JPH0430725Y2 - - Google Patents

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JPH0430725Y2
JPH0430725Y2 JP2288789U JP2288789U JPH0430725Y2 JP H0430725 Y2 JPH0430725 Y2 JP H0430725Y2 JP 2288789 U JP2288789 U JP 2288789U JP 2288789 U JP2288789 U JP 2288789U JP H0430725 Y2 JPH0430725 Y2 JP H0430725Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、器具本体と器具本体に着脱される
カバーとを備えた照明器具のカバー装着用ガイド
装置に関する。
(b) 従来の技術 照明器具には平面視形状が多角形の角型器具や
平面視形状が円形ないし長円形の丸形器具など、
種々の形状のものがあり、これらの照明器具は反
射面を有する器具本体とその器具本体に着脱され
るカバーとを備えている。
第12図のような角型の照明器具では器具本体
1にカバー2を装着するときの便宜のためにカバ
ー装着用ガイド装置が設けられている。従来のガ
イド装置は、器具本体1の周囲に折曲形成した縁
枠1aの各コーナ部から突出された突起3とカバ
ー2側の枠体4の各コーナ部に固定されたコーナ
金具5とよりなる。
上記ガイド装置によると、器具本体1にカバー
2を装着するときに、突起3とコーナ金具5の作
用により器具本体1とカバー2とが互いに直交す
る二方向で位置規制される。このようにカバー装
着時の位置規制が可能な照明器具では、器具本体
1とカバー2との固定に操作性がよくて大荷重に
耐え得る所謂プツシユプル方式の固定手段を採用
することが可能である。
しかし、上記ガイド装置は器具本体1やカバー
2のコーナ部を利用して取り付けられるため、丸
型器具のようにコーナ部を持たない照明器具に採
用することができない。そこで、丸型器具につい
ては、ガイド装置を設けず、器具本体の周囲に折
曲形成した縁枠にカバーを嵌合する方式が採用さ
れているのであるが、このものはカバー装着時の
位置規制がなされないのでプツシユプル方式の固
定手段を採用することができない。
そこで、丸型器具については第13図のように
カバー2の対辺の複数個所に取り付けられた回転
型の係止爪6で器具本体1を押さえることによつ
て両者を固定したり、第14図のようにカバー2
の対辺の複数個所に設けられた係止金具7に器具
本体1側のキツクばね8を係合させることによつ
て両者固定したりしていた。
(c) 考案が解決しようとする課題 しかし、第13図や第14図に示した固定手段
は耐荷重性に劣り、大型照明器具のように重いカ
バー2を器具本体1に固定するには不向きである
ばかりでなく、カバー2の装着と固定を一人で行
うことが困難であるという問題があつた。
この考案は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、角型の照明器具は勿論、丸型の照明器具にも
適用可能なガイド装置を提供し、いずれの型式の
照明器具についても器具本体とカバーとの固定に
プツシユプル方式の固定手段を採用することがで
きるようにすることを目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 この考案の照明器具のカバー装着用ガイド装置
は、一対の板片が器具本体またはカバーのいずれ
か一方の側の相反する各端部に振り分けて対向配
置されているのに対し、他方の側の相反する各端
部に、一対の上記板片が挿抜可能でかつこれら一
対の板片の対向方向で相対向する一対の板片状の
第一ガイド部材のそれぞれと上記板片が挿抜可能
でかつこの板片の幅方向で相対向する一対のガイ
ド片を有してなる一対の第二ガイド部材のそれぞ
れとが振り分けて配置され、上記板片および第一
ガイド部材のそれぞれの先端部に呼込み用の傾斜
部が設けられ、上記第二ガイド部材の一対のガイ
ド片は上記板片の挿入方向にいくほど漸次その間
隔が狭まっていることを特徴とする。
(e) 作用 この考案において、器具本体にカバーを装着す
るときは、板片の傾斜部とガイド片の傾斜部とに
よる呼込み作用によつて一対の板片と一対の第一
ガイド部材とが嵌合して一対の板片の対向方向
(一対の第一ガイド部材の対向方向)での位置規
制がなされると共に、板片が第二ガイド部材の一
対のガイド片の作用によりその間に挿入されて一
対のガイド片の対向方向での位置規制がなされ
る。そして、一対の板片の対向方向と一対のガイ
ド片の対向方向とは互いに直交する方向であるた
め、器具本体とカバーとはその装着時に互いに直
交する二方向(左右方向と前後方向)で位置規制
される。
(f) 実施例 以下、丸型照明器具についての実施例を図面を
参照して説明する。
第1図は器具本体1を内面側から見た平面図、
第2図は第1図の−線断面図、第3図は第1
図の−線断面図、第4図はセードなどのカバ
ー2の平面図、第5図は第4図の−線断面
図、第6図は第4図の−線断面図である。
第1図ないし第3図の器具本体1は反射板を兼
用した板状部11の周囲に縁枠12を有してお
り、板状部11に図示していない配線用開口のほ
か、ソケツトなどの電機部品が配置される。一
方、第4図ないし第6図のカバー2はその周囲壁
13に段付部14を有している。
第1図および第2図のように上記器具本体1の
長手方向の相反する端部に一対の板片15,15
が振り分けて対称に対向配置されている。ここ
で、対向配置の意味は一対の板片15,15の側
面同士が向かい合う状態に配置されているという
ことである。また、第8図に詳細に示したように
板片15の先端部には呼込み用の傾斜部16が設
けられ、この傾斜部16が先端側にいくほど漸次
幅狭になつている。
第4図および第5図のように上記カバー2の長
手方向の相反する端部に一対の板片状の第一ガイ
ド部材17,17が振り分けて対称に対向配置さ
れている。ここで、対向配置の意味は上述したと
ころと同様である。第10図に詳細に示したよう
に第一ガイド部材17の先端部には呼込み用の傾
斜部18が設けられている。一対の第一ガイド部
材17,17の間隔は、一対の上記板片15,1
5が挿抜可能で、しかも一対の板片15,15が
一対の第一ガイド片17,17の間に挿入された
状態では両者が器具本体1またはカバー2の長手
方向に大きながたつきを有しない状態になる程度
に設定されている。また、上記カバー2の長手方
向の相反する端部に一対の第二ガイド部材19,
19が振り分けて対称に配置されている。第8図
に詳細に示したように第二ガイド部材19は平面
視形状がコ字形をなし、上記板片15が挿抜可能
でかつこの板片15の幅方向で相対向する一対の
ガイド片20,20を有している。そして、一対
のガイド片20,20は上記板片15の挿入方向
Aにいくほど漸次その間隔が狭まるように傾斜し
ている。
21はプツシユプル方式の固定手段で、係合孔
22を有する板体23と、上記係合孔22に係脱
可能な爪体24とを備え、板体23が器具本体1
の幅方向の相反する端部にそれぞれ固定され、爪
体24がカバー2の幅方向の相反する端部にそれ
ぞれ固定されている。
以上の構成によれば、器具本体1にカバー2を
装着するとき、カバー2が正規の装着位置に対し
て幅方向(前後方向)Wに位置ずれしていると、
第9図の仮想線のように第二ガイド部材19の片
側のガイド片20と板片15の傾斜部16とが当
たつた後、両者が滑つて板片15が同図の実線の
ように一対のガイド片20,20の間に挿入され
る。また、カバー2が正規の装着位置に対して長
手方向(左右方向)Lに位置ずれしていると、第
10図の仮想線のように片側の板片15の傾斜部
16と第一ガイド部材17の傾斜部18とが当た
つた後、両者が滑つて一対の板片15,15が同
図の実線のように一対の第一ガイド部材17,1
7の間に挿入される。
このようにカバー2が装着時に器具本体1に対
して前後方向と左右方向との二方向で位置規制さ
れるため、カバー2を装着し終わつたときに固定
手段21の爪体24が係合孔22に確実に係合し
て器具本体1とカバー2とが第7図のように固定
され、器具本体1はカバー2の段付部14の内部
に完全に収容される。
なお、カバー2を装着するときは、最初に片側
の固定手段21の係合孔22に爪体24を係合さ
せ、次にその係合個所を支点として第11図に矢
印Bで示すようにカバー2を押し上げ、他側の固
定手段21の係合孔22に爪体24を係合させる
ようにしてもよく、このようにすると、カバー2
の挿着時の位置規制が一層確実になる。
(g) 考案の効果 この考案によれば、カバー挿着時にカバーがそ
の相反する各端部において器具本体に対する正規
位置に確実に位置規制されるため、その装着作業
を容易かつ迅速に行えるばかりでなく、器具本体
とカバーとを操作性がよく耐荷重性に優れるプツ
シユプル方式の固定手段で固定できるようにな
る。そのため、カバーの装着と固定とを一人で容
易かつ迅速にしかも安全に行えるようになり、ま
た、角型か丸型かに関係なく大型照明器具のカバ
ーや木製セードのような重いカバーでも器具本体
に一人で固定することが可能になる。そのほか、
器具本体とカバーとが装着動作の開始時点から正
規位置に位置規制されるため、それら両者の間に
介在されることのある防虫パツキンによる防虫機
能を最大限度に発揮させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は器具本体を内面側から見た平面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図はセードなどのカバー
の平面図、第5図は第4図の−線断面図、第
6図は第4図の−線断面図、第7図は器具本
体にカバーを装着した状態の断面図、第8図は板
片と第二ガイド部材とを示す斜視図、第9図は板
片と第二ガイド部材の作用を表した断面図、第1
0図は板片と第一ガイド部材の作用を表した断面
図、第11図は固定手段の作用を表した断面図、
第12図は従来例の斜視図、第13図および第1
4図は固定手段を例示した要部斜視図である。 1……器具本体、2……カバー、15……板
片、16……板片の傾斜部、17……第一ガイド
部材、18……第一ガイド部材の傾斜部、19…
…第二ガイド部材、20……ガイド片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 器具本体1と器具本体1に着脱されるカバー2
    とを備えた照明器具において、 一対の板片15が器具本体またはカバーのいず
    れか一方の側の相反する各端部に振り分けて対向
    配置されているのに対し、他方の側の相反する各
    端部に、一対の上記板片15が挿抜可能でかつこ
    れら一対の板片15の対向方向で相対向する一対
    の板片状の第一ガイド部材17のそれぞれと、上
    記板片15が挿抜可能でかつこの板片15の幅方
    向で相対向する一対のガイド片20を有してなる
    一対の第二ガイド部材19のそれぞれとが振り分
    けて配置され、上記板片15および第一ガイド部
    材17のそれぞれの先端部に呼込み用の傾斜部が
    設けられ、上記第二ガイド部材19の一対のガイ
    ド片は上記板片15の挿入方向にいくほど漸次そ
    の間隔が狭まつていることを特徴とする照明器具
    のカバー装着用ガイド装置。
JP2288789U 1989-02-27 1989-02-27 Expired JPH0430725Y2 (ja)

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JP2288789U JPH0430725Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27

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JP2288789U JPH0430725Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27

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JPH02113222U JPH02113222U (ja) 1990-09-11
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