JPH0828951A - 空気調和機の据付装置 - Google Patents
空気調和機の据付装置Info
- Publication number
- JPH0828951A JPH0828951A JP6168324A JP16832494A JPH0828951A JP H0828951 A JPH0828951 A JP H0828951A JP 6168324 A JP6168324 A JP 6168324A JP 16832494 A JP16832494 A JP 16832494A JP H0828951 A JPH0828951 A JP H0828951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- air conditioner
- flange
- main body
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内機本体の据付状態において、同本体に上
方への外力が作用した場合に、同本体が動かないよう規
制した空気調和機の据付装置を提供する。 【構成】 室内機本体１の接続配管収容部に設けて配管
９等を保持する保持板５に、同本体１を壁面に据え付け
る据付板11下端に形成した凸部15の底面に当接させるフ
ランジ７を連続的に延出する。これにより、前記本体１
に上方への外力が作用した際、同本体１が動かないよう
規制できる。また、前記本体１を取り外す際には、前記
フランジ７の弾性を利用して撓ませることにより、前記
据付板11のフック13から同本体１の係止部３を取り外す
ことができる。
方への外力が作用した場合に、同本体が動かないよう規
制した空気調和機の据付装置を提供する。 【構成】 室内機本体１の接続配管収容部に設けて配管
９等を保持する保持板５に、同本体１を壁面に据え付け
る据付板11下端に形成した凸部15の底面に当接させるフ
ランジ７を連続的に延出する。これにより、前記本体１
に上方への外力が作用した際、同本体１が動かないよう
規制できる。また、前記本体１を取り外す際には、前記
フランジ７の弾性を利用して撓ませることにより、前記
据付板11のフック13から同本体１の係止部３を取り外す
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の据付装置に
係り、より詳しくは室内機本体を据え付けた際、本体が
簡単に上方に動かないよう規制するための、据付板と接
続配管を保持する保持板との取付構造に関するものであ
る。
係り、より詳しくは室内機本体を据え付けた際、本体が
簡単に上方に動かないよう規制するための、据付板と接
続配管を保持する保持板との取付構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の据付装置は、例えば
図３で示すように、室内機本体21の筐体を構成するベー
ス22の背面側上部に凹状の係止部23を一体的に形成し、
同ベース22の背面側下部に室外機に連なる接続配管29及
びドレンホース30等を収容する収容部を備え、この収容
部に同接続配管29及びドレンホース30等を保持する保持
板25を、ねじ24により同ベース22に固定する一方、壁面
にねじ等により固着された据付板31の上部に前記係止部
23に対応して略Ｌ字状のフック33を設け、同据付板31の
下端に前記収容部に対応して略三角形状でなる凸部34を
形成し、この凸部34の傾斜面に係止孔35を設けて、前記
係止部23を前記フック33で係止すると共に、前記凸部34
の略三角形状部に対応して形成した、前記保持板25の傾
斜面の先端に設けた略Ｌ字状の係止爪26を前記係止孔35
で係止することにより、前記室内機本体21を壁面に固着
した前記据付板31に据え付けていた。前記構成で、前記
係止部23を前記フック33で係止することにより、前記室
内機本体21は下方向に掛かる自重に対する強度を有し、
また、同本体21上部の壁面からの離間を防止すると共
に、前記係止孔35を前記係止爪26で係止することによ
り、前記接続配管29及びドレンホース30等を保持する保
持板25の強度を向上させると共に、同本体21下部が壁面
から離間することを防止していた。しかしながら、前記
本体21を上方に押しあげる何らかの外力が作用した場合
には、前記係止孔35と前記係止爪26とは上下方向に隙間
を有する嵌合であるため、また、前記係止部23と前記フ
ック33とは同本体21を上方に動かないよう規制する構成
でないために、同本体21が上方に動いて同フック33から
同係止部23が外れて落下する恐れがあった。
図３で示すように、室内機本体21の筐体を構成するベー
ス22の背面側上部に凹状の係止部23を一体的に形成し、
同ベース22の背面側下部に室外機に連なる接続配管29及
びドレンホース30等を収容する収容部を備え、この収容
部に同接続配管29及びドレンホース30等を保持する保持
板25を、ねじ24により同ベース22に固定する一方、壁面
にねじ等により固着された据付板31の上部に前記係止部
23に対応して略Ｌ字状のフック33を設け、同据付板31の
下端に前記収容部に対応して略三角形状でなる凸部34を
形成し、この凸部34の傾斜面に係止孔35を設けて、前記
係止部23を前記フック33で係止すると共に、前記凸部34
の略三角形状部に対応して形成した、前記保持板25の傾
斜面の先端に設けた略Ｌ字状の係止爪26を前記係止孔35
で係止することにより、前記室内機本体21を壁面に固着
した前記据付板31に据え付けていた。前記構成で、前記
係止部23を前記フック33で係止することにより、前記室
内機本体21は下方向に掛かる自重に対する強度を有し、
また、同本体21上部の壁面からの離間を防止すると共
に、前記係止孔35を前記係止爪26で係止することによ
り、前記接続配管29及びドレンホース30等を保持する保
持板25の強度を向上させると共に、同本体21下部が壁面
から離間することを防止していた。しかしながら、前記
本体21を上方に押しあげる何らかの外力が作用した場合
には、前記係止孔35と前記係止爪26とは上下方向に隙間
を有する嵌合であるため、また、前記係止部23と前記フ
ック33とは同本体21を上方に動かないよう規制する構成
でないために、同本体21が上方に動いて同フック33から
同係止部23が外れて落下する恐れがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記にような問題点を
解決するために、据付状態における室内機本体の上方へ
の動きを規制できる空気調和機の据付装置を提供するこ
とを目的とする。
解決するために、据付状態における室内機本体の上方へ
の動きを規制できる空気調和機の据付装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、壁面にねじ等により固着された据付板の上端
に略Ｌ字状のフックを備え、下端に略三角形状にして傾
斜面に係止孔を備えた凸部を形成する一方、本体の背面
側の上部に前記フックに係止する係止部を備え、下部に
室外機に連なる接続配管等を収容する収容部を備え、こ
の収容部に同接続配管等を保持して先端に前記係止孔に
係止する係止爪を形成した保持板を備え、同係止爪を同
係止孔に係止してなるものにおいて、前記係止爪の側部
に前記凸部の底面に当接するフランジを設けたことを特
徴とする。また、前記フランジを、前記係止爪の両側に
形成したことを特徴とする。また、前記フランジと前記
係止爪との間に、略Ｕ字状の凹部を形成したことを特徴
とする。更に、前記フランジの先端に、傾斜面を形成し
たことを特徴とする。
するため、壁面にねじ等により固着された据付板の上端
に略Ｌ字状のフックを備え、下端に略三角形状にして傾
斜面に係止孔を備えた凸部を形成する一方、本体の背面
側の上部に前記フックに係止する係止部を備え、下部に
室外機に連なる接続配管等を収容する収容部を備え、こ
の収容部に同接続配管等を保持して先端に前記係止孔に
係止する係止爪を形成した保持板を備え、同係止爪を同
係止孔に係止してなるものにおいて、前記係止爪の側部
に前記凸部の底面に当接するフランジを設けたことを特
徴とする。また、前記フランジを、前記係止爪の両側に
形成したことを特徴とする。また、前記フランジと前記
係止爪との間に、略Ｕ字状の凹部を形成したことを特徴
とする。更に、前記フランジの先端に、傾斜面を形成し
たことを特徴とする。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、室内機本体の据付
状態において、同本体に上方向への外力が作用した場合
にも、同本体が動くことがなく、据付板上部の係止爪か
ら同本体背面側上部の係止部が外れて落下する恐れも無
くなる。
状態において、同本体に上方向への外力が作用した場合
にも、同本体が動くことがなく、据付板上部の係止爪か
ら同本体背面側上部の係止部が外れて落下する恐れも無
くなる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による一実施例
を詳細に説明する。図１，図２において、１は空気調和
機の室内機本体，２は同本体１の筐体を構成するベー
ス，３は同ベース２の背面側上部に一体的に形成された
凹状の係止部，４はねじ，５は同ねじ４により前記ベー
ス２の背面側下部に設けた配管収容部に固定された鋼板
製の保持板である。前記保持板５は、後述する接続配管
やドレン等を保持し、後述する据付板の略三角形状でな
る凸部に対応して複数の傾斜面を形成し、その先端に略
Ｌ字状の係止爪６を形成し、同傾斜面及び係止爪６の両
側に略Ｕ字状の凹部８と、平面状に延出したフランジ７
とを連続的に形成し、同フランジ７の先端部7aは部分円
の曲面状、または平面状による傾斜面が形成されてい
る。９は前記保持板５で保持された室外機に連なる接続
配管，10は同様に保持されたドレンである。11は据付板
で、ねじ12等により壁面に固着されている。前記据付板
11は、上部には前記係止部３に対応してこれを係止する
略Ｌ字状のフック13を備え、下部には前記配管収容部に
対応した略三角形状の凸部14を備え、この略三角形状部
の傾斜面には前記係止爪６に対応してこれを係止するた
めの係止孔15を設けている。
を詳細に説明する。図１，図２において、１は空気調和
機の室内機本体，２は同本体１の筐体を構成するベー
ス，３は同ベース２の背面側上部に一体的に形成された
凹状の係止部，４はねじ，５は同ねじ４により前記ベー
ス２の背面側下部に設けた配管収容部に固定された鋼板
製の保持板である。前記保持板５は、後述する接続配管
やドレン等を保持し、後述する据付板の略三角形状でな
る凸部に対応して複数の傾斜面を形成し、その先端に略
Ｌ字状の係止爪６を形成し、同傾斜面及び係止爪６の両
側に略Ｕ字状の凹部８と、平面状に延出したフランジ７
とを連続的に形成し、同フランジ７の先端部7aは部分円
の曲面状、または平面状による傾斜面が形成されてい
る。９は前記保持板５で保持された室外機に連なる接続
配管，10は同様に保持されたドレンである。11は据付板
で、ねじ12等により壁面に固着されている。前記据付板
11は、上部には前記係止部３に対応してこれを係止する
略Ｌ字状のフック13を備え、下部には前記配管収容部に
対応した略三角形状の凸部14を備え、この略三角形状部
の傾斜面には前記係止爪６に対応してこれを係止するた
めの係止孔15を設けている。
【０００７】前記構成により、前記係止部３を前記フッ
ク13の上方から係止し、この係止部を支点にして前記本
体１を壁面に固着した前記据付板11側に回動し、前記係
止孔15に前記係止爪６を挿入して係止し、前記接続配管
９や前記ドレン10等を保持する保持板５の強度を向上さ
せると共に、前記フランジ７を前記略三角形状の凸部14
の底面に当接させる。前記フランジ７を凸部14の底面に
当接させた際、前記フランジ７の先端部7aを傾斜面で形
成しているため、また、同フランジ７の両側に形成した
前記凹部８により同フランジ７が上下方向の弾性を有す
るため、同フランジ７を前記凸部14の底面に円滑に位置
合わせすることができる。これにより、前記本体１に何
らかの上方向への外力が作用した場合には、前記フラン
ジ７が前記凸部14の底面に当接しているため、同本体１
が上方に動かないよう規制され、前記フック13から前記
係止部３が外れて同本体１が落下することを防止でき
る。また、前記本体１を取り外したい場合には、前記フ
ランジ７の弾性を利用して撓ませることにより、前記フ
ック13から前記係止部３を取り外すことができる。
ク13の上方から係止し、この係止部を支点にして前記本
体１を壁面に固着した前記据付板11側に回動し、前記係
止孔15に前記係止爪６を挿入して係止し、前記接続配管
９や前記ドレン10等を保持する保持板５の強度を向上さ
せると共に、前記フランジ７を前記略三角形状の凸部14
の底面に当接させる。前記フランジ７を凸部14の底面に
当接させた際、前記フランジ７の先端部7aを傾斜面で形
成しているため、また、同フランジ７の両側に形成した
前記凹部８により同フランジ７が上下方向の弾性を有す
るため、同フランジ７を前記凸部14の底面に円滑に位置
合わせすることができる。これにより、前記本体１に何
らかの上方向への外力が作用した場合には、前記フラン
ジ７が前記凸部14の底面に当接しているため、同本体１
が上方に動かないよう規制され、前記フック13から前記
係止部３が外れて同本体１が落下することを防止でき
る。また、前記本体１を取り外したい場合には、前記フ
ランジ７の弾性を利用して撓ませることにより、前記フ
ック13から前記係止部３を取り外すことができる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の据付装置であるならば、室内機本体の据付状態
において同本体に何らかの上方への外力が作用した場合
に、同本体が動かないよう規制することができ、同本体
の係止部が据付板のフックから外れて落下する恐れのな
い空気調和機の据付装置となる。
調和機の据付装置であるならば、室内機本体の据付状態
において同本体に何らかの上方への外力が作用した場合
に、同本体が動かないよう規制することができ、同本体
の係止部が据付板のフックから外れて落下する恐れのな
い空気調和機の据付装置となる。
【図１】本発明の一実施例の室内機本体と据付板との構
成の要部を示す断面図である。
成の要部を示す断面図である。
【図２】本発明の据付板と保持板との構成の要部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】従来例の室内機本体と据付板との構成の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ 室内機本体 ２ ベース ３ 係止部 ４ ねじ ５ 保持板 ６ 係止爪 ７ フランジ 7a フランジの先端部 ８ 凹部 ９ 接続配管 10 ドレン 11 据付板 12 ねじ 13 フック 14 凸部 15 係止孔
Claims (4)
- 【請求項１】 壁面にねじ等により固着された据付板の
上端に略Ｌ字状のフックを備え、下端に略三角形状にし
て傾斜面に係止孔を備えた凸部を形成する一方、本体の
背面側の上部に前記フックに係止する係止部を備え、下
部に室外機に連なる接続配管等を収容する収容部を備
え、この収容部に同接続配管等を保持して先端に前記係
止孔に係止する係止爪を形成した保持板を備え、同係止
爪を同係止孔に係止してなるものにおいて、前記係止爪
の側部に前記凸部の底面に当接するフランジを設けたこ
とを特徴とする空気調和機の据付装置。 - 【請求項２】 前記フランジを、前記係止爪の両側に形
成したことを特徴とする請求項１記載の空気調和機の据
付装置。 - 【請求項３】 前記フランジと前記係止爪との間に、略
Ｕ字状の凹部を形成したことを特徴とする請求項２記載
の空気調和機の据付装置。 - 【請求項４】 前記フランジの先端に、傾斜面を形成し
たことを特徴とする請求項１，２記載の空気調和機の据
付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168324A JPH0828951A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の据付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168324A JPH0828951A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の据付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828951A true JPH0828951A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15865934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168324A Pending JPH0828951A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の据付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828951A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011106687A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 室内機並びに空気調和機 |
| JP2014185794A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Daikin Ind Ltd | 空調室内機 |
| WO2018185842A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
| JP2021156523A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置用室内機 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6168324A patent/JPH0828951A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011106687A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 室内機並びに空気調和機 |
| JP2014185794A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Daikin Ind Ltd | 空調室内機 |
| WO2018185842A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
| JPWO2018185842A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2019-11-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
| JP2021156523A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置用室内機 |
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