JP2001060784A - 放熱板の基板への固定構造 - Google Patents

放熱板の基板への固定構造

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JP2001060784A
JP2001060784A JP11233369A JP23336999A JP2001060784A JP 2001060784 A JP2001060784 A JP 2001060784A JP 11233369 A JP11233369 A JP 11233369A JP 23336999 A JP23336999 A JP 23336999A JP 2001060784 A JP2001060784 A JP 2001060784A
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Japan
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substrate
heat sink
mounting hole
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JP11233369A
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English (en)
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Keiki Urusu
敬喜 瓜巣
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放熱板の脚部を基板の取付穴に挿入したとき
に、放熱板の倒れ、傾きを防ぐことができて、放熱板の
基板への固定状態を安定させることができ、しかも半田
付け時の熱伝導率を効果的にできて半田付け特性を良く
することができ、曲げ加工等の面倒な作業を必要としな
い放熱板への基板の固定構造を提供する。 【解決手段】 放熱板1の脚部2は、この脚部2の幅が
基板3の取付穴4の幅と略同一幅とされて、縦向きに割
り溝7が形成され、下端部の両側に挿入後に取付穴4の
穴縁裏面に係止可能な抜け止め用突出部6が突設された
形状に形成され、脚部2を取付穴4に挿入するときに、
割り溝7側に脚部2を内向きに押し縮めた状態で挿入
し、挿入した後には脚部2を元の状態に復帰させて、脚
部2の両縁部を取付穴4の穴縁に当接して固定し、この
状態で脚部2の下部を基板3の裏面に半田付けするよう
にした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に穿設された
取付穴に、放熱板の脚部を挿入して半田付けで固定する
ようにした放熱板の基板への固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放熱板の基板への固定構
造として、例えば、図2(a)(b)に示すように、放
熱板101の脚部102の下端部に略く字形に屈曲形成
した係止部103を設け、この放熱板101の脚部10
2を、基板104上に配置された電子部品105の近傍
箇所に形成した取付穴106に挿入し、この放熱板他1
01をビス107で電子部品105に取付固定するよう
にしていた。
【0003】ところが、これにおいては、基板104に
対して放熱板101の片方だけにテンションが掛かって
いるおり、しかも放熱板101の脚部102の片面だけ
が基板104の取付穴106の穴縁の片方だけに接して
いて、他方側は取付穴106に空隙が生じているため
に、基板104への固定が不十分であるという問題があ
った。また、放熱板101の脚部102の下端部を曲げ
加工して、略く字形の係止部103を形成しなくてはな
らないために、その加工に手間がかかるという問題があ
った。更に、放熱板101の脚部102を挿入した取付
穴106に空隙が生じて基板104の固定が不安定であ
るために、半田付け特性が悪いという問題があった。
【0004】また実開平2−65378号公報には、部
品取付機構が記載されている。これは、図3(a)
(b)、図4(a)(b)、図5(a)(b)に示すよ
うに、部品201を配線基板202に垂直に取付ける部
品取付機構において、L字状の弾性部材よりなる脚部2
03に、この脚部203の曲部内側と底辺先端とを結ぶ
直線に添って斜めに折り曲げて爪部205とし、この爪
部205を有する脚部203を部品201の配線基板2
02との接合面にこの接合面と脚部203のL字状の曲
部内側との間の長さが配線基板202の厚さと略同一と
なるように設け、この脚部203を配線基板202に設
けられた孔204に挿入して取付けるようにしたもので
ある。
【0005】ところが、これにおいても、配線基板20
2の孔204に対して部品201の脚部203が片持ち
状態で取付されるために、取付固定状態が不安定である
という問題があった。更に、脚部203に曲げ加工を施
さなくてはならないために、その加工に手間がかかると
いう問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、放熱板の脚部を基板の取付穴に挿入した
ときに、放熱板の倒れ、傾きを防ぐことができて、放熱
板の基板への固定状態を安定させることができ、しかも
半田付け時の熱伝導率を効果的にできて半田付け特性を
良くすることができ、曲げ加工等の面倒な作業を必要と
しない放熱板への基板の固定構造を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、基板に穿設された取付穴
に、放熱板の脚部を挿入して半田付けで固定するように
した放熱板の基板への固定構造において、前記放熱板の
脚部は、この脚部の幅が前記取付穴の幅と略同一幅とさ
れて、縦向きに割り溝が形成され、下端部の両側に挿入
後に前記取付穴の穴縁裏面に係止可能な抜け止め用突出
部が突設された形状に形成され、前記脚部を前記取付穴
に挿入するときに、前記割り溝側に脚部を内向きに押し
縮めた状態で挿入し、挿入した後には脚部を元の状態に
復帰させて、脚部の両縁部を取付穴の穴縁に当接して固
定し、この状態で脚部の下部を基板の裏面に半田付けす
るようにしたことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記脚部の下部
は、下端中央部から側部の前記抜け止め用突出部に向け
て傾斜したテーパー縁面に形成されていることを特徴と
している。請求項3に記載の発明は、前記割り溝は、前
記放熱板の本体部内に適宜寸法入り込んで形成されてい
ることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る放熱板の基板
への固定構造の実施の形態について、図を参照しつつ説
明する。図1は、本発明の実施形態の放熱板の基板への
固定構造を示し、(a)は放熱板を基板へ取り付ける直
前の状態を示す正面端面図、(b)は放熱板を基板に取
り付けた状態を示す正面端面図である。
【0010】本実施形態の放熱板の基板への固定構造
は、図1(a)(b)に示すように、放熱板1の脚部2
の幅を基板3に穿設された取付穴4の幅と略同一幅と
し、脚部2の下端中央部から側部に斜め上向きに傾斜し
たテーパ縁面5、5に形成し、このテーパ縁面5、5の
上端部を外向きに若干突出させて抜け止め用突出部6、
6を突設して、その幅方向中央部に下端から本体部内に
適宜寸法入り込んだ割り溝7を形成している。
【0011】そして、図1(a)に示すように、放熱板
1の脚部2を下端部から基板3の取付穴4に挿入する
と、脚部2はテーパ縁面5、5に添って取付穴4にその
割り溝7側の内向きに押し縮められて挿入される。更
に、図1(b)に示すように、脚部2を挿入した後に
は、その復帰力によって、取付穴4の穴縁に脚部2の側
縁が当接した状態で、放熱板1が基板3に取付固定され
る。このとき、放熱板1はその脚部2の抜け止め用突出
部6、6で基板3の取付穴4から抜け止めされた状態で
取付固定されている。この状態で、脚部2に半田付けを
施して、放熱板1を基板3に確実に固定させる。
【0012】したがって、放熱板1の脚部2を基板3の
取付穴4に挿入したときに、放熱板1の倒れ、傾きを防
ぐことができて、放熱板1の基板3への固定状態を安定
させることができる。しかも割り溝7が放熱板1の本体
部内に適宜寸法入り込んで形成されているので、脚部2
の半田付け時の熱が本体部側に逃げることを防ぐことが
でき、半田付け時の熱伝導率を効果的にできて半田付け
特性を良くすることができる。更に、脚部2の曲げ加工
等の面倒な作業を必要としない。尚、この放熱板1を基
板3上の電気部品(図示略)に対する取り付けは、ビス
止め等によって行い、この電気部品から発せられる熱を
この放熱板1で放熱させる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、放熱板の脚部は、この脚部の幅が前記取
付穴の幅と略同一幅とされて、縦向きに割り溝が形成さ
れ、下端部の両側に挿入後に前記取付穴の穴縁裏面に係
止可能な抜け止め用突出部が突設された形状に形成さ
れ、脚部を前記取付穴に挿入するときに、割り溝側に脚
部を内向きに押し縮めた状態で挿入し、挿入した後には
脚部を元の状態に復帰させて、脚部の両縁部を取付穴の
穴縁に当接して固定し、この状態で脚部の下部を基板の
裏面に半田付けするようにしたので、放熱板の脚部を基
板の取付穴に挿入したときに、放熱板の倒れ、傾きを防
ぐことができて、放熱板の基板への固定状態を安定させ
ることができる。しかも脚部に抜け止め用突出部が突設
されているので、脚部を基板の取付穴に挿入した後は、
この脚部を抜け止め固定することができる。更に、曲げ
加工等の面倒な作業を必要としない。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、脚部の下
部は、下端中央部から側部の前記抜け止め用突出部に向
けて傾斜したテーパー縁面に形成されているので、基板
の取付穴に放熱板の脚部を簡単に且つスムーズに挿入こ
とができ、取付固定作業の能率を高めることができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、割り溝
は、放熱板の本体部内に適宜寸法入り込んで形成されて
いるので、脚部の半田付け時の熱が本体部側に逃げるこ
とを防ぐことができ、半田付け時の熱伝導率を効果的に
できて半田付け特性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の放熱板の基板への固定構造
を示し、(a)は放熱板を基板へ取り付ける直前の状態
を示す正面端面図、(b)は放熱板を基板に取り付けた
状態を示す正面端面図である。
【図2】従来の実施形態の放熱板の基板への固定構造を
示し、(a)は放熱板を基板へ挿入する直前の状態を示
す正面端面図、(b)は放熱板を基板に挿入して電気部
品に取り付けた状態を示す正面端面図である。
【図3】従来の部品取付機構を示し、(a)はその斜視
図、(b)はその脚部を示す部分斜視図である。
【図4】同部品を基板の孔に挿入するとき状態を示し、
(a)はその正面断面図、(b)はその側面断面図であ
る。
【図5】同部品を基板の孔に挿入した後の取付状態を示
し、(a)はその正面断面図、(b)はその側面断面図
である。
【符号の説明】
1 放熱板 2 脚部 3 基板 4 取付穴 5 テーパ縁面 6 抜け止め用突出部 7 割り溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に穿設された取付穴に、放熱板の脚
    部を挿入して半田付けで固定するようにした放熱板の基
    板への固定構造において、前記放熱板の脚部は、この脚
    部の幅が前記取付穴の幅と略同一幅とされて、縦向きに
    割り溝が形成され、下端部の両側に挿入後に前記取付穴
    の穴縁裏面に係止可能な抜け止め用突出部が突設された
    形状に形成され、前記脚部を前記取付穴に挿入するとき
    に、前記割り溝側に脚部を内向きに押し縮めた状態で挿
    入し、挿入した後には脚部を元の状態に復帰させて、脚
    部の両縁部を取付穴の穴縁に当接して固定し、この状態
    で脚部の下部を基板の裏面に半田付けするようにしたこ
    とを特徴とする放熱板の基板への固定構造。
  2. 【請求項2】 前記脚部の下部は、下端中央部から側部
    の前記抜け止め用突出部に向けて傾斜したテーパー縁面
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放
    熱板の基板への固定構造。
  3. 【請求項3】 前記割り溝は、前記放熱板の本体部内に
    適宜寸法入り込んで形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の放熱板の基板への固定構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028930A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Tdk-Lambda Corp 半田接続構造及び電源装置
KR20190095782A (ko) * 2018-02-07 2019-08-16 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 컨트롤 패널 장치 및 그 조립방법
US11168924B2 (en) 2017-05-10 2021-11-09 Dyson Technology Limited Heater
US11589661B2 (en) 2017-01-12 2023-02-28 Dyson Technology Limited Hand held appliance

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