JPH0729884U - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH0729884U JPH0729884U JP6311093U JP6311093U JPH0729884U JP H0729884 U JPH0729884 U JP H0729884U JP 6311093 U JP6311093 U JP 6311093U JP 6311093 U JP6311093 U JP 6311093U JP H0729884 U JPH0729884 U JP H0729884U
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- Japan
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- electronic device
- case
- tongue pieces
- motherboard
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子機器のケースの側板に設けた舌片部をマザ
ーボードの取付孔に挿入するだけで、マザーボードに仮
固定できるようにした電子機器を提供することを目的と
する。 【構成】一方が開放されたコ字状ケース11と、該ケー
ス内に組み込まれる基板12を備えた電子機器10にお
いて、該ケースの相対向する側板に該基板への取付部と
なる舌片部13及び14を設け、該舌片部にそれぞれ互
い違いの方向に突出する突起13a,13b及び14
a,14bを形成して構成する。
ーボードの取付孔に挿入するだけで、マザーボードに仮
固定できるようにした電子機器を提供することを目的と
する。 【構成】一方が開放されたコ字状ケース11と、該ケー
ス内に組み込まれる基板12を備えた電子機器10にお
いて、該ケースの相対向する側板に該基板への取付部と
なる舌片部13及び14を設け、該舌片部にそれぞれ互
い違いの方向に突出する突起13a,13b及び14
a,14bを形成して構成する。
Description
【0001】
本考案は、チューナ,RFモジュレータ等の電子機器に関し、詳しくは電子機 器を基板に取り付ける取付け構造に関するものである。
【0002】
従来の電子機器は、図5及び図6に示すように、構成されている。即ち、図5 及び図6において、電子機器1は、一方が開放されたコ字状ケース2と、該ケー ス2内に組み込まれる基板3を備え、該基板3にはチップコンデンサ3a,コイ ル3b及び複数の端子3c等が搭載されており、コ字状ケース2の開放された側 の相対向する側板2a,2bにマザーボード6への取付部となる舌片部4,5を 設けて構成されている。
【0003】 このような電子機器1は、マザーボード6へ取り付けるに当たって、図6に示 すように、マザーボード6の取付孔6a,6bにケース2の側板2a,2bに設 けた舌片部4,5を挿入した後、該舌片部4,5を矢印で示すように内側又は外 側に折り曲げてマザーボード6に仮固定し、その後はんだ付け固定されるように なっている。
【0004】 又、図7に示すように、上記マザーボード6への取付部となる舌片部4,5は 鉤状に形成されて舌片部7,8とし、マザーボード6の取付孔6a,6bにケー ス2の側板2a,2bに設けた舌片部7,8を挿入した後、該舌片部7,8を捩 じ曲げて電子機器1が倒れたり、傾かないように仮固定し、その後はんだ付け固 定されるようになっている。
【0005】
しかしながら、このように構成された電子機器1においては、マザーボード6 の取付孔6a,6bにケース2の側板2a,2bに設けた舌片部4,5及び7, 8を挿入した後、折り曲げたり、捩じ曲げる等の二次作業が必要となり、組み立 て手間を要し、その結果コストアップの要因となっていた。
【0006】 本考案は、以上の点に鑑み、電子機器のケースの側板に設けた舌片部をマザー ボードの取付孔に挿入するだけで、マザーボードに仮固定できるようにした電子 機器を提供することを目的としている。
【0007】
上記目的は、本考案によれば、一方が開放されたコ字状ケースと、該ケース内 に組み込まれる基板を備えた電子機器において、該ケースの相対向する側板に該 基板への取付部となる舌片部を設け、該舌片部にそれぞれ互い違いの方向に突出 する突起を形成したことを特徴とする電子部品により、達成される。
【0008】
上記構成によれば、電子機器のケースの側板に設けた舌片部にそれぞれ互い違 いの方向に突出する突起が形成されて構成されるので、マザーボードの取付孔に 挿入した際、互い違いの方向に突出する突起を乗り越えてマザーボードの取付孔 に挿入されると共に、挿入後互い違いの方向に突出する突起と側板の下端との間 にマザーボードが挟持され、取付孔の周縁のマザーボードが突起に係止すること となり、舌片部をマザーボードの取付孔に挿入することにより、電子機器をマザ ーボードに倒れたり、傾かないように仮固定できることとなる。
【0009】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1(A),(B)及び(C)は、本考案による電子機器の一実施例を示して いる。
【0010】 図1において、電子機器10は、一方が開放されたコ字状ケース11と、該ケ ース11内に組み込まれる基板12を備え、該基板12にはチップコンデンサ1 2a,コイル12b及び複数の端子12c等が搭載されており、コ字状ケース1 1の開放された側の相対向する側板11a,11bにマザーボード15への取付 部となる舌片部13,14を設けて構成されている。
【0011】 上記の構成は、従来の電子機器1と同様に構成されているが、本考案の電子機 器10にあっては、上記舌片部13,14には、それぞれ互い違いの方向に突出 する突起13a,13b及び14a,14bを形成した点を特徴としている。
【0012】 上記のように構成された電子機器10をマザーボード15へ取り付けるに当た っては、図1(C)の断面図に示すように、マザーボード15に形成された取付 孔15a,15bに、ケース11の側板11a,11bに設けた舌片部13,1 4を挿入すると、取付孔15a,15bに舌片部13,14の突起13a,13 b及び14a,14bが係止することとなり、電子機器10はマザーボード15 に仮固定され、その後はんだ付け固定されてマザーボード15に電子機器10は 確実に固定されることとなる。
【0013】 即ち、マザーボード15の取付孔15a,15bの幅aは、上記舌片部13, 14を受容する大きさ、細長に形成され、舌片部13,14の厚さと同等又は、 若干大きめの幅で、それぞれ互い違いの方向に突出する突起13a,13b及び 14a,14bの外寸bより小さい幅に形成されることにより、挿入された舌片 部13,14は、それぞれ互い違いの方向に突出する突起13a,13b及び1 4a,14bを乗り越えて挿入され、側板11a,11bの下端と突起13a, 13b及び14a,14bとの間にマザーボード15が挟持され、突起13a, 13b及び14a,14bが取付孔15a,15bの周縁のマザーボード15を 係止することとなる。
【0014】 この際、それぞれ互い違いの方向に突出する突起13a,13b及び14a, 14bは、図1(B)に示すように、舌片部13,14の突起13aと14a, また13bと14bはそれぞれ同じ方向に突出するように形成されることにより 、ケース11内に基板12がはんだ付け固定されて組み込まれることから、コ字 状ケース11は剛直に形成されており、それぞれ互い違いの方向に突出する突起 13a,13b及び14a,14bをマザーボード15の取付孔15a,15b に挿入する時に舌片部13,14を中心軸xを中心に矢印にように変形させなが ら挿入されて、挿入後のその反力によって、側板11a,11bの下端と突起1 3a,13b及び14a,14bとの間にマザーボード15が確実に挟持される ことになる。
【0015】 又、図2に示す本考案の第二の実施例のように、それぞれ互い違いの方向に突 出する突起13a,13b及び14a,14bは、同じ方向に突出するように形 成されても良く、第一の実施例と同様に、それぞれ互い違いの方向に突出する突 起13a,13b及び14a,14bをマザーボード15の取付孔15a,15 bに挿入する時に舌片部13,14を中心軸xを中心に矢印のように変形させな がら挿入されて、挿入後のその反力によって側板11a,11aの下端と突起1 3a,13b及び14a,14bとの間にマザーボード15が確実に挟持される ことになる。
【0016】 更に、図3は本考案の第三の実施例を示し、舌片部13,14に形成される突 起13a,13b及び14a,14bは、切り起こし片によって形成されて舌片 部13c,13d及び14c,14dとされ場合であっても上記第一の実施例と 同様の作用・効果が得られる。
【0017】 更に又、図4は本考案の第四の実施例を示し、舌片部16,17及び18,1 9は、側板11a,11bの下端に二個或いは複数個設けられて舌片部16,1 7及び18,19とされ、この舌片部16,17及び18,19にそれぞれ互い 違いに突起16a,17a及び18a,19aを突出形成された場合であっても 上記第一の実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0018】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によれば、電子機器のケースの側板に設けた舌片部 をマザーボードの取付孔に挿入するだけで、マザーボードに仮固定でき得るよう にした電子機器が提供され得ることになる。
【図1】本考案による電子機器の一実施例を示し、
(A)は概略斜視図、(B)は(A)のA−A線拡大断
面図、(C)は要部の拡大断面図である。
(A)は概略斜視図、(B)は(A)のA−A線拡大断
面図、(C)は要部の拡大断面図である。
【図2】本考案の第二の実施例を示す図1(B)に相当
する拡大断面図である。
する拡大断面図である。
【図3】本考案の第三の実施例を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図4】本考案の第四の実施例を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図5】従来例による電子機器の一例を示す概略斜視図
である。
である。
【図6】図5マザーボードに電子機器を仮固定した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】従来例による電子機器の他の例を示す概略斜視
図である。
図である。
10 電子機器 11 ケース 11a,11b 側板 12 基板 13,14,16,17,18,19 舌片 13a,13b,13c,13d,14a,14b,1
4c,14d,16a,17a,18a,19a 突
起 15 マザーボード
4c,14d,16a,17a,18a,19a 突
起 15 マザーボード
Claims (1)
- 【請求項1】 一方が開放されたコ字状ケースと、該ケ
ース内に組み込まれる基板を備えた電子機器において、 該ケースの相対向する側板に該基板への取付部となる舌
片部を設け、該舌片部にそれぞれ互い違いの方向に突出
する突起を形成したことを特徴とする電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6311093U JPH0729884U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6311093U JPH0729884U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729884U true JPH0729884U (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=13219831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6311093U Pending JPH0729884U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729884U (ja) |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP6311093U patent/JPH0729884U/ja active Pending
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