JPH0343756Y2 - - Google Patents

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JPH0343756Y2
JPH0343756Y2 JP2906987U JP2906987U JPH0343756Y2 JP H0343756 Y2 JPH0343756 Y2 JP H0343756Y2 JP 2906987 U JP2906987 U JP 2906987U JP 2906987 U JP2906987 U JP 2906987U JP H0343756 Y2 JPH0343756 Y2 JP H0343756Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、導電部を設けたプリント配線板に
電気的接続され、通電時に発熱を伴う電子部品か
らの放熱を、前記プリント配線板に対して遮るよ
うにした発熱型電子部品の取付装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、抵抗、コンデンサ、トランジスタ等の
電子部品は、銅箔等の通電性良好な材料にて導電
部を設けたプリント配線板に電気的接続され、所
定の電気回路を構成する。
そして、前記プリント配線板は、例えば車輌用
計器の計器ケース外面等の基板に沿わせて装着す
る場合、前記基板に凹凸形状箇所があつても折り
曲げて沿わせることができ、かつ薄形化・軽量化
も図ることができるFPC板(フレキシブルプリ
ント配線板)が好適である。
従来、前記電子部品を前記FPC板に電気的接
続する構成としては、例えば実公昭57−49416号
公報に開示されているように、樹脂製ケースに装
着するFPC板の導電部に電子部品のリード端子
をはんだ付けすると共に、前記ケースに相対向し
て設ける一対の保持片間に前記電子部品を挟んだ
状態で保持する構成が知られている。
ところが、電気回路を構成する上で通電時に発
熱する例えば抵抗等の発熱型電子部品は、前記構
成では直接樹脂製ケースに伝熱してケースが融け
ることがあり、ケース、FPC板、導電部さらに
はこの発熱型電子部品の付近に配設されている他
の電子部品にまで熱影響する恐れがあるため、一
般的には電気回路の安全性を考慮して第7図に示
すようにしてFPC板に取り付けられる。
すなわち、発熱型電子部品1は、一対のリード
端子2を有し、一方の表面に銅箔等通電性良好な
材料にて導電部3を設けたFPC板4に透孔5を
設け、前記リード端子2を前記透孔5に挿入する
と共に先端を折曲して前記導電部3にはんだ6で
電気的接続し、周囲を空間にしてFPC板4に固
定される構成になつている。そして、前記FPC
板4は、基板7に沿つて装着されている。
このように、発熱型電子部品1は、リード端子
2にてFPC板4に取り付けられると共に、発熱
しても空気中に放熱するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来例では、リード端子2
の先端をはんだ付けするだけでFPC板4に発熱
型電子部品1を固定するため、組み付け作業時に
作業者の手や近接配置する他の組付部品等が接触
したときや組み付け後に振動が加わる場所に取り
付けた際には、はんだ付け箇所に応力が集中して
破損しやすいという問題を有していた。
また、このような外部干渉や振動を考慮して、
リード端子2の高さ寸法を低くしてはんだ付け箇
所に加わる応力を小さくする構成を考えられる
が、発熱型電子部品1がFPC板4に近接するた
め、FPC板4への熱影響が懸念される。
〔考案の目的〕
この考案は、前記従来例の問題点に着目して考
えられたものであり、発熱型電子部品の電気的接
続を良好に保つと共にFPC板への熱影響を減少
することができる発熱型電子部品の取付装置の提
供を目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、前記目的を達成するため、発熱型
電子部品に設けるリード端子と、このリード端子
を支持するリブと、このリブを立設する基板と、
前記リード端子を電気的接続する導電部が設けら
れた舌片を一体形成するFPC板と、前記発熱型
電子部品が間隔を有すると共に前記舌片が当接
し、かつ前記発熱型電子部品と前記舌片との間で
前記基板に立設する隔壁とを有するものである。
〔考案の作用〕
発熱型電子部品が電気的接続されたFPC板の
舌片と前記発熱型電子部品との間で、隔壁が前記
発熱型電子部品の放熱を遮る。
〔実施例〕
第1図〜第3図は、この考案の一実施例を示す
ものであり、第7図に示した従来例と同一もしく
は相当箇所には同じ符号をつけて説明する。
通電時に発熱を伴う例えば抵抗等の発熱型電子
部品1は一対のリード端子2が設けられ、このリ
ード端子2の先端をFPC板(フレキシブルプリ
ント配線板)4の透孔5に挿入し、この後リード
端子2の先端を折曲して前記導電部3にはんだ6
にて電気的接続すると共にFPC板4に対して固
定される。
前記FPC板4は、基板7に沿わせて装着され
るものであつて、このFPC板4の前記基板7に
沿う部分とは分離して、弾性的に立ち上がり変形
可能にした舌片8が前記FPC板4に一体形成さ
れており、前記透孔5及び導電部3の前記透孔5
の周縁部分が前記舌片8に含まれている。
また、前記基板7は、リード端子2が引き出さ
れる軸線方向に沿う前記電子部品1の長さ寸法よ
りも大きな間隔を有して一対のリブ9が相対向し
て立設され、このリブ9にはリード端子2を挿入
可能にするよう一部を開放した溝部10がそれぞ
れ形成され、前記舌片8に固定されたリード端子
2の高さ寸法と略同じ間隔を有する位置にFPC
板4の舌片8を当接するための隔壁11が前記舌
片8と前記電子部品1との間に立設され、この隔
壁11にはリード端子2を貫通する凹部12が形
成されている。
以上の構成における発熱型電子部品1の取り付
け作業は、まず舌片8を弾性変形させながら
FPC板4に穿設する係合孔部13に基板7に立
設する係合ピン14を圧入係合してFPC板4を
基板7に沿わせて装着し(第3図A参照)、次に
舌片8が自己の弾性復元力によつて隔壁11に略
沿うように立ち上がり状態で当接され、この後、
リード端子2を隔壁11の凹部12に挿入すると
共にリブ9の溝部10に圧入もしくは嵌入して完
了する。
従つて、発熱型電子部品1は、FPC板4の舌
片8を基板7の隔壁11に略沿わせて立ち上がら
せることにより、リード端子2と舌片8と導電部
3とのはんだ付け箇所に加えてリード端子2とリ
ブ9との係合箇所でも支持されるため、直接接触
せずに安定した取り付け状態を得ることができる
と共に、前記電子部品1と舌片8との間に隔壁1
1が発熱型電子部品1とは間隔を有して介在する
ため、発熱型電子部品1の放熱を隔壁11にて遮
つて舌片8への熱影響を軽減することもできる。
また、この実施例では、舌片8を隔壁11に略
沿つて立ち上がらせたことによつて、舌片8の弾
性復元力の加わる方向が発熱型電子部品1の取り
付け方向に略一致するため、取り付け作業が行い
易くなるという付随的な効果もある。
なお、前記実施例では、舌片8の基部に穿設す
る係合孔部13に基板7の係合ピン14を圧入係
合して、舌片8の立ち上がりに伴つて基板7に沿
うFPC板4が浮き上がることを予防しているが、
前記係合孔部13及び係合ピン14の位置及び個
数はFPC板4を基板7に固定できるように適宜
選定してよい。
第4図A,Bは、この考案の第2実施例を示
し、前記実施例と同一もしくは相当箇所には同じ
符号をつけて、その詳細な説明は省略する。
FPC板4の舌片8は、FPC板4にスリツト1
5を設け、基板7に沿うFPC板4から分離して
形成されている。
また、電子部品1と隔壁11との間であつて、
リード端子2を支持するリブ9間を連結する第2
の隔壁16が基板7に一体形成されている。
すなわち、この実施例では、基板7に沿つて
FPC板4が配設され、隔壁11に当接するよう
に舌片8が立ち上がると共にリード端子2がリブ
9に支持され、前記舌片8と発熱型電子部品1と
の間に二重の隔壁11,16が設けられる。
従つて、FPC板4の舌片8は、発熱型電子部
品1放熱を二重の隔壁11,16にて遮るため、
遮熱作用を向上できる。
また、舌片8が立ち上がり変形することにより
形成されたFPC板4の空きスペース17内にリ
ブ9及び隔壁11,16が立設されるため、
FPC板4に特別に穴部分を設ける必要がなく、
FPC板4上の導電部3を引き廻し配線する際の
有効面積を大きくし、配線設計の自由度を増加で
きる。
なお、前記各実施例では、基板7のリブ9に設
ける溝部10にリード端子2を圧入もしくは嵌入
して電子部品1を取り付けているが、第5図に示
すように、リブ9の先端に略L字形状の段差とな
る切欠段部18を形成し、舌片8の弾性復元力に
よつてリード端子2を前記切欠段部18に当接さ
せてもよい。
〔他の実施例〕
第6図A,Bは、この考案の他の実施例を示す
ものであり、前記各実施例と同一もしくは相当箇
所には同じ符号をつけ、その詳細な説明は省く。
ケース19は、底壁19aと側壁19bとを有
し、前記底壁19a及び側壁19bがFPC板4
を装着するための基板である。
前記側壁19bには、隔壁11と、この隔壁1
1に溝部10を臨ませて一対のリブ9が立設され
ている。
FPC板4は、底壁19aに沿わせて装着され、
隔壁11に舌片8を沿わせると共に、他のFPC
板4部分を側壁19bにも沿わせるよう折り曲げ
て装着する。
従つて、前記舌片8に電気的接続された発熱型
電子部品1は、リード端子2を凹部12に挿入す
ると共に溝部10に圧入もしくは嵌入して支持さ
れるものであり、隔壁11にて舌片8への放熱が
遮られる。
このように、FPC板4が二つの面からなる基
板に装着される場合でも、本考案は適用できる。
また、FPC板4は、底壁18aだけに装着さ
れるものであつてもよい。
なお、前述したいずれの実施例においても
FPC板は、リード端子の電気的接続箇所が凸状
部分になり、基板に接しない外面に導電部を設け
て基板から浮き上がらないように装着されるが、
この場合にも、本考案は基板に発熱型電子部品を
収納するための凹設部分を設ける必要がなく、基
板が例えば車輌用計器ケース等、比較的熱が篭も
りやすいケースの底壁である場合には、発熱型電
子部品の放熱をケースの外部空気中に放散してケ
ース内部空気の温度上昇を防ぐことができるの
で、特に有効である。
〔考案の効果〕
この考案は、発熱型電子部品に設けるリード端
子と、このリード端子を支持するリブと、このリ
ブを立設する基板と、前記リード端子を電気的接
続する導電部が設けられた舌片を一体形成する
FPC板と、前記発熱型電子部品が間隔を有する
と共に前記舌片が当接し、かつ前記発熱型電子部
品と前記舌片との間で前記基板に立設する隔壁と
を有するものであり、リード端子をFPC板から
立ち上がらせた舌片での電気的接続箇所及びリブ
にて支持するため、発熱型電子部品を安定した状
態に取り付けできると共に、発熱型電子部品と舌
片との間に隔壁を設けるため、発熱型電子部品か
らの放熱を隔壁にて遮つてFPC板への熱影響を
減少できる等、極めて実用価値の高い発熱型電子
部品の取付装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示すも
のであり、第1図、第2図はいずれも要部の斜視
図、第3図A,Bは発熱型電子部品の取り付け作
業を示す要部断面図、第4図はこの考案の第2実
施例を示すものであり、第4図Aは斜視図、第4
図Bは基板に装着する前のFPC板の斜視図、第
5図はこの考案のさらに変形を加えた実施例を示
す要部斜視図、第6図はこの考案の他の実施例を
示すものであり、第6図Aは斜視図、第6図Bは
側面図、第7図は従来例を示す断面図である。 1……発熱型電子部品、2……リード端子、3
……導電部、4……FPC板、7……基板、8…
…舌片、9……リブ、11,16……隔壁、19
b……側壁(基板)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱型電子部品に設けるリード端子と、このリ
    ード端子を支持するリブと、このリブを立設する
    基板と、前記リード端子を電気的接続する導電部
    が設けられた舌片を一体形成するFPC板と、前
    記発熱型電子部品と間隔を有すると共に前記舌片
    が当接し、かつ前記発熱型電子部品と前記舌片と
    の間で前記基板に立設する隔壁とを有することを
    特徴とする発熱型電子部品の取付装置。
JP2906987U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0343756Y2 (ja)

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JP2906987U JPH0343756Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2906987U JPH0343756Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63137997U JPS63137997U (ja) 1988-09-12
JPH0343756Y2 true JPH0343756Y2 (ja) 1991-09-12

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ID=30832621

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JP2906987U Expired JPH0343756Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP (1) JPH0343756Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004521281A (ja) * 2000-12-15 2004-07-15 シーメンス ヴィディーオー オートモーティヴ コーポレイション メカトロニクスセンサーの組立て方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004521281A (ja) * 2000-12-15 2004-07-15 シーメンス ヴィディーオー オートモーティヴ コーポレイション メカトロニクスセンサーの組立て方法

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JPS63137997U (ja) 1988-09-12

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