JP2573208Y2 - 照明灯用安定器取付構造 - Google Patents

照明灯用安定器取付構造

Info

Publication number
JP2573208Y2
JP2573208Y2 JP1991082788U JP8278891U JP2573208Y2 JP 2573208 Y2 JP2573208 Y2 JP 2573208Y2 JP 1991082788 U JP1991082788 U JP 1991082788U JP 8278891 U JP8278891 U JP 8278891U JP 2573208 Y2 JP2573208 Y2 JP 2573208Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shaped
mounting
ballast
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991082788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0534611U (ja
Inventor
耀 角
淑行 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP1991082788U priority Critical patent/JP2573208Y2/ja
Publication of JPH0534611U publication Critical patent/JPH0534611U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573208Y2 publication Critical patent/JP2573208Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば放電灯の如き照
明灯に使用される照明灯用安定器を、天井と床スラブ間
に設置する際の取付作業性を改善する照明灯用安定器取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に天井の開口部に取り付けられる例
えば放電灯の如き照明灯は、例えば始動電圧を制限した
り電源を制限するための照明灯用安定器を必要としてお
り、この照明灯用安定器は、天井と床スラブ間の適当な
支持部材に取り付けられている。
【0003】図6は従来における照明灯用安定器取付構
造を示す。図において、101は床スラブで、この床ス
ラブ101に複数の天井吊りボルト102,102を介
して天井103が吊持され、この天井103には照明灯
用開口部104が形成されている。また、床スラブ10
1には床スラブ段部105が形成され、この床スラブ段
部105の垂直壁面105Aに、照明灯用安定器106
が取り付けられている。
【0004】そして、照明灯用開口部104には例えば
放電灯からなる照明灯107が配設され、この照明灯1
07は配線108を介して照明灯用安定器106に接続
されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上の如き構成の照明
灯用安定器取付構造にあっては、照明灯用安定器106
を適当な支持部材に取り付ける必要があるが、この支持
部材として、例えば床スラブ101や床スラブ段部10
5の垂直壁面105Aが選定され、この垂直壁面105
Aに照明灯用安定器106が取り付けられる。ところ
が、この床スラブ段部105の垂直壁面105Aに照明
灯用安定器106を取り付ける電気設備に係わる作業
は、建築施工において、通常天井103を設置した後に
行なわれ、作業者が照明灯用開口部104から手を伸ば
たり、適当な足場上から作業する必要があり、照明灯
用安定器106の取付作業性が著しく悪かった。
【0006】なお、天井103を設置する前に、照明灯
用安定器106を床スラブ段部105の垂直壁面105
Aに取り付ける場合には、天井103を吊りボルト10
2で設置する作業の際に部品や機器がぶつかって照明灯
用安定器106の破損等の虞があり、好ましくない。
【0007】本考案は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、照明灯用安定器の支持部
材に対する取付作業性を改善することができる照明灯用
安定器取付構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、床スラブに吊
持される吊りボルトに、支持金具を介して照明灯用安定
器を取り付けるものであって、この支持金具を、照明灯
用安定器を取り付ける板状本体部と、照明灯用安全器の
取付面の反対側に向かって板状本体部の下端から板状本
体部の軸線に対してほぼ直角に折曲されて形成されると
ともに第1取付孔を有する第1板状取付部と、板状本体
部の上端から第1板状取付部と同一方向で板状本体部の
軸線に対して鋭角に折曲されて形成されるとともに第2
取付孔を有する第2板状取付部とからなる帯状板材で構
成し、吊りボルル上に、板状本体部の両板状取付部と反
対側の面に照明灯用安定器を取り付けた帯状板材が、板
状本体部を折り曲げることなく該吊りボルトに第2取付
孔を案内として挿通させるとともに第1取付孔を挿通さ
せ、第2取付孔縁を吊りボルトに係止した状態で第1板
状取付部の下部側を固定手段で固着してなることを特徴
とする。
【0009】
【作用】本考案においては、床スラブに吊持される吊り
ボルトに、帯状板材からなる支持金具を介して照明灯用
安定器が取り付けられる。例えば、吊りボルトに照明灯
用安定器を取り付ける際には、支持金具としての帯状板
材の板状本体部に照明灯用安定器に取り付けておく。そ
して、吊りボルトの先端を照明灯開口部に向けて引っ張
り、吊りボルトを弾性的に撓ませて斜めの状態にし、こ
の斜めになった吊りボルトに、板状本体部を折り曲げる
ことなく帯状板材の両端の第2取付孔及び第1取付孔を
貫通させることにより、帯状板材が吊りボルト上に配置
される。帯状板材は、その第1板状取付部が固定手段で
支持され、吊りボルトに固着される。
【0010】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例について説
明する。図1ないし図5は本考案の実施例に係わる照明
灯用安定器取付構造を示す。
【0011】図3において、1は床スラブで、この床ス
ラブ1に複数の天井吊りボルト2,2,2を介して天井
3が吊持され、この天井3には照明灯用開口部4,4が
形成されている。また、床スラブ1には吊りボルト5が
吊持され、この吊りボルト5は、天井3の照明灯用開口
部4から水平方向に所定の距離隔てた位置にある。吊り
ボルト2,5には、それぞれ帯状板材6からなる支持金
具が取り付けられている。
【0012】上記帯状板材6に箱体7Aを有してなる照
明灯用安定器7が取り付けられている。また、各照明灯
用開口部4,4にはそれぞれ放電灯からなる照明灯8,
8が配設され、各照明灯8,8は、配線9を介して照明
灯用安定器7に接続されている。なお、放電灯として
は、例えば、水銀灯やメタルハライドランプが挙げられ
る。
【0013】上記の照明灯用安定器7の吊りボルト5に
対する取付構造について、吊りボルト5の場合を例に挙
げて以下に説明する。図1,図2において、帯状板材6
は、照明灯用安定器7を取り付ける平坦の板状本体部1
0を有し、板状本体部10に一体で下端にL字状に折り
曲げて第1板状取付部11が形成され、この第1板状取
付部11に第1取付孔12が設けられている。また、
板状本体部10の上端に、第1板状取付部11と同一方
向で第1板状取付部11より鋭角に折り曲げて第2板状
取付部13が形成され、この第2板状取付部13に
2取付孔14が設けられている。第2取付孔14は、ま
だ折り曲げていない板素材をプレスで適当な径の円に打
ち抜いた後、第2板状取付部13を形成して造られ、A
方向かみると楕円形状となっており、その径は吊りボル
ト5の径に対して大きくなっている。
【0014】そして、帯状板材6の板状本体部10に
、両板状取付部11,13の反対側の面に照明灯用安
定器7がボルト15,15により螺子止めして取り付け
られている。さらに、吊りボルト5に帯状板材6の第2
取付孔14及び第1取付孔12挿通させた状態で
状板材6の第1板状取付部11が、吊りボルト5に螺子
止めしたナット16からなる固定手段により支持され、
吊りボルト5上に帯状板材6が固着されている。
【0015】なお、図4に示すワイヤ17の一端17A
は、丸め込まれて吊りボルト5の帯状板材6の第1板状
取付部11に引っ掛けて取り付けられ、ワイヤ17の他
端17Bは、照明灯8を吊持し、照明灯8の取付作業中
に照明灯8を誤って落とすことを防止している。また、
このワイヤ17の一端17Aを床スラブ1に取り付ける
こともできる。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。図5に
示すように、吊りボルト5に照明灯用安定器7を取り付
ける際には、支持金具としての照明灯用安定器7を帯状
板材6に取り付けておく。そして、吊りボルト5の先端
を照明灯開口部4に向けて引っ張って、吊りボルト5を
弾性的に撓ませて斜めにし、この斜めになった吊りボル
ト5に、先ず、帯状板材6の上端の第2取付孔14を貫
通させる。この時、第2取付孔14の径が吊りボルト5
の径に対して大きいので、吊りボルト5は第2取付孔1
4に円滑に挿入される。さらに、吊りボルト5の軸方向
に沿って帯状板材6を上方に滑らせ、第1取付孔12を
帯状板材6に貫通させると、第2取付孔14の上縁と下
縁が吊りボルト5に当接して、帯状板材6の上側部分が
吊りボルト5に固定され、この状態で、帯状板材6の第
1板状取付部11を、吊りボルト5に螺子込んだナット
16で支持すると、吊りボルト5上に帯状板材6が固定
した状態で取り付けられる。要するに、帯状板材6の第
2取付孔14が吊りボルト5に固定されるとともに帯状
板材6の第1板状取付部11がナット16で支持される
ことにより、帯状板材6が吊りボルト5に固着される。
【0017】以上の如き構成によれば、照明灯用安定器
7を取り付けるための支持部材として吊りボルト5を選
定し、吊りボルト5に帯状板材6を取り付け、この帯状
板材6に照明灯用安定器7を取り付ける構造にしたの
で、従来例のようにこの支持部材として、床スラブや床
スラブ段部の垂直壁面を利用しないで済み、吊りボルト
5に取り付けた帯状板材6に照明灯用安定器7を直接取
り付けることができ、照明灯用安定器7の取り付け作業
性を向上させることができる。
【0018】特に、吊りボルト5に、照明灯用安定器7
を支持した帯状板材6を取り付けようとする時、吊りボ
ルト5は、天井3の照明灯用開口部4から水平方向に所
定の距離隔てて床スラブ1に吊持されている。従って、
吊りボルト5は照明灯用開口部4に向けて引っ張っられ
ると、斜めになる。この時、帯状板材6の第2板状取付
部13は第1板状取付部11に対して開くように折り曲
げて形成されているので、帯状板材6の第2取付孔14
を吊りボルト5に容易に嵌通することができ、帯状板材
6の吊りボルト5に対する取り付け作業を容易にするこ
とができる。
【0019】また、帯状板材6は、板状本体部10の上
端に第2取付孔14を有する第2板状取付部13を有し
ているので、吊りボルト5に第2取付孔14を嵌め込
み、帯状板材6を吊りボルト5上に滑らせれば良く、照
明灯用安定器7を必要以上に持ち上げる必要がなくな
り、帯状板材6の取付作業を容易にすることができる。
【0020】さらに、ナット16からなる固定手段によ
り、帯状板材6の第1板状取付部11が吊りボルト5上
に固着され、ナット16の締付位置を天井3側に近くす
ることができ、それだけ、締付作業を楽な姿勢で行なう
ことができ、帯状板材6の取り付け作業を容易にするこ
とができる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
照明灯用安定器を取り付けるための支持部材として吊り
ボルトを選定し、この吊りボルトに照明灯用安定器を取
り付けた帯状板材を取り付ける構造にしたので、従来例
のようにこの支持部材として、床スラブや段部の垂直壁
面を利用しないで済み、吊りボルトに取り付けた帯状板
材に直接照明灯用安定器を取り付けることができ、照明
灯用安定器の取付作業性を向上させることができる。
【0022】特に、吊りボルトが、天井の照明灯用開口
部から水平方向に所定の距離隔てて床スラブに吊持され
ている場合、吊りボルトに、照明灯用安定器を支持した
帯状板材を取り付けようとする時、吊りボルトを照明灯
用開口部に向けて引っ張って斜めにして取付準備作業が
なされるが、帯状板材の第2板状取付部は第1板状取付
部に対して開くように折り曲げて形成されているので、
帯状板材の板状本体部を曲げることなく第2取付孔を吊
りボルトに容易に貫通させることができ、帯状板材の吊
りボルト上に対する取付作業を容易にすることができ
る。
【0023】また、帯状板材は、板状本体部の上端に第
2取付孔を有する第2板状取付部を有しているので、吊
りボルトに第2取付孔を嵌め込み、帯状板材を吊りボル
ト上に滑らせれば良く、照明灯用安定器を必要以上に持
ち上げる必要がなくなり、帯状板材の取り付け作業を容
易にすることができる。
【0024】さらに、ナット等の固定手段により、帯状
板材の第1板状取付部が吊りボルト上に固着され、固定
手段の固着位置を天井側近くすることができ、それだ
け、固着作業を楽な姿勢で行なうことができ、帯状板材
取付作業を容易にすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わる照明灯用安定器取付構
造の要部を示す一部断面側面図である。
【図2】図1のA方向矢視に係わる帯状板材及び照明灯
用安定器の平面図である。
【図3】本実施例に係わる照明灯用安定器の取付状態を
示し、天井から床スラブにかけての建築物の側面図であ
る。
【図4】本実施例で使用されるワイヤの説明図である。
【図5】本実施例の使用状態説明図である。
【図6】従来における照明灯用安定器の取付状態を示
し、天井から床スラブにかけての側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−295615(JP,A) 特開 平2−94612(JP,A) 実開 昭59−141613(JP,U) 実開 昭59−184405(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブに吊持される吊りボルトに、支
    持金具を介して照明灯用安定器を取り付けるものであっ
    て、 この支持金具を、照明灯用安定器を取り付ける板状本体
    部と、照明灯用安全器の取付面の反対側に向かって板状
    本体部の下端から板状本体部の軸線に対してほぼ直角に
    折曲されて形成されるとともに第1取付孔を有する第1
    板状取付部と、板状本体部の上端から第1板状取付部と
    同一方向で板状本体部の軸線に対して鋭角に折曲されて
    形成されるとともに第2取付孔を有する第2板状取付部
    とからなる帯状板材で構成し、 吊りボルル上に、板状本体部の両板状取付部と反対側の
    面に照明灯用安定器を取り付けた帯状板材が、板状本体
    部を折り曲げることなく該吊りボルトに第2取付孔を案
    内として挿通させるとともに第1取付孔を挿通させ、
    2取付孔縁を吊りボルトに係止した状態で第1板状取付
    部の下部側を固定手段で固着してなることを特徴とする
    照明灯用安定器取付構造。
JP1991082788U 1991-10-11 1991-10-11 照明灯用安定器取付構造 Expired - Lifetime JP2573208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991082788U JP2573208Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 照明灯用安定器取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991082788U JP2573208Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 照明灯用安定器取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0534611U JPH0534611U (ja) 1993-05-07
JP2573208Y2 true JP2573208Y2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=13784150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991082788U Expired - Lifetime JP2573208Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 照明灯用安定器取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573208Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61295615A (ja) * 1985-06-24 1986-12-26 Mitsubishi Electric Corp 取付金具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0534611U (ja) 1993-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4829410A (en) Ceiling mounted luminaire housing system
US7410141B2 (en) Industrial hanger for metal framing
US20080237227A1 (en) Electrical junction assemblies for coupling electrical fixtures to suspending ceiling grids
US7296911B2 (en) Surface mount fluorescent strip light fixture retrofit kit and method
CA2451340C (en) Surface mount fluorescent strip light fixture retrofit kit and method
JP2573208Y2 (ja) 照明灯用安定器取付構造
CN1668875B (zh) 安装支架及其使用方法
JPH07147108A (ja) 照明器具の取付け構造
JP2599019Y2 (ja) 照明器具の取付け構造
CN212140060U (zh) 一种挂壁灯镜
JPH1125743A (ja) 天井埋め込み形照明器具
US11236891B1 (en) Fixture folding hook
JPS5823847Y2 (ja) 天井支持部材
JPS5847610Y2 (ja) 照明器具の取付具
JPH0636418Y2 (ja) 天井埋込型空調機の設置構造
JPH0648253Y2 (ja) 吊り形空気調和機の据付装置
JP3098472B2 (ja) ルームエアコン室外機据付金具における杆体連結機構
JPH04308603A (ja) 照明器具取付け装置
JPH0110813Y2 (ja)
KR200183360Y1 (ko) 형광등용 현수장치의 구조
JP2521364B2 (ja) 照明器具
JPH0231687Y2 (ja)
JP2564457Y2 (ja) 天井ユニットの支持装置
JP2546648Y2 (ja) 天井装着型空調装置
JP3089554U (ja) 蛍光管を照明灯に用いる天井吊り下げ灯

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees