JP6055584B2 - 固定具及び配設体固定装置 - Google Patents

固定具及び配設体固定装置 Download PDF

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Description

本発明は、構造物を構成する鉄筋や吊りボルト等の棒材などにスリーブ、ケーブル、配線ボックス等の配設体を固定するための固定具及び配設体固定装置に関するものである。
建物のコンクリート壁には配管を挿通させるための配管孔が厚さ方向に設けられることがある。その配管孔は、円管状のスリーブをコンクリート壁を形成するための鉄筋に固定した後、対向する型枠内にコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後にスリーブを抜き取ることによって形成することができる。ここで、スリーブは、金属製のバインド線などの線材を使用して鉄筋に固定される。
なお、スリーブは、特許文献1に記載のスリーブホルダ等を使用して鉄筋に固定することもできる。特許文献1に記載のスリーブホルダは、配設体としてのスリーブを保持する保持部材と構造物を構成する棒材としての鉄筋に固定するための固定部材とを連結部材で連結した構成となっている。連結部材は複数の連結ピースを連結して形成され、或いは雄ネジ部材で形成され、スリーブと鉄筋との離間距離を調節できるようになっている。
特開2008−144823号公報(図1、図6等)
しかし、配管孔を形成するためのスリーブを鉄筋に固定するには線材を使用していたため、結束して固定しにくく、その作業は大変面倒であり、手間がかかっていた。
一方、特許文献1に記載の固定具においては、鉄筋に固定される固定部材は、固定用突出部と結束バンドとで構成されているので、複数の部材が必要であり、また、2箇所で結束しなければならず操作が面倒であった。
そこで、本発明は、簡易な構成で、構造物を構成する棒材等に配設体を容易に固定することができる固定具及び配設体固定装置の提供を課題とするものである。
請求項1の固定具は、ばね性を有する材料で形成され、両端部に構造物または配設体に固定するための固定部を有し、中央部にボルト体を保持する保持部を備えてなり、前記保持部は、線材をコイル状に巻回して形成され、前記ボルト体の雄ねじ部に係合する係合部が形成され、前記ボルト体が軸方向に移動可能とすべく該ボルト体の外径より大きい内径に形成されてなり、前記固定部を前記構造物または前記配設体に固定することで前記ボルト体の外径より小さい内径に縮径されて前記係合部が該ボルト体の雄ねじ部に係合するよう形成され、前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合した状態で、前記ボルト体に圧接して該ボルト体を前記係合部に対して回動不能とするものである。
請求項2の固定具は、特に、前記両端部の固定部と前記保持部とはそれぞれ直線状の連結部によって連結され、両側の前記連結部間における前記保持部とは反対側の開き角度は180度より小さく設定されており、前記保持部は、そのコイルを更に巻回するようにして前記連結部間の開き角度を180度より大きくしつつ前記固定部を前記構造物または前記配設体に固定することで前記ボルト体の外径より小さい内径に縮径されて前記係合部が該ボルト体の雄ねじ部に係合するものである。
請求項3の固定具は、請求項1と同様に、ばね性を有する材料で形成され、両端部に構造物または配設体に固定するための固定部を有し、中央部にボルト体を保持する保持部を備えてなる。請求項2の固定具は、特に、保持部は、線材をコイル状に巻回して形成され、前記ボルト体の雄ねじ部に係合する係合部が形成され、ばねの付勢力に抗して前記両固定部の間隔を変更することにより、前記ボルト体の外径より大きい内径に拡径されて該ボルト体が軸方向に移動可能となり、前記付勢力による復元により縮径されて前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合可能に形成され、前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合した状態で、前記ボルト体に圧接して該ボルト体を前記係合部に対して回動不能とし、前記固定部は、前記保持部により前記ボルト体を保持した状態で、前記構造物または前記配設体に固定されるものである。
請求項4の固定具は、特に、両端部の前記固定部と前記保持部とはそれぞれ直線状の連結部によって連結され、両側の前記連結部間における前記保持部とは反対側の開き角度は180度より大きく設定されており、前記保持部は、前記連結部間の開き角度を小さくすることにより、前記ボルト体の外径より大きい内径に拡径されて該ボルト体が軸方向に移動可能となり、前記付勢力による復元により前記連結部間の開き角度は再度180度より大きくなることによって、縮径されて前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合するものである。
求項5の固定具は、特に、固定部が、構造物としての棒材に掛け止めするための掛止部を備えてなる。
請求項6の固定具は、特に、固定部に、配設体に固定するためのビスが挿通可能な挿通孔が形成されてなる。
請求項7の配設体固定装置は、構造物を構成する棒材に配設体を固定するためのものであって、請求項1の固定具と同様の、ばね性を有する材料で形成され、棒材に配設体を固定するための固定具と、配設体を支持するための配設体支持部を有し外面に雄ねじ部を備えたボルト体とを備えてなる。
請求項1、請求項2及び請求項7の発明は、ボルト体を固定具の保持部に対して所定位置まで軸方向に移動させた後、ばね性を利用して固定部を構造物または配設体に固定すれば、それに伴って保持部は、ボルト体の外径より小さい内径に縮径され、係合部がボルト体の雄ねじ部に係合し、ボルト体の軸方向への移動は阻止される。これにより、固定具は構造物等に固定されるとともに、ボルト体は固定具の保持部における一定位置に保持される。したがって、簡易な構成でかつ簡単な操作で、配設体を構造物等に所定距離離間した一定位置において固定することができる。
請求項3及び請求項4の発明は、構造物等への固定の際に、ばねの付勢力に抗して両固定部の間隔を変更することにより、保持部はボルト体の外径より大きい内径に拡径され、ボルト体は保持部内に挿入し軸方向に移動可能となり、ボルト体が所定位置に移動した後、保持部は、付勢力による復元により縮径されて係合部がボルト体の雄ねじ部に係合し、ボルト体の軸方向への移動は阻止される。そして、固定部は、保持部によりボルト体を保持した状態で、構造物等に固定される。したがって、請求項1の固定具と同様に、簡易な構成でかつ簡単な操作で、配設体を構造物等に所定距離離間した一定位置において固定することができる。
また、請求項1〜請求項4、請求項7の発明は、係合部がボルト体の雄ねじ部に係合した状態で、保持部はボルト体に圧接してボルト体を係合部に対して回動不能とするから、ボルト体は強固に固定具に固定され、保持部に保持された配設体は構造物等に対して一定の向き、姿勢で固定される。
加えて、保持部が、線材をコイル状に巻回して形成されているので、保持部を簡易な構成で形成できるとともに、安定した所定のばね性を得ることができる。
請求項5の固定具は、固定部が、掛止部を備えているので、掛止部をばねの付勢力に抗して構造物としての棒材に掛け止めするだけの簡単な操作で、固定部を簡単に棒材に固定できる。
請求項6の固定具は、固定部に、ビスが挿通可能な挿通孔が形成されているので、簡易な構成で簡単かつ強固に固定具を配設体に固定できる。

本発明の第一実施形態の配設体固定装置の斜視図である。 図1の配設体固定装置を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図1の固定具を示す斜視図である。 図1の配設体固定装置を構造物を構成する棒材に固定した状態を示す斜視図である。 図4の固定状態を示す平面図である。 図3の固定具の変形例を示す斜視図である。 図6の固定具を棒材から取り外す状態を示す斜視図である。 第一実施形態における別の配設体固定装置を示す平面図である。 本発明の第二実施形態の配設体固定装置を棒材に固定する手順を示す平面図である。 本発明の別の配設体固定装置を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図10の配設体固定装置を吊りボルトに固定した状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明の更に別の配設体固定装置の斜視図である。
〈第一実施形態〉
まず、本発明の第一実施形態の固定具及び配設体固定装置を図1乃至図7に基づいて説明する。
図1乃至図5において、配設体固定装置1は、建物のコンクリート壁に配管を挿通するための配管孔を厚さ方向に設けるために用いられるものであり、コンクリートの打設において配管孔を形成するための円管状のスリーブ41を鉄筋32に所定距離離間させた状態で固定するものである。配設体固定装置1は、構造物を構成する棒材31である鉄筋32に配設体としてのスリーブ41を固定するための固定具11と、スリーブ41を支持する配設体支持部23を有し外面に雄ねじ部22を備えたボルト体21とを備えてなる。
固定具11は、図3に示すように、1本のばね性を有する材料である金属製の断面円形の線材を折り曲げて形成されており、両端部に鉄筋32に固定するための固定部12を有し、中央部にはボルト体21を保持する保持部13を備えている。各固定部12と保持部13とは、直線状の連結部14で連結されている。固定部12は、鉄筋32に掛け止めするための掛止部15を備え、掛止部15は線材を円弧をなすフック形状に折り曲げて形成されている。ここで、掛止部15は、鉄筋32への掛止を容易ならしめるため、挿入開口15aは鉄筋32の外径より僅かに大きく形成されている。
保持部13は、線材をコイル状に複数巻回して形成され、その内径はボルト体21の雄ねじ部22の外径より僅かに大きく形成され、内部を雄ねじ部22が軸方向に移動可能となっている。一方で、保持部13は、線材を更に少し巻回する、即ち後述するように固定部12を鉄筋32に固定したとき、コイルの内径はボルト体21の雄ねじ部22の外径より小さい大きさに縮径されて雄ねじ部22に係合するように形成されている。即ち、保持部13のコイルの内面部には雄ねじ部22に係合する係合部16が形成されていて、縮径によって係合部16の線材の一部は、ボルト体21の雄ねじ部22の谷部内に嵌入して係合し、これにより、保持部13の内部をボルト体21の雄ねじ部22が軸方向に移動するのが阻止されるようになっている。ここで、保持部13の線径とボルト体21の雄ねじ部22のねじピッチとが同一寸法の場合は、保持部13の係合部16とボルト体21とをより効果的に係合させることができる。
更に、保持部13は、係合部16がボルト体21の雄ねじ部22に係合した状態では、ボルト体21に強く圧接してボルト体21が係合部16に対して軸を中心に回動するのを防止している。
固定具11の両側の直線状の連結部14は、図2(a)に示すように、平面視で交差する部分の保持部13とは反対側の開き角度イは、180度より小さく形成され、図2(a)では、165度に形成されている。また、各固定部12の掛止部15は連結部14に直交する方向より少し外向きに開いた状態で円弧をなすフック形状に折り曲げられている。このように折り曲げられた掛止部15は、固定具11を鉄筋32に固定した後は、図5に示すように、鉄筋32に直交して掛止され、固定具11は安定して鉄筋32に固定されることになる。
次に、ボルト体21は、外面に雄ねじ部22を備えているとともに、雄ねじ部22の一端部には、配設体であるスリーブ41を支持するための配設体支持部23が連結されている。雄ねじ部22は、少なくとも配設体支持部23を鉄筋32から所定距離離間させて固定できるに足る長さを有している。
一方、配設体支持部23は、連結端部が雄ねじ部22の一端部に外嵌して取着される支持部本体24と、スリーブ41を結束して支持する結束バンド26とで構成されている。配設体支持部23は、支持部本体24に貫設されたねじ孔24aに固定ねじ25が螺着され、固定ねじ25の先端が雄ねじ部22の外面に押し付けられることにより、雄ねじ部22の所定位置に固定されるようになっている。なお、支持部本体24においてねじ孔24aが設けられた側面と直交する上面には矩形窓24bが設けられており、この矩形窓24bから固定ねじ25の先端が雄ねじ部22に当接した状態を視認することができる。支持部本体24は、スリーブ41の外周壁に沿って当接する円弧板状の配設体当接部24cを備えており、配設体当接部24cの長さ方向両端部の上下には、結束バンド26の巻回方向を案内するとともに支持部本体24から外れるのを防止する案内突起片24dが外周方向に向けて一体に突設されている。支持部本体24は、合成樹脂等によって一体に形成されているが、複数に分割して形成してもよい。
結束バンド26は、結束する内面側が平坦面に形成され、外面側は、図示しないが、多数の突条が間隔をおいて幅方向に形成されており、一端部及び巻回後の他端部側を支持部本体24に設けられたスリット状の取着孔に挿入することによって支持部本体24に取着されている。結束バンド26は、支持部本体24の取着孔に簡単に押し込んで挿入できるとともに、挿入後は、外面側の突条が支持部本体24の取着孔内の図示しない係止凹溝に係止し、抜け止め状態となる。したがって、結束バンド26は、支持部本体24の取着孔に挿入して引き締めるだけで簡単かつ強固にスリーブ41を締め付けて保持し支持し得る。
次に、上記のように構成された配設体固定装置1を鉄筋32に固定し、コンクリート壁に配管孔を形成する方法を説明する。
最初に、固定後のスリーブ41と鉄筋32との離間距離に合致するよう、ボルト体21の雄ねじ部22の所定位置に固定具11を取付ける。それには、固定具11のコイル状の保持部13がボルト体21の外径より僅かに大きい内径に形成されているので、ボルト体21の雄ねじ部22をそのまま固定具11の保持部13内に挿通し、軸方向に所定位置まで移動させる。
ボルト体21の雄ねじ部22が所定位置まで移動したら、固定具11の両側の固定部12を把持してばね性を有する固定具11の弾性に抗して保持部13のコイルを更に巻回するようにして両側の連結部14が交差する部分の保持部13とは反対側の開き角度イを拡大させつつ両掛止部15の間隔を狭めてから掛止部15を鉄筋32に掛止させる。これにより、固定具11は、掛止部15が鉄筋32に弾性的に突張るようにして掛止し、鉄筋32に強固に固定される。固定具11が鉄筋32に固定された状態を図4及び図5に示す。
図5において、配設体固定装置1は、矢印で示すように、固定部12の弾性的な突張りによって両側の掛止部15に作用する押圧力と、保持部13の線材が鉄筋32と当接することによって保持部13に生ずる反力との釣り合いにより、鉄筋32に安定して強固に固定される。なお、固定具11の両側の連結部14は、当初、図2(a)に示すように、交差する部分の保持部13とは反対側の開き角度イは180度より小さい状態にあったのが、鉄筋32への固定後は、180度より大きくなっている。また、掛止部15は、鉄筋32に対して直交する向きに掛止し、固定具11は安定して鉄筋32に保持固定される。
更に、鉄筋32への固定と同時に、固定具11の保持部13は、ボルト体21の外径より小さい内径に縮径されて、コイルの内部側の係合部16はボルト体21の雄ねじ部22に係合し、保持部13の線材の一部がボルト体21の雄ねじ部22の谷部内に嵌入する。そして、固定具11のばね性によって保持部13は、ボルト体21の雄ねじ部22に強く圧接する。この結果、ボルト体21は、固定具11の保持部13に対して軸方向に移動するのが阻止され、配設体支持部23は、鉄筋32から所定距離離間した位置に固定されるとともに、ボルト体21が保持部13に対して軸を中心に回動するのが防止される。これにより、配設体固定装置1の鉄筋32への固定は完了する。
配設体固定装置1の鉄筋32への固定が完了したら、スリーブ41の外周壁をボルト体21の配設体当接部24cに当接させつつスリーブ41を配設体支持部23に配置し、結束バンド26を引き締めてボルト体21に支持させる。その後、対向する型枠内にコンクリートを打設し、硬化後、脱型し、スリーブ41を抜き取ることにより、コンクリート壁に配管を挿通するための配管孔がコンクリート壁の厚さ方向に形成される。なお、手順として、スリーブ41は、配設体固定装置1を鉄筋32に固定する前に、ボルト体21の配設体支持部23に支持させてもよい。
次に、第一実施形態の固定具11及び配設体固定装置1の作用を説明する。
固定具11は、ばね性を有するとともに、コイル状の保持部13は、ボルト体21の外径より大きい内径に形成され、固定部12を鉄筋32に固定することでボルト体21の外径より小さい内径に縮径されるよう形成されているので、固定具11の線材の弾性に抗して固定部12を鉄筋32に固定すれば、同時に保持部13はボルト体21の外径より小さい内径に縮径されて係合部16がボルト体21の雄ねじ部22に係合し、ボルト体21が軸方向に移動するのが阻止される。このため、固定具11の保持部13をボルト体21の雄ねじ部22の所定位置に配置した後、配設体固定装置1を鉄筋32に固定することにより、自ずとボルト体21を雄ねじ部22の所定位置において保持部13に保持させることができる。そして、固定部12は、掛止部15をばねの付勢力に抗して鉄筋32に掛け止めするだけで、簡単に鉄筋32に固定できる。したがって、固定具11の掛止部15を鉄筋32に掛止するだけの簡単な操作で、ボルト体21を鉄筋32に固定できると同時に、簡単に位置調整して、スリーブ41を鉄筋32に対して所定距離離間した一定位置に固定することができる。
また、配設体固定装置1は、固定具11を1本のばね性を有する線材を折り曲げ加工して形成し、コイル状に巻回してなる保持部13にボルト体21を挿通して保持させるだけの簡易な構成で形成することができる。
更に、固定具11は、保持部13が線材をコイル状に複数巻回して形成されているので、保持部13を簡易な構成で形成できるとともに、所定のばね性を安定して得ることができる。
加えて、鉄筋32への固定後、固定具11の係合部16がボルト体21の雄ねじ部22に係合した状態で、保持部13はボルト体21に圧接してボルト体21が軸を中心に回動するのを防止し、ボルト体21は強固に固定具11に固定される。
また、ばね性を有する固定具11の復元力によって固定部12の掛止部15は鉄筋32に弾性的に強く突張って掛止し、固定具11は鉄筋32に強固に固定される。
これにより、ボルト体21に支持されたスリーブ41は鉄筋32に対して一定姿勢に安定して強固に固定される。
ところで、本実施形態の固定具11は、固定部12の掛止部15が弾性的に強く突張って鉄筋32に掛止されるので、施工途中で鉄筋32に対する配設体固定装置1の固定位置を変更したりする必要が生じたときに、一旦鉄筋32に固定した配設体固定装置1を取り外すのが困難なことがある。
そこで、固定具11の変形例として、図6に示すように、一方の固定部12に、線材を1回ループ状に巻いたループ部17を形成してもよい。この固定具11の場合、図7に示すように、鉄筋32に固定された固定具11に対してマイナスドライバ51等の工具をループ部17に差し込んでこじることにより、容易に一方の掛止部15の掛止を解除し、鉄筋32から固定具11を取り外すことができる。なお、ループ部17は、両側の固定部12に設けてもよい。また、ループ部17に代えて他の形状のものを設けてもよい。
加えて、ボルト体21の支持部本体24には、スリーブ41を支持するために、結束バンド26が取付けられているが、他の結束部材、例えば、紐体やバインド線などを取付けてスリーブ41を支持させてもよい。
次に、この第一実施形態において、配設体固定装置1は、1つの配設体支持部23を備え、1個のスリーブ41を支持する構成としているが、図8に示すように、1つの固定具11、1本の雄ねじ部22に対して、2つの配設体支持部23を備え、計2個のスリーブ41を支持する構成とすることもできる。即ち、図8に示す配設体固定装置1は、図1、図2に示す配設体固定装置1と比べてボルト体21の雄ねじ部22を長く形成し、長さ方向の略中間部に1つの固定具11を取付けるとともに、その固定具11を挟んでその雄ねじ部22の両端部それぞれに配設体支持部23をほぼ対称的に備えた構成としている。この場合、コンクリート壁には、配管を挿通させるための配管孔を間隔をあけて平行に2個形成することができ、これにより、多数の配管を2つに分割して挿通させたり、種類の異なる配管を区別して挿通させることができる。
〈第二実施形態〉
次に、本発明の第二実施形態の固定具11及び配設体固定装置1を図9に基づいて説明する。
基本的には、鉄筋32への固定前において、第一実施形態の固定具11の保持部13は、ボルト体21の雄ねじ部22の外径より僅かに大きい内径に形成されているとともに、両側の連結部14は、交差する部分の保持部13とは反対側の開き角度イが180度より小さく設定されているのに対し、第二実施形態の固定具11の場合は、保持部13は、ボルト体21の雄ねじ部22の外径より僅かに小さい内径に形成されているとともに、交差する部分の保持部13とは反対側の開き角度イは180度より大きく設定されている点において、第二実施形態の固定具11は、第一実施形態の固定具11と相違する。その他の点においては、両者はほぼ共通する。
即ち、第二実施形態の固定具11は、図9(a)において、鉄筋32への固定前において、保持部13の内径Dは、ボルト体21の外径より僅かに小さく形成されているので、そのままでは、内部にボルト体21の雄ねじ部22を挿入することはできない状態にある。
また、両側の連結部14は、交差する部分の保持部13とは反対側の開き角度イは180度より大きく設定され、即ち、交差する部分の保持部13と同側の開き角度ロは180度より小さく設定されている。このときの両側の固定部12の間隔はL1である。更に、この両連結部14の開き角度ロ及び固定部12の間隔L1は、固定具11を鉄筋32に固定した後の図9(c)に示す両連結部14が交差する部分の保持部13と同側の開き角度ロ’及び固定部12の間隔L3と略同一に設定されている。
このように構成された第二実施形態の配設体固定装置1を鉄筋32に固定するには、最初の固定具11が図9(a)の状態においては、保持部13は、ボルト体21の雄ねじ部22の外径より僅かに小さい内径Dに形成され、保持部13内にボルト体21の雄ねじ部22を挿入することはできないので、両側の固定部12を把持してばねの付勢力に抗して保持部13を軸に白抜き矢印の方向に押し拡げて、図9(b)のように、両連結部14がほぼ水平状態となるようにする。これに伴い、両固定部12の間隔は、図9(a)のL1から図9(b)のL2に拡大する。すると、保持部13のコイルの内径は、僅かに拡径し、ボルト体21の雄ねじ部22の外径より僅かに大きくなって、保持部13内に雄ねじ部22を挿入することが可能となる。
そこで、保持部13内にボルト体21の雄ねじ部22を挿入し、続いて、両側の固定部12の押し曲げを緩めて解放する。すると、両側の固定部12及び連結部14は保持部13を軸に図9(b)の矢印方向に回動して元の図9(a)の状態に弾性復帰するとともに、保持部13は付勢力による復元によって縮径され、保持部13がボルト体21の雄ねじ部22に係合し、保持部13はボルト体21を保持する。この後、引き続いて、保持部13がボルト体21を保持した状態で、固定具11の両側の固定部12を把持し、ばねの付勢力に抗して、保持部13を軸に図9(a)の白抜き矢印とは反対方向に更に押し曲げて両固定部12の間隔を更に狭めてつつ、両側の掛止部15を強制的に鉄筋32に掛止させる。
掛止後は、固定具11は、図9(c)に示すように、図9(a)のほぼ設定当初の状態に弾性復帰し、両固定部12の間隔はL3となる。以上により、配設体固定装置1は、固定具11の掛止部15が弾性的に突張った状態で強固に鉄筋32に固定され、スリーブ41は、鉄筋32から所定距離離間した一定位置に固定され支持される。
このように、第一実施形態では、固定具11の保持部13は、該ボルト体21の外径より大きい内径Dに形成され、固定部12を鉄筋32に固定することでボルト体21の外径より小さい内径Dに縮径されて係合部16がボルト体21の雄ねじ部22に係合するのに対し、第二実施形態では、当初、ボルト体21の外径より小さい内径Dに形成された固定具11の保持部13が、両側の連結部14をほぼ水平状態に押し拡げて両固定部12の間隔を変更してL1からL2に拡大することにより、ボルト体21の外径より大きい内径Dに拡径されてボルト体21は軸方向に挿入し移動可能となるので、保持部13内にボルト体21の雄ねじ部22を挿入し、その後、両側の固定部12の拡張を緩めて解放することにより、ばねの付勢力による復元によって縮径されて係合部16はボルト体21の雄ねじ部22に係合する。
この第二実施形態の配設体固定装置1は、固定具11が付勢力による復元によって固定前とほぼ同じ状態となって鉄筋32に固定されるが、基本的には、第一実施形態の配設体固定装置1と同様に作用する。
なお、第二実施形態においては、固定時に固定具11は付勢力により復元するが、鉄筋32への固定後の状態は、必ずしも設定当初と略同一であることは要しない。
ところで、第二実施形態においても、配設体固定装置1は、第一実施形態の場合と同様に、固定具11を挟んで雄ねじ部22の両端部にそれぞれ配設体支持部23を備え、2個のスリーブ41を支持する構成とすることもできる。
〈他の形態〉
第一、第二実施形態では、配設体固定装置1は、構造物を構成する棒材31である鉄筋32にスリーブ41を固定する形態を示したが、他に、例えば、配設体としてのケーブル42を、構造物を構成する棒材31である吊りボルト33に固定するものに適用することもできる。
図10において、配設体固定装置1は、第一実施形態と同様の固定具11と、配設体としてのケーブル42を支持するための配設体支持部23を有し外面に雄ねじ部22を備えたボルト体21とで構成されている。固定具11の保持部13の内径は、ボルト体21の雄ねじ部22の外径より僅かに大きく形成されている。また、ボルト体21の配設体支持部23は、雄ねじ部22と一体にこれと同一の金属線材を使用して半円弧状に折り曲げフック状に形成されており、この部分にケーブル42が載置され支持されるようになっている。図11に示す、配設体固定装置1が固定される吊りボルト33は、建物の二重天井等に垂設された直状のボルトである。
この配設体固定装置1も、図11に示すように、第一実施形態の配設体固定装置1と同様の操作で吊りボルト33に垂直の姿勢で固定することができ、配設体支持部23は、吊りボルト33から水平方向に突出する。したがって、ケーブル42は吊りボルト33から所定距離水平方向に離間して配設体支持部23に載置され、布設経路に沿って水平方向に布設される。なお、この実施形態においては、コンクリートは打設されないので、コンクリートのかぶり厚さは考慮しなくてもよく、配設体支持部23は比較的吊りボルト33に近接した位置に配設してもよい。また、配設体支持部23は、雄ねじ部22とは別体に、金属、合成樹脂等で形成し、これを雄ねじ部22に連結固定したものとしてもよい。
更に別の形態を図12に示す。
図12において、配設体固定装置1は、第一実施形態とほぼ同様の2個の固定具11と、外面に雄ねじ部22を備えたボルト体27とで構成されている。ボルト体27は、直状のボルトで形成され、その雄ねじ部22は、固定具11の保持部13の内径より僅かに小さい外径に形成されている。また、固定具11は、一方の固定部12即ち図12の上側の固定部12が、フック形状の掛止部15で形成され、他方の固定部12即ち図12の下側の固定部12は、配設体に固定するためのビス44が挿通可能な挿通孔18が線材を略C字状に折り曲げて形成されている。
この配設体固定装置1のボルト体27に支持される配設体は、配線ボックス43であり、矩形箱状に形成されている。配線ボックス43の底壁43aには、上側2箇所に固定具11の一方の固定部12の掛止部15が掛止する掛止孔43cが設けられ、下側2箇所にねじ孔43dが設けられている。なお、配線ボックス43の底壁43a及び側壁43bには複数のノック孔43eが形成されている。
配設体固定装置1のボルト体27に配線ボックス43を支持させるには、ボルト体27より僅かに大きい内径に形成された保持部13にボルト体27を挿入した後、固定具11の上側の固定部12の掛止部15を配線ボックス43の上側の掛止孔43cに掛止させ、続いて、ビス44を、固定部12の下側の固定部12の挿通孔18に挿通し、更に配線ボックス43の下側のねじ孔43dに螺着して、ビス44の頭部と配線ボックス43の底壁43aとで固定具11の挿通孔18を備えた固定部12を挟持する。これに伴い、固定具11は、固定部12が突張った状態で配線ボックス43の底壁43aに取着され、同時に、保持部13は縮径されてボルト体27の外径より僅かに小さい内径となり、係合部16はボルト体27の雄ねじ部22に係合して、ボルト体27に強固に固定され、ボルト体27は保持部13に対して軸方向に移動するのが阻止される。これにより、配線ボックス43は固定具11を介してボルト体27に所定距離離間して安定して固定され支持される。
〈変形例等〉
ところで、上記各実施形態の固定具11のフック形状の掛止部15は、鉄筋32への掛止を容易ならしめるため、挿入開口15aは鉄筋32の外径より僅かに大きく形成されているが、これに限られるものではなく、挿入開口15aを鉄筋32等の棒材31の外径より少し小さく形成して、棒材31を強制的に挿入開口15aに押し込んで掛止するようにしてもよい。この場合、若干操作し難くなるものの、掛止部15をより強く棒材31に掛止させて固定具11を固定することができる。
また、固定具11の断面円形の線材からなる掛止部15は、鉄筋32等の棒材31と当接する部分を叩打して偏平化してもよい。この場合、掛止部15と棒材31との当接面積が増し、棒材31への固定力は更に増大する。
加えて、上記各実施形態の固定具11の保持部13は、係合部16がボルト体21の雄ねじ部22に係合した状態では、ボルト体21に圧接してボルト体21が係合部16に対して回動するのを防止しているが、本発明を実施する場合は、これに限られるものではなく、ボルト体21が係合部16に対して回動するのを許容するものとしてもよい。この場合は、係合部16がボルト体21に係合した状態で、ボルト体21を回動することにより、保持部13が保持するボルト体21の位置を調整することができる。
更に、上記各実施形態の固定具11の保持部13は、線材を複数巻回したコイル状のものとしているが、1回のみ巻回したものとしてもよい。
そして、上記各実施形態の固定具11の連結部14は、直線状に形成されているが、これに限られるものではなく、鉄筋32等の棒材31に固定したときの突張り力を更に増大させるために、いずれかの方向に弧状に撓ませたり、途中にループを形成したものとしてもよい。
1 配設体固定装置 23 配設体支持部
11 固定具 31 棒材(構造物)
12 固定部 32 鉄筋(棒材)
13 保持部 33 吊りボルト(棒材)
15 掛止部 41 スリーブ(配設体)
16 係合部 42 ケーブル(配設体)
17 ループ部 43 配線ボックス(配設体)
21、27 ボルト体 44 ビス
22 雄ねじ部 L1、L2、L3 両固定部の間隔

Claims (7)

  1. ばね性を有する材料で形成され、両端部に構造物または配設体に固定するための固定部を有し、中央部にボルト体を保持する保持部を備えてなり、
    前記保持部は、線材をコイル状に巻回して形成され、前記ボルト体の雄ねじ部に係合する係合部が形成され、前記ボルト体が軸方向に移動可能とすべく該ボルト体の外径より大きい内径に形成されてなり、前記固定部を前記構造物または前記配設体に固定することで前記ボルト体の外径より小さい内径に縮径されて前記係合部が該ボルト体の雄ねじ部に係合するよう形成され、前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合した状態で、前記ボルト体に圧接して該ボルト体を前記係合部に対して回動不能とすることを特徴とする固定具。
  2. 前記両端部の固定部と前記保持部とはそれぞれ直線状の連結部によって連結され、両側の前記連結部間における前記保持部とは反対側の開き角度は180度より小さく設定されており、
    前記保持部は、そのコイルを更に巻回するようにして前記連結部間の開き角度を180度より大きくしつつ前記固定部を前記構造物または前記配設体に固定することで前記ボルト体の外径より小さい内径に縮径されて前記係合部が該ボルト体の雄ねじ部に係合することを特徴とする請求項1に記載の固定具。
  3. ばね性を有する材料で形成され、両端部に構造物または配設体に固定するための固定部を有し、中央部にボルト体を保持する保持部を備えてなり、
    前記保持部は、線材をコイル状に巻回して形成され、前記ボルト体の雄ねじ部に係合する係合部が形成され、ばねの付勢力に抗して前記両固定部の間隔を変更することにより、前記ボルト体の外径より大きい内径に拡径されて該ボルト体が軸方向に移動可能となり、前記付勢力による復元により縮径されて前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合可能に形成され、前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合した状態で、前記ボルト体に圧接して該ボルト体を前記係合部に対して回動不能とし、
    前記固定部は、前記保持部により前記ボルト体を保持した状態で、前記構造物または前記配設体に固定されることを特徴とする固定具。
  4. 両端部の前記固定部と前記保持部とはそれぞれ直線状の連結部によって連結され、両側の前記連結部間における前記保持部とは反対側の開き角度は180度より大きく設定されており、
    前記保持部は、前記連結部間の開き角度を小さくすることにより、前記ボルト体の外径より大きい内径に拡径されて該ボルト体が軸方向に移動可能となり、前記付勢力による復元により前記連結部間の開き角度は再度180度より大きくなることによって、縮径されて前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合することを特徴とする請求項3に記載の固定具。
  5. 前記固定部は、前記構造物としての棒材に掛け止めするための掛止部を備えてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の固定具。
  6. 前記固定部は、前記配設体に固定するためのビスが挿通可能な挿通孔が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の固定具。
  7. 構造物を構成する棒材に配設体を固定するための配設体固定装置であって、
    前記棒材に前記配設体を固定するための固定具と、
    前記配設体を支持するための配設体支持部を有し、外面に雄ねじ部を備えたボルト体とを備え、
    前記固定具は、両端部に前記棒材に固定するための固定部と、中央部に前記ボルト体を保持する保持部とを備え、
    前記保持部は、線材をコイル状に巻回して形成され、前記ボルト体が軸方向に移動可能とすべく該ボルト体の外径より大きい内径に形成されてなり、前記固定部を前記棒材に固定することで前記ボルト体の外径より小さい内径に縮径されて該ボルト体の雄ねじ部に係合するよう形成され、前記係合部が前記ボルト体の雄ねじ部に係合した状態で、前記ボルト体に圧接して該ボルト体を前記係合部に対して回動不能とすることを特徴とする配設体固定装置。
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