JP2002353672A - 発熱電気部品の放熱器への取付け構造 - Google Patents

発熱電気部品の放熱器への取付け構造

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JP2002353672A
JP2002353672A JP2001159923A JP2001159923A JP2002353672A JP 2002353672 A JP2002353672 A JP 2002353672A JP 2001159923 A JP2001159923 A JP 2001159923A JP 2001159923 A JP2001159923 A JP 2001159923A JP 2002353672 A JP2002353672 A JP 2002353672A
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Japan
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radiator
heat
generating electric
transistor
electric component
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JP2001159923A
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Satoshi Kushima
智 久嶋
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み立てコストや部品コストの安い発熱電気部
品の放熱器への取付け構造を提供する。 【解決手段】放熱器2を板状部材で形成すると共に弾力
で発熱電気部品1を挾持するクリップ部2bを設け、ク
リップ部2bで発熱電気部品1を挾持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は発熱電気部品の放
熱器への取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランジスタの放熱器への取付け
構造の例を図5に示す。図に示すトランジスタ1の穴1
aを挿通するねじ8は放熱器6のねじ穴6aにねじ込ま
れてトランジスタ1は放熱器6に締着される。
【0003】このとき放熱器6に設けられたダボ6b、
6b…はトランジスタ1の周縁と係合してトランジスタ
1は放熱器6に対して位置決めされる。このように放熱
器6に締着されたトランジスタ1はプリント基板7に装
着されハンダ槽で半田付けされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のトラン
ジスタの放熱器への取付け構造では、トランジスタ1が
放熱器6にねじで締着されるため、放熱器6のねじ穴加
工やねじ締めの工程が増えて組み立てコストや部品コス
トが高くなるという問題があった。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、組み立てコスト
や部品コストの安い発熱電気部品の放熱器への取付け構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の発熱電気部品
の放熱器への取付け構造は、放熱器を板状部材で形成す
ると共に弾力で発熱電気部品を挾持するクリップ部を設
け、前記クリップ部で前記発熱電気部品を挾持させたも
のである。
【0007】また、前記発熱電気部品の放熱器への取付
け構造において、前記放熱器に設けた凸部と前記発熱電
気部品に設けた凹部または穴とを係合させることにより
発熱電気部品が放熱器に対して位置決めされるものであ
る。
【0008】さらに、前記各発熱電気部品の放熱器への
取付け構造において、前記放熱器に設けた凸部を前記発
熱電気部品の周縁に係合させたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の適用された実施例であ
るトランジスタの放熱器への取付け構造を図面に基づい
て説明する。図1(a)はこの発明の第1の実施例であ
るトランジスタの放熱器への取付け構造を示す分解斜視
図、図1(b)は同取付け構造に用いられる放熱器を示
す正面図、図1(c)は同取付け構造を示す断面図であ
る。
【0010】図に示す放熱器2は板金により作られてお
り、放熱器本体2aに舌片2bが断面コ字状に延びるよ
うに一体に形成されている。舌片2bにはダボ2cが形
成され、放熱器本体2aにはダボ2d、2dが形成され
ている。また、放熱器本体2aの下端には舌片2e、2
eが形成されている。
【0011】トランジスタ1は放熱器本体2aと舌片2
bの間に差し込まれて弾力的に挾持される。このときダ
ボ2cはトランジスタ1の穴1aと嵌合し、ダボ2d、
2dはトランジスタ1の周縁と係合してトランジスタ1
は放熱器2に対して位置決めされる。このように放熱器
2に取付けられたトランジスタ1はプリント基板7に装
着されハンダ槽で半田付けされる。また、プリント基板
7を挿通した舌片2e、2eは折り曲げられ放熱器2が
プリント基板7に固定される。
【0012】図2(a)はこの発明の第2の実施例であ
るトランジスタの放熱器への取付け構造に用いられる放
熱器を示す斜視図、図2(b)は同放熱器を示す正面
図、図2(c)は同取付け構造を示す断面図である。
【0013】図に示す放熱器3は板金により作られてお
り、放熱器本体3aに舌片3bが断面コ字状に延びるよ
うに一体に形成されている。放熱器本体3aにはダボ3
c、3cおよび3d、3dが形成されている。
【0014】トランジスタ1は放熱器本体3aと舌片3
bの間に差し込まれて弾力的に挾持される。このときダ
ボ3c、3cはトランジスタ1の上下の縁と係合しトラ
ンジスタ1の上下方向の位置決めがなされる。また、ダ
ボ3d、3dはトランジスタ1の左右の縁と係合しトラ
ンジスタ1の左右方向の位置決めがなされる。このよう
に放熱器3に取付けられたトランジスタ1はプリント基
板に装着されハンダ槽で半田付けされる。
【0015】図3(a)はこの発明の第3の実施例であ
るトランジスタの放熱器への取付け構造を示す分解斜視
図、図3(b)は同取付け構造に用いられる放熱器を示
す正面図、図3(c)は同取付け構造を示す断面図であ
る。
【0016】図に示す放熱器4は板金により作られてお
り、放熱器本体4aに舌片4bが断面コ字状に延びるよ
うに一体に形成されている。舌片4bにはダボ4cおよ
びダボ4d、4dが形成されている。
【0017】トランジスタ1は放熱器本体4aと舌片4
bの間に差し込まれて弾力的に挾持される。このときダ
ボ4cはトランジスタ1の穴1aと嵌合し、ダボ4d、
4dはトランジスタ1の周縁と係合してトランジスタ1
は放熱器4に対して位置決めされる。このように放熱器
4に取付けられたトランジスタ1はプリント基板に装着
されハンダ槽で半田付けされる。
【0018】図4(a)はこの発明の第4の実施例であ
るトランジスタの放熱器への取付け構造を示す分解斜視
図、図4(b)は同取付け構造に用いられる放熱器を示
す正面図、図4(c)は同取付け構造を示す断面図であ
る。
【0019】図に示す放熱器5は板金により作られてお
り、放熱器本体5aに舌片5bが断面コ字状に延びるよ
うに一体に形成されている。この例では舌片5bは放熱
器本体5aの下側から延びている。放熱器本体5aには
ダボ5cおよび5d、5dが形成されている。
【0020】トランジスタ1は放熱器本体5aと舌片5
bの間に差し込まれて弾力的に挾持される。このときダ
ボ5cはトランジスタ1の穴1aと嵌合し、また、舌片
5bの付け根部分はトランジスタの下縁と係合し、さら
に、ダボ5d、5dはトランジスタ1の左右の縁と係合
してトランジスタ1の放熱器5に対する位置決めがなさ
れる。このように放熱器5に取付けられたトランジスタ
1はプリント基板に装着されハンダ槽で半田付けされ
る。
【0021】実施例は上記のように構成されているが、
発明はこれに限られず、例えば、ダイオードの放熱器へ
の取付け構造にこの発明を適用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】この発明の発熱電気部品の放熱器への取
付け構造によれば、ねじにより発熱電気部品を放熱器に
締着することがないので、ねじ締め工程やねじ締めのた
めの治具が省かれ、また、部品としてのねじが不要であ
るため部品点数も少なくなり、製造コストを削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の第1の実施例であるト
ランジスタの放熱器への取付け構造を示す分解斜視図、
図1(b)は同取付け構造に用いられる放熱器を示す正
面図、図1(c)は同取付け構造を示す断面図である。
【図2】図2(a)はこの発明の第2の実施例であるト
ランジスタの放熱器への取付け構造に用いられる放熱器
を示す斜視図、図2(b)は同放熱器を示す正面図、図
2(c)は同取付け構造を示す断面図である。
【図3】図3(a)はこの発明の第3の実施例であるト
ランジスタの放熱器への取付け構造を示す分解斜視図、
図3(b)は同取付け構造に用いられる放熱器を示す正
面図、図3(c)は同取付け構造を示す断面図である。
【図4】図4(a)はこの発明の第4の実施例であるト
ランジスタの放熱器への取付け構造を示す分解斜視図、
図4(b)は同取付け構造に用いられる放熱器を示す正
面図、図4(c)は同取付け構造を示す断面図である。
【図5】図5(a)は従来のトランジスタの放熱器への
取付け構造の例を示す分解斜視図、図5(b)は同取付
け構造に用いられる放熱器を示す正面図である。
【符号の説明】
1 トランジスタ、1a 穴 2 放熱器、2a 放熱器本体、2b 舌片、2c ダ
ボ、2d ダボ、2e舌片 3 放熱器、3a 放熱器本体、3b 舌片、3c ダ
ボ、3d ダボ 4 放熱器、4a 放熱器本体、4b 舌片、4c ダ
ボ、4d ダボ 5 放熱器、5a 放熱器本体、5b 舌片、5c ダ
ボ、5d ダボ 6 放熱器、6a ねじ穴、6b ダボ 7 プリント基板 8 ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱器を板状部材で形成すると共に弾力
    で発熱電気部品を挾持するクリップ部を設け、前記クリ
    ップ部で前記発熱電気部品を挾持させたことを特徴とす
    る発熱電気部品の放熱器への取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記放熱器に設けた凸部と前記発熱電気
    部品に設けた凹部または穴とを係合させることにより発
    熱電気部品が放熱器に対して位置決めされる請求項1の
    発熱電気部品の放熱器への取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記放熱器に設けた凸部を前記発熱電気
    部品の周縁に係合させた請求項1または2の発熱電気部
    品の放熱器への取付け構造。
JP2001159923A 2001-05-29 2001-05-29 発熱電気部品の放熱器への取付け構造 Pending JP2002353672A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009075247A1 (ja) * 2007-12-10 2009-06-18 Calsonic Kansei Corporation モータ装置
WO2013005263A1 (ja) * 2011-07-07 2013-01-10 三菱電機株式会社 電子部品保持構造およびこれを用いた電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009075247A1 (ja) * 2007-12-10 2009-06-18 Calsonic Kansei Corporation モータ装置
WO2013005263A1 (ja) * 2011-07-07 2013-01-10 三菱電機株式会社 電子部品保持構造およびこれを用いた電子機器
JP5627784B2 (ja) * 2011-07-07 2014-11-19 三菱電機株式会社 電子部品保持構造およびこれを用いた電子機器

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