JPH06310884A - 放熱板 - Google Patents

放熱板

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Publication number
JPH06310884A
JPH06310884A JP10103493A JP10103493A JPH06310884A JP H06310884 A JPH06310884 A JP H06310884A JP 10103493 A JP10103493 A JP 10103493A JP 10103493 A JP10103493 A JP 10103493A JP H06310884 A JPH06310884 A JP H06310884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
heat sink
board
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP10103493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyoshi Ikeura
健能 池浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10103493A priority Critical patent/JPH06310884A/ja
Publication of JPH06310884A publication Critical patent/JPH06310884A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリント基板への取り付けが容易で、且つ,半
田付け後に、プリント基板から浮き上がらない放熱板を
提供することにある。 【構成】電子部品を固着する中央部と、中央部の両側縁
に対し略直角状に形成され、下端縁に平板状突片が延設
された側部とからなる断面略コ字状の放熱板において、
中央部の下端縁に略L字状突片を備えている放熱板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に装着す
るパワートランジスタ等の発熱素子が取り付けられた放
熱板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放熱板について、図3にもとづい
て説明する。図3において、放熱板1は、熱伝導の良好
な金属板を断面略コ字状になるように2か所を略直角に
折り曲げた中央部2と両側部3,3とから構成され、両
側部3,3の下端縁から下方に例えば平板状突片4,4
をそれぞれ延設してなるものであった。そして、中央部
2には、例えばパワートランジスタ等の発熱素子からな
る電子部品5が固着され、電子部品5のリード端子6は
中央部2の下端縁から下方へ延出しているものである。
【0003】放熱板1のプリント基板7への第一の固着
方法としては、放熱板1の平板状突片4,4をプリント
基板7に穿設した例えば角孔からなる第1の孔8,8に
挿通して、放熱板1全体のばね性や平板状突片4,4の
ばね性によって、第1の孔8,8の縁部と弾発的に係合
させていた。この際、電子部品5のリード端子6はプリ
ント基板7に穿設した例えば丸孔からなる第2の孔9に
挿通される。その後、リード端子6はフロー半田等によ
りプリント基板7の下面に設けられた電子回路パターン
(図示せず)と半田付けされ、放熱板1はプリント基板
7に固着されていた。
【0004】また、放熱板のプリント基板への第2の固
着方法としては、プリント基板に接する放熱板の下端縁
を折り曲げて取り付け脚を形成し、ネジ止めしたり、又
は、プリント基板の透孔に挿通して捻りを加えるなどの
方法が用いられてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べた第1の従来例では、電子部品5を半田付け
する際、図4(a)に示すように、半田付けの加熱温度
によりプリント基板7の下面が膨脹してプリント基板7
の端部10が上方に反り上がり、この状態で電子部品5
のリード端子6がプリント基板7に半田付けされ、半田
が凝固する。この際、リード端子6の放熱板1の下端縁
からプリント基板7の上面までの寸法Lは、プリント基
板が反らない半田付け前の寸法(零)に比べて、プリン
ト基板7が上方に反った寸法(L)に等しくなる。半田
付け後に、プリント基板7の温度が下がるとプリント基
板7の下面の膨脹が元に戻り、プリント基板7は、図4
(b)に示すように、反りがなく平面状になり、この結
果、電子部品5はプリント基板7の上面から寸法Lだけ
浮き上がることになる。
【0006】上述した説明からも明らかなように、電子
部品5をプリント基板7に半田付けすると、放熱板1に
はプリント基板7の上面から寸法L浮き上がろうとする
力が働くため、弾発的に係合している平板状突片4,4
の弾発力が弱いと、平板状突片4,4は第1の孔8,8
から抜け出し、放熱板1はプリント基板7から上方へ浮
き上がり、放熱板1のプリント基板7への固着が不安定
になるという問題点があった。逆に、平板状突片4,4
が第1の孔8,8に係合している弾発力が強く、放熱板
1がプリント基板7の上面から浮き上がらない場合、リ
ード端子6はプリント基板7を寸法L分下方に押し付け
る力が働き、プリント基板7の下面に設けられた電子回
路パターンを剥がすおそれがあるという問題点を有して
いた。
【0007】また、従来の技術で述べた第2の従来例で
は、ネジ止め作業が必要になったり、プリント基板に対
して放熱板の反対面から放熱板の取り付け足を捻るなど
の複雑な組み立て作業が必要になり、且つ、部品点数が
多くコスト高になるという問題点を有していた。
【0008】そこで本発明の目的は、上述した問題点を
解消すべくなされたもので、プリント基板への取り付け
が容易で、半田付け後、プリント基板から浮き上がらな
い放熱板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明にかかる
構成は、電子部品を固着する中央部と、中央部の両側縁
に対し略直角状に形成され、下端縁に平板状突片が延設
された側部とからなる断面略コ字状の放熱板において、
中央部の下端縁に略L字状突片を備えている。
【0010】
【作用】本発明の放熱板は、上述したように構成したこ
とにより、放熱板に取り付けた電子部品のリード端子を
プリント基板の第2の孔に挿通し、放熱板の中央部の下
端縁に設けた略L字状突片をプリント基板の第3の孔に
挿通係止させた後、放熱板の両側部の下端縁の平板状突
片をプリント基板の第1の孔に挿通係合することによ
り、放熱板をプリント基板に容易に組み立てることがで
き、且つ、固着できるものである。
【0011】
【実施例】以下に、本発明による放熱板の一実施例を図
1にもとづいて説明する。但し、前述の従来例と同一部
分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略す
る。
【0012】本発明においては、放熱板11の中央部1
2に、中央部12の下端縁からリード端子6を挟むよう
にリード端子6の両側2か所に略L字状突片13,13
を形成する。略L字状突片13,13は、中央部12の
下端縁から平板状突片4,4と同一方向に延設してなる
平板部14,14と、平板部14,14に対して直角状
をなし、放熱板11の外側、すなわち側部3,3と反対
側へ曲げてなる、折曲部16,16からなる。略L字状
突片13,13の平板部14,14はプリント基板15
の厚みTより若干長い寸法を有し、また、折曲部16,
16の長さについてはプリント基板15の孔の縁部に十
分に係止する程度である。
【0013】一方、プリント基板15には、第1の孔
8,8と第2の孔9に加えて、略L字状突片13,13
に位置して、それぞれを挿通するための例えば角孔から
なる第3の孔17,17が穿設されている。
【0014】次に、上述した放熱板11をプリント基板
15に固着する方法を、図2を参照して説明する。ま
ず、図2(a)において、電子部品5のリード端子6を
第2の孔9に挿通する。斯る状態で、図2(b)に示す
ように、放熱板11をA方向にやや押しながら、折曲部
16,16を第3の孔17,17に挿通する。そして、
放熱板11を、図2(b)に示すA方向の反対方向にや
や押し戻して、折曲部16,16を第3の孔17,17
の縁部に係止させた後、B方向に回動させ、図2(c)
に示すように、平板状突片4,4を第1の孔8,8に挿
通する。
【0015】電子部品5が固着された放熱板11は、折
曲部16,16が第3の孔17,17の縁部に強固に係
止し、且つ、放熱板11全体のばね性や平板状突片4,
4のばね性によって、第1の孔8,8と弾発的に係合
し、プリント基板15の上面から浮き上がることもなく
係合される。その後、リード端子6はフロー半田等によ
りプリント基板7の下面に設けられた電子回路パターン
(図示せず)と半田付けされて、放熱板11はプリント
基板15に固着される。
【0016】上述したように、プリント基板に電子部品
をフロー半田付けする際、プリント基板は高温側になる
下面が膨脹して、プリント基板の端部が上方へ反り上が
ろうとするが、本発明に係る放熱板によれば、放熱板の
中央部の略L字状突片が、プリント基板の第3の孔に確
実且つ強固に係止しているため、プリント基板の反りが
規制され、プリント基板は平らな状態に維持される。こ
のため、放熱板の中央部に固着した電子部品のリード端
子はプリント基板の上面から必要以上に浮上がること無
くプリント基板に半田付けされる。
【0017】尚、本実施例では略L字状突片を2か所設
けて説明したが、中央部に固着される電子部品の数が偶
数の際には略L字状突片の数は奇数がよいため、略L字
状突片の数は放熱板の中央部に少なくとも一個以上あれ
ば良い。また、本実施例での略L字状突片の曲げ方向は
放熱板の外側であるが、放熱板の内側にすることもでき
る。また、平板状突片が第1の孔と係合後に抜脱しにく
くするための常套手段である曲げや、切り起こし等の突
出部を平板状突片の先端部に設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る放熱板によれば、放熱板を
プリント基板に係止するための組み立ての際、プリント
基板の同一方向からリード端子と略L字状突片と平板状
突片とをプリント基板のそれぞれに対応する孔に挿通す
るだけで、強固に係止することができる。この際、ネジ
止め作業や、プリント基板に対して放熱板の反対側から
放熱板の取り付け足を捻るなどの複雑な作業がなく、更
に、ネジなどの他の部品を必要としないため、放熱板を
プリント基板に係止する作業は容易で安価にできる。
【0019】また、半田付け後、放熱板はプリント基板
の上面から浮上がることなく安定してプリント基板に固
着され、且つ、半田付けされたリード端子はプリント基
板を下方へ押し付ける力が働かず、プリント基板の下面
にある電子回路パターンを剥がすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放熱板を、プリント基板と電子部
品と供に示す斜視図である。
【図2】本発明に係る放熱板をプリント基板に取り付け
る工程順を示す図1のX−Xの部分階段断面側面図であ
る。 (a)電子部品のリード端子をプリント基板の孔に挿通
している図である。 (b)略L字状突片をプリント基板の孔に挿通している
図である。 (c)平板状突片をプリント基板の孔に挿通している図
である。
【図3】従来の放熱板を、プリント基板と電子部品と供
に示す斜視図である。
【図4】従来の放熱板と電子部品とを、プリント基板に
挿通して半田付けする際の状態を示す説明図である。 (a)プリント基板と電子部品とを半田付けしている状
態を示す一部断面側面図である。 (b)図4(a)の半田付け後の状態を示す一部断面側
面図である。
【符号の説明】
4 平板状突片 6 リード端子 8 第1の孔 9 第2の孔 11 放熱板 13 略L字状突片 14 平板部 15 プリント基板 16 折曲部 17 第3の孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を固着する中央部と、該中央部の
    両側縁に対し略直角状に形成され、下端縁に平板状突片
    が延設された側部とからなる断面略コ字状の放熱板にお
    いて、前記中央部の下端縁に略L字状突片を設けたこと
    を特徴とする放熱板。
JP10103493A 1993-04-27 1993-04-27 放熱板 Pending JPH06310884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10103493A JPH06310884A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 放熱板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10103493A JPH06310884A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 放熱板

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Publication Number Publication Date
JPH06310884A true JPH06310884A (ja) 1994-11-04

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ID=14289890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10103493A Pending JPH06310884A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 放熱板

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JP (1) JPH06310884A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6068051A (en) * 1998-03-23 2000-05-30 Intel Corporation Channeled heat sink
US6075703A (en) * 1997-03-26 2000-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat sink assembly
DE10227047A1 (de) * 2002-04-25 2003-11-20 Siemens Ag Kühlkörper
CN1299551C (zh) * 2002-04-09 2007-02-07 乐金电子(天津)电器有限公司 微波炉的基板组合体
CN102569223A (zh) * 2012-01-11 2012-07-11 华为技术有限公司 一种功率器件绝缘散热结构及电路板、电源设备

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