JP2719104B2 - パイプ用換気扇 - Google Patents

パイプ用換気扇

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JP2719104B2
JP2719104B2 JP30274793A JP30274793A JP2719104B2 JP 2719104 B2 JP2719104 B2 JP 2719104B2 JP 30274793 A JP30274793 A JP 30274793A JP 30274793 A JP30274793 A JP 30274793A JP 2719104 B2 JP2719104 B2 JP 2719104B2
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智之 山田
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室壁または天井に埋め
こまれた通風パイプに装着して使用されるパイプ用換気
扇に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通風パイプに装着して使用される
パイプ用換気扇は、換気の必要性の高まりから浴室や、
洗面所、または便所、居間などの複数箇所に設置される
度合いが増加しており、ルーバーの着脱の容易な換気扇
が求められている。
【0003】従来のこの種の換気扇は、たとえば実公平
5−14103号公報に示すような構成であった。
【0004】以下、従来例について図13および図14
を参照しながら説明する。図に示すように、筒状の本体
101の内部に電動機102により駆動される羽根10
3を設け、本体101の室内104側端部を外方に延設
してフランジ部105を形成し、さらにこのフランジ部
105の外周部を室内側に突設して周壁106を形成
し、この周壁106に前記フランジ部105の室外10
7側底部を開口してナット108を収納するナット取付
け溝109を形成し、かつ前記周壁106の外周部に前
記ナット取付け溝109と連通し、室内104側端部と
外周側とを開口したU字溝110を形成し、前記周壁1
06の外周部に、中央部に吸気口111aを有し前記U
字溝110と対応する位置に切り欠き部112を有する
オリフィスを形成したルーバー111を嵌合し、このル
ーバー111の切り欠き部112と前記本体101の周
壁106のU字溝110とを貫通して取付けねじ113
をナット108に螺入し、前記ルーバー111を前記本
体101に着脱自在に固定されるよう構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパイ
プ用換気扇の構成では、ルーバー111の取り付けに工
具が必要になるため、手軽にルーバー111を外して掃
除ができないという問題があった。
【0006】また、換気扇本体101の取り付け現場に
おいて、建物構造と換気扇の位置関係から工具が使用で
きず、ルーバー111を本体101に締めつけずに施工
されたため、ルーバー111が落下するという危険性が
あった。
【0007】また、工具を使用しなければ外せないので
掃除が行われないというケースがあった。
【0008】また、換気扇本体101は高所に取り付け
られるため、下方からねじ113が見えるため換気扇本
体101の美観が損なわれるという問題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するもので、第
1の目的は工具を使用しなくてもルーバーの脱着ができ
る換気扇を提供することにある。
【0010】また、第2の目的は、ルーバーの脱着が容
易にできることにより掃除性を向上させることにある。
【0011】また、第3の目的はルーバーを確実に固定
してルーバーの落下による危険性を防止することにあ
る。
【0012】また、第4の目的は換気扇本体下方からの
インテリア性を向上させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプ用換気扇
の上記第1〜第4の目的を達成するための第1の手段
は、内部に電動機により駆動される羽根を有し、外周に
は室壁、または天井などに設けられたパイプの内面に圧
着されるばねを設けた筒部と、この筒部の羽根側端部の
外周に設けられるフランジ部と、このフランジ部の外周
側の一部を室壁、または天井側に凹設したフランジ壁
と、前記凹設させたフランジ部の外周を凹設させた位置
より高く設けたルーバー固定係合部と、このルーバー固
定係合部に掛着されるルーバー止めばねとを備え、前記
ルーバー止めばねを固定する固定壁を室壁、または天井
側面に設けた、前記筒部の室内側開口を覆うルーバーで
構成する。
【0014】また、第2の手段は、第1手段のフランジ
壁にパイプ用換気扇本体の取り付け用の長孔を設けた構
成とする。
【0015】また、第3の手段は、第1手段のルーバー
止めばねを固定する固定壁の幅寸法を、フランジ壁の幅
寸法よりわずかに小さくした構成とする。
【0016】また、第4の手段は、第1手段のフランジ
部とルーバーの裏面との間に介在するがたつき防止ダボ
を設けた構成とする。
【0017】また、第5の手段は、第1手段のフランジ
部を丸型形状に形成し、このフランジ部に取り付けられ
る丸型形状をした丸ルーバーと、この丸型形状の丸ルー
バーの直径寸法と同寸法の幅を持つ角型形状をした角ル
ーバーの接点に、フランジ壁を設けた構成とする。
【0018】また、第6の手段は、第1手段のルーバー
固定係合部の形状を室内側、かつパイプの中心方向に向
かって傾斜部を設けた構成とする。
【0019】また、第7の手段は、内部に電動機により
駆動される羽根を有し、外周には室壁、または天井など
に設けられたパイプの内面に圧着されるばねを設けた筒
部と、この筒部の羽根側端部の外周に設けられるフラン
ジ部と、このフランジ部の外周側の一部を室壁、または
天井側に凹設したフランジ壁と、前記凹設させたフラン
ジ部の外周を凹設させた位置から立ち上げたルーバー固
定係合部を設けたルーバー固定係合リブと、このルーバ
ー固定係合リブの立ち上がりの外周側を薄肉で形成し、
前記筒部の室内側開口を覆うルーバーとを備え、前記ル
ーバーの外周側面に前記ルーバー固定係合部の嵌合する
開口部を設けた構成とする。
【0020】また、第8の手段は、内部に電動機により
駆動される羽根を有し、外周には室壁、または天井など
に設けられたパイプの内面に圧着されるばねを設けた筒
部と、この筒部の羽根側端部の外周に設けられるフラン
ジ部と、さらにこのフランジ部の外周側の一部を室壁、
または天井側に凹設したフランジ壁と、前記凹設させた
フランジ部の外周を凹設させた位置から外側に広がり立
ち上げたルーバー固定係合部を設けたルーバー固定係合
リブと前記筒部の室内側開口を覆うルーバーとを備
え、前記ルーバーの外周側面に前記ルーバー固定係合部
と嵌合する開口部を設けた構成とする。
【0021】
【作用】本発明は、上記した第1の手段の構成により、
ルーバーの装着には、ルーバー止めばねに弾性力を外部
から加え、ルーバーを押し込み任意の位置で弾性力を開
放させることにより行うので、ルーバーの固定にねじは
必要なくなり容易に取り付けられる。
【0022】また、第2の手段の構成により、フランジ
部を凹設させたフランジ壁を利用し換気扇本体の取り付
け孔を設けてあるので、室壁や、天井への取り付けはこ
の孔を利用して取り付けることができる。
【0023】また、第3の手段の構成により、ルーバー
固定ばねを固定する固定壁が、フランジ壁に当接するの
でルーバーの円周方向への動きが規制される。
【0024】また、第4の手段の構成により、フランジ
とルーバーの裏面との間に介在するがたつき防止ダボ
によって上下方向へのルーバーのがたつきが防止され
る。
【0025】また、第5の手段の構成により、フランジ
壁を丸ルーバーと、角ルーバーの共通の接点に設けたの
で、丸形状のフランジには、丸ルーバーでも角ルーバー
でも取り付けることができる。
【0026】また、第6の手段の構成により、ルーバー
の装着には、ルーバー止めばねがルーバー固定係合部に
設けた傾斜部に当接しながら下方に移動するので、ルー
バーを押し込むだけの簡単な操作で行える。
【0027】また、第7の手段の構成により、ルーバー
の装着には、フランジ係合リブを内側に変形させルーバ
ーの開口部に嵌合させるので、別部品を使用することな
くルーバーと本体を固定できる。
【0028】また、第8の手段の構成により、ルーバー
の装着には、ルーバーを本体に押し込んでいくことによ
ってフランジ係合リブに当接し変形し、ルーバー開口部
に嵌合するので、別部品を使用することなくルーバーと
本体を固定できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1〜図
6を参照しながら説明する。
【0030】図に示すように、内部に電動機1により駆
動される羽根2を有し、外周には室壁3、または天井
(図示せず)などに設けられたパイプ4の内面に圧着さ
れるばね5を設けた筒部6と、この筒部6の羽根2側端
部の外周に設けられるフランジ部7を形成し、さらにこ
のフランジ部7の外周側の一部を室壁3、または天井
(図示せず)側に凹設したフランジ壁8を設け、かつ凹
設させたフランジ部7の外周を凹設させた位置より高く
設けたルーバー固定係合部9を設け、このルーバー固定
係合部9に掛着されるルーバー止めばね10と、このル
ーバー止めばね10を固定する固定壁11を室壁3、ま
たは天井(図示せず)側面に設けた、前記筒部6の室内
12側開口を覆う丸ルーバー13で構成する。
【0031】また、フランジ部7の外周側の一部を室壁
3、または天井(図示せず)側に凹設させたフランジ壁
8に本体14取り付け用の長孔15を設けている。
【0032】また、ルーバー止めばね10を固定する固
定壁11の幅寸法11aを、フランジ部7外周側の一部
を室壁3、または天井(図示せず)側に凹設させたフラ
ンジ壁8の幅寸法8aよりわずかに小さく構成してい
る。
【0033】また、フランジ壁8と任意の角度16aを
持ち配設される、前記フランジ部7のルーバーA13面
(室内)側にがたつき防止ダボ16を設けた構成として
いる。
【0034】また、フランジ部7を丸型形状に形成し、
このフランジ部7に取り付けられる丸型形状をした丸ル
ーバー13と、この丸ルーバー13の直径寸法と同寸法
の幅を持つ角型形状をした角ルーバー17の接点部18
に、フランジ壁8を設けた構成とする。
【0035】上記構成におけるパイプ用換気扇の丸ルー
バ13を本体14に固定するには、丸ルーバー13を両
手で支えながら、丸ルーバー13に取り付けられたルー
バー止めばね10の位置をフランジ壁8の位置に合わ
せ、ルーバー止めばね10の押突部19を両手20aの
両指20bで押すことにより、ルーバー止めばね10に
弾性力をA方向に発生させながら、フランジ部7に押し
込んでいきルーバー固定係合部9の下端の位置から外れ
る位置で両指20bの押力を開放すると、弾性力から開
放されB方向に広がるため、ルーバー固定係合部9に掛
着し完了するが、固定後はルーバー止めばね10を固定
する固定壁11の幅寸法11aが、フランジ壁8の幅寸
法8aよりわずかに小さいため、円周方向へのがたつき
を防止している。
【0036】また、室壁3の仕上がりが平面でなく室外
21方向に凹んでいる場合などは、ルーバー止めばね1
0を支点にして丸ルーバー13が上下方向にがたつきや
すくなるが、フランジ部7のがたつき防止ダボ16によ
りがたつきを防止している。
【0037】また、本体14は、ばね5により室壁3に
容易に取り付け可能だが、天井(図示せず)面などに取
り付ける場合は、フランジ壁8に設けた長孔15を利用
して取り付けられる。
【0038】また、フランジ部7が丸型形状のときは、
丸ルーバー13と角ルーバー17の接点である4箇所の
うち2箇所を利用しフランジ壁8を設けてあるので、同
幅寸法を持った丸ルーバー13や角ルーバー17のどち
らでも装着が可能になる。
【0039】また、丸ルーバー13を取り外す場合は、
ルーバー止めばね10の押突部19を両手20aの両指
20bで押すことにより、ルーバー止めばね10に弾性
力をA方向に発生させながら、丸ルーバー13を室内1
2方向に引き上げることにより容易に外すことが可能に
なる。
【0040】以下、本発明の第2実施例について図7お
よび図8を参照しながら説明する。なお第1実施例と同
一部分には同一符号をつけて詳細な説明は省略する。
【0041】図に示すように、ルーバー固定係合部9の
形状を室内12側、かつパイプ4の中心方向に向かって
傾斜部22を設けている。
【0042】上記構成において、パイプ用換気扇の丸ル
ーバー13を本体14に固定するには、丸ルーバー13
を両手20aで支えながら、丸ルーバー13に取り付け
られたルーバー止めばね10の位置をフランジ壁8の位
置に合わせ押し込んでいくことにより、ルーバー止めば
ね10の下端は、ルーバー固定係合部9の傾斜部22に
当接し、弾性力をC方向に発生させながら下方に移動
し、ルーバー固定係合部9の下端の位置から外れると弾
性力から開放されD方向に広がるため、ルーバー固定係
合部9にワンタッチで掛着し完了する。
【0043】また、丸ルーバー13を取り外す場合は、
実施例1と同様である。以下、本発明の第3実施例につ
いて図9および図10を参照しながら説明する。
【0044】なお第1実施例と同一部分には同一符号を
つけて詳細な説明は省略する。図に示すように、フラン
ジ部7の外周側の一部を室壁3、または天井(図示せ
ず)側に凹設し、かつ凹設させたフランジ部7の外周を
凹設させた位置から立ち上げたルーバー固定係合リブA
23を設け、さらにルーバー固定係合リブA23の立ち
上がりの外周側を薄肉で形成し、前記筒部6の室内12
側開口を覆う丸ルーバー13と、この丸ルーバー13の
外周側面に前記ルーバー固定係合リブA23の嵌合する
ルーバー開口部24が設けられている。
【0045】上記構成において、パイプ用換気扇の丸ル
ーバー13を本体14に固定するには、丸ルーバー13
を両手20aで支えながら、丸ルーバー13の開口部2
4の位置をルーバー固定係合リブA23に合わせ押し込
んでいくことにより、丸ルーバー13の下端は、傾斜部
25に当接し、ルーバー固定係合リブA23をE方向に
変形させながら下方に移動し、ルーバー開口部24が
ーバー固定係合部である爪部26の位置まで来ると、ル
ーバー固定係合リブA23の変形が失われF方向に広が
るため、爪部26にワンタッチで嵌合し完了する。
【0046】また、丸ルーバー13を取り外す場合は、
爪部26を両手20aの両指20bで押しながら、ルー
バー固定係合リブA23をE方向に変形させながら、丸
ルーバー13を室内12方向に引き上げることにより容
易に外すことが可能になる。
【0047】以下、本発明の第4実施例について図11
および図12を参照しながら説明する。
【0048】なお第1実施例と同一部分には同一符号を
つけて詳細な説明は省略する。図に示すように、フラン
ジ部7の外周側の一部を室壁3、または天井(図示せ
ず)側に凹設したフランジ壁8を設け、かつ凹設させた
フランジ部7の外周を凹設させた位置から外側に広がり
立ち上げたルーバー固定係合リブB27を設け、前記筒
部6の室内12側開口を覆う丸ルーバー13と、この丸
ルーバー13の外周側面に前記ルーバー固定係合リブB
27の掛着するルーバー開口部24が設けられている。
【0049】上記構成において、パイプ用換気扇の丸ル
ーバー13を本体14に固定するには、丸ルーバー13
を両手20aで支えながら、丸ルーバー13の開口部2
5の位置をルーバー固定係合リブB27に合わせ押し込
んでいくことにより、丸ルーバー13の下端は、ルーバ
ー固定係合リブB27の先端傾斜部28に当接し、ルー
バー固定係合リブB27をG方向に変形させながら下方
に移動し、爪傾斜部29に当接しながらさらに下方に移
動し、ルーバー開口部24がルーバー固定係合部である
突起部30の位置まで来ると、ルーバー固定係合リブB
27の変形が失われH方向に広がるため、ルーバー固定
係合リブB27の突起部30にワンタッチで嵌合し完了
する。
【0050】また、丸ルーバー13を取り外す場合は、
ルーバー固定係合リブB27の突起部30を両手20a
の両指20bで押しながら、ルーバー固定係合リブB2
7をG方向に変形させながら、丸ルーバー13を室内1
2方向に引き上げることにより容易に外すことが可能に
なる。
【0051】なお、実施例では丸型形状のフランジと、
丸型形状のルーバーを例として用いたが、角型の形状の
ものであってもその作用効果に差はない。
【0052】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればフランジ部の外周を凹設させた位置に設けた
ルーバー固定係合部に、ルーバーに設けられたルーバー
止めばねを掛着させる構成によって、ルーバーのねじが
不要になるため、工具を使用せず容易に取り付けられる
ので、ねじの締め忘れがなくなり、しかも施工しにくい
場所にも取り付けられ、しかもメンテナンス性の向上し
たパイプ用換気扇を提供できる。
【0053】また、フランジ部を凹設させたフランジ壁
を利用し本体取り付け孔を設けてあるので、本体固定用
のスペースを別に設けなくてもよいので、フランジ部の
収納スペース拡大、およびフランジ部の形状を簡単にで
きるので金型のコストを安価にできるパイプ用換気扇を
提供できる。
【0054】また、ルーバー止めばねを固定する固定壁
よりフランジ壁の幅がわずかに小さいため、ルーバー装
着時は位置がわずかにずれても装着しやすく、装着され
た後は固定壁がフランジ壁に当接するので、円周方向へ
のがたつきをなくすことができるパイプ用換気扇を提供
できる。
【0055】また、フランジ部とルーバーとの間に介在
するように設けたがたつき防止ダボにより、ルーバーが
室壁の凹みにより傾きを持ってもがたつき防止ダボによ
り上下方向は規制されるので上下方向のがたつきをなく
すことができるパイプ用換気扇を提供できる。
【0056】また、フランジ壁を丸ルーバーと、角ルー
バーの共通の接点に設けることによって、丸形状のフラ
ンジ1つで丸ルーバーでも角ルーバーでも取り付けられ
ることになるので、角形状のフランジを製作せず製品の
種類を増やせるのでコストの安価なパイプ用換気扇を提
供できる。
【0057】また、ルーバーの装着には、ルーバー止め
ばねがルーバー固定係合部に設けた傾斜部に当接し下方
に移動するので、ルーバーを押し込むだけのきわめて容
易な操作でできるため、施工業者はもちろん、使用ユー
ザーのルーバー取り付けの省力化を可能にしたパイプ用
換気扇を提供できる。
【0058】また、ルーバーの装着には、ルーバー係合
リブを変形させルーバーを嵌合させるため、ルーバー固
定に別部品が必要なく、安価なパイプ用換気扇を提供で
きる。
【0059】また、ルーバーの装着には、あらかじめ変
形させてあるルーバー係合リブにルーバーを当接させな
がらルーバー開口部に嵌合させるため、ルーバー固定に
別部品が必要なく、安価なパイプ用換気扇を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のパイプ用換気扇の設置状
態を示す断面図
【図2】同第1実施例のパイプ用換気扇のルーバーを外
した状態の平面図
【図3】同第1実施例のパイプ用換気扇のルーバー固定
部分の拡大斜視図
【図4】同第1実施例のパイプ用換気扇の正面図
【図5】同第1実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿入
前の状態を示す断面図
【図6】同第1実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿入
状態の断面図
【図7】同第2実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿入
前の状態を示す断面図
【図8】同第2実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿入
状態の断面図
【図9】同第3実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿入
前の状態を示す断面図
【図10】同第3実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿
入状態の断面図
【図11】同第4実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿
入前の状態を示す断面図
【図12】同第4実施例のパイプ用換気扇のルーバー挿
入状態の断面図
【図13】従来のパイプ用換気扇の断面図
【図14】同パイプ用換気扇のルーバー取り付け部分の
拡大斜視図
【符号の説明】
1 電動機 2 羽根 3 室壁 4 パイプ 5 ばね 6 筒部 7 フランジ部 8 フランジ壁 9 ルーバー固定係合部 10 ルーバー止めばね 11 固定壁 13 丸ルーバー 14 本体 15 長孔 16 がたつき防止ダボ 17 角ルーバー 18 接点部 19 押突部 22 傾斜部 23 ルーバー固定係合リブA 24 ルーバー開口部 25 傾斜部 26 爪部 27 ルーバー固定係合リブB 28 先端傾斜部 29 爪傾斜部 30 突起部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電動機により駆動される羽根を有
    し、外周には室壁、または天井などに設けられたパイプ
    の内面に圧着されるばねを設けた筒部と、この筒部の羽
    根側端部の外周に設けられるフランジ部と、このフラン
    ジ部の外周側の一部を室壁、または天井側に凹設したフ
    ランジ壁と、前記凹設させたフランジ部の外周を凹設さ
    せた位置より高く設けたルーバー固定係合部と、このル
    ーバー固定係合部に掛着されるルーバー止めばねとを備
    え、前記ルーバー止めばねを固定する固定壁を室壁、ま
    たは天井側面に設けた前記筒部の室内側開口を覆うルー
    バーで構成したパイプ用換気扇。
  2. 【請求項2】 フランジ壁にパイプ用換気扇本体の取り
    付け用の長孔を設けた請求項1記載のパイプ用換気扇。
  3. 【請求項3】 ルーバー止めばねを固定する固定壁の幅
    寸法を、フランジ壁の幅寸法よりわずかに小さくした請
    求項1記載のパイプ用換気扇。
  4. 【請求項4】 フランジ部とルーバーの裏面との間に介
    在するがたつき防止ダボを設けた請求項1記載のパイプ
    用換気扇。
  5. 【請求項5】 丸型形状に形成したフランジ部と、この
    フランジ部に取り付けられる丸型形状をした丸ルーバー
    と、この丸型形状の丸ルーバーの直径寸法と同寸法の幅
    を持つ角型形状をしたルーバーの接点に、フランジ壁を
    設けた請求項1記載のパイプ用換気扇。
  6. 【請求項6】 ルーバー固定係合部の形状を室内側で、
    かつパイプの中心方向に向かって傾斜部を設けた請求項
    1記載のパイプ用換気扇。
  7. 【請求項7】 内部に電動機により駆動される羽根を有
    し、外周には室壁、または天井などに設けられたパイプ
    の内面に圧着されるばねを設けた筒部と、この筒部の羽
    根側端部の外周に設けられるフランジ部と、このフラン
    ジ部の外周側の一部を室壁、または天井側に凹設したフ
    ランジ壁と、前記凹設させたフランジ部の外周を凹設さ
    せた位置から立ち上げたルーバー固定係合部を設けたル
    ーバー固定係合リブと、このルーバー固定係合リブの立
    ち上がりの外周側を薄肉で形成し、前記筒部の室内側開
    口を覆うルーバーとを備え、前記ルーバーの外周側面に
    前記ルーバー固定係合部の嵌合する開口部を設けたパイ
    プ用換気扇。
  8. 【請求項8】 内部に電動機により駆動される羽根を有
    し、外周には室壁、または天井などに設けられたパイプ
    の内面に圧着されるばねを設けた筒部と、この筒部の羽
    根側端部の外周に設けられるフランジ部と、このフラン
    ジ部の外周側の一部を室壁、または天井側に凹設したフ
    ランジ壁と、前記凹設させたフランジ部の外周を凹設さ
    せた位置から外側に広がり立ち上げたルーバー固定係合
    部を設けたルーバー固定係合リブと、前記筒部の室内側
    開口を覆うルーバーとを備え、前記ルーバーの外周側面
    に前記ルーバー固定係合部と嵌合する開口部を設けたパ
    イプ用換気扇。
JP30274793A 1993-12-02 1993-12-02 パイプ用換気扇 Expired - Fee Related JP2719104B2 (ja)

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