JP2000240852A - 配管用支持具 - Google Patents

配管用支持具

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JP2000240852A
JP2000240852A JP11041342A JP4134299A JP2000240852A JP 2000240852 A JP2000240852 A JP 2000240852A JP 11041342 A JP11041342 A JP 11041342A JP 4134299 A JP4134299 A JP 4134299A JP 2000240852 A JP2000240852 A JP 2000240852A
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anchor bolt
pipe support
pipe
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piece
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JP11041342A
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Shoji Okada
昭司 岡田
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Kyokuto Kogyo KK
Original Assignee
Kyokuto Kogyo KK
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/10Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンカーボルトからの脱落を防止する。 【解決手段】 保持体における垂壁部のアンカーボルト
側にアンカーボルト押圧板8を進退自在且つ固定自在に
設けて、アンカーボルト押圧板8でアンカーボルトのね
じ部に薄肉係合部を嵌合することによって、保持体とア
ンカーボルトの間隔を確実にそのまま保持し、アンカー
ボルト押圧板でのアンカーボルトの押圧状態を維持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の天井等の
アンカーボルトに固定して、天井裏等への配管、特に重
量のある配管を可能にした配管用支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる配管用支持具にあっては、
例えば実開平4ー105281号公報のものの様に、ア
ンカーボルトの所定位置に固定される保持体と配管を支
持する配管支持体よりなり、前記保持体は垂壁部に一対
の係止片が対向配置されていて、該係止片には前記アン
カーボルトのねじ部に係着する薄肉係合部を有するアン
カーボルト挿通孔が設けられ、かつ前記垂壁部には前記
アンカーボルト挿通孔の薄肉係合部を前記アンカーボル
トのねじ部側に付勢押圧する板バネが形成されていると
共に、前記配管支持体は、その一端が前記保持体に対し
て回動自在に枢着されており、かつ他端は片持梁状に弾
性を有していて前記保持体に開閉自在に係着される様に
構成されたものが見受けられる。そして、配管支持体を
保持体から外した状態で配管用支持具をアンカーボルト
に固定すると共に、かかる配管支持体上に一旦配管を載
置した後、各配管用支持具の配管支持体を保持体にセッ
トして、配管を設置する様にしていた。又、保持体と配
管支持体の他端側の係着構造は、保持体に形成した窓部
内に爪部を突設すると共に、配管支持体に形成した、保
持体の窓部内に差し込む掛止部に嵌合孔を形成し、該嵌
合孔内に爪部を嵌め込むことにより、保持体に配管支持
体をセットしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記配管用支
持具にあっては、下記の通り解決せねばならない課題が
あった。 (1)配管がアンカーボルトに対し保持体より更に外側
に設置されるため、偏心荷重となって、垂壁部の下端側
がアンカーボルトに接近する様に保持体が傾くと同時に
板バネが更に圧縮され、下方の係止片における薄肉係合
部がアンカーボルトのねじ部から外れ、その結果配管用
支持体がアンカーボルトから脱落してしまう可能性が高
い。 (2)保持体に対し配管支持体が枢着されているため、
取付作業が面倒。 (3)帯板を適宜形状に屈曲形成した配管支持体で配管
を支持しているが、配管支持体の一端側(下端側)は保
持体に分離不可状態で連結され、他端側(上端側)は保
持体に対し着脱自在であり、而も配管支持体側の掛止部
は保持体側の窓部の上縁側を付勢押圧しているため、特
に大径で重い配管を設置する場合、配管支持体が全体的
に下がる様に変形し、その結果配管支持体の他端側(上
端側)が、掛止部側が上方になる様に傾斜してしまうた
め、掛止部の嵌合孔から窓部の爪部が外れかかった状態
になり、保持体に対し配管支持体が外れ易い状態になっ
てしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、(1)の課題に鑑み、保持体における垂壁部
のアンカーボルト側にアンカーボルト押圧板を進退自在
且つ固定自在に設けて、アンカーボルト押圧板でアンカ
ーボルトのねじ部に薄肉係合部を嵌合することによっ
て、保持体とアンカーボルトの間隔を確実にそのまま保
持し、アンカーボルト押圧板によるアンカーボルトの押
圧状態を維持する様にして、上記(1)の課題を解決す
る。又、(2)の課題に鑑み、保持体の垂壁部と下方の
係止片の境界部に取付孔を設け、他方配管支持体の一端
に形成した掛止片を取付孔に挿通させると共に、該掛止
片の先端両側部に一体突設した掛止突片を、下方の係止
片における取付孔の両側部位に掛止させることによっ
て、取付孔に挿通させるだけで保持体に配管支持体を取
付可能にして、上記(2)の課題を解決する。又、
(3)の課題に鑑み、保持体における垂壁部の上端側
に、上方部位より下方部位が幅広い嵌合孔を設け、他方
配管支持体の他端に、基端部位より先端部位が幅広い掛
止片を形成し、保持体における上方の係止片に、水平部
と、該水平部の一端側に設けた係着部と、他端側に設け
た係着部より長い操作部により構成し、かかる抜脱防止
体を、上方の係止片に揺動自在に取り付け、係着部の下
端部を内方へ屈曲させて、上方の掛止片の下方支持部位
を形成し、且つロック時に係着部及び操作部が掛止片の
先端部位の両側部に接触する様にした抜脱防止体を設け
たことによって、上方の掛止片の下がりを阻止する様に
して、上記(3)の課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1に示す様に、配管用支持具22を
アンカーボルト6に固定するための部材である保持体1
は、一対の係止片2、2aと垂壁部3よりなる略コ字状に
形成されている。
【0006】係止片2、2aは、平行で同一方向に突出し
ており、かかる係止片2、2aにアンカーボルト挿通孔
4、4aが夫々形成されている。尚、図1、2に示す様
に、係止片2、2aに切込部21、21a を設けて前記アンカ
ーボルト挿通孔4、4aを開口することは、アンカーボル
ト6への装着を容易化する望ましい形態である。
【0007】又、係止片2、2aのアンカーボルト挿通孔
4、4aの内縁部の前記アンカーボルト6の外側に、前記
アンカーボルト6のねじ部(谷部)に係着する薄肉係合
部5、5aが形成される。この薄肉係合部5、5aはアンカ
ーボルト挿通孔4、4aの内縁部を押しつぶし又は切削す
ることによって容易に形成することが出来る。
【0008】又、垂壁部3の両側部より斜め外方に補強
リブ7、7aを一体突設し、該補強リブ7、7aによって、
後述するアンカーボルト押圧板8でアンカーボルト6を
押圧する際に垂壁部3が湾曲変形しない。又、垂壁部3
のアンカーボルト6側の中央にアンカーボルト押圧板8
を進退自在且つ固定自在に設け、該アンカーボルト押圧
板8は円形状に形成され、その中央に、後述するボルト
杆10の螺入部位9を設け、該螺入部位9にあっては、図
2に示す様に、アンカーボルト押圧板8の保持体1側の
中央に固設したナット11のボルト孔12と、アンカーボル
ト押圧板8の中央孔13とで形成したり、或いは図8に示
す様に、アンカーボルト押圧板8の中央に貫設したボル
ト孔14とし、かかる螺入部位9に、垂壁部3の中央に水
平突設したボルト杆10を螺入している。又、垂壁部3の
中央に、後述するボルト杆10a の螺入部位9aを設け、該
螺入部位9aにあっては、図9(a)に示す様に、垂壁部
3のアンカーボルト6側の中央に固設したナット11a の
ボルト孔12a と、垂壁部3の中央孔13a とで形成した
り、或いは図9(b)に示す様に、垂壁部3の中央に貫
設したボルト孔14a とし、かかる螺入部位9aに、アンカ
ーボルト押圧板8の中央に水平突設したボルト杆10a を
螺入している。又、アンカーボルト押圧板8における押
圧面に、アンカーボルト6のねじ部への係着突部15を形
成し、該係着突部15は、図1に示す様に、同心円上に形
成された、断面三角形状の円環突条16とするのが望まし
い。又、上記係着突部15を形成しないアンカーボルト押
圧板8を使用しても良く、この場合、図10に示す様
に、矩形板17のアンカーボルト6側の中央に円形板18を
固設してアンカーボルト押圧板8にするのが望ましい
が、単なる1枚板であっても良い。そして、保持体1に
対しアンカーボルト押圧板8を正逆回転させることで、
該アンカーボルト押圧板8を進退させる様にし、又アン
カーボルト押圧板8は逆回転させない限り後退せず、そ
の位置に固定される。この実施例では、図2の断面図か
らよりよく理解されるように、前記係止片2、2aのアン
カーボルト挿通孔4、4aの外側内縁部に設けた薄肉係合
部5、5aを、アンカーボルト6のねじ部側に付勢押圧し
ている。
【0009】ここで、配管用支持具22について説明する
と、配管を支持する断面円弧状に形成された支持部29を
有する配管支持体28が、前記保持体1に開閉自在に取り
付けられている。即ち、配管支持体28は、図2に示す様
に、帯状の金属板の下端を略円弧状に湾曲して配管の支
持部29となすとともに、該支持部29より連続して他端を
片持梁状に弾性を有するように構成されている。又、閉
鎖状態の配管支持体28における支持部29の最下部と、下
方の係止片2aの間隔が、図2に示す様に狭くなる、即ち
支持部29が浅くなる様に、配管支持体28を形成してい
る。又、配管支持体28の上下端縁部の中央に掛止片23、
24を連続形成し、該掛止片23、24の先端両側部より外方
へ掛止突片25、25a 、26、26a を一体突設して、先端部
位23a 、24a が基端部位23b 、24b より幅広くなってい
る。そして、図3、4に示す様に、保持体1の垂壁部3
及び下方の係止片2aの境界部の中央に形成した矩形状の
取付孔27に下方の掛止片24を挿入すると共に、掛止片24
の掛止突片26、26a を下方の係止片2aにおける取付孔27
の両側部分に係止して、垂壁部3に対し配管支持体28を
回転可能に取り付けている。尚、下方の掛止片24を取付
孔27に挿入する場合、該取付孔27の対角線上に下方の掛
止片24の先端縁部を合わせて押し込むと共に、下方の掛
止片24における掛止突片26、26a を、下方の係止片2aに
おける取付孔27の両側部分に係止させる様に、配管支持
体28の上端側を保持体1の上端側へ移行させる様に配管
支持体28を動かして、保持体1に対し配管支持体28を回
動可能に取り付けている。続いて、図5、6に示す様
に、保持体1の垂壁部3上部に、下方部位31a より上方
部位31b の方の幅が狭い凸形状の嵌合孔31を形成し、該
嵌合孔31の下方部位31a の幅を上方の掛止片23の先端部
位23a より若干幅広く、上方部位31b の幅を上方の掛止
片23の基端部位23b より若干幅広く形成し、嵌合孔31の
下方部位31aを貫通させた上方の掛止片23の基端部位23b
が嵌合孔31の上方部位31b に嵌まり込む様になってい
る。
【0010】又、保持体1の上方のアンカーボルト挿通
孔4、4aに、上方の掛止片23の抜脱防止体40を揺動自在
に設け、該抜脱防止体40は針金の様な線材を適宜屈曲し
て形成されている。具体的には、水平部41の一端側に係
着部42を、他端側に係着部42より長い操作部43を有して
おり、係着部42及び操作部43間の寸法は上方の掛止片23
の先端部位23a と略同寸とする、即ち係着部42及び操作
部43が、上方の掛止片23における先端部位23a の両側部
に接触する様にしている。又、係着部42の下端部を内方
へ屈曲させて、上方の掛止片23の下方支持部位44を形成
し、又操作部43は中間部より下方側を前方へ屈曲させて
いる。そして、上方の係止片2の基端側に貫設した一対
の取付孔45、45a の上方より係着部42及び操作部43を遊
貫させて、アンカーボルト挿通孔4、4aに対し抜脱防止
体40を揺動自在と成している。
【0011】次に本発明に係る配管用支持具の作用につ
いて説明する。アンカーボルト6のねじ部に対し係止片
2、2aの薄肉係合部5、5aを嵌合させているアンカーボ
ルト押圧板8にあっては、該アンカーボルト押圧板8を
回転させねば緩まず、保持体1に配管を設置して保持体
1に偏荷重が作用しても、保持体1とアンカーボルト6
の間隔は狭まらない。
【0012】又、図7に示す様に、保持体1から配管支
持体28を外すと、図3の一点鎖線で示す様に、下方の掛
止片24の先端側が保持体1の垂壁部3に当接すると共
に、基端側が取付孔27における下方の係止片2a側の孔縁
部に当接するか、配管支持体28の下端部が下方の係止片
2aの下面に当接して、配管支持体28が止まり、それ以上
開かず、而も配管支持体28の支持部29が浅いため、配管
支持体28がアンカーボルト6に当接しない。
【0013】又、配管(図示せず)を配管用支持具22に
セットして、配管の重さにより配管支持体28が変形して
も、上方の掛止片23は上方の嵌合孔31の上縁部と、下方
の抜脱防止体40における下方支持部位44に挟まれている
ために、配管用支持具22に外力が作用しても上方の掛止
片23は下がらず、該掛止片23が嵌合孔31から外れない。
【0014】又、配管支持体28のセット時について説明
すると、抜脱防止体40を前方へ揺動させた状態で配管支
持体28における上方の掛止片23を、保持体1における嵌
合孔31内の下方部位31a に差し込み、次に嵌合孔31の上
方部位31b 内に掛止片23の基端部位23b を嵌め込む様に
上方の掛止片23が上がり、次に抜脱防止体40を元に戻す
と、係着部42における係着部位44で上方の掛止片23が下
方支持されて、配管支持体28が保持体1から外れない状
態になる。又、配管支持体28を外す場合、保持体1を持
つ側の手の指を抜脱防止体40の係着部位44に添えて揺動
させた後、配管支持体28を掴む側の手で配管支持体28の
上部側(上方の掛止片23)を押し下げて、嵌合孔31と掛
止片23の基端部位23b の嵌合状態を解除する。尚、配管
支持体28がアンカーボルト6に固定状態の場合、片手で
配管支持体28を保持体1から外すことも出来、例えば人
指し指で抜脱防止体40を揺動させた後、親指で配管支持
体28の上部側(上方の掛止片23)を押し下げて、嵌合孔
31と掛止片23の基端部位23b の嵌合状態を解除する。
【0015】又、配管用支持具22にあっては、天井等に
打ち込まれたアンカーボルト6に保持体1の係止片2、
2aに設けられたアンカーボルト挿通孔4、4aを挿通し、
アンカーボルト6に対する保持体1の位置を調整し位置
決めした後、アンカーボルト押圧板8を回転させ前進さ
せて、アンカーボルト挿通孔4、4aの薄肉係合部5、5a
をアンカーボルト6のねじ部側に付勢押圧して係着し、
以て保持体1を固定し配管用支持具22を設置する。よっ
て、アンカーボルト6に対し配管用支持具22を極めて簡
単且つ容易にワンタッチで、而も確実に固定することが
出来、配管用支持具22の取付作業の能率を格段と向上さ
せ、作業時間の短縮を図ることが出来る。
【0016】又、ウレタン等により断熱被覆されていな
い細い配管を支持する場合、図11に示す様に、配管取
付具46を配管用支持具22に取り付ける様にしている。具
体的には、先ず配管取付具46の中央に貫設された配管挿
通孔48内を配管を通して、配管に配管取付具46を取り付
け、次に、配管取付具46の外周面に周設された、配管支
持体28と同幅の凹部47内に配管支持体28を嵌め込む様に
して、配管支持体28上に配管取付具46を載置した後、配
管支持体28を保持体1に装着する様にしている。
【0017】
【発明の効果】要するに本発明は、保持体1における垂
壁部3のアンカーボルト6側にアンカーボルト押圧板8
を進退自在且つ固定自在に設けたので、かかるアンカー
ボルト押圧板8を、アンカーボルト6のねじ部に係止片
2、2aの薄肉係合部5、5aを嵌合した状態になるまで前
進させた後固定すれば、例え配管をセットしたことで保
持体1に偏荷重が作用しても、保持体1とアンカーボル
ト6の間隔は狭まらず、薄肉係合部5、5aがアンカーボ
ルト6のねじ部から外れないため、配管用支持具22をア
ンカーボルト6に堅固に装着することが出来る。又、垂
壁部3又はアンカーボルト押圧板8にボルト杆10、10a
を水平突設すると共に、該ボルト杆10、10a の螺入部位
9、9aをアンカーボルト押圧板8又は垂壁部3に設け
て、アンカーボルト押圧板8を進退自在且つ固定自在と
したので、アンカーボルト押圧板8を簡単な構造で進退
自在且つ固定自在にすることが出来る。又、アンカーボ
ルト押圧板8の押圧面に、アンカーボルト6のねじ部へ
の係着突部15を設けたので、ねじ部への嵌合機能を有し
た係着突部15と保持体1における係止片2、2aの薄肉係
合部5、5aとでアンカーボルト6を挟み付けることが出
来るため、保持体1のアンカーボルト6への固定機能を
更に向上させることが出来る。又、係着突部15を、断面
三角形状の円環突条16としたので、アンカーボルト押圧
板8が最終的にどの位置に来ても、係着突部15をアンカ
ーボルト6のねじ部に必ず嵌合させることが出来る。
【0018】又、保持体1の垂壁部3と下方の係止片2a
の境界部に取付孔27を設け、他方配管支持体28の一端に
形成した掛止片24を取付孔27に挿通させると共に、掛止
片24の先端両側部に一体突設した掛止突片26、26a を、
保持体1における取付孔27の両側部位に掛止させたの
で、保持体1への配管支持体28の取付作業の容易化を図
ることが出来る。
【0019】又、保持体1における垂壁部3の上端側
に、上方部位31b より下方部位31a が幅広い嵌合孔31を
設け、他方配管支持体28の他端に、基端部位23a より先
端部位23b が幅広い掛止片23を形成し、保持体1におけ
る上方の係止片2に、掛止片23の抜脱防止体40を設けた
ので、配管設置により配管支持体22が変形しても上方の
掛止片23が下がることを防止出来る。よって、配管の重
みや保持体1に作用する外力で配管支持体22が変形した
り、アンカーボルト6が曲がってしまっても、抜脱防止
体40で上方の掛止片23の下がり、即ち嵌合孔31内から爪
部が外れることを阻止することが出来るため、設置作業
中及び設置後の配管の脱落事故を未然に防ぐことが出来
る。又、抜脱防止体40を、水平部41と、該水平部41の一
端側に設けた係着部42と、他端側に設けた係着部42より
長い操作部43により構成し、かかる抜脱防止体40を、上
方の係止片2に揺動自在に取り付けたので、かかる抜脱
防止体40を揺動させる簡単な操作で、上方の掛止片23を
ロックしたり、解除したりすることが出来る。又、係着
部42の下端部を内方へ屈曲させて、上方の掛止片23の下
方支持部位44を形成し、且つロック時に係着部42及び操
作部43が掛止片23の先端部位23a の両側部に接触する様
にしたので、かかる抜脱防止体40でロックした上方の掛
止片23の下がりを確実に阻止することが出来る等その実
用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管用支持具をアンカーボルトに設置した状態
を示す斜視図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】保持体への配管支持体の取付構造を示す一部破
断した拡大側面図である。
【図4】図3のX矢視図である。
【図5】保持体への配管支持体の係着構造を示す一部破
断した拡大側面図である。
【図6】図5のY矢視図である。
【図7】配管支持体を外した配管用支持具をアンカーボ
ルトに設置した状態を示す断面図である。
【図8】アンカーボルト押圧板の他の取付構造を示す拡
大側面図である。
【図9】アンカーボルト押圧板の他の2パターンの取付
構造を示す拡大側面図である。
【図10】図1の他の実施例の斜視図である。
【図11】配管取付具を取り付けた配管用支持具をアン
カーボルトに設置した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 保持体 2、2a 係止片 3 垂壁部 4、4a アンカーボルト挿通孔 5、5a 薄肉係合部 6 アンカーボルト 8 アンカーボルト押圧板 9、9a 螺入部位 10、10a ボルト杆 15 係着突部 16 円環突条 23 掛止片 23a 基端部位 23b 先端部位 24 掛止片 26、26a 掛止突片 27 取付孔 28 配管支持体 31 嵌合孔 31a 下方部位 31b 上方部位 40 抜脱防止体 41 水平部 42 係着部 43 操作部 44 下方支持部位

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカーボルトの所定位置に固定される
    保持体と配管を支持する配管支持体よりなり、前記保持
    体は垂壁部に一対の係止片が対向配置されていて、該係
    止片には前記アンカーボルトのねじ部に係着する薄肉係
    合部を有するアンカーボルト挿通孔が設けられ、前記配
    管支持体は、その一端が前記保持体に対して回動可能に
    装着されており、且つ他端は片持梁状に弾性を有してい
    て前記保持体に開閉自在に係着された配管用支持具であ
    って、 保持体における垂壁部のアンカーボルト側にアンカーボ
    ルト押圧板を進退自在且つ固定自在に設けたことを特徴
    とする配管用支持具。
  2. 【請求項2】 垂壁部又はアンカーボルト押圧板にボル
    ト杆を水平突設すると共に、該ボルト杆の螺入部位をア
    ンカーボルト押圧板又は垂壁部に設けて、アンカーボル
    ト押圧板を進退自在且つ固定自在としたことを特徴とす
    る請求項1記載の配管用支持具。
  3. 【請求項3】 アンカーボルト押圧板の押圧面に、アン
    カーボルトのねじ部への係着突部を設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の配管用支持具。
  4. 【請求項4】 係着突部を、断面三角形状の円環突条と
    したことを特徴とする請求項3記載の配管用支持具。
  5. 【請求項5】 アンカーボルトの所定位置に固定される
    保持体と配管を支持する配管支持体よりなり、前記保持
    体は垂壁部に一対の係止片が対向配置されていて、該係
    止片には前記アンカーボルトのねじ部に係着する薄肉係
    合部を有するアンカーボルト挿通孔が設けられ、前記配
    管支持体は、その一端が前記保持体に対して回動可能に
    装着されており、且つ他端は片持梁状に弾性を有してい
    て前記保持体に開閉自在に係着された配管用支持具であ
    って、 保持体の垂壁部と下方の係止片の境界部に取付孔を設
    け、他方配管支持体の一端に形成した掛止片を取付孔に
    挿通させると共に、該掛止片の先端両側部に一体突設し
    た掛止突片を、下方の係止片における取付孔の両側部位
    に掛止させたことを特徴とする配管用支持具。
  6. 【請求項6】 アンカーボルトの所定位置に固定される
    保持体と配管を支持する配管支持体よりなり、前記保持
    体は垂壁部に一対の係止片が対向配置されていて、該係
    止片には前記アンカーボルトのねじ部に係着する薄肉係
    合部を有するアンカーボルト挿通孔が設けられ、前記配
    管支持体は、その一端が前記保持体に対して回動可能に
    装着されており、且つ他端は片持梁状に弾性を有してい
    て前記保持体に開閉自在に係着された配管用支持具であ
    って、 保持体における垂壁部の上端側に、上方部位より下方部
    位が幅広い嵌合孔を設け、他方配管支持体の他端に、基
    端部位より先端部位が幅広い掛止片を形成し、保持体に
    おける上方の係止片に、掛止片の抜脱防止体を設けたこ
    とを特徴とする配管用支持具。
  7. 【請求項7】 抜脱防止体を、水平部と、該水平部の一
    端側に設けた係着部と、他端側に設けた係着部より長い
    操作部により構成し、かかる抜脱防止体を、上方の係止
    片に揺動自在に取り付け、係着部の下端部を内方へ屈曲
    させて、上方の掛止片の下方支持部位を形成し、且つロ
    ック時に係着部及び操作部が掛止片の先端部位の両側部
    に接触する様にしたことを特徴とする請求項6記載の配
    管用支持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090445A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Otis:Kk 管支持具
JP2014031883A (ja) * 2012-07-11 2014-02-20 Mirai Ind Co Ltd 固定具及び配設体固定装置
JP2015166627A (ja) * 2014-02-14 2015-09-24 因幡電機産業株式会社 長尺体支持具

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