JP3425867B2 - カーテン等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造 - Google Patents

カーテン等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造

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JP3425867B2
JP3425867B2 JP21391798A JP21391798A JP3425867B2 JP 3425867 B2 JP3425867 B2 JP 3425867B2 JP 21391798 A JP21391798 A JP 21391798A JP 21391798 A JP21391798 A JP 21391798A JP 3425867 B2 JP3425867 B2 JP 3425867B2
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三郎 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカーテン、ブライン
ド、照明器具等を収納するボックス枠体に別の連結枠を
連結して種々のバリエーションが得られるカーテン等の
ボックス枠体に対する連結枠の連結構造に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、カーテン、ブラインド、照明器具
等を収納するボックス枠体には、天板と両側枠とから下
向きコ字形に形成されるものと、天板と側枠とから略L
字形に形成されたものがある。しかし、この基本形態の
ものですべての取り付け条件に対応することはできな
い。基本のボックス枠体の下方に側枠を延長したい場合
や、ボックス本体の外側を訂正のよい化粧側枠で覆いた
いという場合や、あるいはL字形のボックス枠体をコ字
形に変えたい場合や、さらにその幅を広げたい場合など
がある。
【0003】しかしながら、ボックス枠体に別の連結枠
を連結させる構造は複雑であり、簡単で、連結作業も簡
単なものが望まれていた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて成立したもの
であって、簡単かつ確実に基本のボックス枠体に連結枠
を連結させることができるカーテン等のボックス枠体に
対する連結枠の連結構造を提供することをその課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解消するた
め、本発明に係るカーテン等のボックス枠体に対する連
結枠の連結構造は、天板と両側枠とを備え、両側枠下端
に外向きの額縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠
の下方に側部連結枠を連結する連結構造であって、前記
側部連結枠には、上記ボックス枠体の額縁に嵌合する嵌
合部と、この嵌合部から下方に延出した延長側枠と、延
長側枠の下端から外向きに形成された第2の額縁とを形
成し、上記嵌合部には、上記額縁の下面に対応する張出
し部と、張出し部の内側から上向きに突出してボックス
本体の側枠の内面に当接する立ち上げ部と、張出し部の
外側から斜め内側に屈曲する止め部とを形成し、上記止
め部に螺合挿通した止め具の先端をボックス枠体の側枠
と額縁との隅部に押圧させて固定したことを特徴とす
る。
【0006】他のボックス枠体に対する連結枠の連結構
造は、天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外向きの額
縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠の外側に側部
連結枠を重合状に連結する連結構造であって、 上記側
枠の外側上部には上部係止部を、外側下端には額縁を、
外側下部には上記額縁のやや上部に設けられたビスホー
ルの外側に下部係止部を一体に形成し、上記側部連結枠
には、上記ボックス枠体の側枠の表面を覆う化粧側枠
と、化粧側枠の内側に上記側枠の上下部の係止部にそれ
ぞれ係止する係止縁を形成するとともに、上記側枠のビ
スホールの近傍には、上記側部連結枠の下部係止縁が側
枠の下部係止部に係止したときに当接する位置決め部を
一体に形成したことを特徴とする。
【0007】なお、前記側部連結枠の化粧側枠の下方に
は、前記側枠の額縁の下方に延出された延長化粧側枠を
一体に形成し、かつ上記延長化粧側枠の下端の内側に第
2の額縁を形成するのが好ましい。
【0008】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造
は、天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外向きの額縁
を有するボックス枠体に対し、上記側枠の下方と外側に
側部連結枠を連結する連結構造であって、上記側部連結
枠は、上記側枠の外側を覆う第1の化粧側枠と第1の化
粧側枠の下方に延出した第2の化粧側枠とを連結して形
成し、第2の化粧側枠の下端から内向きに第2の額縁を
形成し、上記第1の化粧 側縁と第2の化粧側縁とをそれ
ぞれ上記側枠に固定し、上記側枠の外側上部には上部係
止部を、外側下端には額縁を、外側下部には上記額縁の
やや上部に設けられたビスホールの外側に下部係止部を
一体に形成し、上記第1の化粧側枠の内側には上記側枠
の上下部の係止部にそれぞれ係止する係止縁を形成する
とともに、上記側枠のビスホールの近傍には、上記側部
連結枠の下部係止縁が側枠の下部係止部に係止したとき
に当接する位置決め部を一体に形成したことを特徴とす
る。
【0009】また、前記第2の化粧側枠の上端には、前
記ボックス枠の額縁に下から嵌合する嵌合部を備え、嵌
合部を上記額縁にネジ止め固定するのが好ましい。
【0010】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造
は、また、天板と側枠とから略L字形に形成され、天板
の側端から上方に突出する取付縁を形成したボックス枠
体に対し、上記天板に同じ略L字形構造の上部連結枠を
連結する連結構造であって、上記上部連結枠に、上記ボ
ックス枠の取付縁に対応する起立縁を形成し、かつ起立
縁の上端から斜め下側に屈曲する止め部を形成し、上記
取付縁と起立縁とを嵌合するとともに、上記上部連結枠
の止め部に螺合挿通した止め具の先端を上記ボックス枠
体の天板と取付縁との隅部に押圧させて固定したことを
特徴とする。
【0011】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造
は、さらに、天板と側枠とから略L字形に形成され、天
板の側端から上方に突出する取付縁を形成したボックス
枠体に対し、上記天板に同じ略L字形構造の上部連結枠
を連結する連結構造であって、上記上部連結枠をL字形
部と継枠部とから構成し、L字形部には上記ボックス枠
体の取付縁に対応する起立縁を形成し、継枠部の両側端
には、上記取付縁に対応する起立縁と、起立縁の上端か
ら水平に延出し、その端部からさらに斜め下側に屈曲す
る止め部とを形成し、上記継枠部の両側の起立縁を、上
記ボックス枠体の取付縁とL字形部の起立縁とにそれぞ
れ嵌合させるとともに、上記L字形部の止め部に螺合挿
通した止め具の先端を上記ボックス枠体及びL字形部の
天板と取付縁及び起立縁との隅部に押圧させて固定した
ことを特徴とする。
【0012】なお、前記継枠部の両側端の係合縁には、
起立部とその上端から斜め下側に屈曲する止め部とを延
出形成し、前記係合縁に前記ボックス枠体の取付縁とL
字形部の第2取付縁とにそれぞれ嵌合状に係合させると
ともに、上記止め部に螺合挿通した止め具の先端を上記
ボックス枠体及びL字形部の天板と取付縁及び第2取付
縁との隅部に押圧させて固定するのが好ましい。
【0013】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造
は、また、天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外向き
の額縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠の下方に
側部連結枠を連結する連結構造であって、上記側部連結
枠を、上記ボックス枠体の額縁に嵌合する嵌合部と、こ
の嵌合部から下方に延出した延長側枠と、延長側枠の下
端から外向きに形成された第2の額縁とを備え、上記ボ
ックス枠体の額縁の上方にはビスホールを形成し、上記
ボックス枠体の額縁と上記側部連結枠との嵌合部を、挟
持具に設けられた上下の挟持部によって余裕をもって挟
み、上部の挟持部からビスを螺合挿通してその先端を上
記額縁に押圧させて固定するとともに、上記上部の挟持
部を上記ビスホールの下面に係合させたことを特徴とす
る。
【0014】なお、前記ボックス枠体及び連結枠の外側
には、全長に沿ってあり溝を形成し、上記ボックス枠体
及び連結枠をそれぞれ他のボックス枠体及び連結枠にそ
の長手方向に接続させるときに、互いに接続されるボッ
クス枠体及び連結枠のあり溝にそれぞれ共通の連結板を
嵌合させるのが好ましい。
【0015】また、前記ボックス枠体は、天板と側枠と
から構成した略L字形で、上記天板の上部の長手方向に
形成した取付溝に配した吊具を介して建築躯体の壁又は
天井に固定するようにするのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において符号1Aはボックス
枠体であり、2Aは側部連結枠である。ボックス枠体1
Aは天板1aと両側枠1bとを備え、両側枠1b下端に
外向きの額縁3を有している。天板1aの上部の長手方
向にはボックス枠体1Aを吊持するための吊具(図示せ
ず)を装着するための取付溝4が形成され、下面の長手
方向にはあり溝状の保持溝5が形成されている。この保
持溝5にはカーテン等を摺動させ、あるいはブライン
ド、照明器具等を取り付け固定することができる。
【0017】側部連結枠2Aには、上記ボックス枠体1
Aの額縁3に対し回動可能に嵌合する嵌合部6と、この
嵌合部6から下方に延出した延長側枠7と、延長側枠7
の下端から外向きに形成された第2の額縁3Aとが形成
されている。また、上記嵌合部6には、上記額縁3の下
面に当接する張出し部8と、張出し部8の内側から上向
きに突出してボックス本体の側枠1bの内面に当接する
立ち上げ部11と、張出し部8の外側から上向きに突出
し、その上端からさらに斜め内側に屈曲する止め部9
(後述の止め具13を止着するためのもの)とが形成さ
れている。止め部9には一定の間隔でネジ孔が形成され
ている。
【0018】ボックス枠体1A及び側部連結枠2Aの外
側の長手方向にはあり溝10が形成されている。12は
化粧側枠用の係止部付きビスホールである。
【0019】次に、側部連結枠2Aはボックス枠体1A
に対して止め具13によって連結されている。止め具1
3はビス状に形成され、止め部9のネジ孔に螺合し挿通
させ、その先端をボックス枠体1Aの側枠1bと額縁3
との入隅部に押圧させて固定することにより連結されて
いる。
【0020】以上の連結構造によれば、額縁3に対し嵌
合部6を回動装着でき、かつ特別の連結手段なしで連結
することができ、長手方向の任意箇所に連結できるとと
もに、連結強度も大きい。
【0021】なお、側部連結枠2Aの張出し部8は額縁
3に当接するものに限定されない。図2(a) のように、
額縁3を立ち上げ部11と止め部9に形成した係合片1
4に係合させ、張出し部8と額縁3との間には隙間をあ
けてもよい。この場合、同図(b) のように、止め部9と
張出し部8に係合片14を形成してもよい。
【0022】次に、図3は天板1aと両側枠1bとを備
え、両側枠1b下端に外向きの額縁3を有するボックス
枠体1Aに対し、上記側枠1bの外側に側部連結枠2A
を重合状に連結する連結構造を示すものである。
【0023】ボックス枠体1Aの側枠1bの外側上部に
は上部係止部16が、外側下部にはビスホール12とビ
スホール12の外側に設けられた凹状の下部係止部17
がそれぞれ形成されている。aはカーテンaである。
【0024】これに対し、側部連結枠2Aには、上記ボ
ックス枠体1Aの側枠1bの表面を覆う化粧側枠22
と、化粧側枠22の上下部の内側に設けられた係止縁1
8、19とが形成されている。また、化粧側枠22の下
端は内側に傾斜屈曲した突縁20が形成されている。
【0025】なお、側枠1bのビスホール12の近傍に
は、上記側部連結枠2Aの下部係止縁19先端の係止部
が側枠1bの下部係止部17に弾性変形して係止したと
きに嵌め合って当接する位置決め部21が形成されてい
る。
【0026】前記構成において、側部連結枠2Aは、上
下の係止縁18、19をそれぞれ側枠1bの上下部の係
止部16、17にそれぞれ弾性的に係止することにより
固定されている。このとき、側部連結枠2Aの位置決め
部21は側枠1bの額縁3の端部に係合し、突縁20が
額縁3の上縁に整合する。
【0027】前記構成によれば、化粧側枠22自体と上
下2段の係止縁の弾性変形があいまって容易に係止する
ので、長尺材同士を確実に係着でき、また位置決めがで
きるので作業が容易となる。
【0028】なお、側枠1bの係止部16、17と側部
連結枠2Aの係止縁18、19の態様は上述の例に限定
されない。図4のように互いの円弧状の係合構成として
もよい。
【0029】図5は、天板1aと両側枠1bとを備え、
両側枠1b下端に外向きの額縁3を有するボックス枠体
1Aに対し、上記側枠1bの下方と外側に連続する側部
連結枠2Aを連結する連結構造を示すものである。
【0030】ボックス枠体1Aの側枠1bの外側上下部
にはそれぞれ係止部16、17が形成されている。ボッ
クス枠体1Aの内側の係合片23にはホルダ23aが押
し上げられて弾性係着され、ホルダ23aにはブライン
ドbが吊持されている。
【0031】上記側部連結枠2Aには、上記ボックス枠
体1Aの側枠1bの表面を覆う化粧側枠22の下方に上
記側枠1bの額縁3の下方に延出した延長化粧側枠22
Aが形成され、延長化粧側枠22Aの下端から内向きに
第2の額縁3Aが形成されている。また、上記化粧側枠
22の内側の上下部には係止縁18、19が形成され、
延長化粧側枠22Aの下端の内側には内側化粧側部3B
が形成されている。なお、下部係止部17には内側に突
出する位置決め部21が形成されている。
【0032】前記構成において、側部連結枠2Aは、化
粧側枠22の内側の上下の係止縁18、19を側枠1b
の上下部の係止部16、17にそれぞれ弾性的に係止さ
せることにより固定されている。このとき、側部連結枠
2Aの内面は側枠1bの額縁3の端部に係合する。
【0033】前記構成によれば、係止という簡単な作業
によってボックス枠の側部表面の外観を向上させること
ができるとともに、さらにボックス枠を下方に延長調整
することができる。
【0034】なお、側枠1bの係止部16、17と側部
連結枠2Aの係止縁18、19の態様は上述の例に限定
されない。図6のように構成してもよい。
【0035】図7は、天板1aと両側枠1bとを備え、
両側枠1b下端に外向きの額縁3を有するボックス枠体
1Aに対し、上記側枠1bの下方と外側とに複数個別に
それぞれ側部連結枠2Aを連続して一体状に組み合わせ
連結する連結構造を示すものである。
【0036】上記側部連結枠2Aは図3図に示したもの
と同様であり、ボックス枠体1Aの側枠1bの外側上部
には上部係止部16が、外側下部にはビスホール12と
ビスホール12の外側に設けられた下部係止部17がそ
れぞれ形成されている。そして、上記側枠1bの外側を
覆う第1の化粧側枠24と第1の化粧側枠24の下方に
延出した第2の化粧側枠25とを連結したものである。
第1の化粧側枠24の内側には上記側枠1bの上下部の
係止部16、17に対応する係止縁18、19が形成さ
れている。第2の化粧側枠25の上端には、前記ボック
ス枠体1Aの額縁3に下から嵌合する嵌合部6が形成さ
れている。また、第2の化粧側枠25の下端から内向き
に第2の額縁3Aが形成されている。
【0037】前記構成において、側部連結枠2Aの第1
の化粧側枠24は、その上下の係止縁18、19をそれ
ぞれ側枠1bの上下部の係止部16、17にそれぞれ弾
性的に係止することにより固定されている。また、第2
の化粧側枠25は、その上端の嵌合部6を側枠1bの額
縁3に嵌合させ、ネジ26により固定されている。
【0038】なお、第1の化粧側枠2は前述の図3に示
した側部連結枠2Aとほぼ同じ構成(ネジの取り付け部
位等が異なる)であり、また第2の化粧側枠25は前述
の図1に示した側部連結枠2Aと同じ構成のものでもよ
い。
【0039】前記構成によれば、ボックス枠体1Aに側
部の外観を向上させる第1の化粧側枠24と、ボックス
枠体1Aの下方の延長を可能にする第2の化粧側枠25
とが別個に連結させることができるので、いずれか一方
の選択が可能となり、化粧側枠のバリエーションが多く
なる。
【0040】図8は、天板1aと側枠1bとから略L字
形に形成され、天板1aの側端から上方に突出する取付
縁27を形成したボックス枠体1Bに対し、上記天板1
aに同じ略L字形構造の上部連結枠2Bを連結する連結
構造を示したものである。
【0041】上部連結枠2Bには、上記ボックス枠体1
Bの取付縁27に対応する起立縁28が形成され、かつ
起立縁28の上端から水平に、かつその端部からさらに
斜め下側に屈曲する止め部9が延出形成されている。
【0042】前記構成において、ボックス枠体1Aと上
部連結枠2Bとは、ボックス枠体1Aの取付縁27と上
部連結枠2Bの起立縁28とを嵌合するとともに、上記
上部連結枠2Bの止め部9とに嵌合するとともに止め部
9に螺合挿通した止め具13の先端を上記ボックス枠体
1Aの天板1aと取付縁27との隅部に押圧挟持させる
ことにより、連結固定されている。
【0043】前記構成によれば、ボックス枠体1Aの幅
のバリエーションが増す。
【0044】図9は、天板1aと側枠1bとから略L字
形に形成され、天板1aの側端から上方に突出する取付
縁27を形成したボックス枠体1Bに対し、上記天板1
aに同じ略L字形構造の上部連結枠2Bを連結する連結
構造を示すものである。
【0045】上部連結枠2BはL字形部31と継枠部3
2とから構成され、L字形部31はボックス枠体1Bと
対称に形成され、取付部27に対応して第2取付縁27
が形成されている。
【0046】継枠部32は水平状に形成され、その両側
端には、コ字形の係合縁28が形成され、係合縁には起
立部28aとその端部からさらに斜め下側に屈曲する止
め部9とが形成されている。
【0047】前記構成において、上記上部連結枠2B
は、継枠部32の両側の係合縁28に、上記ボックス枠
体1BとL字形部31の取付縁27とを嵌合状に係合さ
せるとともに、上記L字形部31の止め部9に螺合挿通
した止め具13の先端を上記ボックス枠体1B及びL字
形部31の天板1aと取付縁27及び係合縁28との隅
部に押圧させることにより、ボックス枠体1Bに対して
連結固定されている。
【0048】次に、上述の図1及び図2の連結構造の他
の例について説明する。その一例として、図10は天板
1aと両側枠1bとを備え、両側枠1b下端に外向きの
額縁3を有するボックス枠体1Aに対し、上記側枠1b
の下方に側部連結枠2Aを連結する連結構造を示すもの
である。
【0049】上記側部連結枠2Aには、上記ボックス枠
体1Aの額縁3に嵌合する嵌合部6と、この嵌合部6か
ら下方に延出した延長側枠7と、延長側枠7の下端から
外向きに形成された第2の額縁3Aとが形成されてい
る。
【0050】ボックス枠体1Aの額縁3の上方にはビス
ホール12が形成されている。
【0051】上記構成において、ボックス枠体1Aの額
縁3と上記側部連結枠2Aとの嵌合部6を、図11に示
す挟持具33に設けられた上下の挟持部34、35によ
って高さ方向、幅方向に余裕をもって挟み、上部の挟持
部34からビス36を螺合挿通してその先端を上記額縁
3に押圧挟持させることにより、側部連結枠2Aはボッ
クス枠体1Aに対して連結固定されている。このとき、
上部の挟持部を上記ビスホール12の下面に係合されて
いる。
【0052】前記構成によれば、挟持具33によって額
縁3と嵌合部6とが面接触し、より強い連結が可能とな
る。
【0053】なお、上記挟持具33による挟持態様とし
ては、図12(a) のように、額縁3を嵌合部6に形成し
た係合片14と係合させてもよく、また同図(b) のよう
に、係合片14と嵌合部6に係合させるようにしてもよ
い。なお、21は位置決め部である。
【0054】次に、図13は上記すべての実施形態にお
いて、ボックス枠体1Aと連結枠の外側にはそれぞれそ
の長手方向に沿ってあり溝10を形成するのが好まし
い。これにより、上記ボックス枠体1A及び連結枠2A
をそれぞれ他のボックス枠体1A及び連結枠2Aにその
長手方向に接続させるときに、互いに接続されるボック
ス枠体1A及び連結枠のあり溝10にそれぞれ共通の連
結板36を嵌合させることにより、ボックス枠体1A及
び連結枠が真直の場合でもカーブした場合でも接続部に
一体性が保持される。ボックス枠体1Aの天板の取付溝
4にも同様な連結板36aを取り付けるのが好ましい。
【0055】なお、上記各ボックス枠体1Aのうち天板
1aと両側板とからなるボックス枠体1Aは、図13、
図14に示されるように、天板1aの上部の取付溝4に
コ字形の吊具37を嵌合し、吊具37を壁躯体38から
突設したブラケット39に吊ボルト40で支持するよう
に構成し、壁躯体38とボックス枠体1Aの側部連結枠
2Aの第2の額縁3Aとを連結板41を介して連結する
ように構成すればよい。42はサッシ枠である。反対側
の第2の額縁3Aには天井板を係合させればよい。43
は野縁である。
【0056】また、天板1aと側枠1bとから構成した
略L字形のボックス枠体1Bは、図15に示すように、
天板1aの上部の取付溝4に配した吊具37を嵌合し、
吊具37を壁躯体38(又は天井躯体)に吊ボルト40
で支持固定するように構成し、適宜壁躯体38と側板ア
ンカー44とを振れ止め筋45を介して連結してもよ
い。そして、取付金具45を介して壁躯体38にビス止
めすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボックス枠体に対する連結枠の連
結構造を示す断面図
【図2】(a) (b) はそれぞれ側部連結枠の他の嵌合態様
の要部の断面図
【図3】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造の他の
例の断面図
【図4】側部連結枠の他の係着態様の要部の断面図
【図5】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造のさら
に他の例の断面図
【図6】連結枠の他の係着態様の要部の断面図
【図7】ボックス枠体に対する連結枠の連結構造の別の
例の断面図
【図8】L字形ボックス枠体に対する連結枠の連結構造
の例の断面図
【図9】L字形ボックス枠体に対する連結枠の連結構造
の別の例の断面図
【図10】挟持具によってボックス枠体に連結枠を連結
させた例の断面図
【図11】挟持具の斜視図
【図12】(a) (b) はそれぞれ挟持具による連結態様の
例の側面図
【図13】ボックス枠体又は連結枠同士の連結態様を示
す斜視図
【図14】ボックスの支持態様の例の説明図
【図15】ボックスの支持態様の他の例の説明図
【符号の説明】
1A、1B ボックス枠体 2A 側部連結枠 2B 上部連結枠体 3 額縁 3A 第2の額縁 6 嵌合部 7 延長側枠 8 張出し部 9 止め部 11 立ち上げ部 12 ビスホール 13 止め具 16 上部係止部 17 下部係止部 21 位置決め部 24 第1の化粧額縁 25 第2の化粧額縁 27 取付縁 28 起立縁 33 挟持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47H 1/00 - 23/14

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外
    向きの額縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠の下
    方に側部連結枠を延長状に連結する連結構造であって、 前記側部連結枠には、上記ボックス枠体の額縁に嵌合す
    る嵌合部と、この嵌合部から下方に延出した延長側枠
    と、延長側枠の下端から外向きに形成された第2の額縁
    とを形成し、 上記嵌合部には、上記額縁の下面に対応する張出し部
    と、張出し部の内側から上向きに突出してボックス本体
    の側枠の内面に当接する立ち上げ部と、張出し部の外側
    から斜め内側に屈曲する止め部とを形成し、 上記止め部に螺合挿通した止め具の先端をボックス枠体
    の側枠と額縁との隅部に押圧させて固定したことを特徴
    とするカーテン等のボックス枠体に対する連結枠の連結
    構造。
  2. 【請求項2】 天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外
    向きの額縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠の外
    側に側部連結枠を重合状に連結する連結構造であって、 上記側枠の外側上部には上部係止部を、外側下端には額
    縁を、外側下部には上記額縁のやや上部に設けられたビ
    スホールの外側に下部係止部を一体に形成し、 上記側部連結枠には、上記ボックス枠体の側枠の表面を
    覆う化粧側枠と、化粧側枠の内側に上記側枠の上下部の
    係止部にそれぞれ係止する係止縁を形成するとともに、 上記側枠のビスホールの近傍には、上記側部連結枠の下
    部係止縁が側枠の下部係止部に係止したときに当接する
    位置決め部を一体に形成したことを特徴とするカーテン
    等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記側部連結枠の化粧側枠の下方には、
    前記側枠の額縁の下方に延出された延長化粧側枠を一体
    に形成し、かつ上記延長化粧側枠の下端の内側に第2の
    額縁を形成した請求項2記載のカーテン等のボックス枠
    体に対する連結枠の連結構造。
  4. 【請求項4】 天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外
    向きの額縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠の下
    方と外側に側部連結枠を連結する連結構造であって、 上記側部連結枠は、上記側枠の外側を覆う第1の化粧側
    枠と第1の化粧側枠の下方に延出した第2の化粧側枠と
    を連続的に形成して成り、第2の化粧側枠の下端から内
    向きに第2の額縁を形成し、 上記第1の化粧側縁と第2の化粧側縁とをそれぞれ上記
    側枠に固定し、上記側枠の外側上部には上部係止部を、
    外側下端には額縁を、外側下部には上記額縁のやや上部
    に設けられたビスホールの外側に下部係止部を一体に形
    成し、 上記第1の化粧側枠の内側には上記側枠の上下部の係止
    部にそれぞれ係止する係止縁を形成するとともに、 上記側枠のビスホールの近傍には、上記側部連結枠の下
    部係止縁が側枠の下部係止部に係止したときに当接する
    位置決め部を一体に形成した ことを特徴とするカーテン
    等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
  5. 【請求項5】 前記第2の化粧側枠の上端には、前記ボ
    ックス枠の額縁に下から嵌合する嵌合部を備え、嵌合部
    を上記額縁にネジ止め固定した請求項4記載のカーテン
    等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
  6. 【請求項6】 天板と側枠とから略L字形に形成され、
    天板の側端から上方に突出する取付縁を形成したボック
    ス枠体に対し、上記天板に同じ略L字形構造の上部連結
    枠を連結する連結構造であって、 上記上部連結枠に、上記ボックス枠の取付縁に対応する
    起立縁を形成し、かつ起立縁の上端から斜め下側に屈曲
    する止め部を形成し、 上記取付縁と起立縁とを嵌合するとともに、上記上部連
    結枠の止め部に螺合挿通した止め具の先端を上記ボック
    ス枠体の天板と取付縁との隅部に押圧させて固定したこ
    とを特徴とするカーテン等のボックス枠体に対する連結
    枠の連結構造。
  7. 【請求項7】 天板と側枠とから略L字形に形成され、
    天板の側端から上方に突出する取付縁を形成したボック
    ス枠体に対し、上記天板に同じ略L字形構造の上部連結
    枠を連結する連結構造であって、 上記上部連結枠をL字形部と継枠部とから構成し、L字
    形部には上記ボックス枠体の取付縁に対応する第2取付
    縁を形成し、継枠部の両側端には、上記取付縁と第2取
    付縁とに対してそれぞれ嵌合状に係合する係合縁を形成
    し、この係合縁をボックス枠体とL字形部のそれぞれの
    取付縁と第2取付縁に取り付けたことを特徴とするカー
    テン等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
  8. 【請求項8】 前記継枠部の両側端の係合縁には、起立
    部とその上端から斜め下側に屈曲する止め部とを延出形
    成し、前記係合縁に前記ボックス枠体の取付縁とL字形
    部の第2取付縁とにそれぞれ嵌合状に係合させるととも
    に、上記止め部に螺合挿通した止め具の先端を上記ボッ
    クス枠体及びL字形部の天板と取付縁及び第2取付縁と
    の隅部に押圧させて固定した請求項7記載のカーテン等
    のボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
  9. 【請求項9】 天板と両側枠とを備え、両側枠下端に外
    向きの額縁を有するボックス枠体に対し、上記側枠の下
    方に側部連結枠を連結する連結構造であって、 上記側部連結枠を、上記ボックス枠体の額縁に嵌合する
    嵌合部と、この嵌合部から下方に延出した延長側枠と、
    延長側枠の下端から外向きに形成された第2の額縁とを
    備え、 上記ボックス枠体の額縁の上方にはビスホールを形成
    し、 上記ボックス枠体の額縁と上記側部連結枠との嵌合部
    を、挟持具に設けられた上下の挟持部によって余裕をも
    って挟み、上部の挟持部からビスを螺合挿通してその先
    端を上記額縁に押圧させて固定するとともに、上記上部
    の挟持部を上記ビスホールの下面に係合させたことを特
    徴とするカーテン等のボックス枠体に対する連結枠の連
    結構造。
  10. 【請求項10】 前記ボックス枠体及び連結枠の外側に
    は、全長に沿ってあり溝を形成し、上記ボックス枠体及
    び連結枠をそれぞれ他のボックス枠体及び連結枠にその
    長手方向に接続させるときに、互いに接続されるボック
    ス枠体及び連結枠のあり溝にそれぞれ共通の連結板を嵌
    合させた請求項1〜8のいずれかに記載のカーテン等の
    ボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
  11. 【請求項11】 前記ボックス枠体は、天板と側枠とか
    ら構成した略L字形で、上記天板の上部の長手方向に形
    成した取付溝に配した吊具を介して建築躯体の壁又は天
    井に固定した請求項1〜8のいずれかに記載のカーテン
    等のボックス枠体に対する連結枠の連結構造。
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