JPH087668Y2 - ヒートシンクの支持構造 - Google Patents

ヒートシンクの支持構造

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JPH087668Y2
JPH087668Y2 JP1991019911U JP1991191U JPH087668Y2 JP H087668 Y2 JPH087668 Y2 JP H087668Y2 JP 1991019911 U JP1991019911 U JP 1991019911U JP 1991191 U JP1991191 U JP 1991191U JP H087668 Y2 JPH087668 Y2 JP H087668Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント基板実装に於
ける放熱用ヒートシンクの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に使用される半導体は、その所
定の性能を実現するために一定の温度以下で動作させる
必要がある。そのため、従来では、半導体を銅やアルミ
ニウム等熱伝導率の大きな材料で成形された放熱用のヒ
ートシンクに取り付けてその冷却を図っているが、ヒー
トシンクは機器の構造物として、又、最大の冷却効果を
得るために所定の場所に配置されなくてはならない。そ
して、機器の高密度実装に伴い、プリント基板に実装さ
れる半導体も多く、必然的にヒートシンクもプリント基
板に実装されることが多い。
【0003】図13はヒートシンクの支持構造の一例を
示し、この従来例では、平板形状のヒートシンク1の下
部両端を折曲してタップ3を形成し、そして、当該タッ
プ3をプリント基板5にねじ止めしてヒートシンク1を
プリント基板5に実装していた。尚、図中、7はヒート
シンク3にねじ止めされた半導体、9は熱伝導性絶縁シ
ート、又、11はパターンである。
【0004】しかし、上述の如くタップ3をプリント基
板5にねじ止めしてヒートシンク1を取り付ける従来の
支持構造では、プリント基板5の表面スペースがタップ
3との接触面に取られるため、ヒートシンク1の固定部
にプリント基板5表面のパターンを通すことができず、
高密度実装及び配線が阻害されていた。加えて、発熱す
る半導体の数量が増えたり発熱量が大きくなると、上述
の如き平板形状のヒートシンク1では放熱に効果のある
表面積の確保に限度があり、十分な放熱効果が期待でき
なかった。
【0005】そこで、図14に示すように、表面積確保
のためのフィン13をベース部15に複数枚設けたヒー
トシンク17が広く用いられており、又、斯かるヒート
シンク17の実装も、絶縁スペーサ19を介することに
よってヒートシンク固定部での配線を可能としている。
尚、図中、21は自動挿入の電子部品、23は形状等の
理由から自動挿入できないために手挿入で実装された電
子部品である。
【0006】しかし乍ら、上述の如き支持構造にあって
は、ヒートシンク17をプリント基板5に実装するに当
たり、ヒートシンク17とプリント基板5との間に第3
の部品である絶縁スペーサ19を介在させなくてはなら
ないため、絶縁スペーサ19の位置決め,ヒートシンク
17の保持、そして、それらのねじ止めといった工程を
要し、組立作業性が悪かった。又、部品の実装は、自動
挿入の電子部品21、そして、手挿入の電子部品23の
順で行われるが、手挿入の電子部品23を実装した後に
プリント基板5を裏返すと、仮実装された電子部品2
1,23が落下するため、手挿入工程の後でヒートシン
ク17のねじ止めをすることができない。従って、従来
では、手挿入工程の前にヒートシンク17のねじ止めを
行っているが、高密度実装するためヒートシンク17の
フィン13の下にも手挿入の電子部品23を実装する場
合には、フィン13に邪魔されてその実装がし難く、と
きには電子部品23の実装が十分でないといった虞があ
った。
【0007】図15及び図16は上述の如き実装上の問
題を解決した従来例で、図15の従来例では、図17に
示すように下部中央を切り欠いたヒートシンク25にか
しめ用突起27を設け、そして、当該かしめ用突起27
に半田付端子29を嵌合した後、かしめ用突起27の先
端を潰してヒートシンク25に半田付端子29を取り付
けることにより、プリント基板5に手挿入の電子部品の
実装と同時にヒートシンク25を実装できるようにした
ものである。
【0008】一方、図16に示す従来例は、ヒートシン
ク31の下部に半田ピン33を設け、当該半田ピン33
をプリント基板5に挿着することで、手挿入の電子部品
と同時にヒートシンク31を実装できるようにしたもの
である。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし乍ら、図15に
示すヒートシンク25の支持構造にあっても、ヒートシ
ンク25とプリント基板5との接触面に於てプリント基
板5上の配線スペースが阻害されている。又、半田付端
子29による実装が不安定で、振動及び外力に対して半
導体7のリード足7aに負担が掛かってしまう虞があっ
た。
【0010】又、図16に示す従来例にあっても、プリ
ント基板5上の配線スペースがヒートシンク固定部で阻
害され、又、フィン35の重みでヒートシンク31が矢
印方向へ傾く虞がある等、ヒートシンク31の安定性の
点で問題があった。本考案は斯かる実情に鑑み案出され
たもので、手挿入の電子部品等と同一方向からプリント
基板に実装でき、而も、実装したヒートシンクの安定性
の向上を図ったヒートシンクの支持構造を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る考案は、プリント基板に実装される
ヒートシンクに溝を形成し、当該溝に、プリント基板に
半田付け若しくはねじ止めする支持端子を圧入してヒー
トシンクをプリント基板に支持するヒートシンクの支持
構造であって、ヒートシンクは、上記溝の開口縁部に沿
って支持端子脱落防止用の突出片が形成され、支持端子
上記溝への圧入部とプリント基板への固定部とからな
る断面略L字状に成形されて、当該圧入部に、溝の内壁
に圧接する複数の係止爪が抜脱方向へ折曲して設けられ
ていることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【作用】請求項1に係る考案によれば、プリント基板へ
の自動挿入の電子部品や手挿入の電子部品の実装を完了
した後、溝内に支持端子が左右から圧入挿着されたヒー
トシンクに半導体をねじ止めし、そして、上記電子部品
と同一方向から支持端子を介してプリント基板にヒート
シンクを半田付け又はねじ止めすれば、支持端子を介し
てヒートシンクがプリント基板に支持されることとな
る。そして、ヒートシンクの溝に支持端子の圧入部を圧
入挿着する際、係止爪が溝の内壁に圧接して支持端子が
強固にヒートシンクに取り付くこととなる。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1乃至図8は請求項1に係る考案の第一実
施例を示し、図1に於て、37はアルミニウム製のヒー
トシンクで、十分な放熱効果を確保するため、従来と同
様、複数のフィン39がベース部41の横方向に亘って
一体に設けられている。そして、フィン39の下方に
は、後述する支持端子43を圧入挿着させる溝45がベ
ース部41の横方向に亘って形成されており、当該溝4
5の開口縁部には、支持端子43の脱落を防止する突出
片47が開口縁部に沿って形成されている。
【0016】図2及び図3は上記溝45に圧入挿着され
る金属製の支持端子43を示し、当該支持端子43は、
溝45への圧入部49とプリント基板5への固定部51
とで断面略L字状に形成されており、圧入部49の両側
部には、夫々、当該圧入部49の抜脱方向へ折曲する
止爪53が2つ宛設けられている。そして、圧入部49
の幅寸法Aは上記溝45の幅寸法Bよりも若干大きく設
定されると共に、全ての係止爪53は、図5に示すよう
に支持端子43の板厚aよりも広い幅寸法bを以って各
先端側が上記突出片47側に折曲し突出した構造となっ
ており、斯かる幅寸法bは上記溝45の深さ寸法cに対
してb>cの関係に設定されている。従って、圧入部4
9を溝45へ圧入挿着すると、各係止爪53が撓んで溝
45の内壁45aに圧接すると同時に、各係止爪53が
c寸法まで圧縮させられて突出片47の内壁47aに圧
接するので、支持端子43が強固にヒートシンク37に
固定されることとなる。然も、上述したように係止爪5
3は圧入部49の抜脱方向へ折曲した構造であるから、
溝45への圧入部49の圧入がし易く、又、抜脱時は係
止爪53が内壁45a,47aに食い込むため、支持端
子43がヒートシンク37から抜け難くなっている。
【0017】又、図4に示すように、溝45内に圧入部
49を圧入挿着してヒートシンク37に支持端子43を
取り付けたとき、固定部51の下縁部51aからヒート
シンク37の下縁部37aが若干浮いた状態となるよう
に、固定部51の寸法が設定されている。一方、図4に
於て、55は固定部51の下縁部51aに突設した2つ
の半田付固定片で、両半田付固定片55は、図6に示す
ようにプリント基板5に形成した取付孔57に挿着した
際に、上記溝45の反対側に圧入挿着された他方側の支
持端子43′の固定部51′の半田付固定片55′と互
いに向き合うような円弧形状に形成されている。而し
て、斯様に対向する半田付固定片55,55′を互いに
向き合うような円弧形状に形成することにより、図6の
如く取付孔57にこれらを挿着すると、取付孔57の内
壁57aと半田付固定片55,55′との間の隙間dが
狭くなって半田付けする前の状態の半田付固定片55,
55′と取付孔57との嵌め合いがきつくなり、ヒート
シンク43がプリント基板5に安定することとなる。
【0018】又、固定部51の下縁部51aは、図7に
示すように、半田付固定片55を取付孔57に挿着した
際にプリント基板5の表面に当接するようになってお
り、挿着時にプリント基板5との間に隙間がないことを
確認することによって、半田付固定片55の浮きのない
半田付けができるようになっている。そして、上述した
ように、ヒートシンク37に支持端子43を取り付けた
とき、固定部51の下縁部51aからヒートシンク37
の下縁部37aが若干浮いた状態となるようになってい
るから、斯様に固定部51の下縁部51aをプリント基
板5の表面に当接させると、プリント基板5とヒートシ
ンク37の下縁部37aとの間には、若干の隙間が生ず
ることとなる。更に、半田付固定片55の基部には、U
字状の切込み59が形成されており、斯様に切込み59
を半田付固定片55の基部に設けることにより半田上が
りが確認できるようになっている。
【0019】加えて、上記固定部51には、半田付固定
片55の近傍に円形状の孔61が2箇所に穿設されてい
る。而して、斯様に固定部51に孔61を設けて固定部
51の断面積を部分的に減少させ熱抵抗を増加させるこ
とにより、プリント基板5への半田付固定片55の半田
付け時に、図7の矢印で示すように、半田付固定片55
から支持端子43及びヒートシンク37への熱の移動を
減少させて半田付固定片55の良好な半田付けができる
と共に、ヒートシンク37に対する最も有効な風の流れ
に対し、支持端子43の空気抵抗を低下させるようにな
っている。
【0020】本実施例はこのように構成されているか
ら、プリント基板5への部品の実装は、従来と同様、先
ず、自動挿入の電子部品21の実装を先に行い、その実
装の完了後に手挿入の電子部品23の実装を行えばよ
い。そして、これらの電子部品21,23の実装後、溝
45内に支持端子43,43′が左右から圧入挿着され
たヒートシンク37に、図8の如く熱伝導性絶縁シート
9を介して半導体7をねじ止めし、そして、支持端子4
3の固定部51の半田付固定片55をプリント基板5の
取付孔57に挿着すればよい。
【0021】而して、溝45に圧入部49を圧入挿着す
ると、既述したように各係止爪53が溝45の内壁45
aと突出片47の内壁47aに圧接して支持端子43が
強固にヒートシンク37に取り付き、又、プリント基板
5と固定部51の下縁部51aとの間に隙間がないか否
かを確認し乍ら図6の如く半田付固定片55,55′を
取付孔57に挿着すれば、ヒートシンク43がプリント
基板5に安定して取り付くこととなる。
【0022】そして、斯かる状態で半田上がりを切込み
59で確認し乍ら半田付けを行えばよく、固定部51に
は孔61を設けてその断面積を部分的に減少させ熱抵抗
を増加させているから、半田付固定片55,55′から
支持端子43,43′及びヒートシンク37への熱の移
動が減少させられ、その結果、半田付固定片55,5
5′が良好にプリント基板5に半田付けされて、ヒート
シンク37の下縁部37aがプリント基板5から僅かな
隙間を開けてプリント基板5上に実装されることとな
る。
【0023】このように、本実施例は、自動挿入の電子
部品21と手挿入の電子部品23を実装した後、ヒート
シンク37をプリント基板5に手挿入部品として手挿入
の電子部品23等と同一方向から実装できるので、ヒー
トシンク37の実装が容易であると共に、図15及び図
16に示す支持構造と同様、ヒートシンク37のフィン
39の下に実装する手挿入の電子部品23の実装が容
易,確実となり、作業性が向上することとなった。
【0024】而も、本実施例にあっては、プリント基板
5に確実に挿着された半田付固定片55,55′を、切
込み59で半田上がりを確認し乍ら確実に半田付けがで
き、又、上記孔61を設けたことによる効果も相俟って
半田付けが確実に行え、その結果、ヒートシンク37を
プリント基板5に確実に支持できることとなった。そし
て、固定部51の下縁部51aがプリント基板5に当接
しているため、図15及び図16の取付構造に比しヒー
トシンク37が、支持端子43を介して安定してプリン
ト基板5に支持されることとなる。
【0025】又、本実施例は、ヒートシンク37の下縁
部37aがプリント基板5から僅かな隙間を開けてプリ
ント基板5上に実装されるため、図8に示すように、ヒ
ートシンク37の下縁部37aとプリント基板5との間
に配線パターン63がレイアウトでき、高密度実装が可
能となる利点を有する。更に、本実施例は、図5で述べ
たように係止爪53を設けた支持端子43の圧入部49
の幅寸法Aを溝45の幅寸法Bよりも若干大きく設定す
ると共に、全ての係止爪53を、支持端子43の板厚a
よりも広い幅寸法bを以って各先端側が上記突出片47
側に折曲し突出した構造としたから、圧入部49を溝4
5へ圧入挿着することにより、各係止爪53が撓んで溝
45の内壁45aに圧接すると同時に、各係止爪53が
c寸法まで圧縮させられて突出片47の内壁47aに圧
接するので、支持端子43が強固にヒートシンク37に
固定される。然も、上述したように係止爪53は圧入部
49の抜脱方向へ折曲した構造であるから、溝45への
圧入部49の圧入がし易く、又、抜脱時は係止爪53が
内壁45a,47aに食い込むため、支持端子43がヒ
ートシンク37から抜け難い利点を有する。そして、本
実施例によれば、上述したように圧入部49を溝45へ
圧入挿着することにより、各係止爪53がc寸法まで圧
縮させられて突出片47の内壁47aに圧接するので、
図5に示すように、ヒートシンク端面から半田付固定片
55までの寸法eが安定し、因って、半導体7の取付位
置,支持端子43の半田付固定片55までの寸法決めが
できる利点を有する。又、支持端子43に孔61を穿設
したことにより空力特性も良好である。
【0026】尚、固定部51に穿設する孔61は上記円
形形状に限定されるものではなく、図9に示すような、
長孔形状の孔65を設けてもよいし、半田付固定片55
間の固定部51の下縁部51aを切り欠いて切込み59
を連続させれば、プリント基板5と固定部51との間に
空間スペース67が生じて、プリント基板5の表面にパ
ターン69を通すことが可能である。
【0027】図10及び図11は本考案の第二実施例を
示す。上記第一実施例は、ベース部41にフィン39を
設けたヒートシンク37に本考案を適用したものである
が、図10に示すように、フィンを持たない平板状のヒ
ートシンク71のベース部73に溝45を設けてもよ
い。そして、その安定性を向上させるため、図11に示
すように、一方の支持端子43″の固定部51″を他方
の支持端子43の固定部51と反対側に折曲させておけ
ば、ヒートシンク71の表裏に固定部51,51″が位
置してヒートシンク71を安定性良く支持することが可
能である。
【0028】又、大型のヒートシンクをプリント基板に
実装しなければならないとき、或いはヒートシンクに外
力や振動が付加されて上記半田付固定片55による半田
付けではヒートシンクの支持強度が不足する虞がある場
合には、電子部品を半田付け後、図12に示すように、
固定部73にねじ止め固定片75を設けた支持端子77
を用いてヒートシンク71をプリント基板5にねじ止め
することで、厄介だった絶縁スペーサの位置決めが不要
となり、確実な保持を実現するために有効となる。 尚、
上記支持端子77には、上記第一実施例と同様、固定部
73とL字状に折曲されたその圧入部79に、上記係止
爪53と同一形状の係止爪81が設けられている。その
他、図中、83はねじ止め固定片75に設けたねじ孔、
85はプリント基板5に設けたねじ孔、そして、87は
ねじである。
【0029】而して、本実施例によっても、上記第一実
施例と同様、ヒートシンク71の実装が自動挿入の電子
部品21や手挿入の電子部品23と同一方向から行えて
その実装が容易であると共に、手挿入の電子部品23の
実装が容易,確実に行え、又、部品の高密度実装が可能
である。更に、本実施例によれば、プリント基板5に対
するヒートシンク71の支持がより強固に行える利点を
有する。
【0030】
【考案の効果】以上述べたように、請求項1に係る考案
によれば、自動挿入の電子部品と手挿入の電子部品をプ
リント基板に実装した後、ヒートシンクをこれらの部品
と同一方向から支持端子を介して実装できるので、ヒー
トシンクの実装が容易であると共に、従来に比しヒート
シンクが支持端子を介して安定してプリント基板に支持
され、又、半導体の取付位置,支持端子の寸法決めがで
きる利点を有する。
【0031】そして、ヒートシンクにフィンを有する場
合に、フィンの下に実装する手挿入の電子部品の実装
が容易,確実となり、安定した部品の実装状態が確保で
きることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に於けるヒートシンクの全
体斜視図である。
【図2】支持端子の圧入部側の側面図である。
【図3】支持端子の固定部側の側面図である。
【図4】支持端子をヒートシンクの溝に圧入挿着した状
態に於けるヒートシンクの一部切欠き斜視図である。
【図5】支持端子をヒートシンクの溝に圧入挿着した状
態に於けるヒートシンクの断面図である。
【図6】半田付固定片をプリント基板の取付孔に挿着し
た状態の部分断面図である。
【図7】支持端子の固定部の側面図である。
【図8】本考案の第一実施例に係るヒートシンクの支持
構造の全体斜視図である。
【図9】支持端子の固定部の変形例の側面図である。
【図10】本考案の第二実施例に於けるヒートシンクの
側面図である。
【図11】本考案の第二実施例に係るヒートシンクの支
持構造の全体斜視図である。
【図12】本考案の第三実施例に係るヒートシンクの支
持構造の全体斜視図である。
【図13】従来のヒートシンクの支持構造の側面図であ
る。
【図14】従来のヒートシンクの支持構造の側面図であ
る。
【図15】従来のヒートシンクの支持構造の側面図であ
る。
【図16】従来のヒートシンクの支持構造の側面図であ
る。
【図17】従来のヒートシンクの部分斜視図である。
【符号の説明】
5 プリント基板 37,71 ヒートシンク 39 フィン 43,53 支持端子 45 溝 49,79 圧入部 51,73 固定部 53,81 係止爪 55 半田付固定片 59 切込み 61,65 孔 75 ねじ止め固定片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山口 裕康 神奈川県川崎市高津区坂戸237番地 富士 通電装株式会社内 (72)考案者 鎌田 忠陽 東京都杉並区堀ノ内2丁目1番26号 株式 会社ホクサ内 (56)参考文献 特開 昭61−65751(JP,A) 実開 昭60−106346(JP,U) 実開 平2−104695(JP,U) 実開 平2−44344(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に実装されるヒートシンク
    溝を形成し、当該溝に、プリント基板に半田付け若し
    くはねじ止めする支持端子を圧入してヒートシンクをプ
    リント基板に支持するヒートシンクの支持構造であっ
    て、 ヒートシンクは、上記溝の開口縁部に沿って支持端子脱
    落防止用の突出片が形成され、支持端子は 上記溝への圧
    入部とプリント基板への固定部とからなる断面略L字状
    に成形されて、当該圧入部に、溝の内壁に圧接する複数
    の係止爪が抜脱方向へ折曲して設けられていることを特
    徴とするヒートシンクの支持構造。
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