JPH06188586A - 電子機器の回路基板固定構体 - Google Patents

電子機器の回路基板固定構体

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Publication number
JPH06188586A
JPH06188586A JP33997092A JP33997092A JPH06188586A JP H06188586 A JPH06188586 A JP H06188586A JP 33997092 A JP33997092 A JP 33997092A JP 33997092 A JP33997092 A JP 33997092A JP H06188586 A JPH06188586 A JP H06188586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
shield case
tongue
bent
tongue piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP33997092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Matsushita
伸二 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33997092A priority Critical patent/JPH06188586A/ja
Publication of JPH06188586A publication Critical patent/JPH06188586A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電子チューナ等の回路基板が組み込ま
れる電子機器のケースに関し、特に回路基板の組込時に
負荷をかけないシールドケースの構造を提供することに
ある。 【構成】シールドケース(1)側面に形成されている舌
片(1a)の根元にはシールドケース外方への曲げを、
逆に回路基板(2)を保持する舌片(1a)の先端には
内方への曲げを設けておき、その舌片(1a)を回路基
板(2)が組み込まれた後に、回路基板(2)方向に押
し込むことにより、達成される。 【効果】本発明によれば、回路基板に負荷をかけずに、
回路基板とシールドケースを固定することができるとい
う効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV用電子チューナ等の
ように電子回路で構成されている回路基板とそのシール
ドケースの固定構体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の構造は、実公平2−25273及
び実開昭57−61889の通り、回路基板をシールド
ケースに組み込んだ後に、シールドケース側面に形成さ
れている舌片の先端を曲げ、回路基板を固定する構造と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、舌
片の先端を曲げた場合、回路基板にたわみが発生し、回
路基板には負荷が加わり、回路基板並びにその基板に装
着されている部品にダメージを与えてしまうという問題
があった。また、これを防止するためは、シールドケー
ス側面の舌片の近くには必ず回路基板を受けるストッパ
ーを設ける必要があり、そのストッパーと干渉する範囲
には部品及びパターンの配置ができないという回路基板
設計上の問題もあった。
【0004】本発明の目的は安価で且つ、回路基板の組
込時に負荷をかけないシールドケースの構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、シールドケース側面に形成されている舌片の根元を
予めシールドケース外方に曲げておき、逆に回路基板を
保持する舌片の先端は内方に曲げておく。そのような舌
片構造を持つシールドケースに回路基板を組み込んだ後
に、シールドケースの舌片を回路基板方向に押し込むこ
とにより、回路基板の組込時に負荷をかけないシールド
ケースの構造とすることができる。
【0006】
【作用】シールドケース側面に形成されている舌片の根
元を予めシールドケース外方に曲げておき、逆に回路基
板を保持する舌片の先端は内方に曲げておくことでシー
ルドケースに回路基板を組み込み、シールドケースの舌
片を回路基板方向に押し込んだ時、回路基板を保持する
舌片の曲げ部は常に一定な位置となることにより、回路
基板をたわます方向に力が作用せず、回路基板の組込時
に負荷をかけずに回路基板を保持することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を1図〜5図により
説明する。
【0008】TV用電子チューナの回路基板2は1図及
び2図のようにチップ部品3が装着され、リード付き部
品4が挿入されてシールドケース1に組み込まれる。
【0009】その後、回路基板2はシールドケース1の
側面に形成された舌片1aを図3及び図4のように押し
込みブロック5でシールドケース1の内方に押し込むこ
とで保持され、後工程で回路基板2のはんだ付けパター
ンランドと舌片1aははんだ6付け固定される。
【0010】ここで、シールドケース1側面に形成され
ている舌片1aの根元は予めシールドケース1の外方に
曲げられ、逆に回路基板2を保持する舌片1aの先端は
内方に曲げられた形状となっているため、舌片1aをシ
ールドケース1の内方に押し込む場合、舌片1aの中央
部あたりを押し込みブロック5で押し込めばよく、ま
た、舌片1aの曲げ部の寸法hは常に一定とすることが
可能である。
【0011】よって、本実施例によれば、舌片1aの曲
げ部の寸法hを回路基板2の受けとなるシールドケース
1のシールド板1bの高さと回路基板2の厚みを加えた
寸法Hより微小に大きく設定することができ、回路基板
2を保持するため舌片1aをシールドケース1の内方に
押し込んでも回路基板2をたわます方向に力が作用せ
ず、回路基板2に装着されているチップ部品3にも影響
を与えることがない。
【0012】さらに、回路基板ストッパー1cに対して
は、舌片1aの近くに必ず配置する必要もなく、パター
ン配置や部品配置も任意にできるので回路基板2のパタ
ーン設計としても自由度が大きくなる。
【0013】一方、従来技術では、シールドケース1の
側面に形成された舌片1aを図8,9及び図10のよう
に押し込みブロック5でシールドケース1の内方に押し
込むと、舌片1aの先端に力を加える必要があるととも
に、舌片1aの根元は巾狭である(回路基板2とシール
ドケース1の線膨張係数の違いによるはんだ付部の信頼
性確保)ため、舌片1aは根元から変形してしまい、回
路基板2には、たわみ方向に力が作用し、たわみが発生
してしまう。ここで舌片1aと回路基板ストッパー1c
の間隔L1,L2が大きければ大きいほど回路基板2の
たわみδは大きいものとなる。
【0014】回路基板2にたわみが発生すると回路基板
2に装着されているチップ部品3にもたわみが発生し、
曲げ応力が加わることにより、場合によってはそのチッ
プ部品3が破損してしまうことがある。
【0015】もし、回路基板2のたわみを最小限に抑え
ようとするならば、回路基板ストッパー1cを舌片1a
の近くに必ず配置しなければならず、回路基板2上の部
品及びパターンとの干渉には十分注意する必要があり、
回路基板2のパターン設計としても制約が大きくなって
しまう。
【0016】以上、本発明の一実施例を説明したが、本
発明では図5のように舌片1aは下方から力を加えても
シールドケース1の内方に押し込むことが可能である。
【0017】尚、上記の実施例では舌片の先端部は根本
部より巾広とし、その先端部をはんだ付けするものとし
ているが、これは本実施例特有のものであり、舌片の先
端部と根本部は同じ巾でも、また、舌片の先端部ははん
だ付けされなくても本発明の目的は達成され、他の応用
例とすることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、回路基板に負荷をかけ
ずに、回路基板とシールドケースを固定することができ
るという効果がある。
【0019】また、基板ストッパーも多く設ける必要が
なく、パターン設計の自由度が増すという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシールドケースの斜視図で
ある。
【図2】図1のシールドケースの舌片部拡大図である。
【図3】図1のシールドケース舌片部の曲げ加工前を示
す図である。
【図4】図1のシールドケース舌片部の曲げ加工後を示
す図である。
【図5】図4とは別方法のシールドケース舌片部の曲げ
加工前を示す図である。
【図6】従来のシールドケースの斜視図である。
【図7】図6のシールドケースの舌片部拡大図である。
【図8】図6のシールドケース舌片部の曲げ加工前を示
す図である。
【図9】図6のシールドケース舌片部の曲げ加工後を示
す図である。
【図10】図6のシールドケース舌片部の曲げ加工後の
基板状態図である。
【符号の説明】
1…シールドケース、 1a…舌片、 1b…シールド板、 1c…回路基板ストッパー、 2…回路基板、 3…チップ部品、 4…リード付き部品、 5…押し込みブロック、 6…はんだ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路で構成されている回路基板が組み
    込まれる電子機器のケースにおいて、回路基板を保持す
    るケース側面の舌片を予め、先端は回路基板を保持する
    形状となるよう内方に曲げ、根本はそれとは逆に外方に
    曲げておき、回路基板組込後、その舌片の根本を回路基
    板側に傾けることにより、舌片の回路基板固定部を常に
    一定な位置となるように構成したことを特徴とする電子
    機器の回路基板固定構体。
JP33997092A 1992-12-21 1992-12-21 電子機器の回路基板固定構体 Pending JPH06188586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33997092A JPH06188586A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 電子機器の回路基板固定構体

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JP33997092A JPH06188586A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 電子機器の回路基板固定構体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06188586A true JPH06188586A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18332497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33997092A Pending JPH06188586A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 電子機器の回路基板固定構体

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JP (1) JPH06188586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7042529B2 (en) 2001-12-06 2006-05-09 Alps Electric Co., Ltd. Small tuner unit having shielding effect

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7042529B2 (en) 2001-12-06 2006-05-09 Alps Electric Co., Ltd. Small tuner unit having shielding effect

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