JPH0328102Y2 - - Google Patents

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JPH0328102Y2
JPH0328102Y2 JP1986091346U JP9134686U JPH0328102Y2 JP H0328102 Y2 JPH0328102 Y2 JP H0328102Y2 JP 1986091346 U JP1986091346 U JP 1986091346U JP 9134686 U JP9134686 U JP 9134686U JP H0328102 Y2 JPH0328102 Y2 JP H0328102Y2
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piece
hanger
ceiling inspection
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は天井点検口吊金具の改良に関する。
〔従来の技術〕
室内の天井の一部には第9図に示すような天井
点検口1が設けられている場合が多い。第10図
及び第11図に示すように、このような天井点検
口1は、天井板開口部2において複数の天井点検
口吊金具3により取付固定されている。即ち、天
井点検口吊金具3は、側面L字状に形成され、一
方の端部4には係止部5が設けられると共に他方
の端部6には螺孔8が開設されたハンガー7と、
該螺孔8に螺入されたボルト9とから成る。
そして、該係止部5を、天井点検口1の外枠1
0の所定部位に設けられた孔部11に係止させる
と共に、該ボルト9を回動して天井板開口部2の
周縁部に設けられた野縁材12に締付け、該外枠
10のフランジ部13と該ボルト9とにより天井
板14を挟持させ、全体として複数の天井点検口
吊金具3により天井点検口1を天井板14に吊持
固定するものである。
(従来技術の問題点) しかしながら、このような従来の天井点検口吊
金具3は、ハンガー7に設けられた係止部5を、
単に、天井点検口1の外枠10に設けられた孔部
11に係止させてボルト9により吊持するのみで
あつたため、取付施工時において、吊持金具3は
外枠10の孔部11から離脱したり、ガタつきが
生じて吊持金具を野縁12にしつかりと挟持しに
くい、という欠点を有するものであつた。
そこで、本考案の技術的課題は、上記欠点を解
消し、天井点検口を野縁へ係止させる施工作業を
容易にし、天井点検口を常に確実に吊持できる天
井点検口吊金具を提供することにある。
〔問題点を解決するための技術的手段〕
このような技術的課題解決のため本考案にあつ
ては、天井点検口の吊金具を、水平片と垂直片と
により側面逆L字状に形成され該水平片に前記ボ
ルトが螺入する螺孔を設け該垂直片の下端部に該
垂直片を屈曲した係止部を設けかつ該垂直片の中
央部に孔部を設けて該孔部の下端から切起し片を
突出させ該孔部の下方に円孔が設けられているハ
ンガーと、前記垂直片の係止部が嵌入する長孔が
設けられ上縁部から該長孔までの距離と前記ハン
ガー垂直片の係止部下端から前記切起し片までの
距離とが同一に設定されている前記天井点検口の
外枠主縁部と、2枚の挟持片と基部片とにより逆
U字状に形成され該2枚の挟持片により前記ハン
ガーの垂直片と前記点検口の外枠主縁部とを挟持
し該2枚の挟持片のいずれかに前記垂直片にあけ
られた円孔に嵌入する半球状突部が設けられてい
るクリツプとによつて構成することである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づき本考案を
詳細に説明する。
第1図に示すように、本実施例に係る天井点検
口吊金具16は、側面L字状に形成され、垂直片
22の端部にはJ字状に形成された係止部17が
設けられると共に水平片55の端部には螺孔18
が設けられたハンガー19と、該螺孔18に螺入
されたボルト20と、側面U字状のクリツプ21
とから成る。上記ハンガー19の垂直片22の中
央部は長さ方向に沿つて切り起こされて孔部23
が開設されると共にその切り起こし片25はハン
ガー19の内方へ直角に突出している。また垂直
片22の下端26と該切り起こし片25との間隔
lは、天井点検口の外枠主縁部24に設けられた
長孔27の上縁50と外枠主縁部24の上縁28
との間隔l1と略同一に形成されている。さら
に、ハンガー19の係止部17の上方には円孔2
9が設けられている。一方、クリツプ21は2枚
の挟持片30,31を有し、一方の挟持片31の
内側には、半球状の突部32が設けられている。
該突部32とクリツプの基部33との間隔l2
は、ハンガー19の切り起こし片25と円孔29
との間隔l3と同一に形成されており、さらに該
突部32の直径は該円孔29の内径と同一に形成
されている。
本実施例に係る天井点検口吊金具16を用い
て、天井点検口を装着する場合には、先ず、上記
ハンガー19の係止部17を天井点検口の外枠主
縁部24に設けられた長孔27に係合させると共
に、切り起こし片25を天井点検口の外枠主縁部
24の上縁28に当接固定させ、その後、第2図
に示すように、クリツプ21をハンガー19に開
設された孔部23へ挿入し、挟持片31の内側に
設けられた突部32を吊持部22に開設された孔
部23に係合させる一方、他の挟持片30により
外枠主縁部24の上端部を挟持させる。
その後、第3図に示すように、外枠主縁部24
の下縁フランジ部51を天井板14の天井板開口
部2の周縁部52に係合させて、ボルト20を回
動して下降させ、ボルト20の先端部53を野縁
材34に押圧し、天井点検口1を吊持するもので
ある。そして、本実施例にあつては、ハンガー1
9に突出形成された切り起こし片25が設けられ
ているため、ハンガー19は外枠主縁部24に固
定された状態で係止され、外枠主縁部24とハン
ガー19との間の垂直方向におけるガタつきは防
止される。さらに、クリツプ21が、外枠主縁部
24の上縁28とハンガー19の垂直片22とを
挟持しているため、外枠主縁部24とハンガー1
9との間の水平方向におけるガタつきを有効に防
止できると共に、垂直方向におけるガタつきをも
確実に防止できる。従つて、天井点検口1を取付
施工する際には、予め天井点検口の外枠に設けら
れた長孔に吊金具16をガタつきなく係止できる
ので、天井点検口1を野縁へ取付ける施工時にお
いて吊持金具のガタつきや離脱が生じないので取
付が容易となる。
第4図乃至第6図は本考案に係る天井点検口吊
金具の第2実施例を示す。本実施例に係る天井点
検口吊金具35は、前記実施例とは異なり、垂直
片22に設けられた孔部36はより小さく形成さ
れており、切り起こし片37も小型に形成されて
いる。また、クリツプ38はより大型に形成され
ており、第7図に示すように、該クリツプ38の
挿通孔43内に、ハンガー39の垂直片22が挿
通されて使用されるものである。本実施例に使用
されるクリツプ38は、2枚の挟持片40,41
を有すると共に、基部42には、挿通孔43が開
設されている。また、第5図に示すように、一方
の挟持片41の両側部には、外枠主縁部24に係
止する係合片44,45が別体に設けられてい
る。この係合片44,45の内側には、夫々半球
状の突部46,47が設けられている。そして、
基部42と突部46,47との間隔l4は外枠主
縁部24の上縁部48とリブ49との間の間隔l
5と略同一に形成されている。
従つて、本実施例に係る天井点検口吊金具35
を用いて天井点検口を取付ける場合には、第7図
に示すように、ボルト20を螺入する前にクリツ
プ38の挿通孔43内に、ハンガー39の垂直片
22を挿入し、ボルト20をハンガー39の水平
片55に螺入した後、切り起こし片37を外枠主
縁部24の上縁部48に当接させた状態で係止部
17を外枠主縁部24に設けられた長孔27に係
合させる。その後、第7図及び第8図に示すよう
に上記クリツプ38の挟持片40,41により、
主縁部24とハンガー39とを挟持させると共
に、2枚の係合片44,45の突部46,47を
主縁部24のリブ49に係合させる。その後、ボ
ルト20を回動して下降させ、先端部53により
野縁材34を押圧し、天井点検口1を吊持するも
のである。本実施例にあつては、クリツプ38が
前記実施例に係るクリツプ21よりも大型に形成
され、該ハンガー39の両側部において係合片4
4,45がハンガー39を固定すると共に2枚の
挟持片40,41が外枠主縁部24とハンガー3
9とを挟持固定するように構成されているため、
前記実施例に係るクリツプ21よりも、より確実
に天井点検口吊金具35を天井点検口に係止固定
させることができ、蓋体の開閉に振動が発生した
場合にも、ガタつきをより確実に防止することが
できる。
(考案の効果) 天井点検口の吊金具を、水平片と垂直片とによ
り側面逆L字状に形成され該水平片に前記ボルト
が螺入する螺孔を設け該垂直片の下端部に該垂直
片を屈曲した係止部を設けかつ該垂直片の中央部
に孔部を設けて該孔部の下端から切起し片を突出
させたハンガーと、前記垂直片の係止部が嵌入す
る長孔が設けられ上縁部から該長孔までの距離と
前記ハンガー垂直片の係止部下端から前記切起し
片までの距離とが同一に設定されている前記天井
点検口の外枠主縁部と、2枚の挟持片と基部片と
により逆U字状に形成され該2枚の挟持片により
前記ハンガーの垂直片と前記点検口の外枠主縁部
とを挟持するクリツプとによつて構成したためハ
ンガーを外枠主縁部に固定した状態で確実に係止
させることができる。従つて、この吊金具を予
め、天井点検口に取付けておけば天井点検口を野
縁へ係止する場合に、従来のように吊金具が転倒
して離脱したり、ガタつきを生じることがなくな
るので、天井点検口の取付施工が容易となり、確
実に係止できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る天井点検口吊金具の一実
施例を示す分解斜視図、第2図は同様に本考案に
係る天井点検口吊金具を天井点検口の外枠主縁部
に係止固定させた状態を示す斜視図、第3図は同
様に本考案に係る天井点検口吊金具を用いて天井
点検口を装着した状態を示す部分断面図、第4図
は本考案に係る天井点検口吊金具の他の実施例を
示す分解斜視図、第5図は第二実施例に係る天井
点検口吊金具に用いられるクリツプを示す側面
図、第6図は同様のクリツプを示す第5図の−
線断面図、第7図は第二実施例に係る天井点検
口吊金具を天井点検口の外枠主縁部に係止固定さ
せた状態を示す斜視図、第8図は同様に本考案に
係る天井点検口吊金具を用いて天井点検口を装着
した状態を示す部分断面図、第9図は天井点検口
を示す説明図、第10図は従来の天井点検口吊金
具を示す斜視図、第11図は第10図のXI−XI線
断面図である。 1……天井点検口、2……天井板開口部、3,
16,35……天井点検口吊金具、7,19,3
9……ハンガー、12,34……野縁材、17…
…係止部、18……螺孔、20……ボルト、2
1,38……クリツプ、22……(ハンガーの)
垂直片、23……(ハンガーの)孔部、24……
外枠主縁部、27……長孔、28……(主縁部
の)上縁部、29……(垂直片の)円孔、30,
31……(クリツプの)挟持片、32……(挟持
片の)半球状突部、33……(クリツプの)基部
片、55……(ハンガーの)水平片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天井点検口の外枠主縁部を天井野縁材にボルト
    によつて吊持する天井点検口の吊金具において、 水平片と垂直片とにより側面逆L字状に形成さ
    れ該水平片に前記ボルトが螺入する螺孔を設け該
    垂直片の下端部に該垂直片を屈曲した係止部を設
    けかつ該垂直片の中央部に孔部を設けて該孔部の
    下端から切起し片を突出させ該切起し片の下方に
    円孔が設けられているハンガーと、 前記垂直片の係止部が嵌入する長孔が設けられ
    上縁部から該長孔までの距離と前記ハンガー垂直
    片の係止部下端から前記切起し片までの距離とが
    同一に設定されている前記天井点検口の外枠主縁
    部と、 2枚の挟持片と基部片とにより逆U字状に形成
    され該2枚の挟持片により前記ハンガーの垂直片
    と前記点検口の外枠主縁部とを挟持し該2枚の挟
    持片のいずれかに前記垂直片にあけられた円孔に
    嵌入する半球状突部が設けられているクリツプと
    によつて構成された天井点検口の吊金具。
JP1986091346U 1986-06-17 1986-06-17 Expired JPH0328102Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4661U (ja) * 1971-03-19 1971-11-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58162922U (ja) * 1982-04-26 1983-10-29 昭和ロツク株式会社 天井ハツチ懸吊装置

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JPS4661U (ja) * 1971-03-19 1971-11-05

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