JP5888882B2 - ヒートシンク - Google Patents
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Description
このように押圧係止部材を、平板部に対して対称位置に配置することで、平板部の全面に亘って基板に対する応力バランスがとれ、安定した位置決め状態、及び安定した熱的な接続状態が得られる。
このように、平板部が略矩形形状の場合、四隅に基板係止部材又は押圧係止部材を配置しておくことで、平板部全体として効率的に安定した位置決めが実現できると共に、前記押圧係止部材を対称位置に配置しておくことで、平板部の全面に亘って基板に対する応力バランスがとれ、安定した位置決め状態が得られる。
このような構成では、四隅の領域以外にも、各隅部同士の中間部に基板係止部材又は押圧係止部材が配置される。この場合、各隅部同士の全ての中間部(4箇所となる)に配置しても良いし、4箇所の内、対称となる2箇所に配置しても良く、これにより、平板部に対する位置決め状態が更に安定する。また、それぞれの位置に前記押圧係止部材を配置することで、平板部に対する応力バランスの向上が図れ、より安定した位置決め、及び熱的な接続状態が実現できる。
このような構成では、押圧係止部材が基板の貫通孔から外れることがなく、安定した押圧状態が維持できると共に、基板に対する押圧係止部材の係止操作を容易に行うことが可能となる。
このような構成では、基板に対する押圧係止部材の係止操作を容易かつ、安全に行うことが可能となる。
このような構成のヒートシンクは、基板に対する仮止め操作時において、平板部に設けられた基板係止部材の位置決め部によって、基板と平板部との間隔が維持され、かつ、弾性を有する板材で構成された押圧係止部材によって、平板部は基板側に押圧され、平板部は位置ずれすることなく、発熱部との間で熱的な接続状態が維持される。この場合、押圧係止部材は、平板部に面接固定される押圧部と、前記押圧部から平板部の縁部外方に突出すると共に基板側に向けて屈曲形成され、前記基板に形成されている貫通孔に挿通、係止される連結部を有していることから、前記位置決め部を有する基板係止部材の位置決め作用と相俟って、平板部は、基板側に安定して押圧されるようになる。すなわち、リフロー炉に搬入する前に基板に対して平板部を仮止めする際、基板に対して平板部が位置ずれを起こすことなく弾性力が作用することから、平板部に対して別途、荷重を掛けなくても、基板に対する安定した平板部の固定状態が維持される。
また、このような構成では、押圧係止部材の連結部が、基板に対して入り込み過ぎることがなくなり、基板(発熱部)に対して過度な圧力を掛けないようにすることが可能となる。
図1から図6は、ヒートシンクの第1の実施形態を示しており、図1は、斜視図、図2は、側面図、図3は、押圧係止部材の正面図、図4は、図2の主要部の拡大図、図5は、ヒートシンクを基板に組み込んだ状態を示す斜視図、そして、図6は、ヒートシンクと発熱部の拡大断面図である。
なお、以下の実施形態では、上記した実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明については省略する。
この実施形態では、平板部2の四隅の各中間部に押圧係止部材を配置するのではなく、各四隅の一部に押圧係止部材20を配置している。押圧係止部材20は、四隅の内の1箇所、或いは3箇所であっても良いし、図7に示すように、平板部2に対する応力バランスの向上が図れるように、平板部2の中心領域に対して、対称となる位置の2箇所に配置することが好ましい。
2 平板部
10 基板係止部材
20 押圧係止部材
21 固定部
22 連結部
50 基板
51 発熱部
Claims (9)
- 発熱部を実装した基板に重合するように装着され、前記発熱部からの熱を放熱する平板部を具備したヒートシンクにおいて、
前記平板部には、前記基板に対して固定される基板係止部材と、前記基板の発熱部に対して平板部を押圧させる押圧係止部材が設けられており、
前記基板係止部材は、前記基板側に突出して前記基板と係合すると共に、基板と平板部との間隔を維持する位置決め部を有し、
前記押圧係止部材は、弾性を有する板材で構成されており、前記平板部に面接固定される押圧部と、前記押圧部から平板部の縁部外方に突出すると共に前記基板側に向けて屈曲形成され、前記基板に形成されている第1の貫通孔に挿通、係止される連結部と、を有し、
前記基板係止部材の前記位置決め部の先端と前記押圧係止部の前記連結部の先端は、共に、前記基板側に向けて垂下しており、
上方より前記基板に重合するとき、前記基板側に向けて垂下した前記位置決め部の先端を前記第1の貫通孔とは別の前記基板に形成されている第2の貫通孔に挿通させて前記基板と前記平板部との間隔を維持し、同時に、前記基板側に向けて垂下した前記連結部の先端を前記第1の貫通孔に挿通させて前記基板に対する前記平板部の固定を行うことを特徴とするヒートシンク。 - 前記押圧係止部材は、前記平板部の中心領域に対して、対称位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
- 前記平板部は、四隅を有する略矩形形状に形成され、前記四隅部分のそれぞれには、前記基板係止部材又は押圧係止部材が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートシンク。
- 前記平板部の四隅同士の中間部となる4箇所又は4箇所の内の対称となる2箇所には、それぞれ前記基板係止部材又は押圧係止部材が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のヒートシンク。
- 前記押圧係止部材の連結部には、前記基板の貫通孔に対する挿入時に抜け止めを果たす抜け止め突起が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のヒートシンク。
- 前記押圧係止部材の連結部は、基板に係止される二本脚を具備しており、各脚の対向側に、前記抜け止め突起がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項5に記載のヒートシンク。
- 発熱部を実装した基板に重合するように装着され、前記発熱部からの熱を放熱する平板部を具備したヒートシンクにおいて、
前記平板部には、前記基板に対して固定される基板係止部材と、前記基板の発熱部に対して平板部を押圧させる押圧係止部材が設けられており、
前記基板係止部材は、前記基板側に突出して前記基板と係合すると共に、基板と平板部との間隔を維持する位置決め部を有し、
前記押圧係止部材は、弾性を有する板材で構成されており、前記平板部に面接固定される押圧部と、前記押圧部から平板部の縁部外方に突出すると共に前記基板側に向けて屈曲形成され、前記基板に形成されている貫通孔に挿通、係止される連結部と、を有し、
前記押圧係止部材の連結部には、前記基板の貫通孔に対する挿入時に、挿入位置を規制する規制突起が形成されていることを特徴とするヒートシンク。 - 前記基板係止部材は、前記基板に形成された貫通孔に挿通され、半田付けされる外部接続端子であることを特徴とする請求項7に記載のヒートシンク。
- 前記平板部には、フィンが形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のヒートシンク。
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