JPH037992Y2 - - Google Patents

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JPH037992Y2
JPH037992Y2 JP13244583U JP13244583U JPH037992Y2 JP H037992 Y2 JPH037992 Y2 JP H037992Y2 JP 13244583 U JP13244583 U JP 13244583U JP 13244583 U JP13244583 U JP 13244583U JP H037992 Y2 JPH037992 Y2 JP H037992Y2
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JP
Japan
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piece
fixing bracket
ceiling material
fixing
frame
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JP13244583U
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JPS6041090U (ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、人体を赤外線によつて検知する検知
器を取付固定する天井埋込枠の取付構造に関する
ものである。
〔背景技術〕
第1図は従来例を示すものであり、4′はコ字
形に形成された埋込枠で、両側片の下端より水平
に係止片7を夫々一体に形成している。この埋込
枠4′は天井材1に穿孔されている取付穴2に下
から挿入し、係止片7を天井材1の下面に当接
し、ねじ17を係止片7のねじ孔を介して天井材
1に螺着していた。かかる従来例の場合には、天
井材1が硬い場合、ねじ17による取付けは困難
であり、また、ねじ17を回して取付けるのは手
間がかかるという問題があつた。
第2図は他の従来例を示し、埋込枠4′の両側
片に羽状の取付部材18を固定具19にて取付固
定し、天井材1の取付穴2に埋込枠4′を取付け
る場合には、天井材1の板厚に応じて取付部材1
8の下部を外がわへ折曲し、埋込枠4′を天井材
1に取付けていた。かかる従来例においては、取
付けは簡単であるが、取り外しが不便であり、一
度取付部材18を曲げると、今度違つた厚さの天
井材1に取付けにくく、何度も取外して使用でき
ないという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、天井材への取付け、取外しがワンタツチで簡
単であり、また、取付け後、天井材に対して埋込
枠の水平方向および垂直方向にずれたり、ぶれた
りせずに確実に固定でき、更には何度でも取付
け、取外しが可能な天井埋込枠の取付構造を提供
することを目的とするものである。
〔考案の開示〕
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第3図及び第4図において、4は天井材1に穿孔
された取付穴2に挿入配置される埋込枠で、この
埋込枠4はコ字形に形成されていて、両側片5,
5の下端は係止片7が外側へ水平に一体に形成さ
れている。この係止片7は天井材1の下面に係止
されるものである。この埋込枠4には人体を赤外
線で検知する検知器を取着するものである。埋込
枠4の両側片5,5の中央の上下方向に全長に亘
るスリツト8が削設されており、スリツト8の上
端は上面開口されており、上片6に角状に形成さ
れている挿通孔20と連通している。また、側片
5の内面にはスリツト8に隣接してローレツト加
工部21が上下方向略全長に亘つて設けられてい
る。このローレツト加工部21は第6図に示すよ
うに、多数の段部14が連続して形成されてい
る。埋込枠の上片6には検知器を取付けるための
取付孔22が2個穿設されている。16は埋込枠
4の上片6の両端縁に上方へ突設された突起であ
つて、この突起16はスリツト8の上端と隣接し
ている。9は係止片7とで天井材1を挾持固定す
るべく固定金具で、この固定金具9の中央部は板
状となつており、埋込枠4のスリツト8へ挿通し
て上下方向に移動自在に配置される。固定金具9
はスリツト8を介して外がわに突出している外側
片10と、内がわに突出している内側片11とで
構成されている。固定金具9の外側面10は断面
L字形に形成され、外側面10の下端は先端が鋭
く尖つた山形状の固定部13が形成されており、
この固定部13が天井材1の上面に喰い込むよう
にしている。内側片11は略コ字状に形成されて
いる。この固定金具9をスリツト8に挿入するに
は、固定金具9の内側片11を挿通孔20を介し
て上方より挿入することでなされる。12はばね
で、このばね12の上端を埋込枠4の上片6の係
止孔23に挿入係止し、下端は固定金具9の内側
片11の内側へ突設した係止突片24に引掛係止
している。従つて、このばね12の付勢力にて固
定金具9は下方へ付勢されている。また、固定金
具9はその中央部を軸として、外側片10が側片
5の外面に当る範囲乃至内側片11が側片5の内
面に当る範囲内で側片5の面に対して回動自在と
なつている。固定金具9の内側片11には突片1
5が外側方へ切起こして形成され、この突片15
が第6図に示すようにローレツト加工部21の段
部14と当接し、固定金具9の上方の動きを規制
している。
しかして、埋込枠4を天井材1の取付穴2に装
着するには、第7図aに示すように固定金具9を
内側に回動させると共に、ばね12の付勢力に抗
して固定金具9を上方へ移動せしめ、天井材1の
取付穴2に下方から挿入する。次に、埋込枠4の
係止片7が天井材1の下面に当接した所で、固定
金具9を外側方へ回動させ、内側片11より手を
離すと固定金具9はばね12の付勢力にて下方へ
押接され、外側片10の固定部13が天井材1の
上面を喰い込むことになつて、固定金具9の水平
方向のぶれを阻止している。この時、埋込枠4の
ローレツト加工部21と固定金具9の突片15と
は第6図に示すように、固定金具9は下方向へは
突片15が段部14を乗り越えて移動可能であ
り、上方向へは突片15が段部14と当接して垂
直方向の移動を阻止している。従つて、取付穴2
周縁の天井材1を埋込枠4の係止片7と固定金具
9の固定部13とで挾持固定し、埋込枠4は天井
材1に取付けられることになる。
そして、埋込枠4は天井材1から取外すには、
固定金具9の内側片11を少し内側に回動させる
と、突片15と段部14との係合が外れ、固定金
具9を上方へ持ち上げて更に内側に回動させ、第
7図aに示すように固定金具9を内側に回動させ
た状態で埋込枠4を下方へ引くとにより、埋込枠
4を天井材1より外すことができる。尚、ばね1
2を介して固定金具9が埋込枠4に取着されてい
る正常な場合には、ばね12の付勢力により固定
金具9が埋込枠4からは脱落しない。しかし、ば
ね12の係止が外れた場合や、固定金具9を上方
へ無理に移動させた場合には、固定金具9の外側
片10の上端部10aが突起16に当たるため、
突起16の高さ分だけ外側片10を持ち上げて
も、外側片10は埋込枠4より外れることはない
ものである。
第8図及び第9図は埋込枠4に検知器3を取付
けた状態を示すものであり、埋込枠4の上片6の
下面にねじ25により検知器3を取着している。
この検知器3は円形状に形成されており、赤外線
で人体を検知するものである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、天井材に穿孔された取
取付穴に挿通され、検知器を取着する略コ字形の
埋込枠を形成し、埋込枠の両側片の下端より天井
材の下面に係止する係止片を夫々形成し、前記両
側片に上下方向略全長に亘るスリツトを削設し、
このスリツトを介して側片の外側に突出する外側
片と側片の内側に突出する内側片とからなり、且
つスリツトの上下方向に移動自在であつて側片の
面に対して揺動自在な固定金具を形成し、固定金
具を下方へ付勢するばねを固定金具と埋込枠との
間に懸架し、天井材の上面に喰い込んで押さえる
固定部を固定金具の外側片に形成すると共に、固
定金具を揺動させて固定部を天井材の上面に押接
した際に、埋込枠の側片の内面に上下方向略全長
に亘つて形成された段部に係止して固定金具の上
方向への動きを規制する突片を固定金具の内側片
に形成し、埋込枠の上片の両端に固定金具の外側
片の脱落防止用の突起を上方へ突設したものであ
るから、埋込枠を天井材の取付穴に下方より挿入
して係止片を天井材の下面に当接し、固定金具を
揺動させて固定部をばねの付勢力により天井材の
上面に喰い込ませることで、固定金具の水平方向
のぶれを防止でき、また固定部を天井材の上面に
押えつけている際に固定金具の突片が埋込枠の段
部に係止することで垂直方向のずれ、ぶれを防止
でき、このように、埋込枠の係止片と固定金具の
固定部とで天井材を挾持して、埋込枠を天井材に
容易に取付けることができ、しかも、埋込枠を天
井材より外す場合にも、固定金具を突起と段部と
の係合を外す方向に揺動させ、固定金具をスリツ
トの上方へ移動させるようにすることで、天井材
より埋込枠を容易に外せることができ、従つて、
埋込枠を何度でも使用できる利点を有する。ま
た、埋込枠に突起を設けているため、固定金具を
上方へ移動させても、固定金具の外側片が突起に
当つて、この突起の高さ分だけ固定金具の上方へ
の移動を補償しているものであり、この突起によ
り固定金具が埋込枠より容易に外れない利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来例の埋込枠の斜視図、取付
状態を示す断面図、第2図a,bは他の従来例の
斜視図、断面図、第3図は本考案の実施例の埋込
枠の斜視図、第4図及び第5図は同上の要部斜視
図、第6図は同上の突起と段部との係合状態を示
す拡大断面図、第7図a,bは同上の動作説明
図、第8図は同上の検知器を取着した状態を示す
断面図、第9図は同上の破断底面図である。 1は天井材、2は取付穴、3は検知器、4は埋
込枠、5は側片、6は上片、7は係止片、8はス
リツト、9は固定金具、10は外側片、11は内
側片、12はばね、13は固定部、14は段部、
15は突片、16は突起を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井材に穿孔された取付穴に挿通され、検知器
    を取着する略コ字形の埋込枠を形成し、埋込枠の
    両側片の下端より天井材の下面に係止する係止片
    を夫々形成し、前記両側片に上下方向略全長に亘
    るスリツトを削設し、このスリツトを介して側片
    の外側に突出する外側片と側片の内側に突出する
    内側片とからなり、且つスリツトの上下方向に移
    動自在であつて側片の面に対して揺動自在な固定
    金具を形成し、固定金具を下方へ付勢するばねを
    固定金具と埋込枠との間に懸架し、天井材の上面
    に喰い込んで押さえる固定部を固定金具の外側片
    に形成すると共に、固定金具を揺動させて固定部
    を天井材の上面に押接した際に、埋込枠の側片の
    内面に上下方向略全長に亘つて形成された段部に
    係止して固定金具の上方向への動きを規制する突
    片を固定金具の内側片に形成し、埋込枠の上片の
    両端に固定金具の外側片の脱落防止用の突起を上
    方へ突設して成る天井埋込枠の取付構造。
JP13244583U 1983-08-26 1983-08-26 天井埋込枠の取付構造 Granted JPS6041090U (ja)

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JP13244583U JPS6041090U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 天井埋込枠の取付構造

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JPS6041090U JPS6041090U (ja) 1985-03-23
JPH037992Y2 true JPH037992Y2 (ja) 1991-02-27

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JP2007187503A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Railway Technical Res Inst 接続スリーブの温度検知装置

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EP1191652A1 (en) * 1999-05-28 2002-03-27 Koichi Wada Decorative frame
JP4455748B2 (ja) * 2000-04-25 2010-04-21 耕一 和田 化粧枠

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