bを形成している。なお、上記の実施例の作用
について説明すると、先ずプリント基板29にあらかじ
め開いている孔30A,30Bにそれぞれ突起35A,
35Bを挿入し、次に変形片31A,31Bを前記切り
欠き溝28A,28B,38A,38Bを設けることに
よって形成された変形片31A,31Bの付け根部分3
2A,32Bにおけるプリント基板29の板面に対して
垂直な中心線でそれぞれ曲げる。この結果、突起35
A,35Bが孔30A,30Bからずれて、ヒートシン
ク34Aがプリント基板29に取り付けられる。尚、前
記符号26B,27B,28B,30B,31B,32
B,35B,37B,38B,39B,40B,は図示
していない。ちなみに、前記第1の実施例に於て、前記
距離を零とした場合、または零に近づけた場合には、前
記円弧状部9A,9Bは実質的になくなり、前記取付孔
7A,7Bは前記挿入孔8A,8Bのみとなる。即ち、
プリント基板の取付孔は第3または第4の実施例のよう
になる。また、上記各実施例では、突起が2個のものに
ついて説明したが、さらに多数の突起を設けてもよい。
そして、必ずしもこれらの突起全部に前記延長部を設け
なくてもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のように、ヒートシンク本
体を曲げることによってヒートシンクの延長部が取付孔
からずれ、これによってヒートシンクの突起がプリント
基板の取付孔から外れなくなり、ヒートシンクがプリン
ト基板に取り付けられる。従って、多数の電子部品を挿
込んだ状態でプリント基板を反転させることなく、プリ
ント基板上にヒートシンクを取り付けることが可能とな
る。また、プリント基板にヒートシンクを取り付けたま
まプリント基板を半田槽に流すことが出来るため、後で
ヒートシンクを取り付け、さらにヒートシンクに取り付
けるパワートランジスタ等を半田付けしなくても済むた
め、作業工程を減らすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を説明するための斜視
図である。
【図2】この発明の第1の実施例を説明するための側面
図である。
【図3】この発明の第1の実施例を説明するための要部
の平面図である。
【図4】この発明の第1の実施例を説明するための要部
の底面図である。
【図5】この発明の第1の実施例を説明するための要部
の斜視図である。
【図6】この発明の第2の実施例を説明するための側面
図である。
【図7】この発明の第3の実施例を説明するための斜視
図である。
【図8】この発明の第3の実施例を説明するための要部
の側面図である。
【図9】この発明の第3の実施例を説明するための要部
の平面図である。
【図10】この発明の第3の実施例を説明するための要
部の斜視図である。
【図11】この発明の第4の実施例を説明するための側
面図である。
【図12】この発明の第4の実施例を説明するための底
面図である。
【図13】従来例を説明するための斜視図である。
【図14】従来例を説明するための側面図である。
【図15】従来例を説明するための底面図である。
【符号の説明】
1A ヒートシンク 1B ヒートシンク本体 1C パワートランジスタ 1D ヒートシンク 2 プリント基板 3 ヒートシンクの縁部 4A,4B 突起 5A,5B 突起部 6A,6B 突起の延長部 7A,7B 取付孔 8A,8B 挿通部分 9A,9B 円弧状部 10A,10B ヒートシンクの側面 11A,11B 直線 12A,12B 薄肉部 13A,13B 突起 14A,14B ヒートシンクの側面 15 プリント基板 16 ヒートシンクの縁部 17A,17B 突起部 18A,18B 突起 19A,19B ヒートシンクの縁部 20A,20B 切り欠き溝 21A,21B 延長溝 22A,22B 変形片 23A,23B 取付孔 24A,24B 側縁 25A ヒートシンク 25B ヒートシンク本体 25C パワートランジスタ 26A,26B,27A,27B 側縁 28A,28B 切り欠き溝 29 プリント基板 30A,30B 取付孔 31A,31B 変形片 32A,32B 付け根 34A ヒートシンク 35A,35B 突起 36 縁部 37A,37B 縁部 38A,38B 切り欠き溝 39A,39B 突起部 40A,40B 延長部 41A ヒートシンク 41B ヒートシンク本体 42 プリント基板 43 縁部 44A,44B 突起部 45A,45B 延長部 46A,46B 突起 47A,47B 取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/20 H01L 23/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシンクをプリント基板に取り付け
    る方法において、 ヒートシンク本体と、前記ヒートシンクを前記プリント
    基板に取り付けた状態で、このプリント基板に接する前
    記ヒートシンク本体の縁部に突設された2以上の突起と
    により構成された剛体のヒートシンクであって、前記突
    起のうち、少なくとも一つは、前記ヒートシンク本体の
    前記した縁部に前記プリント基板の厚さと略同じ長さで
    突設された突起部と、前記ヒートシンクがプリント基板
    に取り付けられた状態で前記プリント基板の板面に沿う
    方向に、前記突起部に一体に形成された延長部とによ
    り、L字状に構成されたヒートシンクと、 前記突起がそれぞれ嵌合され、この嵌合により前記プリ
    ント基板に対してその板面に沿った前記ヒートシンクの
    移動が阻止される孔が穿設されたプリント基板であっ
    て、前記延長部を有する突起が嵌合される孔は、前記延
    長部が挿通される部分と、前記ヒートシンク本体に於け
    る前記プリント基板の前記孔への前記突起の挿入方向に
    沿い、かつ前記延長部を有する前記突起の突起部の中心
    とこの突起のとなりの突起との間にある直線から前記延
    長部を有する突起までの距離にほぼ等しい半径の円弧状
    部とを有するプリント基板とを用意し、 前記直線を中心として、前記ヒートシンク本体を折り曲
    げることにより、前記延長部はこの延長部が挿通された
    前記孔からずれて、このヒートシンクが前記プリント基
    板に取り付けられるようにしたことを特徴とするプリン
    ト基板へのヒートシンクの取付方法。
  2. 【請求項2】 前記プリント基板に取り付けられるヒー
    トシンクであって、前記ヒートシンク本体における前記
    延長部を有する突起の近傍には、前記プリント基板の板
    面に沿う方向に切り欠き溝を設け、この切り欠き溝の最
    奥部は前記突起を形成する前記突起部に於ける延長部の
    延長方向とは反対側の側縁をわずかに越えた位置まで至
    り、この最奥部からはプリント基板に向かって延長され
    た延長溝が形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    プリント基板へのヒートシンクの取付方法に用いるヒー
    トシンク。
  3. 【請求項3】 前記プリント基板に取り付けられるヒー
    トシンクであって、前記延長部を有する突起の近傍に
    は、前記プリント基板の板面に沿う方向に切り欠き溝を
    設け、この切り欠き溝の最奥部は前記突起を形成する突
    起部に於ける延長部の延長方向とは反対側の側縁をわず
    かに越えた位置まで至る事を特徴とする請求項1記載の
    プリント基板へのヒートシンクの取付方法に用いるヒー
    トシンク。
  4. 【請求項4】 前記直線に沿ってヒートシンク本体に薄
    肉部を設けて折れ曲がり易くしたことを特徴とする請求
    項1記載のプリント基板へのヒートシンクの取付方法に
    用いるヒートシンク。
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