JP4506500B2 - ヒートシンク保持用クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートシンクを押さえて基板上に固定するヒートシンク保持用クリップに関する。
従来、ヒートシンクを基板上に固定する手段の一つとして、クリップを用いたものでは、ヒートシンクサイズやLSI耐荷重や基板厚さなどに応じた専用のクリップをその都度設計して対応していたので、不経済であった。
また、アンカーピンを用いてクリップを基板上に係止するものでは、図4に示すように、U形のアンカーピン51の先端部を、基板52のランド53a付きスルホール53に貫通させ、スルホール53内に半田付け54を行ってアンカーピン51を基板52に固着する。そして、図5に示すように、クリップ55の両端のフック部55aを、両側のU形のアンカーピン51に引っ掛け、クリップ55でヒートシンク56を押さえて基板52上に保持する。
しかし、この場合には、アンカーピン51がクリップ56の力に耐えきれず、スルホール53から抜けることがあった。
さらに、特許文献1(国際特許公開WO96/29850公報)に記載のものでは、爪付き脚部を両端に有するアーチ形のクリップ本体の他に、ステンレス製線材よりなる脱落防止ピンを用い、クリップ本体の両端の爪部を基板の孔に掛けた上に、その状態を、脱落防止ピンの弾性を利用して保持するようになっている。
しかし、これによると、プレス金型で製作するクリップ本体の他に、ステンレス製線材よりなる脱落防止ピンが必要で、しかも脱落防止ピンをクリップ本体に保持して組み合わせるための孔や振れ止め用ガイドをクリップ本体に設けなければならないので、製造コストが高くなる。また、クリップ本体の長さが一定であるとともに、クリップの保持荷重も一定であるため、ヒートシンクサイズやLSI耐荷重や基板厚さなどの変化に応ずることができない。
最近は、LSIの発熱量が、10Wクラスから数10Wクラスと大きくなっているのに伴い、ヒートシンクのサイズの大型化及び重量化の傾向にあるとともに、基板の厚さも一律ではなくなっているため、その変化に柔軟に対応できるクリップが望まれている。
国際特許公開WO96/29850公報
本発明の課題は、ヒートシンクサイズやLSI耐荷重や基板厚さなどの変化に柔軟に対応することができるとともに、基板から外れることがなくヒートシンクを安定保持でき、しかも比較的単純な構造で、製造コストも低減できる上に作業性も良いヒートシンク保持用クリップを提供することにある。
本発明は、ヒートシンクを押さえて基板上に固定するヒートシンク保持用クリップであって、バネ性を有する弾性係止部を両端に有し、これら弾性係止部を、基板に設けられた受け部にバネ性を利用して差し込んで係止するようになっているとともに、両端の弾性係止部の間に伸縮部を有し、前記伸縮部は、鞘状部と、この鞘状部に挿入可能な板の両辺を鋸歯状に形成してなるラッチ部とによって構成され、前記ラッチ部が鞘状部中に内外両方向へステップ摺動することで長さ調整可能になっていることを特徴とする。
その好ましい形態は次のとおりである。
伸縮部と両側の弾性係止部との間の部分もバネ性を有する。
基板に設けられた受け部が孔で、各弾性係止部がバネ性を有する一対の爪部で構成され、一対の爪部を基板の孔に差し込んで係止するようになっている。
クリップは、伸縮部における鞘状部とラッチ部とで分離可能な一対の部品で構成されている。
本発明のクリップによれば、伸縮部により長さ調整できるので、種々のヒートシンクサイズに柔軟に対応できるとともに、両端の弾性係止部をそのバネ性を利用して基板の受け部に係止するので、LSI耐荷重や基板厚さなどの変化にも応ずることができる上に、基板から外れることがなくヒートシンクを安定保持できる。
また、本発明のように、ラッチ部が鞘状部に対して内外両方向へステップ摺動することで伸縮する構造にすると、長さ調整が容易である。
請求項2に係る発明のように、伸縮部と両側の弾性係止部との間の部分にもバネ性をもたせると、ヒートシンクの保持がより安定するとともに、その形状の変化にも対応できる。
請求項3に係る発明のように、各弾性係止部を、バネ性を有する一対の爪部として、これを基板の孔に差し込んで係止する構造にすると、基板への保持が確実になるとともに、作業性も良い。
請求項に係る発明のように、鞘状部とラッチ部とで分離する2部品構造にすると、製造が容易で、伸縮するクリップとして安価に提供できる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例のクリップ1は、図1に示すように、プラスチック等で成形された二つ(一対)の部品1a・1bにて構成され、これらを対称する向きに組み合わせることにより全体として伸縮可能(長さ調整可能)となっている。
すなわち、二つの部品1a・1bは、それぞれ、偏平な鞘状部2a・2bと、これから一体に連続して中間を屈曲成形されたバネ性を有するアーム部3a・3bと、アーム部3a・3bの折り曲げた先端部分に固定された弾性係止部4a・4bとを有する。そして、二つの部品1a・1bの鞘状部2a・2b中に、両辺が鋸歯状のラッチ部5を挿入することにより、これらラッチ部5と鞘状部2a・2bとが中央での伸縮部6となり、ラッチ部5が鞘状部2a・2bに対して内外両方向へステップ摺動することで、段階的に長さ調整可能となっている。
各弾性係止部4a・4bは、一対の爪部7c・7dを、互いに外向きにして幅員方向へ離してほぼ平行に突設したもので、一対の爪部7c・7dは、その間隔が縮まる方向と厚さ方向の両方向にバネ性を有している。
このような構造とした本クリップ1は、図2及び図3に示すように、ヒートシンク8のサイズに応じた長さにするため、ラッチ部5とその両側の鞘状部2a・2bとの間のステップ摺動により、伸縮部6で段階的に伸縮させて長さ調整し、両端の弾性係止部4a・4bの一対ずつの爪部7c・7dを、基板9に設けられている受け部である孔10に差し込んで基板9に係止し、本クリップ1でヒートシンク8を押さえて基板9上に固定する。
このような使用状態において、本クリップ1は、両側のアーム部3a・3bが屈曲成形されて上下方向にバネ性を有するため、LSI耐荷重の変化に柔軟に対応できる。また、基板9の孔10に間隔を縮めて差し込まれた爪部7c・7dが、互いに外向きで、しかも上記のような両方向のバネ性による復元力で孔10の下側に係止されるため、孔10から抜けることがないとともに、孔10の長さ(基板厚さ)及び孔10の大きさの変化にも柔軟に対応でき、ヒートシンク8を基板9上に安定して保持できる。
なお、本発明によるクランプは主にヒートシンク保持用であるが、ヒートシンク以外のものを基板上に保持する場合の応用も可能である。
本発明によるヒートシンク保持用クリップの一例の斜視図である。 その使用状態を示す側面図である。 同じく斜視図である。 アンカーピンを用いてクリップを基板上に係止する従来例を示し、(A)はアンカーピンを基板に固定した状態の側面図、(B)はその断面図である。 その従来例によるヒートシンク保持状態の斜視図である。
符号の説明
1 クリップ
1a・1b 部品
2a・2b 鞘状部
3a・3b アーム部
4a・4b 弾性係止部
5 ラッチ部
6 伸縮部
7c・7d 爪部
8 ヒートシンク
9 基板
10 孔

Claims (4)

  1. ヒートシンクを押さえて基板上に固定するヒートシンク保持用クリップであって、バネ性を有する弾性係止部を両端に有し、これら弾性係止部を、前記基板に設けられた受け部にバネ性を利用して差し込んで係止するようになっているとともに、両端の弾性係止部の間に伸縮部を有し、
    前記伸縮部は、鞘状部と、この鞘状部に挿入可能な板の両辺を鋸歯状に形成してなるラッチ部とによって構成され、
    前記ラッチ部が鞘状部中に内外両方向へステップ摺動することで長さ調整可能になっていることを特徴とするヒートシンク保持用クリップ。
  2. 伸縮部と両側の弾性係止部との間の部分もバネ性を有することを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク保持用クリップ。
  3. 基板に設けられた受け部が孔で、各弾性係止部がバネ性を有する一対の爪部で構成され、一対の爪部を基板の孔に差し込んで係止するようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートシンク保持用クリップ。
  4. 伸縮部における鞘状部とラッチ部とで分離可能な一対の部品で構成されていることを特徴とする請求項に記載のヒートシンク保持用クリップ。
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