JP7197347B2 - 配線・配管材支持具 - Google Patents
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Description
そして、請求項1の配線・配管材支持具は、特に、前記支持腕には、反載置面方向に向けて立設する補強壁部が設けられ、前記被掛止部は、前記補強壁部の先端縁に凹設形成されており、前記バンド部の掛止部は該バンド部の幅方向両側に突出した一対の棒状部で形成されて、該バンド部の先端はT字状を成し、前記補強壁部は、前記バンド部の幅より大きい間隔をあけて一対設けられ、前記各補強壁部に、前記バンド部の掛止部の一対の棒状部がそれぞれ嵌着可能な前記被掛止部が設けられている。
また、請求項2の配線・配管材支持具は、特に、前記本体の被掛止部が、前記バンド部における前記本体の挿通空間から突出した先端側の長さに応じて掛け止め位置を変更できるように複数設けられている。
請求項4の配線・配管材支持具は、特に、前記支持腕に、反載置面方向に向けて立設する補強壁部が設けられ、前記被掛止部は、前記補強壁部の先端縁に凹設形成されている。
請求項5の配線・配管材支持具は、特に、前記バンド部の掛止部は該バンド部の幅方向両側に突出した一対の棒状部で形成されて、該バンド部の先端はT字状を成し、前記補強壁部は、前記バンド部の幅より大きい間隔をあけて一対設けられ、前記各補強壁部に、前記バンド部の掛止部の一対の棒状部がそれぞれ嵌着可能な前記被掛止部が設けられている。
請求項7の配線・配管材支持具は、特に、前記バンド部の被係止部は、前記支持腕の載置面と対面する側と反対側の面に形成されている。
請求項8の配線・配管材支持具は、特に、前記本体の固定部は、天井壁面にビスあるいは鋲で固定可能であり、前記支持腕の先端は、固定した前記天井壁面との間に前記配線・配管材を通過可能とする隙間を形成した立ち壁を備え、前記本体の係止爪は、前記立ち壁の基端側に設けられ、前記バンド部は、自然状態で、前記天井壁面に沿うとともに前記基端から前記立ち壁の先端を越える長さに形成されている。
加えて、請求項2の発明は、被掛止部が複数設けられているので、掛止部をバンド部の余長に応じて選択して被掛止部に掛け止めすることができる。
請求項4の発明は、支持腕に補強壁部が設けられ、被掛止部は、補強壁部の先端縁に凹設形成されているから、支持腕を補強できるとともに、バンド部の掛止部を掛け止めることもできる。
請求項5の発明は、バンド部の掛止部は、バンド部の幅方向両側に突出した一対の棒状部で形成されてバンド部の先端がT字状を成すので、バンド部を補強壁部間によじれることなく配置可能であるとともに、掛止部を被掛止部に整然と安定して掛け止めることができる。
請求項7の発明は、バンド部の被係止部が、支持腕の載置面と対面する側と反対側の面に形成されているので、本体の係止爪が前述の立ち壁の基端に設けられている場合には、バンド部は、配線・配管材を包囲するように屈曲して掛け止めされることにより生じる弾性的な反力により、係止爪に押し付けられ、緩まない。
請求項8の発明は、バンド部が天井壁面に沿うとともに基端側から立ち壁の先端を越える長さに形成されているので、配線・配管材を立ち壁と天井壁面との隙間を通過させて支持腕上に載置し収容する際に、バンド部が隙間に介在することから、配線・配管材が直接天井壁面と当接するのが回避され、配線・配管材が天井壁面に擦れて傷付くのが防止される。
まず、支持具1を天井壁面70の所定位置にあてがった後、固定部20の固定孔25に鋲80を打ち込みあるいはビス締めして、図5(a)に示すように、支持具1を天井壁面70に固定する。図5は鋲80を使用して支持具1を天井壁面70に固定した場合を示す。この場合、鋲80を固定部20の内側円筒23及び固定孔25に配置してガス銃を使用して打ち付けると、図5に示すように、打撃圧で内側円筒23は押し潰され、潰された樹脂は外側円筒24内に流れる。ここで、内側円筒23を形成したのは、打撃圧で固定孔25の部分に亀裂が入ったり破断するのを防止するためである。なお、ガス銃による鋲80打ちでなくビス締めする場合は、固定部20には単に固定孔25のみを設けてもよい。
支持具1は、バンド部50の先端の掛止部54が支持腕30の被掛止部45に掛け止めされるので、ケーブル60を結束後のバンド部50の余長55が垂直下方に垂れ下がるのが防止され、ケーブル60の支持箇所における見栄えが向上する。
更に、被掛止部45は、補強壁部44の先端縁に形成されているから、支持腕30が補強され、バンド部50の掛止部54は安定して被掛止部45に掛け止めされる。
加えて、被掛止部45は、複数設けられているので、掛止部54をバンド部50の余長55に応じて選択して被掛止部45に掛け止めすることができ、バンド部50の余長55を支持腕30の下部面に沿わせた状態で掛け止めでき、見栄えが向上する。
ここで、バンド部50が立ち壁35の先端に弾性的に当接するこの例、及び前述の、バンド部50が僅かに湾曲状に屈曲して天井壁面70から少し離間する例においても、バンド部50は、自然状態で、天井壁面70に沿っているといえる。
また、支持される部材としては、ケーブル60の他、各種の配線・配管材を支持させることができる。
10 本体 50 バンド部
20 固定部 51 基端
30 支持腕 52 外面
32 載置面 53 被係止部
35 立ち壁 54 掛止部
35a 基端側 54a 棒状部
39 挿通空間 60 ケーブル(配線・配管材)
40 開口 70 天井壁面(構造物)
42 係止爪 80 鋲
44 補強壁部
Claims (8)
- 構造物への固定部と、該固定部から延設され、上面側に配線・配管材を載置する載置面が形成された、前記配線・配管材を下方から支持する支持腕と、からなる本体と、
前記本体から延設され、前記支持腕に載置された前記配線・配管材を該支持腕とともに取り囲む帯板状のバンド部と、
を有する配線・配管材支持具であって、
前記本体には、前記バンド部が挿通される挿通空間及び挿通された該バンド部の外面に形成された被係止部に係止して該バンド部がその基端側に抜け出すのを規制する係止爪と、前記支持腕上の前記配線・配管材を取り囲むとともに前記挿通空間を通過した前記バンド部の先端側が掛け止めされる被掛止部と、が設けられ、
前記バンド部の先端側に、前記被掛止部に掛け止め可能な掛止部が設けられ、
前記支持腕には、反載置面方向に向けて立設する補強壁部が設けられ、
前記被掛止部は、前記補強壁部の先端縁に凹設形成されており、
前記バンド部の掛止部は該バンド部の幅方向両側に突出した一対の棒状部で形成されて、該バンド部の先端はT字状を成し、
前記補強壁部は、前記バンド部の幅より大きい間隔をあけて一対設けられ、前記各補強壁部に、前記バンド部の掛止部の一対の棒状部がそれぞれ嵌着可能な前記被掛止部が設けられていることを特徴とする配線・配管材支持具。 - 構造物への固定部と、該固定部から延設され、上面側に配線・配管材を載置する載置面が形成された、前記配線・配管材を下方から支持する支持腕と、からなる本体と、
前記本体から延設され、前記支持腕に載置された前記配線・配管材を該支持腕とともに取り囲む帯板状のバンド部と、
を有する配線・配管材支持具であって、
前記本体には、前記バンド部が挿通される挿通空間及び挿通された該バンド部の外面に形成された被係止部に係止して該バンド部がその基端側に抜け出すのを規制する係止爪と、前記支持腕上の前記配線・配管材を取り囲むとともに前記挿通空間を通過した前記バンド部の先端側が掛け止めされる被掛止部と、が設けられ、
前記バンド部の先端側に、前記被掛止部に掛け止め可能な掛止部が設けられ、
前記本体の被掛止部は、前記バンド部における前記本体の挿通空間から突出した先端側の長さに応じて掛け止め位置を変更できるように複数設けられていることを特徴とする配線・配管材支持具。 - 前記本体の被掛止部は、前記支持腕における反載置面側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の配線・配管材支持具。
- 前記支持腕には、反載置面方向に向けて立設する補強壁部が設けられ、
前記被掛止部は、前記補強壁部の先端縁に凹設形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の配線・配管材支持具。 - 前記バンド部の掛止部は該バンド部の幅方向両側に突出した一対の棒状部で形成されて、該バンド部の先端はT字状を成し、
前記補強壁部は、前記バンド部の幅より大きい間隔をあけて一対設けられ、前記各補強壁部に、前記バンド部の掛止部の一対の棒状部がそれぞれ嵌着可能な前記被掛止部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の配線・配管材支持具。 - 前記バンド部は、前記本体の固定部側を基端として延設され、
前記本体の挿通空間は、前記支持腕の先端側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の配線・配管材支持具。 - 前記バンド部の被係止部は、前記支持腕の載置面と対面する側と反対側の面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の配線・配管材支持具。
- 前記本体の固定部は、天井壁面にビスあるいは鋲で固定可能であり、
前記支持腕の先端は、固定した前記天井壁面との間に前記配線・配管材を通過可能とする隙間を形成した立ち壁を備え、
前記本体の係止爪は、前記立ち壁の基端側に設けられ、
前記バンド部は、自然状態で、前記天井壁面に沿うとともに前記基端から前記立ち壁の先端を越える長さに形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の配線・配管材支持具。
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