JPH0636418Y2 - 天井埋込型空調機の設置構造 - Google Patents

天井埋込型空調機の設置構造

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JPH0636418Y2
JPH0636418Y2 JP1989042269U JP4226989U JPH0636418Y2 JP H0636418 Y2 JPH0636418 Y2 JP H0636418Y2 JP 1989042269 U JP1989042269 U JP 1989042269U JP 4226989 U JP4226989 U JP 4226989U JP H0636418 Y2 JPH0636418 Y2 JP H0636418Y2
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JP
Japan
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air conditioner
ceiling
hanger
hanging
installation structure
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JP1989042269U
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JPH02134419U (ja
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浩和 阿部
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Sharp Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、天井裏に空調機を設置する天井埋込型空調機
の設置構造に関する。
〈従来の技術〉 従来の天井埋込型空調機の設置構造を第4図を参照しつ
つ説明する。
天井埋込型空調機とは、天井板と屋根板との間のいわゆ
る天井裏に空調機を設置し、空調機の吹き出し口は天井
板に臨ませるものをいう。
本出願人は、かかる天井埋込型空調機を天井裏に設置す
る構造として実願昭63−56314号を提案している。
かかる天井埋込型空調機の設置構造は、第4図に示され
ているように、空調機10の側面板11に取り付けられるL
型アングル91と、防振連結部材92とボルト93とでL型ア
ングル91に取り付けられる略L字形状の吊りアングル94
とを有する引掛爪90と、天井裏内部に吊り下げられ、か
つ前記吊りアングル94のフック部95に対応する開口部21
が開設された吊りスパン20とを具備しており、吊りスパ
ン20の開口部21にフック部95を引っ掛けることで空調機
10を天井裏内部に設置するように構成されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来の天井埋込型空調機の設置
構造には以下のような問題点があることが判明した。
すなわち、従来の天井埋込型空調機の設置構造では、空
調機は単に吊りスパンに引っ掛けられているだけなの
で、空調機を下側から押し上げると、フック部が吊りス
パンの開口部から容易に外れて落下するおそれがある。
また、空調機を天井裏に設置した後に、空調機の下面を
天井板と略面一にするための空調機の高さ位置の微調整
を行うことができない。あえて、高さ調整を行おうとす
れば、吊りスパンの位置の調整で行わなければならない
ので、何度も空調機を吊りスパンに取り付けたり、取り
外したりしなければならない。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、設置した
空調機が簡単に落下することなく、しかも設置後に高さ
位置の微調整を行うことができる天井埋込型空調機の設
置構造を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造は、天井裏内
部に吊設される吊りスパンと、天井埋込型空調機に取り
付けられ、前記吊りスパンの開口部に引っ掛けられる吊
り金具とを有しており、前記吊り金具の高さ調整ネジに
よって空調機の高さ位置を調整する天井埋込型空調機の
設置構造であって、前記吊り金具は空調機の側面板の外
側に取り付けられるホルダと、このホルダと連結して側
面板の内側に取り付けられる吊りアングルと、この吊り
アングルに連結されて、一端部が側面板の外方に突出す
るプレートと、前記ホルダの両側面から内側に向かって
折曲形成された抱持爪に上下動可能に抱持されるハンガ
ーと、このハンガーと前記プレートとの間にわたって取
り付けられる高さ調整ネジとを備えており、前記ハンガ
ーの上端部には吊りスパンの開口部に引っ掛けられて係
合するフック部が、下端部には前記高さ調整ネジに対応
したナットがそれぞれ設けられている。
〈作用〉 吊りスパンを天井裏内部に吊設する。一方、吊り金具を
空調機の側面板に取り付ける。
当該吊りスパンの開口部に吊り金具のハンガーのフック
部を引っ掛けて空調機を吊りスパンに取り付ける。
このように空調機を吊りスパンに取り付けた後に、高さ
調整ネジによってハンガーの高さ位置を調整し、空調機
の天井板に対する高さ位置を調整する。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る天井埋込型空調機の設
置構造の側面図、第2図及び第3図はその斜視図であ
る。なお、第2図及び第3図では空調機10の外側に取り
付けられている断熱材70を省略している。
本実施例に係る天井埋込型空調機の設置構造は、天井裏
内部に吊設される吊りスパン20と、天井埋込型空調機に
取り付けられ、前記吊りスパン20の開口部21に引っ掛け
られる吊り金具30とを有しており、前記吊り金具30の高
さ調整ネジ35によって空調機10の高さ位置を調整するよ
うに構成されている。
吊りスパン20は長尺物であって、ボルト22を挿通する挿
通孔(図示省略)が開設された上面201と、この上面201
から下側に折曲形成された垂直面202と、この垂直面202
から下側に向かって略く字形状に折曲形成されたくの字
部203とが一体に形成されており、断面視変形S字形状
を呈している。前記くの字部203の上向き面には前記フ
ック部341が引っ掛かる長孔状の開口部21が所定個開設
されている。かかる吊りスパン20は、屋根板(図示省
略)から吊り下げられたボルト22を前記挿通孔に挿通
し、当該ボルト22に2つのナット221、222を螺合するこ
とで天井裏内部に吊設される。なお、ナット221、222を
調整することで、吊りスパン20の高さ位置を調整するこ
とができるようになっている。
空調機10に取り付けられる吊り金具30は、ホルダ31、吊
りアングル32、プレート33、ハンガー34及び高さ調整ネ
ジ35を有している。
前記ホルダ31は、空調機10の側面板11の外側に取り付け
られるものであって、両側面から一対の抱持爪311が内
側に向かって折曲形成されている。このホルダ31の外側
面には、抱持されたハンガー34とホルダ31とが直接接触
しないようにスポンジ状のスペーサ36が貼付されてい
る。
ハンガー34は、上端部が前記吊りスパン20の開口部21に
引っ掛かるようなフック部341として形成されている。
このフック部341の両隅には、切欠部341aが形成されて
いる。この切欠部341aは、空調機10を吊りスパン20に取
り付けた後に横方向、すなわち第3図に示す矢印A方向
に移動させて、切欠部341aと開口部21とを係合させるこ
とで、空調機10が落下しないようにするためのものであ
る。また、当該ハンガー34の下端部は外側に向かって略
直角に折曲されており、後述する高さ調整ネジ35に対応
したナット342が溶接等で取り付けられている。このよ
うなハンガー34は、前記ホルダ31の抱持爪311によって
上下動自在に抱持される。
前記ホルダ31は、ネジ312で側面板11を挟んで吊りアン
グル32に連結されている。すなわち、ホルダ31が側面板
11の外側に設置されるのに対して、吊りアングル32は内
側に設置されるのである。側面板11の内側に取り付けら
れる吊りアングル32は、側面視略L字形状に形成されて
おり、下端部に相当する折曲面321が内側を向くように
して側面板11に取り付けられる。
プレート33は、略クランク形状に折曲形成されており、
ゴム等からなる防振連結部材37を介してボルト331で前
記吊りアングル32の折曲面321に連結されている。図示
するように、このプレート33の一端は側面板11の外方に
突出するように設定されており、その一端には高さ調整
ネジ35に対応した貫通孔(図示省略)が開設されてい
る。
前記貫通孔を貫通した高さ調整ネジ35は、前記ナット34
2に螺合されている。すなわち、この高さ調整ネジ35は
ハンガー34とプレート33との間にわたって取り付けられ
ており、当該高さ調整ネジ35を調整することによってハ
ンガー34が上下方向に移動するようになっているのであ
る。
このようにして空調機10の側面板11に取り付けられた吊
り金具30で、空調機10を吊りスパン20に取り付ける。ま
ず、吊りスパン20の開口部21に吊り金具30のフック部34
1を引っ掛けて、空調機10を矢印A方向に移動させる。
すると、フック部341の切欠部341aと吊りスパン20の開
口部21とが係合して、空調機10は吊りスパン20に安定し
て取り付けられる。これで、空調機10を下方から押し上
げたとしても空調機10が簡単に落下することはない。
このようにして空調機10を吊りスパン20に取り付けた後
に、空調機10の高さ位置の調整を行う。すなわち、高さ
調整ネジ35をナット342に対して螺進させると、第3図
に示すようにハンガー34は下方に移動し、空調機10はよ
り高い位置に設置されることになる。また、逆に高さ調
整ネジ35を螺退させると、第2図に示すように空調機10
はより低い位置に設置されることになる。つまり、高さ
調整ネジ35の調整によって空調機10の高さ位置の微調整
を行うのである。
また、高さ位置の微調整中に高さ調整ネジ35がナット34
2から万が一外れたとしても、ハンガー34の下端部の略
直角に折曲されている部分が抱持爪311に引っ掛かるの
で、空調機10が不意に落下することはない。
〈考案の効果〉 本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造によれば、吊
り金具の高さ調整ネジによって空調機の高さ位置を微調
整することができるので、空調機の高さ位置の調整が従
来のものよりも簡単にできる。また、吊りスパンの開口
部にハンガーのフック部を引っ掛けた後に、空調機を横
方向に移動させることで、フック部の切欠部が開口部に
係合するので、空調機を下方から押し上げても空調機が
落下するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る天井埋込型空調機の設
置構造の側面図、第2図及び第3図はその斜視図、第4
図は従来の天井埋込型空調機の設置構造を示す側面図で
ある。 10……空調機、11……側面板、20……吊りスパン、21…
…開口部、30……吊り金具、31……ホルダ、311……抱
持爪、32……吊りアングル、33……プレート、34……ハ
ンガー、341……フック部、342……ナット、35……高さ
調整ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井裏内部に吊設される吊りスパンと、天
    井埋込型空調機に取り付けられ、前記吊りスパンの開口
    部に引っ掛けられる吊り金具とを有しており、前記吊り
    金具の高さ調整ネジによって空調機の高さ位置を調整す
    る天井埋込型空調機の設置構造において、前記吊り金具
    は空調機の側面板の外側に取り付けられるホルダと、こ
    のホルダと連結して側面板の内側に取り付けられる吊り
    アングルと、この吊りアングルに連結されて、一端部が
    側面板の外方に突出するプレートと、前記ホルダの両側
    面から内側に向かって折曲形成された抱持爪に上下動可
    能に抱持されるハンガーと、このハンガーと前記プレー
    トとの間にわたって取り付けられる高さ調整ネジとを具
    備しており、前記ハンガーの上端部には吊りスパンの開
    口部に引っ掛けられて係合するフック部が、下端部には
    前記高さ調整ネジに対応したナットがそれぞれ設けられ
    ていることを特徴とする天井埋込型空調機の設置構造。
JP1989042269U 1989-04-11 1989-04-11 天井埋込型空調機の設置構造 Expired - Lifetime JPH0636418Y2 (ja)

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JPH02134419U JPH02134419U (ja) 1990-11-08
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JP2841801B2 (ja) * 1990-09-14 1998-12-24 松下電器産業株式会社 天井埋込形空気調和機
WO2019234873A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 三菱電機株式会社 熱交換換気装置

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JPH02134419U (ja) 1990-11-08

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